日本酒でお清め　佐賀・長崎の旅　肥前浜編

2022/12/30 - 2022/12/30

祐徳稲荷神社で年末詣です。
お参りは思った以上に大変でした。
本殿まではともかく、奥の院までは急な山道を数百メートル歩きます。
ただ、景色は素晴らしく、有明海まで見渡せます。

肥前浜の宿場は、古い建物が残っているほか、酒蔵がありお酒を楽しめます。
（佐賀は九州の中では珍しく日本酒の方が有名ですね。）

エリア 太良・鹿島(佐賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

早岐から普通列車で江北へ向かいます。
奥の車庫には昨日乗った「ふたつ星４０４７」が留置されていました。

早岐から乗ったのはYC1。電気式気動車ということもあり、思った以上に静かです。

三川内を過ぎ、再び佐賀県に。
有田を過ぎて、武雄温泉で14分停車です。この間にリレーかもめが出発していきました。

早岐駅 駅

江北まで来ました。
ここから長崎本線に乗り換えて肥前浜へ向かいます。
廃止こそされなかったものの、西九州新幹線開業に伴い、一気にローカル線に格下げされた感じがします。
とはいえ、肥前鹿島までは特急が走っていますし、肥前浜までは電化を維持するとのことなので、まだいい方でしょうか。

肥前竜王を過ぎたあたりから、有明海[https://www.env.go.jp/water/heisa/heisa_net/waters/ariakekai.html]が見えてきました。

江北駅 駅

肥前浜の駅ではレンタサイクルを貸し出していました。
今回はバスと徒歩で街を廻ります。
宿場町を抜けて、バス[https://www.yutoku.jp/]に乗ります。
バスは乗客が多く、立つことに。
とはいえ5分もせずに祐徳神社[https://www.yutokusan.jp/]に到着しました。

バスを降りて、参道を進みます。
結構な数のお店が連なっています。
正月などは結構な賑わいになることが想像できます。

祐徳稲荷神社 寺・神社・教会

参道を抜け、立派な楼門をくぐり、まずは神楽殿にお参り。
続いて、階段を上がり、本殿でお参りしました。
下から眺めると立派な舞台です。

本殿の舞台からの眺めもなかなかのものです。

祐徳稲荷神社 寺・神社・教会

本殿でお参りして、お守りをいただいて、奥の院へ向かいます。
ここから、急な登りになります。ちょっとした山登りです。

息を切らして10分ほど登るとようやく山頂に。
奥の院でお参りをして、振り返ると有明海を望む素晴らしい景色が待っていました。

祐徳稲荷神社 寺・神社・教会

お参りを終え、肥前浜までは歩いて戻ります。
途中、幸姫酒造[http://www.sachihime.co.jp/]に寄ります。
年末ということで酒蔵見学はできませんでしたが、お酒を買うつもりだったので試飲はさせてもらえました。
辛口純米酒
大古酒（古酒の割にはクセがない）
を試飲させてもらいました。
どちらも美味しかったのですが、好みの辛口純米酒を購入しました。

幸姫酒造 名所・史跡

続いて、富久千代酒造[https://nabeshima.biz/]へ。
ここは販売はしていないのですが、中に入ると数々の鍋島が飾ってあります。
奥には佐賀で焼かれた酒器が陳列してあり、それだけでも見る価値はあります。

建物もなかなか趣があります。
本当は試飲や購入ができればもっといいのですが、こればかりは仕方がありません。

富久千代酒造 名所・史跡

酒蔵通りに戻ります。

山口醤油醸造場[https://saga-kashima-kankou.com/souvenir/6434]では醤油を試飲（なめ）させてもらいました。
普通の醤油（といっても九州の醤油なので甘い）
だし醤油（カツオエキス入りでこれも味が濃くて美味しい）
さしみ醤油（とろりとしていて甘さが際立ちます）
この甘い醤油を味わうと九州にいる感じがします。
普通の醤油をお土産で買いました。

山口醤油醸造場 名所・史跡

酒蔵通り[https://saga-kashima-kankou.com/spot/1114]はその名の通り酒蔵がいくつもあったようです。
時代を感じさせるような建物が並んでいます。
街並みとしてブレていないのがいいですね。
残念なのはその割に人が少ないことでしょうか。
多過ぎるのも大変か。

肥前浜宿 酒蔵通り 名所・史跡

通りの一番先にあるのが肥前屋[https://www.hizennya.com/]です。
ここでは光武醸造場[https://www.kinpa.jp/]のお酒が飲めます。
日本酒だけではなく焼酎も作っていて、試飲だけで十分飲ませていただきました。
手造り純米酒
本醸造辛口　金波
辛口無濾過原酒手造り純米酒　光武
蔵人企画　純米大吟醸　BOOST
芋焼酎　魔界への誘い
焼き芋焼酎　魔界への誘い
麦焼酎　舞ここち
と一通り飲んだうえで、有料試飲として
光武KGE DRAFT しぼりたて生酒 純米大吟醸[https://kegdraftjapan.com/products/%E5%85%89%E6%AD%A6-keg-draft-%E7%B4%94%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E5%90%9F%E9%86%B8]（すごく美味しくて絶対飲み過ぎてしまうタイプのダメなお酒です）
を一杯。
BOOSTは純米大吟醸なのですが、爽やかな軽い発泡があり、味わいもあって美味しかったので、お土産に買いました。

峰松酒造場 (肥前屋) 名所・史跡

肥前浜の駅に戻ったのですが、HAMA BAR[https://www.instagram.com/hama__bar/]は残念ながら、前日までで2022年の営業を終えてしまっていました。
先程飲めなかった鍋島をここで飲めれば完璧だったのですが、残念。

HAMA BAR グルメ・レストラン

列車出発まで時間があったので、駅から少し離れていますが、田なか屋[https://karaage-tanakaya.com/]へ。
お客さんがひっきりなしに来ます。
夕食もあるので、100gだけ買って食べます。
唐揚げって同じようで違うものですね。
風味があって美味しいです。
わざわざ買いに来る人がいるのも納得の味でした。

田なか屋 グルメ・レストラン