2023/02/11 - 2023/02/11
247位(同エリア1107件中)
よよさん
旅行に行こうとは思ったものの行き先が定まらず。なので旅の友だちに相談したところ、滋賀を勧められました。ほー、滋賀っすか。全くノーマークでしたが行ってみることにしました。
さらに彦根に素敵な建造物があるよ、と登録有形文化財の床屋さんも教えてもらい、「何ならそこで髪の毛も切ってくる!」と決心しました。そのため当日まで髪をボーボーに伸ばし永井豪の漫画に出てくるキャラみたいな風貌で出かけました。
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本日は品川からこだまに乗ります。
こだまは空いてるだろうな、と思ったら各駅ごとに人の出入りがあって大体の区間でほぼ満席状態でした。 -
今回の旅のお供は益田ミリさんです。図書館で予約していたのがいいタイミングで順番が回ってきました。借りてきてすぐ読みたかったけど「こだま用」と決めて旅行かばんにセットして我慢していました。
初っ端から近江八幡のホテルで買った可愛いハンカチのエピソードが出てきて「あたしもこれ買いたい!」と興奮しました。 -
米原で乗り換えて、彦根へ。最初の感想は「人、少な!サイコー!」。
早速レンタサイクルを借りて(普通自転車が1日借りて500円、やっす!)、 -
早速この旅の最大ミッション決行会場、宇水(うみず)理髪館へ。
有形登録文化財に指定された美しい建築です。1番上のところ、櫛とバリカンになっているのがわかりますでしょうか。
旅行前にちょっと遡ります。「中も見せていただくにはお客さんになるしかない!」と思いついたものの…。「床屋さんには小学生の時以来行ったことないから作法もわからないな、そもそも女性だと断られたりするのかな。」としばらくウジウジ悩んでいました。でも勇気を出して電話で問い合わせてみたら「9時から6時の間に来てくれれば大丈夫ですよー」と奥様が明るく答えてくれました。ヤッター! -
話を戻しまして、、
手の平を洋服にこすりつけて拭き拭きしてから、美しい真鍮のドアノブに手をかけます。それでは、 -
入店!ふあーかわいすぎてクラクラしました。この柔らかな光の入り具合も相まって本当に昭和時代に入り込んでしまったような気持ちに。
ご主人に「す、す、素敵なお店ですね。髪の毛切ってもらえますか。」としどろもどろに言いました。
すると快くお受けいただき、「何日か前に電話くれた人ですか。」と。「そーですそーです!」と答えて一気に緊張が解けました。 -
手を合わせて拝みたくなる椅子に着席。
途中から奥様もいらっしゃって、散髪中にずっとお店のことを説明してくれました。私が入店前に外観の写真を撮っているところを見つけ、「電話くれた人かな。」と降りてきてくれたそうです。電話の威力すごい。 -
お店は90年前から営業しているそうです。
こちらは壁のタイル。今と違って一枚一枚丁寧に貼られたんだそう。普通、床屋さんでは椅子の前に洗髪台があるけれどタイルが見えなくなるから、別に設置したそうです。 -
その洗髪台も素敵です。TOTOの人にもう部品がないから大切に使ってくださいね、と言われたんですって。古き良きものを維持していくって大変なことですね。
ちなみに文化財登録をしているので外側を補修をするには許可や制限があったりしてもっと大変だそう。 -
床のタイルもかわいいのよー。
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奥の待合室は昔は畳敷きでお客さんが囲碁や将棋をさしていたんだって。下駄や草履の時代が終わって畳をはずしたそう。
ショーケースのところに盆栽あるでしょ、ご主人の趣味は盆栽なんですって。理容師さんの盆栽、美しくないはずがない。 -
もう、全部がかわいいよ。
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今回は顔そりはしなかったけど襟足は剃ってもらいました。こんな道具は初めて見たよ。温かくて気持ちよかった。
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永井豪の漫画キャラからデスノートの夜神月っぽくなりました。あれ、心なしか小学生のとき床屋さんで切ってもらったときと同じような髪型にも思えてきた。
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さらに奥様が2階に案内してくれて外観からは見えない部分の素敵タイルも見せてくれました。
どこを基点に見るかによっていろんな模様に見えてくるから不思議です。頭がこんがらがりそうになりました。 -
外のタイルもはたきをかけるくらいだけどピカピカなんだそう。サザエの内側のピカピカをずっと見ていた小学生の頃を思い出しました。ついついノスタルジックになります。
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側面の壁も兜みたいになっているのを教えてもらいました。水がうまくはけるそう。
本当に素晴らしいお店でした。日々丁寧に物品を扱い、こまめに手入れをして維持されていることがよく分かりました。作る人もすごいけど維持する人も本当にすごい。
また髪の毛を切りに来たいです。 -
ちょうどお昼になりました。狙っていたとんかつ屋は行列で諦め、フレーバーにやってきました。
グリル フレーバー 銀座本店 グルメ・レストラン
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こちらもまた雰囲気サイコー。
高齢女性が給仕していて、若いお客さんも丁寧に接していていました。
色んな人が働くことによって客側もえばらないで優しくなれるから、どっちにとってもいいんじゃないかな!と思わせてくれました。私もおばあさんになってもちょっとだけ働いて若い人に優しくしてもらいたいです。 -
和牛ハンバーグです。熱々、おいしかったです。
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彦根に来たら彦根城とひこにゃんだよね、ちゃんとおさえたよ。
ひこにゃんはでかくても佇まいがチマチマしていてかわいかったよ。ここがひこにゃん人気のポイントと見たね。みんなグイグイしてるものより控えめなものが好きなんだと思います。彦根城 名所・史跡
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握り飯を抱えるひこにゃん。
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琵琶湖はでかいね!海と違って雪山とのコラボも楽しめるのがいいですね。
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では自転車で琵琶湖も行ってみよう!ザッパンザッパンとまるで海でした。
行きたかったパン屋さんがあいにく閉まっていたので -
クラブハリエのおしゃれパン屋さんへ。
時間的にもう種類が限られていたけど2個買いました。
このあとちょいちょい寄り道をして自転車を返却していったんホテルにチェックイン。ホテルにあったごはん処マップを見て、クラブハリエ ジュブリルタン グルメ・レストラン
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夜ご飯は駅前の八千代へ。
八千代 駅前店 グルメ・レストラン
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彦根丼だ!赤いこんにゃくと糸こんにゃくがホラーですが、縁結びの意味があるそうです。牛肉が柔らかくて美味しかった。
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ちなみに次の日知りました、赤こんにゃくは滋賀の名産品なんですね。あまりのインパクトに私の中では滋賀の食べ物=近江牛でもたねやでもなく赤こんにゃくと刻み込まれました。
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ホテルでちょっと飲んで、
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パンを眺めて、うーん、もう食べられない、と諦めて寝ました。
明日は近江八幡に行きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- atsuhimeさん 2023/02/12 21:00:41
- ビックリしたなーもう。 )^o^(
- よよさん、こんばんは。
もう旅から帰られたのかな。
しかしUPの速さにはビックリ仰天です。
滋賀県民の私も知らないような魅力を発見するよよさん凄い!!
散髪屋さんも素敵!!!
散髪後のよよさんの髪型見てみたい!!!!
土曜日の朝、朝日TVの旅サラダの中の地方の美味しいものを紹介するコーナーが、なんと彦根。
こんなタイムリーな事ってあるのかと、是非よよさんにお知らせせねばと思って見てたのですが、彦根の名物の赤こんにゃくと近江牛を使った彦根丼が紹介され、、。
よよさんトンカツやさんに行くって言ってたし、彦根丼はちょっとどうかなとやめておいたのです。
そしたら何とその彦根丼を食べられたなんて、、、。思わず笑ってしまいました。
紹介されてたお店は、91歳のお婆ちゃんが紹介されてたけど、おんなじお店かなー。
ちなみに赤こんにゃくは彦根とか近江八幡の名物で、その他の地域ではあんまり見かけないんですよ。
2日目の近江八幡では、よよさん目線でどんな魅力を発見されたのかとっても楽しみです!!
atsuhime
- よよさん からの返信 2023/02/13 09:48:28
- Re: ビックリしたなーもう。 )^o^(
- atsuhimeさん
こんにちはー!彦根も近江八幡もものすごくよかったです。滋賀の人ってatsuhimeさんみたいにフレンドリーな人も多いし街全体が落ち着いているし大好きになりました。
滋賀の人も知らないところに行ってましたか。でも私も東京を全然知らないんですよね、住んでいるところってそんなもんですよね。
彦根丼、旅サラダのホームページで見てみました!私が行ったお店とは違うけどまさにこれです。いやあ、嬉しいなあ、タイムリーに取り上げられていたなんて。赤こんにゃくは彦根や近江八幡のものなんですね。一生の食の思い出になる強烈なインパクトでした。これから滋賀の人に出会ったら赤こんにゃくネタで攻めたいと思います。
近江八幡では教えていただいたお店は時間がなくて行けなかったのですがまた再訪したいのでマッピングしておきます。
よよ
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