茶臼岳

2023/01/20 - 2023/01/21

JR東の大人の休日倶楽部パス後半2日間を利用して、那須の茶臼岳に登ってきました。
大丸温泉→那須RW山麓駅→峠の茶屋→峰の茶屋跡避難小屋→茶臼岳山頂(1915m)→往路引返→大丸温泉→休暇村那須。スマホ記録では、活動時間4H41M(休憩1H14M)、距離8.4k、上り656m下り708m、消費カロリー1179kcal。

エリア 那須(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩

那須塩原駅前から大丸温泉まで行く朝一番の路線バスに乗るために、やまびこに乗車。小山～宇都宮間が乗客多く、乗車率は5割ほどに。

駅舎2階からの眺め。右から鋭鋒の朝日岳、隣にどっしりした茶臼岳、さらに左に南月山、その手前に黒尾谷岳。ちなみに三本槍岳は後ろに隠れて見えません。以上、那須五峰。

路線バスは、休暇村などの宿泊者用の乗車証利用。以前は無料でしたが、最近は宿で5百円(片道・往復同額)の支払い。登山客は私ひとり、ほかには地元の人ふたり。那須湯本の停車時間に雨衣、山靴、ゲーターを着用。

9:02、大丸温泉バス停(冬期終着)に着きました。お山は快晴。

大丸温泉公衆トイレ。登山者カード記入所にもなっていました。軽く体操して、6本爪クランポンを装着。

トイレ右手の階段から登り始めます。

階段を上りきると冬期閉鎖中の車道。この後、那須RW山麓駅までに大きく蛇行する車道と何度か交差。

一番下に着た網々シャツから雨衣を含めて5枚着込んだので、暑い。山麓駅前の雪のないところでフリースを脱ぎました。

山麓駅の少し上の広場で、改めて山々を眺めて写真撮影。

那須ロープウェイ山頂駅も見えます。

峠の茶屋駐車場の少し上に登山指導所。無雪期はここで登山カード投入。三斗小屋温泉は休業中の告知。最後に泊まったのはGoToのときだった。

さっそく、雪面に足跡。

山之神の鳥居の下、まだ通れました。

狛犬たち。

中の茶屋跡手前から、朝日岳が見え始めました。

先には、剣ヶ峰の恵比寿、大黒と呼ばれる大岩。

峰の茶屋跡避難小屋が見えてきました。手前の斜面には風による雪紋。

10:50、峰の茶屋跡の避難小屋着。振り返って那須野が原。冬期入口から小屋の中へ。

「アイゼンのままOK」が、うれしい。

少し早めの昼食。

茶臼山頂を目指して、出発。振り返って右に朝日岳、左に剣ヶ峰。

小屋の裏側には、隠居倉(1819m)。会津側はやはり雪が多い。この後、強風や急斜面もあり、写真撮影は止めて、山行に専念。ちなみに踏み跡のほかに自然保護のために張られたロープが雪面から出ていたので、登山道を外す心配はありませんでした。さらに雪が積もると埋まってしまうかも。

だだっ広い急斜面を登り切り、お鉢巡りに辿り着いてから、右へ反時計回りに山頂に向かいました。

11:45、山頂着。全方位の最高な景観が楽しめました。

まずは、東の那須野が原方面。

視線を左に巡らせて北の眺め。奥には会津の名峰、磐梯山が見えました。

北西側は、やはり雪が多い。手前から流石山、大倉山、三倉山。

さらに左には、、、西ボッチ?

南西側は、尾瀬だったはず。

南は日光方面。右に日光白根山、左の黒いシルエットは男体山。

ぐるっと一周の手前、山頂標示柱の先に見えるのは、南月山へ至る稜線。

12:26、峰の茶屋跡手前まで下りてきて、茶臼山頂を振り返り。

避難小屋の向こうには、朝日岳に向かう登山者が見えました。

ふたたび、避難小屋で休憩。室内温度は零下5℃でした。

午後2時過ぎに休暇村に着きました。部屋に入る前にロビーの無料サービス利用。那須高原のおらげ牛乳を一気に3杯飲み干し。おいしいのはもちろん、登山中、水分をあまり取らなかったせいかも。

夕食はビュッフェ。宇都宮餃子に栃木牛のハンバーグなど。グラスビールは別料金。

とちおとめ、たっぷり。ヘタを取った後、バニラアイスがけ。

コーヒー、甘味は部屋へ持ち帰り。

翌日、夕食のビール、弁当とお菓子で、クーポン2千円分きっちり消費。

那須塩原駅へ向かう朝、風は強く、お山は雪煙が舞いあがっている様子。この天気では、たぶん峰の茶屋跡で撤退していたはずと、天候に恵まれた山行に感謝。