2023/01/02 - 2023/01/06
14位(同エリア121件中)
ごれんさん
2023年の年始旅行はユカタン半島の州都メリダに行ってきました。
ユカタン半島と言えば世界的リゾートのカンクン。
そのカンクンとメリダは車で4時間強の距離です。
カンクンは毎年異常なスピードで物価が上がっていますが、メリダはとてもリーズナブル。
しかも見どころたくさん。
治安も良く、物価も安く、南国エリア(雨季は暑すぎるけど)なのでメキシコ人にとても人気がある都市なのです。
私が久々にカリブ海の暖かい場所に行きたかったのと、ウシュマル遺跡見たさに行ったメリダでしたが、結果むちゃくちゃ良かったです。
現地でレンタカーを借りるか迷いましたが、暑い場所ではとにかく何処でもビールを飲みたい夫の希望で、メリダのセントロから出ているツアーに申し込むことにしました。
ツアーは事前にネットで申し込むより、到着後にセントロにたくさんあるツアーデスクに飛び込みで申し込む方が安かったりします。
また、メリダは観光地の入場料が現金受付のみが多いです。
手数料を嫌がって、レストランやツアーデスクですら現金しか受け付けないこともあります。
セントロにはATMがたくさんあるのでいいのですが、観光地は基本僻地でATMは少ないので、現金をたくさん持って行きましょう。
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メキシコシティから飛行機で約2時間でメリダ国際空港に到着。
空港からセントロまで普通タクシーで240ペソですが、タクシーを待つ人で行列ができており、なんと40分待ち!!!
倍払えばエグゼクティブタクシーで10分待ちで乗れるとのことでしたが、ケチって40分待ちました… -
20分弱で今日から3泊お世話になるHotel Unknownに到着。
ここに決めたのは、ホテルの雰囲気が可愛らしかったのと、何より安かった!
予約した時期が早かったのと、キャンペーン中だったのか、かなりお得に宿泊できました。 -
事前にWEBチェックインを済ませていたので、フロントでID見せてサインするだけでチェックイン終了。
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全20室の小規模ホテルです。
メリダにはこういったブティックホテルが多いです。 -
1匹250ペソの追加料金でペットも滞在できます。
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レストランエリアを抜けて、客室ゾーンです。
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南国らしい写真映えする小路ですね。
客室のある建物はすべて平屋です。 -
奥にはリゾートチックなプールもあります。
パラソル1つとチェアが2つしかないので早い者勝ち。 -
私達は一度も使いませんでしたが、子ども連れにはぴったりのプール。
乾季とはいえ、メリダ蒸し暑いので… -
うまい具合に植物が配置されていて、リゾート気分あがります。
朝にスタッフがプールの掃除をしていました。 -
メリダ名物の2人用ベンチもホテル内にありました。
この形のベンチ、街の至る所にあるんですよ。 -
私達の部屋はNo.7の42平米のスタンダード ダブルルームです。
ドアを開けるとすぐにリビングスペース。 -
仕切りはないのですが、寝室エリア。
プライベートプランジプール付きの部屋もあるのですが、写真でみるとただ水につかるだけの超小さなプールだったので、安いスタンダードルームにしました。
その代わりテラスは狭いです。 -
シンプルだけど、家具もいいしエアコンもあります。
乾季の今ですら、かなり蒸し暑かったのでエアコンは必須。 -
シーリングファンもありました。
隣の部屋の音は聞こえませんでしたが、外を通る人の話し声や足音は結構聞こえます。 -
コーヒーは無料。
お水はプラゴミを減らすために瓶に入っていますが、ペットボトルが必要ならばフロントに言えばよいそうです。 -
バスルーム。
熱いお湯もすぐ出るのですが、シャワーを使うと何故か暫く下水の匂いが・・・
あと、シャンプー、コンディショナーのアメニティの質があまり良くないかな。 -
固定式のシャワー。
水圧は日本人的にはちょっと弱いかな。
シャワーの床も木なので、裸足で歩いても違和感なし!タイルより好き! -
お腹空いたので遅いランチを取りにセントロ方面へ向かいます。
ホテルからセントロまでは徒歩で15~20分ほど。 -
こういったカラフルな、ヨーロッパの雰囲気ただようメリダらしい建物もあるにはあるのですが、実際は強い日差しとハリケーンで劣化が激しく、色落ちした廃墟みたいな建物の方が多いです。ちょっとガッカリ。
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サンタルシア公園前のレストランLa Recovaで、奮発してロブスターを注文しました。新年だしね。
ここでの食事がメリダで食べた中で一番高かった。 -
メリダの中心Plaza Grandeです。
メリダの文字と大聖堂が入るこの写真スポットは、いつも人だかりが出来ています。
この写真は朝早く来て撮りました。 -
メリダのシンボルである大聖堂。
スペイン植民地時代の1561年から1598年にかけて、マヤの寺院の敷地内に建てられました。
ドミニカ共和国のサントドミンゴに次ぐ南北アメリカで2番目に古い大聖堂です。 -
1915年のメキシコ革命の際に略奪されてしまったため、外観はシンプルですが、内部は美しいです。立派な石の柱とアーチ、白樺の木の十字架があります。
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大聖堂の横の道に観光馬車が待機しています。
MAX4人まで、400ペソで40~45分かけて街を周ってくれるというので乗ってみました。
昼間より、涼しくなる夕暮れ時になると観光客が増えてきます。 -
ルートは決まっていますが、途中希望があればそこで降りてもいいそうです。
観光馬車とは別に、完全にタクシーのように利用できる馬車もありました。
メリダのセントロの道路は自動車と馬車が並走するのが普通です。 -
観光馬車は「メリダのシャンゼリゼ通り」と言われるモンテホ通りを走ります。
途中主要スポットを通ると、おじちゃんが説明もしてくれます。
モンテホ通りはカフェだけでなく、博物館や美術館が多いのです。 -
ユカタンの征服者でありユカタンの首都メリダの創設者フランシスコ・デ・モンテホとその息子の銅像。
縦揺れが凄いので、写真がうまく撮れない(笑) -
Monumento a La Patriaという、コロンビアの彫刻家によって作られたマヤの歴史を称える有名な石でできたモニュメント。
夜はブルーにライトアップされます。 -
裏側。
このモニュメントをぐるっと一周して再びモンテホ通りからセントロに戻ります。
モンテホ通りにはモニュメントが多く建っているのですが、落書きだらけなのが超残念。さすがにこのMonumento a La Patriaのすぐ隣は観光警察なのでマシですが… -
ホテルの部屋には冷蔵庫がなかったのですが、フロント横のバーでアルコールを買うことが出来ます。
しかも瓶ビール一本45ペソとホテルにしては安いです。 -
ライトアップしたプール。
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翌朝。
今日は、昨日セントロのツアーデスクで申し込んだ、遺跡ツアーに参加します。
ツアーデスクはセントロの至る所にあります。メキシコ人相手のスペイン語ツアーならどこで申し込んでもあまり違いはないと思われます。 -
Hotel Unknownでは宿泊料金に朝食が含まれています。
7時半から11時までが朝食タイム。
コーヒー、菓子パンはセルフサービス。 -
カットフルーツと、少量のシリアルとヨーグルトとオレンジジュース。
しっかり食べたい人には足りないですね。
ランチBOX作ってもらっているゲストもいたので、卵料理とかリクエストすれば追加料金で作ってもらえるようでした。 -
メリダはアメリカ・カナダからの観光客が多いようで英語が良く聞こえてきます。
歩道は狭く、観光の中心のセントロでもバスや車やバイクがスピードを出してバンバン通るので、排気ガスまみれで歩くことになります。
その辺、オアハカの方が断然歩きやすかったです。 -
Parque a la Maternidadを通って、集合場所である大聖堂近くのツアーデスクまで歩きます。
9時出発のはずが、なかなか迎えが来ない・・・ -
結局9時半に出発。参加人数が多かったようで、大型バスでした。
セノーテ、カバー&ウシュマル遺跡、チョコレート博物館に行くツアーで一人1000ペソでした。移動費とガイド料は含まれていますが、各施設入場料金は含みません。 -
まずはPebáというセノーテに到着です。
入場料は現金のみ100ペソ。例え泳がなくても払う必要があります。 -
簡易食堂、トイレ、ロッカー、更衣室があります。ライフジャケットも貸してくれます。
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私達は入りませんでしたが、水は澄んでいて比較的浅いそうです。
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当然日焼け止めはNG。まぁ洞窟内なので太陽光は入ってきませんが。
食堂でビール頼みましたが35ペソでした。クレジットカードNGですが安い。 -
次はカバー遺跡。入場料は現金のみ70ペソ。
雨の神チャークの顔の壁面「コズ・ポープ」で知られているのがカバー遺跡。
残念ながらコズ・ポープがある建物は現在修復中。
それでもチャークの顔で埋め尽くされた壁面は見ることが出来ました。 -
マヤ語でカバーは「強い手」という意味だそうで、遺跡の名前の由来となった像です。
支配者とおぼしき人物の像2体で、右側の頭部は現在メキシコシティの国立人類学博物館に収められているそうです。 -
典型的なプーク様式デザインであるコズ・ポープに隣接する宮殿。
上層部は一部を残して崩れしまっていますが、下層部と中層部が残っていて、中央の階段は登ることが出来ます。 -
もちろん登りました。写真左側の神殿の階段は登れません。
車道を挟んで反対側は現在鋭意発掘中で、カバー遺跡はかなりこじんまりしていました。 -
次はメインのウシュマル遺跡!
2023年1月現在、入場料は外国人は499ペソとすっごい値上がり!!!
メキシコ人は230ペソ。メキシコ国籍がなくても、居住カードを持っていれば230ペソで入れます。
日曜日はメキシコ人は無料です。 -
入場料支払いに際し、クレジット利用できる窓口は1つだけで、基本は現金払いです。
BANNOETEのATMが一台だけあるので、必要ならばここで現金おろせます。
現金すっからかんで焦っていた私たちも、ココでおろしました(笑) -
遺跡に入場してまず見えてくるのは、有名な魔法使いのピラミッド!
一晩で魔法使いが作ったという伝説が由来だそうです。
残念ながら現在はピラミッドに登ることは出来きません。 -
マヤ文明のピラミッドの中でも、こんなに美しい曲線を描くピラミッドはここだけです。
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ピラミッドの反対側の上の方には、チェネス様式の口を開けた蛇のファサードがあるらしいのですが、現在はもう入ることができなくなっていました。
というか、ウシュマル遺跡は現在、非常に限定された場所しか見られなくなっています。入場料高いのに(泣) -
「尼僧院」の基壇。
上の方に、雨の神チャークがいっぱい並んでます。
鼻が上に向いていると雨乞い、下向きだと雨に感謝という意味だそうです。 -
こちらも「尼僧院」です。
四方に細長い宮殿が立っていて、真ん中が広場になっています。
以前はこの中央の階段が登れたそうですが、今は完全に立ち入り禁止になってしまい、イグアナだけが闊歩していました。 -
東側の神殿。
こちらのファサードも、蛇の模様がモザイクで作られていてとても美しいです。 -
球技場には、球技に使っていたゴム球を通していたと言われるゴールの輪のレプリカもあります。
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「総督の館」がある丘に登って見る魔法使いのピラミッド。
丘に歩いて行く途中に以前は、「墓場の矩形」や「鳩舎の矩形」が見られたらしいのですが、今は完全立入禁止になっていました。 -
奥に見える大ピラミッドも、現在は封鎖されて登ることが出来ません(泣)
もっと近づくことが出来るけれど、どうせ途中でロープが張って入れないのと、暑すぎてここから写真を撮るだけにしました。 -
この横に長い建物が「総督の館」です。
「総督の館」の石のモザイクは特に美しく、蛇の模様やチャークなどさまざまなモチーフが描かれています。 -
一通り見終わりました。
以前はここから魔法使いのピラミッドの後ろ側へ入れたそうですが、封鎖されていました。 -
チケット売り場のエリアにあるレストランで16時にランチタイムです。
3種類の中から選べて、私は好物のコチニータピビルを選択。
食事はツアー代金に含まれていましたが、ドリンク代は別途支払いました。 -
最後は、ウシュマル遺跡からすぐのチョコレート博物館を見学します。
入場料は180ペソ。 近くにSantanderのATMがありました。 -
マヤとカカオの関わりや、チョコレートの歴史を学べます。
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雨に感謝するマヤの儀式のデモンストレーションがありました。
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ミニ動物園にもなっていて、1ペソで餌を購入し手渡しであげることが出来ます。
手を伸ばして起用に餌を握ってくるサルが可愛かった。 -
伝統的なホットチョコレートの試飲もできます。
チレをいれて辛くして飲むのがマヤ式だそうです。そのまま飲んでもあまり味がないので、チレだけでなく砂糖やシナモンが置いてあるのでお好みで。 -
大型バスとは思えないくらいのスピードで、19時半ごろセントロに戻ってきました。
これにて本日のツアーは終了。
今晩は観光客に人気のLa Chaya Maya Casonaで夕食です。 -
La Chaya Mayaはリーズナブルにユカタン料理が食べられるので観光客でいつも混んでいます。
ランチタイムには行列ができているのですが、夜はすぐに入ることが出来ました。
Chaya チャヤとは、ユカタン半島が原産地の植物です。 -
夫が注文したシーフード料理。
量も多く美味しかったです。
写真にはないのですが、私はチャヤ+パインの緑ジュースがすごく好きです。 -
私が好きなパヌーチョスと、鶏肉とピピアンのタコス。
ここのトルティージャはお店で手作りしています。
メニューもすごく豊富で、量のわりにとてもリーズナブルで、人気の理由が分かりました。 -
明日は、今朝お迎えのバスを待っている間に予約した、ラス・コロラダス(日本ではピンクレイクと呼ばれています)のツアーに参加します。
ツアー代金は一人1300ペソでした。
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