ハノイへ行こう！ ～一人旅のはずが、なぜか夫がついてきた！～ その２

2023/02/23 - 2023/02/27

2020年5月、ハロン湾へ行こうとハノイへの旅を計画した。ところがコロナのためフライトがキャンセルに。10月なら大丈夫かなと延期したけれど、状況はどんどんひどくなり再度キャンセルに。
今はそういう時じゃない、また海外へ行けるようになったら一番にハノイへ行こうと心に決め、最後の海外への旅から4年近くの時が過ぎた。

2022年はいろいろなことがあって慌ただしい年だったのだが、年末にふと「そうだ、ハロン湾へ行こう。」と思いたち、早速フライトとホテルを予約。さあ、久しぶりの海外一人旅だ！
...のはずだったのだが、出発の2週間前に夫に「ハノイへ行ってくるね。」と伝えたら、「俺も行く！」って、えええ、マジか～。
となると、ホテル変更しなきゃ、ホテル送迎頼まなきゃ、日本語のハロン湾ツアー探さなきゃー！

何でこんなことになったんだーと思いつつ、ハノイへの旅は始まったのだった。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

4日目、ハノイ市内を巡ってみる。
まずは、ホーチミン廟へ。
grabを使ってタクシーに乗り8時頃に着いたのだが、すでに長蛇の列。

やっと入り口に到着。
次から次へとバスが到着し、どんどん人が増えていく。
ベトナムの人たちにとってホーチミンさんは大きな存在なんだと実感。

前にいたグループの方から、「日本人ですか。」と話しかけられてびっくり。
技能実習生として日本に住んでいるそうで、来週埼玉に戻るそうだ。

セキュリティ検査を通ってから中へ。
ペットボトルは没収、カメラはこのバックに入れて預けると出口で返却されるシステム。
でもスマートフォンはOKなのが不思議。

1時間以上ならんで、「ベトナム国民の父」ホーチミンさんのご遺体と対面。
ガラスケースに入っているのだが、穏やかなお顔で眠っているようだった。

ホーチミン廟 寺院・教会

車が展示されていたり、ホーおじさんの家があったりと見どころはたくさんあるのだが、1時間以上並んだ夫は不機嫌で、見ることもなくさっさと歩いていく。
予想通りの展開。

一柱寺。
霊沼池から一本の柱で支え建てられている寺院。
イメージはハスの花とのこと。
ハスの季節だともっと美しいだろうな。

一柱寺 寺院・教会

またまたスタンプラリーのように、次はタンロン遺跡へと向かう。
入場券売り場がわかりづらく、そのうえ教えてもらった場所には売っておらず、迷いながらやっと到着。

世界遺産、タンロン遺跡。
2002年に発見されたベトナム最初の民族王朝の城の跡だ。

ハノイのタンロン皇城の中心区域 城・宮殿

南門（端門）。
堂々としたたたずまい。

資料館には貴重な品々がたくさん展示されている。

各時代の遺構が層となって地中に現存している。

敷地内ではまだ発掘作業が続いているそうだ。

フラッグタワー、軍事歴史博物館の中にある。
1812年に監視塔として建てられたとのこと。

後楼。
皇帝の側室が利用していた建物だそう。

敷地が広くて見どころがたくさん、でも外周もゆっくり見たかった。

観光に飽きてきた夫が、お昼にしようというのでタクシーに乗ってPho10へ。
人気店なのでいつも列ができている。

フォー 10リークォックス 地元の料理

牛肉のフォー、beef filletを頼んだら売り切れだったのでwelldone beefをオーダー。
優しい味で美味しくいただきました。

ランチの後は文廟へ。
儒教の創始者の孔子の例を祀る建物でベトナム最古の大学があった場所。
赤煉瓦はバッチャン焼。

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

大中門。
門の上にあるのは鯉と瓶をかたどった彫刻。

奎文閣。
10万ドン紙幣に印刷されている建物。

大聖殿。
学問の神様ということで、受験生がお参りに来るそうだ。

夫が行きたいというのでホム市場へ、ローカルな感じ。
ところが、夫はこういう雰囲気は苦手なようでさっさと退散。

ホム市場 市場

またまた夫が行きたいというので、ドンスアン市場へ。
1階にはナッツ類やお菓子が豊富に並んでいる。
しかし、ここも苦手だったようでそそくさと退散。

ドンスアン市場 / ナイトマーケット 市場

夫はどうしてもショッピングがしたかったらしく、タイ湖の近くのAnnam Gourmet Marketへ。
タイ湖付近は外国の方が多く住んでいるエリアとのことで、売っているのものもオシャレな感じ。

アンナム グルメ マーケット (アンフー) スーパー・コンビニ

ここで買いたいと思っていたCon Soc Coffeeを発見。
ベトナムでは少ないアラビカ豆100％のコーヒー。

晩ご飯はBao Wowで。
名物のバオではなくBao-less Bowlsをいただいた。
スタッフさんが元気で雰囲気のいいお店。
美味しくいただきました、ごちそうさまでした。

タクシーでホアンキエム湖に向かい、少しお散歩。
週末は歩行者天国になっている。

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

ゴックソン島にある玉山祠に架かる橋。
ライトアップされて華やか。

玉山祠。
文・武・医の神、文昌帝君、関聖帝君(関羽)、呂祖と、チャン・フン・ダオ(陳興道)が祀られている。

玉山祠 建造物

有名な伝説のカメ、シャンハイ・ハナ・スッポンという希少種のカメ。
カメは神の使いとのことで神聖な生き物なんだそう。

お隣にもう1匹、こちらもデカイ。
こちらは見るからにスッポンぽい。

さて、そろそろホテルに戻る時間だ。

ホテルに戻る途中、ふと見るとハノイ大聖堂で日曜夜のミサが行われていた。
ライトアップされてキレイ。

さあ、そろそろ空港に向かう時間だ。
4日間、本当にお疲れさま、私。

ハノイ大教会 (セントジョセフ教会) 寺院・教会

3泊5日と短い旅ではあったけれど、ベトナムの美しい風景を見て、美味しいものをたくさん食べて、少しだけ歴史に触れることもできた。
3年越しでやっと来ることができたハノイ、願いが叶って本当に嬉しい旅だった。ちなみに、夫はハロン湾に行きたいと言ってついてきたのだが本当だったのだろうか...

コロナでいろいろなことが変わったとは思うけれど、やはり旅っていいな、次はどこに行こうかな。
でも旅の計画を夫に伝えるのは出発3日前にしようっと～！