2022年11月足利ココ・ファーム・ワイナリ滞在記（と江口寿史先生ライブトークの記）

2022/11/19 - 2022/11/20

大好きなココ・ファーム・ワイナリー、3年ぶりのリアル収穫祭への参加です。
今回の前泊は、佐野市の佐野藤岡スーパーホテルです。
そして出発前には、千葉にてもうひとつのお楽しみが。なんと江口寿史先生と本宮ひろ志先生のライブトークの抽選に当たっていたのです٩(^‿^)۶

エリア 足利(栃木)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 私鉄

千葉県立美術館では、「江口寿史イラストレーション展　彼女 －世界の誰にも描けない君の絵を描いている－」が開催中です（2023年1月15日まで）。作品展示に加えてライブスケッチ、ライブドローイング、ライブトークと魅力的なイベントが企画されたのですが、幸運にも11月19日午後のライブトークが当たりました!

永遠の名作「ストップ!! ひばりくん!」……斬新なストーリーとおしゃれな扉絵に、1981年からの連載当時、はまりました～。江口先生は66歳になられたそうですが、お姿も声も若いまま（時空を超えてる？）

ライブトークの概要は、以下、美術館サイトから引用します↓
「ギャグ漫画家としての江口寿史をいち早く評価した先輩漫画家だったという本宮氏に江口氏自らが対談をオファー！　少年ジャンプの歴史を切り拓いたレジェンド・本宮ひろ志との夢の対談が初めて実現！」

ちなみに写真撮影okという、ファン思いのイベントでした。ありがとうございます。

告白します……本宮ひろ志先生の漫画は、兄のものをこっそり読んでました（女子中学生には刺激強すぎ～(๑˃̵ᴗ˂̵)）。

本宮先生のご発言メモ↓
「自分が楽しいことをやるのに遠慮することはない、うまくいかないときの覚悟は必要だけど」
「（江口先生は）20数年前と今の絵が変わらない（当時の絵が古くなっていない）のがすごい。あのキャラクターが動き出すのはエロ漫画しかない。あのイラストを漫画にできたらすごいよ」「死ぬまでに漫画描いてよ」（会場から、同意の拍手あり）

江口先生のご発言メモ↓
「本心は漫画をやりたい、けれど漫画家は"殺される"ので逃げてしまった」
「（女の子のイラストは）その人が営んでいる生活を入れるつもりで描いている」
「本宮先生に初めて会ったとき、ギャグ漫画を誉めてもらって嬉しかった。次に会ったときには、カミソリが鈍ったかと言われて……」
「『すすめ!!パイレーツ』は1日で描き飛ばしていて、集英社執筆室で描いた1年間くらいは楽しかった（が、20代は忙し過ぎてほかには何もできなかったように思う）」
「イラスト（で表現してる世界）を漫画に描けたらすごい。描き方を変えないと。セリフを減らしたり、決めコマだけ描くとか」

漫画創作の裏話やさまざまな衝撃エピソードも紹介された90分超のトーク終盤、本宮先生も、江口先生も猫を飼っているということで、「次は猫漫画なんかどう？」というアイディアが。本展監修・楠見清氏は「美人と猫（竹久夢二のように）を描くのもよいのでは」と結んでおられました。

江口寿史先生のいちファンとしては、また先生の漫画を読みたい気持ちがありますが、先生のお話からはなかなか難しい部分もあるようです。想像ですが、好きなことを仕事にしたこと、そして大きく成功したことで、大変なこと、お辛いことも多かったのでしょうか。どうぞ、ご無理をなさらないで（周りの期待に応え過ぎないで）、好きな絵を描いていただきたいと思います。

（諸事情があり、ライブトーク参加が先で作品鑑賞は後日予定なのですが、より深く作品を味わえることと楽しみにしております）

さて、ライブトークの余韻冷めやらぬ土曜日の夜、北千住から佐野に向かいます。夫が買ってきてくれたお弁当を、黙食にて美味しくいただきました。

夜更けの佐野駅前ではライトアップされた「さのまる」が静かに迎えてくれました。
スーパーホテル佐野藤岡は、駅から徒歩8分。全国旅行支援のおかげで、かなりリーズナブルに泊まれました。温泉付き、朝ご飯付き、お買い物券（いちご一会とちぎ旅クーポン）付きで、大満足! しかもお買い物券はココ・ファームでワイン購入時に使えるなんて。

温泉で疲れを癒し、熟睡しました（夫はいまいち眠れなかったそうです～）。
6時30分から朝ご飯をいただきましたが、無料とは思えない充実ぶりでした。また、「明日の朝ご飯予定時間帯ボード」に宿泊者自身にマグネットを置いてもらうことで、混み合う時間帯が正確に予測できるしくみなど、アイディアに脱帽でした。
こちらはチェックアウトの朝（日曜日）のホテル入口の写真です。

佐野駅から足利駅に移動して、ワイナリーまでのシャトルバスに乗り込みます。8時ごろでもある程度行列ができてましたが、スムースに乗ることができ、8時10分には出発できました。

バスは1名500円。そのほかタクシーで相乗りされる方もいるようでした。

バスの中ではココ・ファームとこころみ学園について解説するビデオが流されています。創設者の川田昇先生への尊敬の念を新たにしました。

今日は曇りのち小雨予定ですが、午前中は大丈夫そう。天気のよかった昨日（土曜日）は5000人の人出だったそうです。
当日券は1人5000円、ワイングラスや記念バッジとお土産ワイン等の引換券が付いています。

ワイン売り場がオープンするまでは、もつ煮やスープで温まります。その後、できたてほやほやのワインで乾杯です～!
今回のおつまみは、オードブルセット（フライしたチキンとポテト、ニンニクのオイル煮）、焼きマシュマロ、生ハム、チェダーチーズでした。
夫はできたてワインを3回おかわり。私はスパークリングワインに変えて、スパークリングジュースで締めました。夫が熱い紅茶のボットを用意してくれていて（←めっちゃ気がきく!）、舌を休めつつ暖まることもできました。

おまちかね、勝俣州和さんの元気な挨拶で、場が盛り上がります。醸造家のブルースさんのスピーチも3年ぶりですね。

収穫後のぶどう畑に座って、美味しいワインを家族や仲間と味わう。心地よい音楽が流れる中、学園の皆さん、一期一会の来場者の笑顔とともに。かけがえのないひとときです。

また来年戻ってこれることを、心から楽しみにしています☆