2023/01/29 - 2023/01/29
357位(同エリア1796件中)
rairaiさん
- rairaiさんTOP
- 旅行記31冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 44,812アクセス
- フォロワー31人
マニラから車で2,3時間のバタンガス州のタールへ。
タールはスペイン統治時代の伝統的家屋が多く残るヘリテージタウンとして知られています。タール湖の南側に位置し、東南アジア最大級のカトリック教会があることでも有名です。
スペイン統治時代の面影が残る街としてはルソン島北部のビガンが有名ですが、マニラから日帰りでもスペイン風の街並みが見られるとのことで、ずっと行ってみたかった街でした。
PR
-
日曜日朝7時半にマニラを出発、渋滞もなく約2時間でタールへ。
長い歴史を感じさせる石造りの門に、この街への期待が高まります。 -
東南アジア最大級のカトリック教会「Taal Basilica of St.Martin」
-
風格ある美しい建築。次々と人々が教会に入っていきます。
-
ミサの最中のため中に入るのは遠慮しました。
-
この位置がベストポジションらしく、カップルが撮影中。フィリピン人は本当に写真を撮るのも撮られるのも大好きですね。
-
マニラの街を歩く時はいつもバッグをしっかり前持ちし、危険な目に合わないよう緊張感を持つようにしています。
でもこの街は観光客の姿も多く、治安もよさそうな感じ。 -
まずはローカルマーケットへ。時間は10時過ぎ。朝の喧騒から一息ついた様子です。
最初に足を踏み入れたのは肉ゾーン。解体したてのリアルな肉の陳列にはだいぶ慣れましたが、臭いはやはりちょっと、、、。 -
この街名物の甘いソーセージ「ロンガニッサ」と、特製のたれに漬け込んだ「ビーフタパ」。
売り子のお姉さんたちが「ハーイ」「チャイナ?コリアン?」と次々話しかけてきます。強引な売り込みもなく皆さんとってもフレンドリー。 -
肉や春雨が入った「エンパナーダ」という揚げ物がこのマーケットの名物。
ビーフ、ポーク、チキン、ベジタブルの4種でひとつ35ペソ(90円)。
お姉さんがてきぱきと揚げたてを白い紙にくるんでいます。 -
手前はピーナツをカラメルで煮込み固めたもの。
「どこから来たの?」と聞かれ「ジャパン」と言ったとたん「モシモーシ、モシモーシ」と笑顔で繰り返すお姉さん。
ああ惜しいよお姉さん、ちょっと違うよと思っていると、隣にいた客が「ノー、アリガトー」と指摘してくれ感謝感謝。 -
バナナの葉でくるまれた「スマン」という餅菓子。日本の粽によく似ていますがほのかにココナッツの風味。
左下が紫ウベの餅。
どちらもおいしいのですが、しっかりじっくりと甘いです。 -
このマーケットではウェディングドレスやパーティードレスのお店も多く見かけました。この地方の伝統技術なのかもしれません。
-
さあ、街歩き開始。
カラッとした晴天、なだらかな坂道の向こうには青い海。映画のワンシーンのような光景。 -
この街では「バハイナバト〈石の家)」と呼ばれるスペイン植民地時代の建築が多くみられます。
一階部分は頑丈な石造り、二階は風通しの良い木製。
特徴的な格子窓はガラスではなく貝がはめ込まれています。 -
家ごとに装飾や壁の色にオリジナリティーが見られますね。
-
真っ白な外観はひときわ美しく目を引きます。
-
歩道でぐっすりお昼寝中。
-
窓枠の細かい装飾、壁の落ち着いた色合いがよいですね。
-
フィリピン革命時代、国旗を初めて縫ったマルセラ・アゴンシリオの博物館に入ってみることにします。
-
当時の様子がそのまま残る2階のリビング。
-
貝が埋め込まれた窓は明るく、しかしフィリピンの灼熱の陽ざしをしっかりと遮断してくれています。
-
はっと目を奪われたステンドグラスの美しい窓。
-
この博物館ではビデオも上映されていて、初めてフィリピン国旗の由来を知ることができました。
-
坂の上の教会まで歩くのはしんどく、トライシクルに乗ることにしました。
60ペソとのこと。到着したとたん値段が変わらないかちょっとドキドキ。
運転手のスマホがポケットから落ちそうで、それもドキドキ。
かなり車高が低く、景色は見えず前の車の排ガスをもろに顔に浴びる乗り物なのですね。 -
無事ボラれることもなく到着。
お昼ご飯のレストランを探すことにします。 -
路地裏の民家。パステルカラーと格子窓がよい感じ。
私が「わー素敵、わー可愛い」とテンション高いのに対し、歴史やら建築やらに全く関心のない夫は「古い家のどこがいいのか俺にはよくわからん」とバッサリ、、、。 -
マーケット近くで見つけた伝統的家屋のレストランへ。
-
二階席へ通されました。天井が高く立派な造りです。
サンミゲルビールを頼んだら、氷がたくさん入ったジョッキと常温のサンミゲルライトが運ばれてきました。しかも氷が半分溶けて水が2センチほどの高さに。
水を捨てるすべもなく、店員さんを呼ぶのも申し訳なく、しょうがなくめちゃめちゃ薄いビールを夫婦無言で飲み始めます。 -
「MAKI」という平面の焼きそば。注文から一時間してやっとサーブされました。
フィリピンに住み始めてだいぶ忍耐力と寛容さが身についた気がします(笑) -
「スパイシーカントン」。太めの焼きそば。
-
エビチリ風の鉄板焼き。
どう見ても全く火が通っていない卵に驚愕!
生卵を食べる勇気はまだありません(涙) -
なんとなく不完全燃焼の昼食を終え、店の前で見かけた野良犬。
マニラでもこの街でも、いたるところにこのような結構大型の野良犬がとことこ歩いています。
どの犬もおとなしそうな様子ですが、近くを通られるとちょっと緊張します。 -
帰り道、海岸に寄ってみました。
きれいな海を期待したものの、浜辺に多くのゴミが散乱していてがっかり。 -
海岸につながる小道にはたくさんの猫たちが。
小道沿いの家の軒先には住人のおじいさんやおばあさんがのんびり座っています。
目が合うとみんなににっこり。
「ハロー チャイ」と声を掛けられました。こういう平べったい顔はみんな中国人だと思うのですかね。 -
帰り道はタール湖経由で。
-
数年前に噴火したタール火山は荒涼とした山肌を見せています。
-
タガイタイという避暑地を通り、絶景で有名なスターバックスへ。
店の外まで30人ほどが並んでいて、行列が大嫌いな夫は「これは無理」と一言。
景色だけ堪能させてもらいました。 -
帰りは渋滞にはまり、夕方自宅に到着。夕飯を作る気もなく外食へ。
ここはBGCという街のハイストリートと呼ばれる遊歩道。両側にたくさんのレストランやブランドショップが並び、多くの人で夜遅くまでにぎわっています。 -
少し前まではクリスマスモード一色だったのに、あっという間に旧正月の飾りに代わっていました。
古都タールへの日帰り旅。
地元の人のフレンドリーさと情緒あふれる街並みに、また新たなフィリピンの魅力を知ることができた一日でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- Weiwojingさん 2023/03/21 17:57:33
- タールは懐かしいですね。
- 初めまして。Weiwojing と申します。
タールはフイリピン在住時に2度訪ねたことがあります。各地を旅行しましたが、このタールは北のビガンと共にスペイン風な面影を感じるところですね。大好きなところです。
また訪ねてみたいですが、難しいでしょうね。食べ物もいろいろ思い出しながら、見させていただきました。
- rairaiさん からの返信 2023/03/21 20:38:00
- Re: タールは懐かしいですね。
- Weiwojingさん、はじめまして。
旅行記を読んでいただきありがとうございました。コメントもとても嬉しく思います。
Weiwojingさんのフィリピン旅行記は、フィリピン各地の風景や人々の生活について詳しく紹介して下さっているので、何度も拝見し色々と学ばせて頂いております。写真もとても素敵で、特にビーチの写真は素晴らしかったです。
タールはとても魅力的な街ですね。ビガンもぜひいつか訪れたいと思っています。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
マニラ(フィリピン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
マニラ(フィリピン) の人気ホテル
フィリピンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フィリピン最安
283円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
39