2023/01/02 - 2023/01/06
9位(同エリア122件中)
ごれんさん
2023年の年始旅行はユカタン半島の州都メリダに行ってきました。
ユカタン半島と言えば世界的リゾートのカンクン。
そのカンクンとメリダは車で4時間強の距離です。
カンクンは毎年異常なスピードで物価が上がっていますが、メリダはとてもリーズナブル。
しかも見どころたくさん。
治安も良く、物価も安く、南国エリア(雨季は暑すぎるけど)なのでメキシコ人にとても人気がある都市なのです。
私が久々にカリブ海の暖かい場所に行きたかったのと、ウシュマル遺跡見たさに行ったメリダでしたが、結果むちゃくちゃ良かったです。
現地でレンタカーを借りるか迷いましたが、暑い場所ではとにかく何処でもビールを飲みたい夫の希望で、メリダのセントロから出ているツアーに申し込むことにしました。
ツアーは事前にネットで申し込むより、到着後にセントロにたくさんあるツアーデスクに飛び込みで申し込む方が安かったりします。
また、メリダは観光地の入場料が現金受付のみが多いです。
手数料を嫌がって、レストランやツアーデスクですら現金しか受け付けないこともあります。
セントロにはATMがたくさんあるのでいいのですが、観光地は基本僻地でATMは少ないので、現金をたくさん持って行きましょう。
-
今日はピンクレク(メキシコではLas Coloradas(ラスコロラダス)と言います)を見に行くツアーに参加します。
朝7時に昨日と同じツアー会社前に集合。
途中、トレイ&朝食休憩を挟んで3時間でラスコロラダスに到着。カンクンから行くよりメリダからの方が30分ほど近いです。 -
ピンクレイクは自然保護区域「リオ・ラガルトス」という人口1,000人ほどの小さな村に位置します。
ピンクレイクは塩を採取するために造られた塩田で、工場の私有地にあります。 -
ピンクレイクはいくつかあって、時期やその日の天候によってきれいにピンクに見える場所にツアー会社が連れて行ってくれます。
乾季であればほぼ確実にピンクに見えますが、雨季(とくに4~10月)は「塩を取るために水を抜いて湖が消滅する」or「きれいなピンク色じゃなくなる」ことがあります。 -
この日はLas Coloradas Parque Turisticoという観光客のために作られたテーマパークに連れて行ってもらいました。(一応、行きのバンの中でガイドが参加者にリクエストを聞いてくれた。)
入場料はツアー代金に含まれておらず、外国人300ペソ/人、メキシコ人(居住カード保有者含む)250ペソ。 -
工場の私有地をテーマパーク化して観光客に開放しているので、あちこちに写真スポットが用意されています。
-
メリダ名物の例のベンチもあった。
各グループにこの場所の専用ガイドが付くので、写真はたくさん撮ってもらえます。 -
敷地は広いので、自転車レンタルもできるようです。
-
「スピルリナ」という微細藻類と「アルテミア」というミニ海水エビが生息することから、水がピンク色に見えます。
この微生物たち自体は赤くないのですが、
・カンタキサンチン
・βカロチン
という赤い色素をたくさん含んでいるのです。 -
風がなくなると鏡張りになってこれがまた美しい。
-
塩の山がありました。
とりあえずみんなここに登って記念撮影します。 -
メリダではアジア人ほとんど見なかったのに、ここには結構いました。
私たち以外は中国人ツアー客のようでした。
その中に、いかにもインスタグラマーみたいな身なりの若い女の子が、厚底ブーツ履いて一生懸命スマホで撮影していて、このまじで暑くて砂で足元が悪い中若いって凄いなって感心しちゃった。 -
ずっと奥まで歩いて行けます。日陰が全くないので、日焼け対策必須です。
小さな展望台もあって、トップのメイン写真は展望台から撮ったものです。 -
隣接する干潟の水は暗い茶色…
-
ピンクレイクが一番きれいに見えるのは正午~14時くらいだそうです。
私達は11時くらいに見ましたが、それでも想像以上にピンク色でした。 -
大体50分くらい見学できました。
あとこの施設は比較的新しいので、お手洗いが広くてきれいでした。 -
少し車で走って、次はカンクニト(Cancunito)というビーチで海水浴タイムです。
ここはウミガメの産卵スポットとなっており、手厚く保護(人工的建造物NG)されています。 -
木造のパラパだけが建っていて、早い者勝ちで使えます。
トイレや更衣室はありません。ゴミ入れはありました。 -
商魂たくましいお兄ちゃんが、ココナッツやソフトドリンクを売っていますがアルコールはありません。
-
地元の人も利用するビーチで、地元の人は日陰を作るためにパラパに張る大きな布を持ってきていました。
そうしないと本当に日陰がない!!! -
自然のままのビーチを残すため、だれも管理していないいわゆる野ビーチなので藻がたくさん。
でもきれいです。
ピンクレイクの後に寄り道した売店で、ビール買ってくればよかった! -
水は波が砂を巻き上げてしまい、透明度はありません。結構冷たいけど、入っている人がたくさんいました。
-
久々のカリブ海。
ここに約1時間半滞在しました。
持ってきたスナックを食べたり、地元の人と話したり、昨日同じツアーにいた人にまた会って話してたらあっという間。 -
次はPuente Las Coloradasから出発するボートツアーです。
ボートは6人乗りでした。 -
出発してすぐにワニに遭遇。
船長がうまいこと魚をエサにおびき寄せてくれるので、間近で見ることが出来ます。 -
ボートはかなりのスピードで進むので、帽子が飛ばされないように注意です。
-
メリダのシンボルともいえるフラミンゴ発見です。
シャイなフラミンゴを脅かさないように、静かにギリギリまでボートを寄せてくれます。 -
ただ、数は多くなかったです。
フラミンゴの大群を見たい場合は、セレストゥン自然保護区へのツアーに参加した方が良いですよ。 -
レッドリストに登録されているペリカンも近くで見ることが出来ます。
というか、向こうからボートに乗ってきてくれる。
船長が鳥用に餌の魚を用意してくれているので、希望者は餌付けができます。
やり方は船長がレクチャーしてくれます。 -
古代マヤの時代から引き継がれてきた、マヤ・ソルトクレイ(海泥)でミネラルたっぷりの全身パック体験です。
この場所で足元を見ると、カブトガニ(の死骸)が結構打ち上っています。
この後はパックしたまましばらくボートを高速で走らせます。 -
その後ビーチで泥を洗い落とします。
この海水が冷たくて、みんなでキャーキャー言いながら落としました。
顔に塗った泥が海水と一緒に目に入って痛かったなぁ… -
Río Lagartosという小さな町に到着してこのボートツアーは終了。
時間は15時半。ここでようやくランチタイムです。
小さなレストランですが、観光客を相手にしているのでシャワー3か所(水しか出ないし男女共用)が無料で使えます。
日本人向けのツアーじゃないので、そんなにきれいなところじゃないです。 -
バスタオルはホテルから持ってきて、ここで着替えました。
ランチはツアー代金に含まれていて、いくつかの選択肢がありましたが、私はシンプルな魚の網焼きにしました。 -
帰路は途中トイレ休憩が1回ありました。
19時半ごろセントロに到着。
いっぱい遊んだ一日でした! -
Unknownには3泊して、チェックアウトの直前にホテルのSPAを利用しました。
マッサージ60分790ペソ~と、やはりメリダの物価は安い!!! -
コスパのいいホテルでした!
キャリーを引いて8分ほど歩いて次のホテルへ移動しましたが、外はめちゃくちゃ暑かった!! -
メリダ最後の一日は、ちょっと贅沢してAntelar Casa Destinoに宿泊しました。
-
冷房ガンガンに効いていて嬉しい♪
-
まだ12時ちょっとすぎでしたが、部屋が用意できているということでチェックインさせてもらえました。
-
全7室という規模ながら、建物内は広々した造りになっています。
-
アダルトオンリーではないのですが、ゲストはカップルばかりで子どもは見かけませんでした。
というのも、定員が3名なのってスイートルームだけで、あとの部屋は定員2名までなんですよね。 -
庭にはリゾート感たっぷりの素敵プールも!!
-
チェアは4つしかありませんが、その後ろにはハンモックが4つもあります。
-
宿泊したのは1階のスタンダードルームです。
-
左がドア。
鍵穴が変わってて、ゲストはみんな毎回開け閉めに四苦八苦。 -
こんなに天井が高い部屋は初めてです。
もちろんエアコン完備。 -
特典で、赤ワインフルボトル1本サービスしてくれました。
-
冷蔵庫もありました。ここも缶ビール一本45ペソだったはず。
ウェルカムフルーツでリンゴが置いてありました。
自由に使える籠バックもありました。 -
ここはダブルシンク。
水が置いてなかったので、フロントで瓶詰めウォーター貰ってきました。 -
トイレとシャワー。
こんな高い所から降り注ぐレインフォレストシャワーは初めてです。 -
お洒落なハンドシャワーもありました。
蜂蜜を使ったアメニティもGood! -
隣の部屋とはうまい具合に植物で目隠しされています。
この建物にはスタンダードルーム4室か隣り合っていて、私たちは角部屋でした。
この日はすべてゲストで埋まっていました。 -
各部屋のテラスにはイスとテーブルが置いてあって、夫は長い間ここに座ってワインを飲んでいました。
蚊に刺されまくってたけど(笑) -
暑すぎて街歩きする気もなかったので、2人でしばらくプールでのんびり。
フラミンゴに乗ってプカプカ浮いたり、ハンモックで揺られたり…
最高… -
プールサイドでエビのタコスを食べました。
エビがぷりぷりで美味しかった。
代金は部屋付けにしてチェックアウト時に清算できます。 -
16時ごろ外出。
ソカロ南側にあるモンテホの家を見学します。
1549年建造の市内最古の建物で、現在は一部が博物館に、一部は銀行として使われています。 -
ユカタンの征服者モンテホが富をつぎ込んだ豪邸です。
それらの調度品だけでなく、現代美術の展示もしています。
入場料はなんと無料です。 -
ちょうどTuribusという2階建てバスが出発するところだったので、それに乗ることにしました。
1人120ペソで大体1時間で街を一周します。 -
人類学博物館になっているカントン宮殿。
もとはカントン将軍の邸宅でした。 -
馬車でも訪れたMonumento a La Patria。
途中Paseo 60というADOのターミナルにもなっている、大型ショッピングモールで停車。下車もできましたが、私たち含めほとんどの乗客が1周コースでした。 -
下車するころにはすっかり日が暮れていました。
-
市庁舎です、
1月5日から29日まで、メリダフェストが開催されます。
期間中は演劇やダンス、ミュージカル、コンサートなど様々な催し物があるようです。 -
公園でおやつにマルケーシタスを買いました。
チーズ&ヌテラで50ペソ。
1年前のオアハカのより5ペソ高かったけど、こっちの方が大きくて美味しかったな。 -
夕飯のレストランとして目星を付けていた2軒とも営業していなかった!!
どうしようかと悩んでいたら、道端に座ってリンゴかじっていた地元のお兄ちゃんに、
「Restaurante Hacienda Teyaがお薦めだ、la chaya mayaには行くな」
と言われたので、その通りTeyaへ。 -
Restaurante Hacienda Teya
お洒落な高級ユカタン料理レストランでした。
写真撮るの忘れたのですが、チャヤのサラダがお薦め!チャヤの葉っぱしか入ってないのに、海苔塩味のポテチの味がする! -
ホテルに戻りフロントで翌朝8時に出発する旨を伝えてタクシーを予約。
送迎と言ってもタクシーではなく、普通車だったのでUberなのかな?
でも空港まで350ペソと、行きに空港から乗ったタクシー240ペソよりはるかに高額でした。
メリダにもUberありますが、台数が少なくつかまりにくいです。 -
このホテルをめちゃめちゃ気に入った夫は、水着に着替えて一人でナイトプールで遊んでいました。
やはり低地はよく眠れます。 -
翌朝、7時すぎに朝食。
レストランは7時から営業しています。建物内は寒いくらいに冷房が効いています。 -
朝食は宿泊費に含まれています。
コーヒー、カットフルーツ、少量のシリアルとヨーグルト、パンは甘くない一般的なトーストでした。パンにはバター、パッションフルーツジャムとチャヤのジャムが付いてきます。 -
途中事故があったらしく渋滞で10分遅れで車が到着しましたが、空港まではスムーズで15分で到着。
既に搭乗開始のタイミングぴったりだったので、空港で時間をつぶすことなく帰路につきました。 -
セレストゥンやプログレソなど、他にも行きたいところはあったけど、とりあえず優先順位が高かったものは完遂できました。
1週間くらい滞在すれば、ビーチに観光に色々出来てちょうどいいんだろうな~。
お土産物含め、メリダは物価が安くて治安もいいのでお薦めです!!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
メリダ(メキシコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
70