2022/10/30 - 2022/10/30
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みーみさん
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3年振りに実開催となった大阪生きた建築フェスティバル(イケフェス)。
今回は時間が合わなかったり、抽選にはずれたり、で、ガイドツアーには
参加できず。予約なして、自由見学できるところを回りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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イケフェス参加の三木楽器の建物正面は商店街のアーケードがあるのでよく見えません。
三木楽器開成館 名所・史跡
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商店街をはずれて横から見ると建物の全体がよく見えます。
大正14年の建築で、設計は増田建築事務所、施工は鴻池組。
縦のラインを強調した端正な佇まいの外観です。窓下のテラコッタがアクセントになっています。三木楽器開成館 名所・史跡
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営業中ですが、見学者は自由に(一階のみ)店内を見学できて、写真もOK。
一階ほぼほぼピアノのショールームなので、普通では用もないのに入れません。
だからこういう機会はありがたいですね。三木楽器開成館 名所・史跡
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ステキなデザインのライトです。
三木楽器開成館 名所・史跡
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設計の増田清はあの原爆の爆風に耐えた広島のレストハウス(大正呉服店)を設計した人で、平成25年に実施した三木楽器大成館の耐震診断でも問題がなかったそうで、増田清によるコンクリート建物はとても堅牢であることが再認識される形となりました。
三木楽器開成館 名所・史跡
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美しい漆喰装飾。
三木楽器開成館 名所・史跡
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イチオシ
階段もいいですね~。大理石が豪華。
階段横の大きな書棚の上部は当初からのものだそうです。三木楽器開成館 名所・史跡
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そして正面玄関にはめ込まれているステンドグラス!
三木楽器開成館 名所・史跡
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イチオシ
山に鳥が飛んでいる図というのがちょっと意外でした。
しかもその山がかなりきりたった険しい山なんですね。三木楽器開成館 名所・史跡
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直線的でとても幾何学的なステンドグラス。
作者は木内真太郎。今回初めて知った名前でしたが、大阪中央公会堂や、横浜の外交官の家(内田邸)松山の 萬翠荘など、それとは知らずに見ていた作品多数。三木楽器開成館 名所・史跡
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本町にあるイケフェス参加建物・船場センタービルは、高速道路の真下に続く繊維関係の問屋さんが入る建物です。
船場センタービル ショッピングモール
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「せんびる」とよばれています。
船場センタービル ショッピングモール
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問屋さんですが、小売りをしている店も多くて、にぎわっています。
今日は日曜日で閉まっている店も多いですが。それと、地下には安くておいしい飲食店もたくさんありますよ。船場センタービル ショッピングモール
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本町橋は大正2年にかけられた大阪市内で一番古い橋です。
本町橋 名所・史跡
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ルネサンス様式のどっしりとした橋脚に支えられた美しい橋なのですが、
本町橋 名所・史跡
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上を阪神高速道路が走り、東京の日本橋状態になっています。
本町橋 名所・史跡
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この本町橋がかかる東横堀川や水辺の活用などの活動をしている街づくりの一般社団法人の拠点となっているのが、β本町橋という建物で、本町橋近くの東横堀の河岸に建っています。
本町橋 名所・史跡
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イケフェス参加の子の建物は木造というのが今時らしい。
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β本町橋は本町橋の清掃なんかも行っています。
建物内では本町橋に関する展示や、野菜の販売なんかもしていました。
日替わりでレストランを営業したり、いろんなイベントをしているみたいです。 -
さて、地下鉄に乗って、長堀にやってきました。
イケフェス参加の大阪農林会館。大阪農林会館 名所・史跡
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同じ通りにある同じくイケフェス参加の原田産業。
両方ともとてもすてきな建物ですが、以前に中は見学したことがあるので、今回は時間の都合上外観のみ。 -
イチオシ
で、今回、中を見学するのは、同じ通りに建つ、大阪写真会館です。
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名前のとおり、主にカメラを扱う会社などが入っていますが、現在は貸し会議室や貸しホールなども行っています。
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建築は1963年。
設計は長谷川工務店、今の長谷工コーポレーションです。 -
中に入ってみましょう。
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昭和な床ですね。
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イチオシ
エレベーターの扉の周り、カーブしているのがわかりますか?
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エレベーターの中も、直線じゃなくてカーブしているんです。
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なんか宇宙的というのか、直線的なビルのなかでエレベーター部分だけ曲線というのがアクセントになっていておもしろい。
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2階のエレベーターホールの壁のタイルがまた、渋い。
一階とテイストを替えているところが心憎いですね。 -
写真作品が飾ってありました。
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ところでエレベーター横にあるのは手紙の投函箱ですかね?
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2階の会議室が開放されていました。
外から見るとタイルのように見えた窓ガラスの下の部分、これは実はガラスブロック。
暗くなって灯りが入ると、ガラスブロックと一目でわかるんでしょうが、昼間見ると
まったくわかりませんでした。 -
昼間外から見ると、ほんとにガラスブロックとは全然気が付きませんでした。
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夜になるとまた違った景色になるんでしょう。
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このビルは白や黒のモノトーンの色調ですが、突如、階段だけは赤くなります。
しかもこの階段は非常階段なのでで鉄の扉が付いていて外からは見えません。
もっとも、非常階段といっても、日常的に使われているのかもしれません。 -
エレベーターの扉の色とも呼応させているのかもしれません。
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イチオシ
心斎橋の大丸にやってきました。
全面的に建て替えが行われましたが、ヴォーリズ設計の先代の建物のデザインをよく残しています。大丸 (心斎橋店) 百貨店・デパート
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低層部分の外観はほぼヴォーリズ時代のものを踏襲して、高層ビルとそれほど違和感がないように思いました。
大丸 (心斎橋店) 百貨店・デパート
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内部は写真は撮れませんが、中も以前の内装を引き継いたゴージャスさでした。
大丸 (心斎橋店) 百貨店・デパート
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御堂筋側の入り口。
抽選で閉店後のガイドツアーを行っていましたが、参加できず。大丸 (心斎橋店) 百貨店・デパート
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イチオシ
最後に天王寺に近いJR寺田町を降りてやってきたのは、自由の女神に、屋根にしゃちほこ、丸窓に色ガラス・・・
ここが何かといえば、お風屋さんです。
自由の女神が掲げているのは「温泉マーク」で、べたにニューヨークと入浴をかけたものであるらしい。
さらに自由の女神だけでなく、しゃしほこまでのっけてるところがすごい。
すべてが左右対称になっています。源ヶ橋温泉 名所・史跡
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橋の親柱?。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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源ヶ橋温泉は、お風呂屋さんとして初めて登録有形文化財になった建物です。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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更衣室の天井が豪華!
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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更衣室からはこんなりっぱな日本庭園を眺めることができます。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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模様のあるガラスは味がありますね。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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造作の造りがしっかりとしています。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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風呂場への入り口もむちゃくちゃ立派。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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お風呂部分はわりあいシンプル。
白を基調とした中に水色のタイルが映える。源ヶ橋温泉 名所・史跡
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電気風呂やオパール原石風呂なんていうのもありました。
オパールって身体にいいんだ・・。源ヶ橋温泉 名所・史跡
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女湯と男湯はほぼ同じ造り。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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現在はお風呂屋さんとしては営業されていません。
活用法を考え中とのこと。源ヶ橋温泉 名所・史跡
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ドアの上に欄間のような透かし彫りが。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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波に千鳥かな?
この扉、お手洗いへの扉でもありますが、源ヶ橋温泉 名所・史跡
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2階への階段にも続いています。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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イチオシ
そして二階にはこの窓ガラス!
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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丸窓はモダニズム建築によく見られますが、こうやって色ガラスが入ると、ちょっと雰囲気が変わってきます。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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凹凸のあるガラス面や色ガラスはなんだかノスタルジックな雰囲気を醸し出しますね。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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2階の天井もなかなか立派な作りです。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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2階はビリヤード屋や、すき焼きやさんなどとして利用されていたそうです。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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建設は1937年。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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右側の長い屋根は2階への階段室で、2階へは中からのほかに、右下に見える外側から直接出入りできる入口もあります。この階段室は後から付け足したように見えるんですが、どうなんでしょう。
源ヶ橋温泉 名所・史跡
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2階からの眺め。
源ヶ橋温泉付近は古い町屋なども残り、近くの源ヶ橋商店街もレトロな雰囲気がただよっていました。
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