2022/11/22 - 2022/11/23
265位(同エリア1058件中)
たれたびさん
今回のテーマは宿題(笑)。
現在参加している、とある編集・文章作成講座で「自分で企画して取材して何か記事書いてこーい」というお題を出されてしまった。
企画って言われてもなー、仕事に近いこと書いて身内にバレたら面倒くさそうだし、締め切り間際まで放置したから(自爆)新ネタなんてもう無理(>_<)
んじゃ、4トラにちょくちょく書いてる船ネタで行くか、いやもうそれしかない(^_^;)
というわけで昨年の就航直後に乗った東京九州フェリーの2年目を訪ねます。
1年間でお客さんが激増したため、北海道で働いていた定員の多い船と交換したそうな。これはどんな様子か見に行ってこなければ。
宿題に家族を巻き込むわけにはいかない(キリッ)。だから今回は私一人のソロ活動。前編が今回の主題(宿題?)たる2年目の東京九州フェリーの、後編は翌日の北九州街歩きの旅行記です。後編は北九州特産、我々の生活に絶対欠かせないあの必需品のオンパレードです。
お供はいつもと同じ、子供たちから託されたカビゴンさん。ときどき写真に入り込んだり適当なツッコミをいれる気ままなヤツですが、お気になさらず(^_^)
ではしゅぱーつ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅のスタートは横須賀中央駅22時。
出港の23時45分にはまだ余裕ある時間。貨物優先のダイヤ設定なのでしょうが、勤め人が定時に退社しても間に合う嬉しい時刻設定です横須賀中央駅 駅
-
深夜営業のドラッグストアでおやつなど買い揃え、港に向かって進みます。
途中、ちょっと人気の少ないところもありますが、そこは横須賀警察署の真裏。ギャーと叫べば秒の単位で駆けつけてもらえそう(^_^)
夜でもまぁ大丈夫そうなエリアです(心配な人はタクシーで。たぶんワンメータ程度の距離) -
駅から歩くこと10分。煌々とした光に照らされて東京九州フェリー「すずらん」が待っていました。乗船ターミナルよりはるかにデカくていつ見ても驚きます
横須賀フェリーターミナル 乗り物
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乗船手続きを終えて待合室へ。
ドライバー以外は徒歩乗船で、乗船開始は30分前から(状況によって異なる)。
今夜は荷役が遅れ気味で出港時間も「作業終了後」とアバウトな記載になっています -
待合室全景(乗船時に撮った)。真ん中奥にあるのが売店で、軽食も提供されます。船内の売店もレストランも深夜営業しているのでここで買わなくても一応だいじょうぶ
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待合室の一角には就航当初に配船されていた「はまゆう」のスケールモデルが飾ってありました。
この「はまゆう」と妹分の「それいゆ」は旅客定員の多い「すずらん」「すいせん」姉妹と取り替えられ、今は系列の新日本海フェリーの北海道航路で活躍中 -
窓からは乗船待ちのトラックの列、列、列。
九州まで21時間ほどで、高速道路で行くのとさほど変わらず、昨今のドライバー不足によりフェリーを利用するトラックも多いそうです。
(旅客にチカラを入れているといっても物流がまだまだメイン) -
23時15分。乗船開始。
乗る人数と降りる人数が違うといろいろマズいので、乗下船時の人数管理はQRコードでしっかり行われます -
乗船。船名の大きなプレートがお出むかえ。
「はまゆう」「それいゆ」「すいせん」など寄港地の花の名が付けられています。「すずらん」は北海道、妹分の「すいせん」は福井と、当初の就航地にちなんで名付けられました。
(「はまゆう」は横須賀市、「それいゆ(ひまわり)」は北九州市の花) -
ボーディングブリッジから乗船しエスカレーターを上ると、そこは吹き抜けのエントランス。「すずらん」のコンセプトは「自然との出会い」だそうで、竹をイメージしたモニュメントが存在感を放ちます
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今回のお部屋は4階のツーリストS。水色のエリア
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ホテルのような長い廊下を進みます
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お世話になる41号室に到着!
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ツーリストSは1人用の簡易な個室です。ベッドとテレビ、チェストがあるシンプルなお部屋。寝台のみのツーリストAと6000円の差。悪くはないけどツーリストAもけっこう良いので微妙な感じはします。
家族連れならデラックスなど上等船室の方が幸せになれますが、ひとり旅ならSかAで必要十分です。
そうそう、ツーリストSとAは寝具はありますが浴衣やスリッパはありません。室内着兼パジャマと使い捨てスリッパをお忘れなく。あと歯ブラシも -
今回は全国旅行支援が適用。フェリーは交通機関付き宿泊プランの対象に定義されます。その結果、運賃12000円+ツーリストS差額6000円、合計18000円が4割引きで10800円になりました。しかも3000円のクーポンも付いて実質7800円。なんだか安いぞ。
クーポンは到着地(新門司行きなら福岡県)の券が渡され、かつ船内でも使えてたいへん便利でした -
人の乗船後も車の乗船が続き、30分遅れの24時15分の出航がアナウンスされます。この間に風呂に飛び込み暖を取ることに。さすがに11月の夜となると相応に寒い(>_<)
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出港!!
銅鑼もならず、見送る人もまばらな夜の船出です。横須賀まで来ると都心の夜景もそこまで見えません -
小腹が空いたので25時まで営業するレストランでおそばをいただいて就寝。
ん、向かいのグラスに入ってるのはお茶じゃ無さそうだな、とカビゴンさん。
まあ気にしない気にしない(^ ^) -
おはようございます。
太平洋上で迎える翌朝です。
昨夜は低気圧?、黒潮?のせいか、すこーし横揺れしてました。いちど目が覚めたけど、揺れに身を任せているうちに、爆睡してました。
いまは2~3メートルのうねり(by船長アナウンス)。船がこれだけ大きいとほとんど揺れは感じません -
あさごはーん。昨日、コンビニで買ったパンで頂きます。さすがに全食レストランだと食べすぎかなと思い、朝は節約で。
遠くに紀伊半島が見えるはずですが、曇ってて見えたり見えなかったり。
新門司につく21時までのんびりした一日のはじまり -
朝食後は恒例のカビゴンさんによる船内探検です。
おぅ、任せとけだじぇ。
「すずらん」は2012年に就航したまあまあ新しい船だ。全長220m(山手線くらいの長さ)、幅26m、7階建て。たとえるなら新宿や池袋にある駅ビルが洋上に浮かんでるイメージだな。去年乗った「はまゆう」より一回りデカい。
トン数は17,000トンほど(国内基準)。海外基準に直すと3~40,000トンくらいか。あのダイヤモンド・プリンセスが100,000トンだから、このフネもそこそこデカい。速力は27.5ノット(50キロ)。国内フェリーとしてはほぼ最速の韋駄天さんだ(えっへん)。
とにかくすごい船なんだじぇー -
7階建てのうち旅客エリアは4,5,6階の3フロア。
上から順に回るじぇー -
まずは風呂だぜ。温泉旅館ばりにのれんでご案内されている。航海中は深夜を除いて入浴可能だ。ウチのとーちゃんも夜、朝、昼と3回満喫してたじぇー
-
中はこんな感じだ(無人のタイミングで撮影)。
とても清潔で明るいつくりだ。大浴場が標準装備されてる交通機関って他にはないじぇ。
浴槽は6人くらい入れる中サイズ2つに露天風呂、あとサウナもある。露天風呂はなんせ時速50キロだから風は強い。だけど真っ裸で眺める太平洋は爽快だじぇー。
あと揺れに合わせて水面が傾くのも船っぽくて楽しいぞ!( ̄▽ ̄) -
次は同じフロアのフィットネスルームだな。ルームランナーやエアロバイクが置いてあって運動不足解消にもってこいだじぇ(といっても一泊の航海にこれが必要かはちょい疑問)。ほかに卓球台もあったじぇ
-
1つ下がって5階な。
いちばん船首がわにあるのがフォワードサロン「ラルクアンシェル(フランス語で虹)」だ。
中にロックバンドが入ってるわけじゃない(^_^;) -
乗客なら誰でも利用できる落ち着いたスペースだ。エンジンルームから遠いのでかなり静か。本を読んだりうたた寝したり、みんな思い思いの時間をすごしてたじぇ
-
しかもブリッジ直下でほぼ船長ビュー。
波を乗り越えていくところがよく見えて、ずーっと見続けても飽きないぞ。
冬に日本海を航行する時は波が直撃して危ないので窓に鉄板が貼られているらしい((((;゚Д゚))))))) ) -
壁に貼ってある航路図&ポイント通過時間。
新門司行きだと、
9時20分 潮岬(和歌山県)
10時12分 姉妹船とすれ違い
15時08分 足摺岬(高知県)
16時01分 沖の子島(同)
17時47分 佐田岬(愛媛県)
18時53分 姫島(大分県)
あたりが見どころだじぇー。
あと天気が良ければ室戸岬が遠くに見えるかも!
これは船からしか見られない絶景だな -
5階はラウンジスペースがたくさん。
海を見ながらゆっくり過ごせるじぇー。
ちなみに取材の過程で聞いた話では、フェリー旅は静かなブームなんだそうだ。近年、ダイヤモンドプリンセスなど10万円台のクルーズも出てきて船旅は身近になった。その一方でクルーズは毎日出ないし、いちど乗ると1週間くらいかかり、現役世代にはちと長い。
そんな中、1泊2日でプチクルーズ気分が楽しめるフェリー旅の人気が上がってるそう。加えてここ10年くらいはその流れを捉えようと豪華な新造フェリーが投入されている。実際、上等級から船室が埋まっていくそうでなかなかの人気だそうだ。
(この1月にも大阪ー別府航路にとても豪華な「さんふらわあ くれない」が就航。乗ってみたいー) -
さて、洋上でもお仕事したい社畜野郎にはビジネススペースもあるぞ。
窓際だから陸地が近いと電波が入ってテザリングもできる。とーちゃん含め、案外使っている人がいてオイラびっくりしたじぇ -
カフェも設置されてるじぇ。店員さんレストランと兼任だからレストランと入れ替わりでの営業だ。美味いコーヒーが飲めるじぇ(レストランでもコンビニと同じようなコーヒーマシーンが終日動いてる)
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昔ながらの船旅の友。カップラーメン自販機も健在だ。とーちゃんも昔お世話になったな(^_^)
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レストランの反対側にはシアターがある。午前と午後に映画がかかってたじぇ。乗客を飽きさせないよう、クルーズ船ぽくて良いよな。
北海道でバイトしてる「はまゆう」「それいゆ」では大型のプラネタリウムが楽しめるじぇ -
その下の4階は客室中心のフロア。ここはツーリストA。二段ベットのお部屋だな。2段といっても上段と下段が互い違いに配置されてるので、顔を突き合わせるのはお向かいさんだけ。もちろんロールスクリーン完備でプライバシーは保たれるじぇ。女性専用ルームもあるから尾根遺産のひとり旅でも不安はないじぇ
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4階には乗船記念の撮影スペースもあるぞ。船長さんなりきりセットも完備だじぇ!
(今回は取材旅行のため写り込むチャンスの少ないカビゴンさんが張り切って写ってます) -
同じ4階の案内所。困ったときはお兄さんとお姉さんが詰めてるから相談な。
この左側にショップがあるのだが、うっかり者のとーちゃんが写真を撮り忘れたみたいだ。
代わりにオイラが説明するが、小さめのコンビニくらいで、お土産やフェリーオリジナルグッズ、あと歯ブラシとかスリッパとか船内必需品を扱ってるじぇ -
というところでカビゴンさんの船内探検は終了。
時間は10時。
姉妹船「すいせん」とのすれ違いの時間。船内アナウンスにあわせてゾロゾロとデッキに上がり、その一瞬を待ちます。
右側に目を凝らしていると「すずらん」と同じ白い船体が見えてきます。相対速度が100キロと速いので、見えてからすれ違うまで数分程度。
安航を祈って交わす汽笛はとても力強く、その大きさに皆驚いていました -
「すいせん」とのすれ違いの後も多くの船とすれ違ったり追い抜いたり。大海原と言っても案外船はいるものです。見ていてなかなか飽きません。
荷物に余裕があれば、双眼鏡とか高倍率デジカメとか持ってくとさらに楽しめそう -
ここまでは順調な後悔が続きます。
曇り空ですが時折陽が差し込むなど、海はさまざまな表情を見せてくれます。楽しい( ̄▽ ̄) -
さて、お腹が空いたのでお昼ご飯。
その前に昼風呂&サウナを堪能して臨戦体制は整っています(^_^)
レストランのメニューは定食系を中心に、カレーや麺類など結構多い。九州のちゃんぽんや湘南しらす丼、横須賀海軍カレーなどご当地グルメにもチカラが入っており、正直迷います(^_^;) -
レストラン隣のオープンデッキにはバーベキューコーナーも開店。
クルーズの非日常感が感じられるのか希望者が多く抽選制になっていました -
レストランの店内はこんな感じ。陸上のファミレスとさほど変わりなく。
陸のお店と少し違うのは、ファミレスだけどジャージや部屋着のお客さんが多いこと。公共交通機関(ソト)であると同時に生活空間(ウチ)でもある、船ならではの入り混じった感が面白いです -
ちなみに「すずらん」にはレストランよりワンランク上の”グリル”も設置されています。予約制でコースメニューがいただけます。お店もゴージャス
-
メニューはこんな感じ。
お昼のコースが3,500円、夜のコースで6,000円ほど。三浦半島や九州の食材も使われていて、コースメニューとしてそこまで高くないのかなぁと。今度娘でも連れてきた時はテーブルマナーを教えがてら使ってみようかと思っています -
さて昼ごはん。さんざん迷った挙句、博多いちばん鶏唐揚げ定食(1050円)をオーダー。
ちゃんと揚げたてが供されます。かなり高温であげているみたいで、カリッ、ジュワッとした食感が鶏の美味しさを引き立てます。
加えてご飯や味噌汁も美味しくて食が進みます -
もちろん生ビールも外せません。
昼酒ばんざーい!うえーい( ̄▽ ̄) -
満腹になったその後。
唐揚げ定食うまかったじぇー、ってとーちゃんアンタ何やってんだ?
えー、海見ながら昼酒って最高じゃーん( ̄▽ ̄)
アル中なのか、、、と眉間にシワがよるカビゴンさん(^_^*) -
自室で2時間ほどうたた寝したら、陽が傾いてました(でも晴れた)。遠くに陸地も見えます
-
モニターで見ると、ちょうど四国最南端の足摺岬を通過するところ
足摺岬 自然・景勝地
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九州と四国を隔てる豊後水道に入ります。船旅もいよいよ後半戦!
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船首側のフォワードラウンジに移動すると、ちょうど進行方向から夕陽が見えました。
この辺りまで来ると海も穏やかになって、滑るように進みます -
時が経つのを忘れたかのようにカビゴンさんと一緒に眺めます。
来てよかったなーとーちゃん、とカビゴンさんもご満悦 -
そうこうしている間にずいぶん暗くなりました。陸地も近づき電波も安定してきたので、宿題講座の補講を受講。こんなことも含めて、思い思いに時間を過ごせるのが船旅の良いところだなと、改めて感じます。
ふだん会社にいる時はもちろん、家にいる時も家事やら買い物やらに追われて自分の時間を持つことは案外むずかしい。
それがフェリーという隔絶した環境に置かれたことで、他にやることない=全部自分の時間(!)みたいな、生活デトックスができるように感じます。ひとりで乗るとその感が特に強い。
フェリー旅は家族や友人と乗るのも楽しいけど、一人で乗るのもオススメです -
そして晩御飯。お昼と同じレストランでいただきます。お客さんを飽きさせないためにメニューが変わっていました(といっても鶏の唐揚げがチキン南蛮になった、というレベル感ですが(^_^;)、それはそれで嬉しい)。
今回もいろいろ迷って、フェリー特製のビーフシチュー(1,300円)に決定! -
ビーフシチューにしてはお安めだけど、船ごとに特製のレシピとかあるのかな、と期待しつつ注文。ちゃんと美味しかった。お肉も柔らかかったしリピートありかな、と思っています。
東京九州フェリーさん、全体的に食のレベルが高い! -
食べ終わるころには完全に真っ暗。
遠くに北九州の灯りが見えてきました。「すずらん」も港に向けて減速します。入港のアナウンスとともに慌ただしい雰囲気が。
私も自室に帰って荷物の整理をします。持ち込んだお菓子は大体食べたけど、売店でオリジナルタオルとか買ったから荷物が増えてしまった(^ ^) -
21時。予定通り新門司港に到着。出港の遅れは取り戻して定刻の到着となりました。
横須賀からの21時間、本当にあっという間。あと一晩くらいなら乗れるぞーって心から思います -
名残惜しいけどバイバイだじぇー
新門司港フェリーターミナル 乗り物
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新門司港は街から7kmくらい離れた遠い場所にあるため、徒歩乗船者は無料の送迎バスが用意されています。門司駅まで20分、その先の小倉駅まで30分くらい。今日はバス1台にちょうど収まるくらいの徒歩乗船者でした。クルマでの乗船が中心かと思ったら徒歩乗船も案外多かった
-
21時45分、小倉駅に無事到着。
横須賀からの船旅が無事終了です。楽しかった!!!
(後編小倉散策編に続きます)小倉駅 (福岡県) 駅
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