錦秋のドライブ

2022/11/03 - 2022/11/04

秋深むころ、紅葉を愛でるには最後のチャンス。
そんな折、夫は茂木サーキットのスーパーGT最終戦に行くと言い、私は志賀高原にある『雲の上のパン屋さん』に行きたいと思っていた。
それぞれが日帰りのつもりだったが、休みが取れてちょっとしたショートトリップとなった。

《２０２２年》
★11/3東京ー埼玉
★11/4埼玉ー長野(横手山)ー群馬(草津)ー(万座)
☆11/5長野(志賀高原)ー栃木(壬生町)
☆11/6栃木（茂木町）ー東京

エリア 草津温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

紅葉真っ盛り。
群馬県吾妻郡の『道の駅八ッ場ふるさと館』からの景色。
天気も良く、実に気持ちがいい。

『八ッ場市場』が充実していて、とても楽しい。
地元で採れる新鮮野菜・果物が安く買える。
りんごと柿を買ってレジを過ぎると、美味しそうなパンやケーキも並んでる。
レジの前にそんなの並べちゃダメだよぉ。
戻って選んで買い食いしてしまった。

道の駅 八ッ場ふるさと館 道の駅

まず目指すは、横手山頂にある日本一高いところにあるパン屋『横手山頂ヒュッテ』。

横手山ドライブイン 名所・史跡

標高2307mの横手山。
長野県と群馬県の県境にあり、志賀高原の中で２番目に高い。

横手山山頂展望台 自然・景勝地

日本全国の中で、標高が一番高い所に位置する国道292号線『志賀草津高原ルート』の最高地点。
ここが、2172m。
あまりに標高が高いため、道路は冬季閉鎖になるらしく、ぎりぎりセーフ。

渋峠 日本国道最高地点 名所・史跡

『志賀草津高原ルート』は、群馬県草津温泉から長野県湯田中・渋温泉郷まで約43kmの道のり。
白根山の山腹をうねりながら高度を上げ、大空が近くなると解放感溢れ、ダイナミックなワインディングロードを走る夫のハンドル操作は、右に左にとどまる事を知らない。

志賀草津高原ルート（国道292号線） 自然・景勝地

パン屋さんに行くのは容易ではなく、道も無くどうやって行けば良いのか。
結局電話して聞いてみると、この日は休業日。
翌日のチャレンジとなった。

草津温泉に着いて、お昼ごはん。
『栄屋うどん』で鍋焼きうどんを食べる。
寒い日の鍋焼きは最高！

栄屋うどん 泉水店 グルメ・レストラン

久しぶりの草津温泉。
辺り一面を覆う湯けむりから、強烈な硫黄臭が漂う。
これぞ『草津温泉！』って感じだ。

草津温泉 温泉

あたりを散策すると、真っ赤に色付いた木々。
もみじの絨毯を踏みしめ、音と香りを楽しむ。

歩きながら見つけた『茶房ぐーてらいぜ』
昭和レトロな良い雰囲気の喫茶店。
ブレンド珈琲とカフェ・オレを頼む。

茶房 ぐーてらいぜ グルメ・レストラン

夜は、ここと決めていた。
『焼肉・吾妻』
予約しておいて良かった。
すごい人気店で、行列が出来ていた。
旅に出ると、必ず一回は焼き肉店に入る。

焼肉吾妻 グルメ・レストラン

何気なく入った隣の酒店。
ここにあったぁ！！
ウイスキー『山崎』
人に頼まれて、ありとあらゆる所で探していた。
こんな所にあるなんて・・。
良かった！嬉しい！

食事を終えて、西の河原公園に行く。

露天風呂に入る為だ。
温泉の流れる湯の川があり、足湯も楽しめる。

西の河原露店風呂は、総面積500㎡を誇る日本有数の大露天風呂。
恋の病以外、効かぬ病はないと謳う効能高い草津温泉。

この日は、金曜の夜で『混浴の日』だった。
『混浴風呂に二人で浸かれば、恋の病も治せる事も・・』
なんて書いてあったが、
『風呂くらい　せめて一人で　入りたい』
『恋の病はありません！』

西の河原露天風呂 温泉

今夜の宿は『万座高原ホテル』
ここ万座の湯も、期待以上だった。
露天風呂からの景色も良かったし、日本一の硫黄含有量を誇る硫黄泉。
温泉・・最高だった。
このあたりは、どこも良いんだな。

万座温泉　万座高原ホテル 宿・ホテル

翌日の朝。
この日も良い天気。
紅葉狩りをしていた昨日とは打って変わって、一気に雪景色。

仕切り直して『雲の上のパン屋』さんに向かう。

車で『のぞき』と呼ばれる休憩ポイントまで行き、そこからスカイレーターとスカイリフトを乗り継いで行くのだが、何と前々日でそれらの運行は中止。
チェーンがかけられた私道を上って行く様だが、勝手に行って良いものか。

電話で確認すると送迎バスもあるとの事。
しかし、ここはトレッキングするには丁度良い時間と距離。
往復歩いて行きました。
途中には、こんな樹氷も見られて最高だった。
息切れがして、こんなに体力が落ちたのかと悲観したが、標高2300mという高地に向かっているのだから、軽い酸欠になったのだろう。

志賀高原 横手山 自然・景勝地

見よ、この景色！
これだけでも、ここに来た甲斐があったというものだ。
最高のパノラマビュー！
いや～来て良かった。
雲上で食べたパンやおばあさんとの会話、茂木サーキットの話は次回綴るとしよう。