日本三大さざえ堂を見に行く！

2022/11/12 - 2022/11/12

「日本三大さざえ堂」のひとつ「成身院百体観音堂」へ行ってみた。

三大さざえ堂は、福島県会津若松市にある「会津さざえ堂」と

　　　　　　　　埼玉県本庄市児玉町小平にある「成身院百体観音堂」

　　　　　　　　群馬県太田市にある「曹源寺さざえ堂」の三カ所

　自宅から車で１時間以内の所に２カ所もあったんですねー

後日、太田市の「曹源寺さざえ堂」にも行ってきました。

エリア 本庄・上里(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 自家用車

埼玉県本庄市児玉町小平にある「ふるさとの森公園」
ここに日本三大さざえ堂の一つ「成身院百体観音堂」があります。

割と広い公園の一角にある「本庄市観光農業センター」

さざえ堂(成身院百体観音堂)はここで受け付け、
拝観料３００円を払います。

センター前に展示されてた人力車

センターから少し上って行きます。

受付でいただいたリーフレット
バックの浅間山は合成ですか？それともドローンで撮影ですか？
と聞いたところ、向いの山頂から撮影したそうです。

成身院百体観音堂
天明三年浅間山の大噴火の犠牲者を供養するために建立された。

外見は二階建てですが、内部は三層になっています。

正面に吊り下げられた大鰐口は直径が１８０㎝、厚さ６０㎝、重さ７５０ｋｇで
寛政７年(１７９５)江戸の鋳物師 西村和泉守の鋳造。

センターで拝観料払っているので右横口から入ります。
誰もいません、私達の貸し切り状態。

所々光沢があるのは皆さんがなぜなぜするんですね。

一層：時計回りに秩父三十四観音札所の本尊がならびます。

全部は撮影していませんが、撮影した中で私の好きな数点を載せました。

戸板みたいな所に描かれた絵。

二層には板東三十三観音

手にはいろんな道具を持っています。

登りと下りで同じ観音様を見ることも出来ます。

千手観音的な像が一番多かった気がする。

三仏堂にあった三仏は、観音堂の二層に移転、安置しています。
阿弥陀如来像・釈迦如来像は１４０５年、薬師如来像は１４６６年の造立。

三層には西国三十三観音が安置されています。

最上階になります。

天井には僧や動物・花などが描かれています。

天井に描かれた見事な絵

天井から駕篭が吊してあった (なんで？)
一応百観音を見て回ったことになるので降ります。

百体観音堂前にある「唐銅造大日如来座像」(市指定文化財)

里山遊歩道を歩いて行ったら木々が色づいてきれい。

狂い咲きか？　ツツジも咲いていた。

ぐるーと回って観光農業センターに戻ってきました。
いま思うと心残りなのが「仁王門」に行かなかったこと・・・

センター前の紅葉

とてもきれいでした。

近くに「間瀬湖」というダム湖があるので行ってみることに
ダムの堰堤とは思えないたたずまい。

小さなダム湖ですが水量はありますね。

間瀬湖はヘラブナ釣りのメッカのようです。

ボートの列に驚きました！

ふるさとの森公園の周辺には「高窓の家」と呼ばれる
昔の養蚕農家が点在し、キョロキョロしていたら「農村ミュージアム」発見！

駐車場は私道のあぜ道、目の前はコスモスの花畑。

なーんかウキウキしてきます。

小さなヒマワリも沢山咲いてた。

リンゴも・・・

カギに本で「かねもとぐら」

本当に蔵です。
高窓のある養蚕農家の集落で知られる小平地区。ＮＰＯネットワーク
ひがしこだいらのメンバーの根岸敬明さんが、自宅敷地内の蔵を改造し
養蚕関連資料を展示する農村ミュージアム「かねもとぐら」を開館しました。

敬明さんの曾祖父根岸担二は２７歳で自宅敷地内に高山社分教場を開く。
神蟲円で養蚕、高山社分教場で養蚕伝習、秋平製糸所で製糸と
世界遺産に匹敵する地域遺産を作りました。

座繰り機や

養蚕以外の品々も

機織機でしょうか

蚕が作ったうちわ

普通は繭を作るのですが、蚕が吐く糸でうちわを作るなんて・・・

渋沢栄一の本

高山社根岸分教場の集合写真。

これなんだか分かりますか？
私が社会人になったとき使っていた手動計算機です。
何か、うれしかったなー

製糸所屋根にあった鬼瓦。蔵の前に並べてありました。

この写真は根岸敬明さんも誰だか分からず
教えてほしいそうです。

焼きごてが見つかったので、訪問記帳のプレゼントとして手作りしたそうです。

我が群馬県にも日本三大さざえ堂の一つ「曹源寺さざえ堂」があるので
１２月に入り一人で行ってきました。

建物的には埼玉のさざえ堂と似ています。
らせん状に上り下りするするのは「会津さざえ堂」だけかな？

１１８７年新田家の祖新田義重公が祥寿姫の菩提を弔うために
　建立された六角堂が起源とされている。

右側の入り口から靴を脱いで入ります。

係の人がいたので拝観料３００円を払います。
ここでは観音様の写真はあまり撮らずに回りました。

ここも貸し切り状態。

板に描かれた天女の舞

最上階の窓から山門方面。

上り下りの通路があるので狭いです。

四角いらせん状とでも言うんですかね・・・

一層に秩父三十四観音
二層に板東三十三観音
三層に西国三十三観音　計百札所の観音菩薩が安置されている。
　さざえ堂を一巡りすれば百箇所の札所を巡ったことになります。

鐘楼横の紅葉がきれいだった。

ついでに近くにある「生品神社」に寄ってみました。

新田義貞が鎌倉幕府討伐のため挙兵した地として知られている。

１３３３年５月8日、後醍醐天皇の綸旨を受けて兵を集め出陣。
その時の騎馬武者は１５０騎だったそうな

その日のうちに７００騎以上に膨れ上がり
出陣してから２週間で鎌倉幕府を討滅させた。

ここの紅葉もきれいでした。

国指定史跡「新田荘遺跡」の案内板。

ようやくアップ出来てほっとしています。　おわり