先週のANAクラウンプラザ福岡がイマイチだったので久々にオークラ東京に泊まってきました。コロナでいろんな規制があったので行けなかったけど、3年ぶりに行ってきました。<br />前回はリニューアルしてさほど経っていない頃に行きましたが、そこからどのような部分が変わってどのような部分が変わっていないのかも含めて情報を発信したいと思います。

2019年12月オークラ東京「ヘリテージウイング」

4いいね！

2023/01/14 - 2023/01/15

253位(同エリア324件中)

エリア

霞ヶ関・永田町(東京)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 3.0

グルメ: 5.0

ショッピング: 5.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 私鉄徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

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初めて建て替え後のオークラに来たのは2019年の9月。その頃から比べると随分虎ノ門界隈の景色も変わりました。再開発のピッチが速すぎる。その間建設現場が火事になって大騒ぎになったり、人が落ちたりいろいろありましたが、そんなこと過去の話と言わんばかりに再開発は今なお進行中です。
最寄り駅は虎ノ門ヒルズですが、駅周辺の再開発のため出入口が封鎖されていたり、迂回路があったりとすごく歩きにくかったです。

虎ノ門ヒルズ名所・史跡
この景色は変わらず。
正面がプレステージタワー（高層棟）、左側がヘリテージウイングです。ヘリテージウイングの方がワンランク上になります。でも館内のレストラン等の施設が集中しているのはタワー棟なので、ヘリテージに宿泊する人は都度タワー棟に出向かなければなりません。そこがちょっと面倒。
ヘリテージのレセプション。ここでは名前を告げるだけ。そしたらレセプションの方が部屋まで連れて行ってくれます。
レセプション全景はこんな感じ。
部家にレセプションの方と一緒に入り、ソファに座ってのんびりチェックインの手続きをします。並ばないしすごくラク。
クラブラウンジの説明や朝食の説明を受けました。新聞は無料で届けてくれるんですけど、以前の宿泊データが残っていてそれを事前に予習してくれてたのか、レセプショニストのタブレットに表示されてたのか、「前回同様日経でいいですか？」って。これですよ、これ。ホスピタリティっつうやつ。やっぱりこういう小さな配慮が大事ですし、こういう小さなことの積み重ねが「さすが、オークラ」ってなるんですよね。
以前カハラ横浜に泊まったけど、その時はスイートルームだったのにチェックインは一般の列に並ばされてしんどい思いをしました。カハラも見習わなきゃ。
チェックインの際にお茶とお菓子が出されます。前回泊まったときは昆布茶みたいなやつでしたが、今回は単なる緑茶でした。でももしかしたら高級な緑茶なのかもしれないけど。お茶菓子も前回はダックワーズだったのにあられでした。ケチったのかな。
ベッドはこんな感じ。見た目はキングサイズに見えますがハリウッドツインです。リクエストすればこのようなレイアウトにしてくれます。
ベッド回りの機器は以前と変わらず。
バス回りも変わらず。
でも基礎化粧品はthreeなんですけど、今回は女性の分しか置かれていませんでした。前回は性別関係なく2人なら2セット置いていたのに。ジェンダーレスの時代なのにね。
ホテルのアメニティって何気に重要だと思うけど、ここでもちょっとケチってるのかな。
ちなみに追加は1セット3,000円で購入できます。

バスタブ回りも前回と変わらず。
バスタブは外から丸見え。目の前が公園なので至近距離から覗かれることはないけど、目の前の虎ノ門病院の病室からは双眼鏡があれば覗かれます。
バルコニーからの景色って別に際立ってすごくなくて、虎ノ門病院が見えるだけ。でも都心でバルコニーに出て全身で外の空気を浴びることができるホテルは希少価値が高いと思います。
一応椅子もあるけど寒いので座ってくつろぐことはなかった。
部屋は9階のバルコニー付きの部屋でした。
きれいに維持されていました。
荷物置きがもう少し広くてもいい気がします。
荷物を広げるとこんな感じになっちゃうので。
パススルーのクローゼット。
中はこんな感じ。お届け物は食べ物以外ここに入れておいてくれます。

せっかくなので靴でも磨いてもらうことにしました。前回は利用できなかったので。
靴を入れたら扉を閉めて側面のボタンを押しておけば知らないうちに取りに来てくれて、知らないうちに仕上がっています。側面のボタンが「delivered」って青く光ってると何か届け物があるってことです。撮り忘れたけど、靴はきれいに磨かれていて、オークラの巾着に入れて届けられていました。
このクローゼットの赤い箱は玉手箱って言うらしく、このサービスも変わっていませんでした。中身はお土産としてお持ち帰りができます。
ちなみにこのクローゼット、開けると冷蔵庫です。ビールやジュースやいろいろ入っていて無料で飲めます。でも追加は有料です。写真はないけど、飲み物の種類は前回と変わらずでした。
玉手箱の中身は変わっていました。少しショボくなってたような。
ケチったのかな。
TVでYouTubeが見られるようになっていました。前回もそうだったかもしれないけど、TVのリモコンボタンの「その他」を押してそこから入っていけば見ることができました。
前回はコロナ前だったのでこういう注意書も消毒液もなかった。
あれこれ注意書き。
館内施設の営業時間の一覧表。
こういう時期なのでwebとは異なることが多々あるのでチェックは必須です。
これも同じ。
ラウンジの営業時間とか提供されるサービスもwebとは異なっている場合が多々あります。
ということでクラブラウンジに行くことにしました。
既述の通り、プレステージタワーの中にあるのでヘリテージ組は一度下まで降りて横移動してそこからエレベーターに乗り換えて行かなければなりません。これはプレステージのロビー。

で、昔はヘリテージの宿泊者は全員クラブラウンジのアクセス権を有していました。ところが、今はヘリテージでもクラブラウンジアクセス権ありなしがあってアクセス権ありの宿泊プランを選ばないとラウンジには行けなくなっていました。
なのでヘリテージはクラブラウンジに行けるものだと思い込み、安い！って飛びついていざ泊まってみたら実はラウンジには行けなかったってことになるので要注意です。だからといってラウンジなしの部屋が以前より安くなってる感じはせず、むしろクラブラウンジのアクセス権付きの部屋が以前より高くなっている気がしました。
ケチったのかな。
レセプションの方に聞いてみたら、「クラブラウンジを利用しない方も多く、そのような方のためのプランです」だってさ。
多分もっと別の理由があると思いました。

ロビーを2階から見たところ。プレステージに泊まる人は部屋ではなくこのフロアでチェックインします。でもプレステージのクラブフロアの人はもしかしたら部屋でチェックインかもしれないです。
37階のクラブラウンジに向かいます。
クラブラウンジの入口。さほど混んでいませんでした。6割くらい埋まってる感じでした。
前回と変わらずディルマのTシリーズの紅茶。
ワインとシャンパンも前回と変わらず。銘柄までは覚えてないけど、赤と白がそれぞれ2本ずつ、シャンパンは1本置いてありました。
出汁。飲む出汁。これは前回はなかった。出汁をお茶代わりに飲むので当然ながら具材は置いていませんでした。
食べ物を取りに行ったら空っぽ。
ケーキ類は残りわずか。
これも空っぽ。
これも。

これも。
一体どうなってるんだろ？なかなか補充に来てくれないし。以前とは明らかに違いました。
大混雑ってほどじゃないのに。
取ってこれたのは緑しかない色映えしないサラダを小皿に少々。
ラウンジの窓から見る東京タワーは変わらず。
夜景は再開発で建ったビルもあって少し変わったかな。
なんかイマイチだったので外食して部屋に戻ってきました。
そうしたらターンダウンが終わっていました。
枕元にはピエールマルコリーニのチョコ。これは変わらず。まさかこれもケチってスナック菓子になってるのかと思ったけど大丈夫でした。
寝る前に再びクラブラウンジに行きました。ナイトキャップの時間でしたが、21時終了とのことで急いで行きました。
ナッツは大量にあった。
焼き菓子も。
でもこれだけで、以前はダックワーズとかピエールマルコリーニのチョコとかあったけど、ありませんでした。
やっぱりケチってる。この頃になって確信しました。
アメリカ大使館の壁面にはプロジェクションマッピング的なウクライナ国旗。まあそういう時代だからね。
そんな訳で特にやることもないのでそそくさと寝ました。
明日の朝食はビュッフェかヌーヴェルエポックかインルームか選べましたが、ヌーヴェルエポックは前に行ったことがあって、ダメではなかったけど至ってフツーだったのでオールデイダイニングのビュッフェにしました。
この写真は閉店間際に撮ったので閑散としていますが、9時頃に行ったら10人くらい並んでいました。でも中が広いので10分程度待ったら入ることができました。
パンの種類は相変わらず豊富。

朝食の内容は以前と変わらないような気がしました。
とはいえ、やっぱり全体的に品質が落ちてる気がしました。リニューアルオープンした頃の勢いはどうした？って言いたいところです。
ここ数年の経営状況が芳しくなく、それはどの宿泊施設も同じで、ここのところようやく上向いてはきたものの2020年からの逸失分を短期間で取り返すのは至難の業だと思います。
なので大胆にコストカットして明らかに品質が落ちたと言われないように、チビチビと見えないところでバレない程度に品質を落として、でもお値段そのままかそれ以上ってな具合に見受けられました。
まあどこもそうなんでしょうね。

う～ん、久々に来たけどちょっと残念。
次はどこに泊まってみようか考え中。