能登半島を走る観光列車「のと里山里海号」

2021/12/24 - 2021/12/24

　山代温泉のホテルを8時45分に出発しました。金沢駅10時15分発の観光列車「花嫁のれん1号」に乗車しました。七尾駅に定刻11時34分に到着しました。
　七尾駅12時25分発の「のと鉄道」の観光列車「のと里山里海号」に乗車し、終点穴水駅まで乗車しました。この旅行記は「のと鉄道」の観光列車に乗車時の記録です。

エリア 九十九湾・穴水(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩

　のと鉄道の免許形態は七尾線です。営業及び営業キロは七尾～穴水間の33.1ｋｍ。　第２種鉄道事業。第２種鉄道事業とは、他人の鉄道路線を使用し運送を行う事業です。のと鉄道は七尾駅の1番線ホームです。
　車両数は軽快気動車９両、その内一般車両7両、観光列車2両です。

七尾駅 駅

　観光列車の車内です。座席は窓側を向いている席もあります。

のと鉄道観光列車 里山里海号 乗り物

　指定された座席のテーブルには老舗寿司店が手掛けたという特製寿司御膳の昼食が置かれてあった。

のと鉄道観光列車 里山里海号 乗り物

　特製寿司御膳の風呂敷包みをほどき始めました。

のと鉄道観光列車 里山里海号 乗り物

　ノドクロやアワビなどを使った特製寿司御膳です。活きの良い魚が揃う寿司の本場、どれも美味しかった。

のと鉄道観光列車 里山里海号 乗り物

　田鶴浜町（たつるはままち）は、石川県鹿島郡に属していた町でした。2004年10月1日、七尾市等周辺1市2町との新設合併により新・七尾市となりました。
　ホームに建具が展示してある通り、木製建具の町として知られる。1650年、東嶺寺再建の際に、尾張より指物師を招き、戸・障子等の製作に当たらせたのが始まり言われている、そうです。

田鶴浜駅 駅

　能登中島駅に停車しました。この駅には何回か停車し、郵便車両を見学した記憶があります。

能登中島駅 駅

　のと里山里海号を下車しホームに降りました。

能登中島駅 駅

　鉄道郵便車「オユ102565」の案内板です。少し読んでみました。
　オユ10形式は、旧郵政省が所有していた全室郵便車です。一般客車の軽量構造化に伴って製造された我が国最初の軽量郵便車で、主に幹線区に使用されました。
　車内は郵便室と区分作業室を持つ特殊な構造で、郵便物を納める郵袋600個積むことができます。
　また、郵便物を運ぶだけでなく走行中には区分作業をしながら、駅では郵袋の積み降ろしを行いました。

能登中島駅 駅

　郵便物を運ぶだけでなく走行中に区分作業を行う写真。駅での郵袋の積み降ろしを行う当時の写真が展示されていました。

能登中島駅 駅

　昭和32年～46年の14年間に渡って、合計72両が製造された、代表する郵便客車です。北海道から九州までの全国各地を、郵便物を車内で仕訳しながら活躍していた車両です。

能登中島駅 駅

　当時の郵便客車の様子を再現していました。

能登中島駅 駅

　鉄道郵便が廃止になった昭和61年を最後に全車が引退し、現在では国内にこの1両を含め２両のみが保存されているそうです。

能登中島駅 駅

　能登中島駅です。列車の前方を撮影してみました。

能登中島駅 駅

　能登中島駅です。駅舎側の家並みを撮影しました。

能登中島駅 駅

　能登中島駅に停車する「のと里山里海号」です。その向かいに郵便客車が展示されています。

能登中島駅 駅

　列車のフロントに掛かる「のと里山里海号」のエンブレムです。

能登中島駅 駅

　運転席近くのテーブルの上に小さなクリスマスツリーが飾ってあった。

能登中島駅 駅

　「のと里山里海号」の運転席です。

能登中島駅 駅

　運転席側から見た景色です。

能登中島駅 駅

　「のと里山里海号」のアテンダントです。地味なユニフォームです、働き易いのでしょう。

能登中島駅 駅

　観光列車「のと里山里海号」の車内です。BOX席タイプもあります。

能登中島駅 駅

　観光列車「のと里山里海号」の車内です。能登半島の美しい景色を存分に楽しめる客席です。

能登中島駅 駅

　観光列車「のと里山里海号」の車内です。横に座れるタイプの座席です。

能登中島駅 駅

　西岸駅（にしぎしえき）近くの小さな湾です。

西岸駅 駅

　運転席側から見た車窓の風景です。

　観光列車「のと里山里海号」から見たツインブリッジです。

ツインブリッジのと 名所・史跡

　ビュースポット［七尾湾ツインブリッジのと］から見た能登の光景です。

ツインブリッジのと 名所・史跡

　ビュースポット［七尾湾ツインブリッジのと］から見た能登の光景です。

　ビュースポット［七尾湾ツインブリッジのと］の案内板があります。

ツインブリッジのと 名所・史跡

　ビュースポット［七尾湾ツインブリッジのと］地点付近の光景です。

ツインブリッジのと 名所・史跡

　能登半島の核心部に段々と近づいて行きます。

　真っ直ぐに伸びる線路です。

　能登さくら駅に到着しました。「能登さくら駅」の名称の上に小さな字で「能登鹿島駅」とあります。愛称が「能登さくら駅」です。愛称の方が大きい看板です。

能登鹿島駅 駅

　ホーム沿いにはソメイヨシノが植えられており、春の桜のシーズンの際はホームが桜の花に包まれることから「能登さくら駅」と付けられました。1999年（平成11年）の第1回中部の駅百選に選ばれたそうです。

能登鹿島駅 駅

　「能登さくら駅」の駅舎です。桜の木に囲まれています。

能登鹿島駅 駅

　魚の見張り台のような櫓の上に人がいますが、この櫓は穴水町の「ボラ待ちやぐら」です。櫓（やぐら）の人は観光用の人形だそうです。

　時々薄日が差す能登地方の気候です。

　どんよりした空模様です。典型的な日本海側の冬の気候です。移り変わり易い気候です。

　観光列車「のと里山里海号」はトンネルに入って来ました。トンネル内にはイルミネーションが飾ってあります。

　トンネル内のイルミネーションです。写真の腕が悪いので上手く撮れないようです。

　定刻13時28分に穴水駅に到着しました。観光列車「のと里山里海号」のアテンダントに見送られ降車しました。

穴水駅 駅

　観光客が降車した後のホームです。

穴水駅 駅

　穴水町を代表する駅です。以前は七尾線から能登線が分かれる分岐駅で交通の要衝駅であった。現在の穴水駅（あなみずえき）は、のと鉄道七尾線の駅で、同線の終着駅になった。

穴水駅 駅

　穴水駅（あなみずえき）の改札口の上には「乗車はすべて1番のりばです」の看板が掛かってあった。

穴水駅 駅

　穴水駅の出入口には穴水町出身の人気力士「遠藤関」の「顔ハメ看板」が飾ってあった。

穴水駅 駅

　穴水駅のシンプルな外観です。

穴水駅 駅

　穴水駅の正面です。

穴水駅 駅

　駅ホームに直結するお店「穴水町物産館 四季彩々」です。

穴水駅 駅

　穴水町物産館 四季彩々の店内です。遠藤関が迎えてくれます。

穴水駅 駅

　穴水町物産館 四季彩々には能登の様々な土産物が置いてあります。

穴水駅 駅

　穴水駅の斜め向かいに「穴水町さわやか交流館プルート」館があります。遠藤関展示室もあります。

穴水駅 駅

　能登島と和倉温泉を結ぶ「能登島大橋」です。海面は穏やかです。

能登島大橋 名所・史跡

　本当に穏やかな海面です。日本海側気候では余りない日です。

能登島大橋 名所・史跡

　能登島と和倉温泉を結ぶ「能登島大橋」です。青空が広がって来たような気がします。

能登島大橋 名所・史跡

　能登島大橋ロードパーク内に句碑があります。「能登島の　橋を　ゆさぶり　鰤起し」俊彦　と刻まれています。作者は七尾市出身の小林俊彦さん、元判事で俳人だそうです。

能登島大橋ロードパーク 公園・植物園

　今日の宿は和倉温泉の温泉旅館「日本の宿 のと楽」です。大小10会場の会議室と宴会場という大きな旅館です。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　温泉旅館「日本の宿 のと楽」の正面玄関です。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　温泉旅館「日本の宿 のと楽」の広いフロントです。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　「日本の宿 のと楽」は大きな温泉旅館ですが個人客が多いように見受けられました。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　個人個人がチェックインしています。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　広いエントランスです。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　広いロビーです。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　日本の宿と謳っているだけに通路は日本庭園をあしらっています。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　向こうに見える椅子席は一階のティーラウンジです。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　中庭は日本庭園です、落ち着きます。　

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　ティーラウンジ「虹の浮舟」です。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　ティーラウンジ「虹の浮舟」の店内です。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　一階にある売店「能登はいから通り」です。天井から「友禅　彩りあそび」と書かれた布切れが下がっていた。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　お酒コーナーには上段にワイン、下の三段には能登の地酒が陳列されてあった。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　棚には缶ビール、ミネラルウォーターなどが置いてあった。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　部屋から下を見ると人工的な海岸線が見えました。かなり埋め立てた事が伺えます。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル

　部屋から下を見るとプールのような池が見えました。プールに浮かぶ六角堂のような建物はティーラウンジのように見えました。

和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル