秋のお庭を散歩する・東毛呂グリーンローズ

2022/10/16 - 2022/10/16

ガーデニングに興味がある訳でもないのですが、時々バラの綺麗な時などにお庭を周っていました。秋になると庭に咲く花が終わってきて、鮮やかな色合いが減って寂しい気がしていました。そんな時にテレビで知ったのは、秋にお庭を公開している所があるそうです。

いくつか紹介された中から、東武東上線で日帰りが出来そうな、埼玉の東毛呂にあるグリーンローズへ行ってみることにしました。今頃知ったのですが、本やテレビでも紹介されている斎藤さんのお庭だそうです。

駅について見るとお昼ごろになっていたので、まずはお腹を満たそうとお蕎麦屋さんへ向かってしまいました。花より団子派でしょうか。何故か都会から離れると、お蕎麦が本場ではないかと勝手に想像してのお店選びです。目指すガーデンからは少し横にずれますが、10分弱ほどで「田中屋」と言うお蕎麦屋さんが見つかりました。お昼時でしたが、店内は静か。メニューを見て、蕎麦とミニ天丼のセットを頂きました。食べているとだんだんお客さんが増えてきました。道路沿いなので、車で来る方が多いようでした。

お腹を満たせたのでさらに5分ほど歩くと、ガーデンの看板が見えてきました。とても小さな看板ですが、一面に咲くコスモスが広がり見つけやすい眺めでした。

真っすぐに進んでいくと、そちらに曲がって入口から入ってくださいと、オーナーに言われました。門の方へ行くと秋の花が咲いていて、カラスウリの鮮やかな赤が出迎えてくれました。

お庭を進むと枕木やレンガで通路が作られていて、その両側に秋でも花を咲かせるダリアやジニアなどが植えられていました。植物の高低差を考えて、種を蒔かれているのでしょう。

ハウスの中で、一休み。コロナでなければお茶やケーキがあるそうです。花の種や苗を売っていたので、アノタの種と宿根草を一株買って帰りました。とても同じようには真似できませんが、花の咲く時期の違う種を上手く使うと秋でも色合いのある庭を楽しめるのだと思いました。　　

エリア 川越(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

東毛呂に着きました。初めて降りる駅でしたが、ホーム一つの静かな駅でした。

東毛呂駅 駅

駅前通りですが、とても静か。道路の真ん中を歩けてしまいそうなくらい。

ガーデンを見に来たはずなのに、空腹に負けてお蕎麦屋さんを目指して歩き始めました。

「もろやま田中屋」さんに到着しました。道路沿いですが、静かな環境です。反対側は神社の森だったこともあるかも知れません。

もろやま 田中屋 グルメ・レストラン

お昼時でしたが、店内にお客さんもいなくて静か。ゆっくりお蕎麦を味わえそうな予感でした。

サービスメニューがあったため注文すると、まずせいろが来ました。汁は少し濃いめな感じでした。

ミニ天丼も到着。小ぶりながらも、エビが三匹も並んでいて幸せな気分になりました。

お腹を満たして、いざガーデンへ歩き出します。毛呂まで来ると、山がとても近く見える気がします。

グリーンローズに着きました。小さな看板に名前が書かれているのですが、バラや背景のコスモスが存在感を出しています。花のお庭だとすぐわかりました。

残念ながら4トラの地図では、位置情報が設定できませんでした。

通路に沿って真っすぐ進んで今いましたが、入口はこちらで看板もあったのに見落としていました。

ミューレンベルギアカピラリスのお出迎え。名前が長すぎて、記録していないと絶対に忘れそう。穂がスモーク上に見えて、ほのかに色合いを出してくれる感じです。

ダリアも各色、良く咲いていました。

門の所に、カラスウリが下がっていました。葉は枯れているのだろうけれど、秋の庭の中で赤い色合いがあるのは良いバランスな感じ。

花ばかりでなく、こんな使い方もあるのだなあと感心しました。

緑の葉の中に、紫の色合い。たぶんリアトリスだと思います。多年草だから、毎年咲いてくれるはずです。

一年草だけだと秋に気温が下がると枯れます。こんな姿を見ると、多年草を庭に使うのも考えて見ようと思うくらいです。

庭の小さな広場かな？

枕木やレンガが敷き詰められて、その間に植物が顔御出す。落ち着いた雰囲気で良いなあと思うけど、簡単に真似するなんて出来ないだろうなあ。

本やネットの写真などで見たことのある、カフェの壁。一面につるバラの枝が誘引されています。春に来れば、きっとバラの花で埋め尽くされた壁が見られるのだと思います。

カフェでちょっと一休み。コロナ過のため、カフェの営業はありませんでしたが、お庭を見ながらゆっくりと休めました。

とてもよく咲いている秋バラもありました。でも数は春に比べれば少な目でしょう。

アーチに囲まれたテーブルと椅子。春ならば、この枝のすべてにバラの花が咲いているはずです。

秋でも花を咲かせているのが、花の季節の長いダリア。何色もそろえると、背が高くて見ごたえがありました。

背の高い花には支柱が必要だったり、日頃の手入れや世話も大変なのではと思います。

アナベルでしょうか。アジサイも花を切らずに置いておくと、ドライフラワーのような味わいになるのですね。

来年の花芽も出さなければいけないから、剪定が難しそうで真似の出来ない所です。

通路の脇は、低い植物で覆っていました。カラーリーフを使うと秋でも鮮やかな感じ、ちょっと早いクリスマスモードのような色合いでした。

円形の庭をタイルで放射状に区分けしていました。その一部ですが、植えてあるのは野菜の様です。我が家の野菜畑は、ただの畑にしか見えないけど。

レンガや奥の植物との組み合わせ、少しはおしゃれになるように考えなければ。

あれ、カマキリ君。君も秋の庭を見学に来たのかな？

道具置き場のスペース、きちんとおしゃれに整理されています。

我が家の道具は、ゴチャゴチャでとても人には見せられない。花以外にも参考になる事がいっぱいありました。

近くのホームセンターでは手に入りにくい品種があったので、宿根草の株を買って帰りました。