空を眺めに湾岸へ＿グランドニッコー東京 台場泊

2022/11/08 - 2022/11/09

不精のため昨年（2022年）一年分の旅行記をアップできず溜めてしまっています。記憶が完全に消えてしまう前に、コメント多少端折ってでも少しずつアップしようと思います。

東京の湾岸の空を眺めたり、飛ぶ飛行機や航行する船を見たくて、羽田空港や周辺をドライブする旅。景色が素晴らしいと評判のグランドニッコー東京台場に一泊しました。

　

エリア お台場(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

まず城南島海浜公園にやって来た。
東京都大田区城南島の端に位置する、東京湾に広く面した海浜公園。キャンプ場もある。
私たちの住む湘南からは首都高を羽田で降りて、東京港臨海道路を通って来ました。この辺りはもう大型トレーラートラックに囲まれながらで運転とても落ち着かなかったです。
近くのコンビニもトラックドライバー向けに広大な駐車場と特化した品揃えでした。
　
　

城南島海浜公園 公園・植物園

湾岸の運河沿いにはあちこちに公園があって、独身時代にはバイクでよく来ましたがここは初めてなんです。
駐車場に車を停め海辺のエリアへ。東京湾に沿ってL字型に長い緑地帯がずっと遠くまで続いています。

運河を挟んで公園の南側は羽田空港。
ANA国内線がメインの第２ターミナル側が見えます。

公園方向に離陸し通過します。

漠然と飛行機が好きですが、旅客機の機体など知識なく。
これはJALの機体。

AIR DOの機体が来ました。
北に飛び立ち、

方向を変え、

西に向かいます。

高度を上げるANA機と空港。

東京港湾局 監視船の「はやかぜ」かな。

少し東、右側の角度（東南方向）。

望遠で。
特に建物はなく駐機している機体が見えます。

しばらく公園を散歩し、ベンチに座ってコンビニで買ったサンドイッチなどで軽くお腹を満たした後、駐車場へ戻ります。
公園の木々は紅葉が始まっていました。

お台場のホテルに向かいます。

臨海トンネルを通り、湾岸の埋立地を巡って「グランドニッコー東京 台場」へ。３時半ごろチェックインしました。
お部屋に入る前にラウンジにてコーヒーとクッキーなどで寛ぎます。

グランドニッコー東京 台場 宿・ホテル

お部屋は２６階のスーペリア・ツイン。
建物は３０階建、客室は２８階までだから最上階に近い眺望最高の部屋です。
東京の景色を楽しむには NORTH VIEW / レインボーブリッジサイドを選ぶ人が圧倒的に多いと思いますが、私たちはあえて SOUTH VIEW / エアポートサイドを選択しました。

窓からは運河の手前に「船の科学館」、「東京国際クルーズターミナル」が真正面に、運河の向こうずっと遠くに羽田空港が見えます。

見下ろすと、首都高湾岸線 東京港トンネルの有明側坑口が間近に見えます。まだ開通してそれほど経ってないみたいですね。

そしてその上を通過する「ゆりかもめ」。

運転中は怖かった周囲の大型トラックですが、遠くに見下ろすとミニカーみたいでかわいいのです。

午後４時ごろの南の景色。

旅行支援「ただいま東京プラス」の利用方法を確認中。

設定中。
「region PAY」アプリをダウンロードしてクーポンをチャージ。

水回りをチェック。

設備はクラシックで素敵。

運河の向こう岸は大井のコンテナ埠頭。
今コンテナ船が接岸したところかな。

さて、私たちの部屋すぐ上、２７階に上がりビューラウンジに来てみました。

ゆったり２０席あり、フリーのコーヒー／紅茶を飲みながらくつろげます。

窓からはホテル北側の景色が。

レインボーブリッジ、東京タワー、ビル群、私たちの部屋からは見ることのできない都会の景色、やっぱりいいね。

右側（東方向）を覗き込むとフジテレビのビル。

眼下にゆりかもめ「台場駅」と「ヒルトン東京お台場」。
自由の女神像って小さいんですね。

グランドニッコーとヒルトンは共に駅と直結しているホテルです。

もう５時近く、屋形船が出てきた。

レインボーブリッジ・サイドのパノラマ。
ヒルトン東京お台場は4トラでもとても人気のホテルですが、景色ならグランドニッコー高層階を検討してもいいのではないでしょうか。

フジテレビのさらに右側を覗き込むとぎりぎり月が見えました。

実は今夜皆既月食が観れるのです！！！
すごくない！？

チェックイン時にも利用した２階のラウンジに再び、窓辺の同じ席。
５時直前です。
実は５時から〈カクテルタイム〉、軽食と各種アルコールが自由に楽しめるんです。

〈カクテルタイム〉始まりました！
クラフトビールも数種類あって最高です。食べ物も種類あって入れ替わりもするのですが、すぐお腹いっぱいになってしまうんですよね。
夕食はもうこれで十分すぎ。

食後は夜景を眺めにふたたびビューラウンジへ。
利用する人誰もいなくて落ち着きます。

部屋の照明がガラスに映り込んでうまく撮れませんでしたが。

７時過ぎ。さぁ、いよいよ皆既月食鑑賞ですよ！
どこからよく見えるかなとホテル建物の外に出てポイントを探します。フジテレビ側へ出た通路／広場あたりがいちばん良さそうでした。
月食の全過程は18時過ぎ～22時前まで、食の最大は19時59分との情報。月はすでにかなり赤味を帯びていました。

「グランドニッコー東京 台場」。

７時３９分頃。
「赤銅色」の月。もうだいぶ月食が進んで暗くなっています。

８時０３分頃、月食のほぼ最大、ピークをちょっとだけ過ぎた状態。

無謀でした、やはり三脚が絶対必要なことを痛感。とても暗く小さい被写体、かなりシャッタースピードを短くしないとブレてしまい、そのため感度を極端に上げたためノイズだらけの写真しか撮れませんでした。小さいので大きくトリミングして余計にノイズが目立ってしまっています。（一応ノイズ補正も効果は僅か）

ゆりかもめを利用する通勤者など通行人はほとんど関心見せずに通り過ぎていましたが、ピーク時にはグランドニッコーのホテルスタッフが大勢見物に出てきてけっこう盛り上がっていました。誰がスマホでいちばん上手く撮れたかなんてね。たぶん勤務終了時間だったんだと思います。

８時３４分頃。
食のピークをだいぶ過ぎ、もうかなり明るくなっています。
月の左下に天王星の白い点がかろうじて写っています。

３６分３０秒頃。
天王星がいちばん接近した写真。

上の写真の拡大トリミング。

グランドニッコーは温泉旅館ではないので大浴場とか基本ないのですが、本館隣のアトリウム棟のジム/スパ/プール施設併設の浴場を使用できる宿泊プランでしたので、少し歩くのですが利用しました。
入浴を終え部屋へ戻る途中、新鋭グラフィック・アーティストのポップな作品を展示するギャラリーがあって、妻を待つあいだ鑑賞していました。

アトリウム棟と本館の間の３階回廊が「ギャラリー２１」というスペースになっています。多くの作家の様々な作風のがありましたが、ウォーホールやリヒテンシュタインへのオマージュっぽい作品が多かったと思いました。かっこいいです。

手前のシルクスクリーン作品には￥330,000のプライスが。

バンクシーのがあったのは意外な。
￥77,000。

妻も入浴を終え合流。
部屋に帰ります。

２６階に到着。

ドアを開けお部屋に入ります。

私たちの部屋から見る夜景。

オレンジ色に光る首都高東京港トンネルの有明坑口がきれい。

おはようございます。
東京港の朝６時。
ゆりかごめのラインがずっと先のテレコムセンターのところで湾曲しているところまで見えています。

窓から左の方を覗き込むと、東京ゲートブリッジの向こうから日が昇るところでした。（望遠で撮影）

東京ゲートブリッジ、珍しく妻も非常に興味持っていて私もかっこいい橋だなと思っていて、後で近くまで出かけて見に行こうと思います。

2020年に開業したばかりの東京国際クルーズターミナルが見えます。
ここ新しくて素晴らしい施設なんですが、コロナ禍で今もガラガラなんですよね、もったいないなぁ。

対岸のコンテナ埠頭が朝日に輝いています。

エアポートサイドパノラマ。

窓の外の鳶。

動き始めたゆりかもめや入港する大型船をのんびり眺める朝。

東の空は金色に輝いて、

東に向かう旅客機が飛んで行きます。

急角度で高度を上げていくのを目で追います。

姿勢を安定させ更に東へ向かいます。

機影は小さくなり、やがて雲に隠れるまで見ていました。

早朝離陸する機体はまばらだったのが徐々に間隔が短くなってきた。それにつれ目が慣れ、遠くてよく見えない滑走路の離陸前の様子が何となくわかるようになり、そろそろ次の機体が飛び立つなと判断できました。

離陸した機体が北に向かって高度を上げ、やがて東に旋回しようとロールし始めたところ。
　　

高度を上げながら東へ旋回中。

引き続き旋回中。

東へ。

ほぼ水平に近い姿勢に。

コンテナ船が誘導されながら入港してきた。

…そんなふうにしばらく飛行機や船やゆりかもめが行き来する様子を二人でぼんやり眺めていた朝のひととき。けっこう楽しい。
エアポートサイドの部屋にして本当によかったな。（モノ好きね）

朝食も考慮しBS放送で早めに朝ドラを観ました。

「舞い上がれ」はちょうど前半のハイライト、「なにわバードマン」の人力飛行機スワン号が女性パイロットによる飛行距離新記録樹立に挑戦する回でした！

朝ドラ観た後、身支度をして朝食をとりに８時１５分頃レストランに。
最上階３０階にある、The Grill on 30th（ザ グリル オン サーティース）というレストランです。
もう景色良くてびっくりです！

窓辺のテーブルもよかったのですが…。

窓に向かって二人並んで外を眺められる、少し離れたソファ席にしました。
　　

メインディッシュを洋食または和定食から選び、メイン以外のサイドディッシュ（パン、サラダ、フルーツ、ドリンクなど）はブッフェです。ブッフェにはその他、炒め物などの料理も数種類ありました。

私はメインに目玉焼きを選択。

妻の選択はオムレツ。

因みにメインは４種類：
スクランブルエッグ／目玉焼き／オムレツ／東京フレンチトースト
付け合わせは３種類：
／ソーセージ／厚切りベーコン／ロースハム

迷ったけど、やっぱり窓辺の席がよかったかな～。
ここ最初空いていたんだよね。

窓辺から。
天気もよくてすごい景色だと思います。こちらサイドのお部屋の人気も納得。
でも最上階のこのレストランやビューラウンジから見ることができるので、私たちは今回エアポートサイドでよかったです。

レインボーブリッジサイドパノラマ。

レストランには北側レインボーブリッジサイドだけでなく、西側東京港／潮風公園サイドの席もあり、その窓辺から。

先ほど部屋から入港するのが見えたコンテナ船が接岸していました。
コンテナターミナルの向こうは品川／大井のビル群。

さあ、部屋に戻りチェックアウトの支度しましょうか。
レストラン入口付近のバーカウンター。

ウェルカムスイーツは持ち帰りました。

ホテルをチェックアウトして向かったのは東京ゲートブリッジ。

まずは車で渡ってみました。東京港臨海道路を西側の令和島から新木場方向へ。
写真や遠くから見た景色ではわからなかったけど、こんなに長く大きな橋だったとは思わずびっくり。「海上を跨ぐ区間の長さが1,618m：横浜ベイブリッジやレインボーブリッジの約2倍」（Wikipediaより）とか。水面から橋梁最上部の高さが87.8mということで、高所恐怖症の私は運転するのが怖かった。

東京ゲートブリッジ 名所・史跡

合理的な理由がある形状だと思うけど、このトラス構造がとにかくカッコよくて見に来たかったんですよね。すごいなー。

東京ゲートブリッジを近くから眺めるのなら、若洲海浜公園からがいいようなんですが駐車場にうまく辿り着けなくて、時間もないのでちょっと離れた道路から撮りました。また来ることもあるでしょうからそのときはしっかり眺めたいです。

羽田空港に来ました。これはランチの写真。

駐車場へ入れるのに初めてで、また混雑していて少し苦労したのですが第２ターミナルの駐車場に停めることができました。
お腹が空いていたのでまずはランチ。どのお店も混んでいてなかなかいいところが見つからなかったですが、第２ターミナル５階の「黒長兵衛 羽田空港店」という居酒屋のランチが美味しそうであまり待たずに入れそうだったのでここにしました。
私の焼き加減絶妙な「焼き魚とろろ膳」と妻の「刺身とろろ膳」。

黒長兵衛 羽田空港店 グルメ・レストラン

食後、同じ５階の羽田空港第2ターミナル展望デッキに来ました。
ここに来るのが目的だったので。
第1ターミナルの方でもよかったのですが、駐車場の関係でこちらに。でもこちらで全然構わなかった、かえってよかったかも。
展望デッキってもう、子供のころ来て以来だと思います。

屋内展望デッキもありますが、やはり屋外がいい、第2ターミナルなので駐機している機体はANAばかりです。

羽田空港第2旅客ターミナル 展望デッキ 名所・史跡

コンテナを運ぶトーイングカーも大好きなんです。ミニカーもたくさん持っていて。
ですがANAのトーイングカーは屋根付きで、そこがいまいちカッコよくないんですよね。働く人にとっては快適でいいんだと思いながらも。

でも動き回るトーイングカーを眺めるのは楽しい。

第２ターミナルの展望デッキの前には羽田でいちばん長いC滑走路。
JALの旅客機もこの滑走路を使用するんですね。向こうにさっき渡った東京ゲートブリッジが見えます。

JALの別の機体ですが離陸するところ。
飛行機は好きですが、知識は何もなくて。マニアの多い分野なのでちょっと気後れするですが。

これもまた別の機体です。

スカイツリーを背景に上昇中。

デルタ航空の機体も。

最後にANA。

空港では「ただいま東京プラス」のクーポンを使ってお土産などを買い、帰路につきました。
飛行機たくさん見ることができ、とても楽しい一泊旅行でした。