2022/10/17 - 2022/10/21
12位(同エリア175件中)
こぼちゃさん
なかなか行く機会のないマレーシア東海岸のリゾート地と思われる離島をアイランドホッピングしてみたのだがシーズンオフの影響で船の運行が極端に削減されていて訪問するのが難関なためプルフンティアン島(perhentian)、レダン島(redan)、カパス島(kapas)のみに留まった。今までマレーシアの離島はケタム島とラブアン島と離島ではないけどペナン島のみ行ったことがあった。
今回ははじめてスマホでデータ通信ができる環境を備えて旅をした。チケット手配、宿との連絡、レストランのオーダーなど必要となる場面が多かった。これからは通信手段を持たない状態での旅行が難しくなるかもしれないと思った。旅行ガイドの代わりとしてgoogle mapを駆使して動き回ったのだが想定外のことばかりで全く思うように進まなかった。
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ジョホールバルからジャングル鉄道で15時間程度かけて30分遅れにて終点のtumpatに到着。ここまで乗車している乗客はほとんど居なかった。駅は工事中で出入り口もなく工事現場の隙間から適当に出入りするようになっていた。駅前にタクシーは1台も居なかった。
何もしていないのにすでに3日目であるが時間にゆとりがあるので全然余裕である。ただ、余裕を持て余しすぎて結果的には大量に無駄な時間を浪費することとなった。 -
ひとまず東海岸の海を見ておこう。東海岸線という路線名だがマレーシアの中央を走り続け終点のtumpatのみ辛うじて東海岸にアクセスできる。
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Googleマップを活用してバスターミナルを探したがいずれのバスターミナルにも短距離ローカルバスの発着は無さそうだったり存在しなかったり廃墟みたいになっていたり、路線バスやタクシー自体を見かけなかったり手詰まり状態となった。
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その辺で井戸端会議しているおじさんグループに聞いてみたところ、この街にはタクシーも近距離バスも無いと想定外の返答が来た。Grabを使いなさいと言われたのだがはじめて聞いた言葉なので分からないと答えたところ車の手配をしてくれた。31RMでコタバルまで移動。ここでGrabという配車アプリを知ったことにより今回の旅で何度か活用することができたのたが、ここで出会わなければ、この先の行程は少々苦労していたと思うので、この街に降り立ったことは失敗ではなかったのかもしれない。
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コタバルのバスターミナルに到着したが長距離バス用のターミナルのようで近距離は発着がないらしく、タクシーで違うターミナルに移動しバスの時間を確認したところ1日に4本しか無くて二時間半待ちとなったため時間つぶしに街を散策。
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名古屋の看板が気になった。チェーン店のようでたまに見かけた。布が売られているみたいで日本とは関係なさそうだった。
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ここが近距離のstesenというバスターミナル。
タクシーをチャーターすれば今日中にプルフンティアン島に行けるので、聞いたところ70RMで玄関の街のbesutまで行くとのことだが胡散臭い運転手だったので他のタクシーを探したのだが、遠いから行きたくないと断られたためバスを待つことにした。 -
時間つぶしのためコーヒーショップで食事をした。店のシステムに従いはじめてスマホからオーダーを入れた。このチキンライス何故か手前と奥の玉の上に赤い✕マークが乗っていて、今回の旅はコケてますねという気分だった。全然美味しくなくて、中に爆弾とも言える激辛ソースが入っていてお腹を下してしまい二度にわたり✕な食べ物だった。
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Besutの街に到着した。リゾート地の玄関口なので賑やかなのかと思ったら、とても静かでひっそりした街だった。
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宿も選択肢がほとんどなくて民宿みたいなところに泊まり85RM(2700円)くらいだった。水シャワー、シャンプーや石鹸無しで割高感が否めない。
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4日目
港の前には沢山の旅行会社が並んでいるが開いている店は殆ど無かった。船も便数が絞られていて日帰り可能な選択肢は一つだけだった。 -
無造作にボートが並んでいて船会社の名前も書かれていないため繁忙期は難しそうだ。8時半発の船だがなかなか出発せず1時間くらい待たされた。
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プルフンティアン島に到着した。
特にインパクトはなくリゾート地という雰囲気も薄かった。 -
隣のリゾートエリアにアクセス可能なトレッキングコースがあるけれど、あまりに草木が深く距離も長く未知数なためパスした。
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海はあまりキレイではないので私のようにシュノーケル目的には適さない。
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様々な場所にボートタクシーを出しているので向かいの島に行こうと手配をお願いしたのだが、タクシーはいないと言われ終了。
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こんなにたくさんの島があって向かいの島はすぐそこなのにどこにも行くことができなかった。残念。
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桟橋はメタメタで波によって遠く離れたり捻れたりするのでアトラクションをやっているような気分だった。帰りの船は12時だが少し遅れながらもきちんと私を回収しに来てくれた。
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besutから各地へのタクシ運賃表
次はレダン島に行こうと考えているがバスだと今日中に島に到達することが出来ない。タクシーなら間に合うのだが運賃が高いし急いだところで船があるのかも分からないため路線バスでのんびり向かうことにした。 -
続いてバスで移動してレダン島に行くことにした。前日にbesutのバスターミナルでクアラトレンガヌ行きのバスを確認したところ黄色いバスが行くよと教えてもらえた。たまたま黄色いバスが停まっていたのでチケットを買ったら他の長距離バスを指定され待つことなく出発することができた。
売店でコーンカップを買った。マレーシアのコーンカップ大好き。 -
クアラトレンガヌに到着した。今日は時間的にレダン島に渡れないのでホテルを探しチェックイン。
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88RMだった。値段相応かと思うが肺がスースーするくらいホテル内全域に湿布の臭いが充満していた。消臭兼害虫除けだろうか。
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クアラトレンガヌからレダン島行きの船があるはずなので確認しに行ったが、運行してなさそうな怪しい雰囲気だったのでインターネットで確認したところ運休だった。そのため明日は隣町のメランまで移動する必要が生じることになった。
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ひと通り近辺を散策したがこれといった飲食店が見つからなかったので夕食はバスターミナルにてNasi Ayamを食べた。これがマレーシア旅行で食べた全ての料理の中で一番美味しかった。野菜と鶏肉はごま油っぽいものと程よい塩加減。生姜で香りの付いたチキンライス風のご飯。
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5日目
クアラトレンガヌのバスターミナルの
写真だが、一番奥の8または9番乗り場から出るMerang行きの路線バスに乗りレダン島に行く船が出る港に向かった。時刻表は存在しないがgoogle mapの発着案内が正しく機能していた。但しこの区間は所要1時間45分となっているが1時間で到着してしまうため途中のバス停から乗るのは現実的ではない。空港付近を通過するが利用するのは現実的ではない。また同じ乗り場から名前が似たMarang行きのバスも発車するため乗り間違いに注意。一つの乗り場に3縦列駐車していて同時刻にピストンのように3台まとめ手出発することもあるため乗り損ねないように注意が必要。 -
バスはメランの船着場の手前が終点となる。
船着場には旅行会社が複数あるので適当な店を選んで伺ったところ、今の時期は定期便がなく日帰りができないとの悲報を受けた。9時発の11時戻り限定のためしばらく考えた末、レダン島で一泊することに決めて船のチケットを手配した。チケット売り場のお姉さんは簡単な日本語の挨拶ができていた。
100mくらい離れたところにある食堂で朝食を済ませようとしたら、チケット売り場のお姉さんがいつの間にかワープしていて、時間はたっぷりあるから、ここに座ってと隣に座らせてくれて、なんと朝食をご馳走してくれた。とてもありがたかった。その後、車に乗ってと言われ二人のお姉さんと一緒に車で移動するも100m走ったチケット売り場で下車。歩かないのか!ツッコミを入れたかった。
旅先で人からご馳走してもらうのは数年前にムンバイで遭遇した睡眠薬強盗からもらったオレンジジュース以来だ。強盗だと分かっていたので人物の写真を隠し撮りして、一旦現金を強盗させて取り戻して被害無しで帰国。後日、調査したところ日本人をターゲットにした常習犯であることが分かったので領事館に報告。その数ヶ月後に逮捕され新聞に載り禁錮7年の刑になったらしく、強盗は今も警察から毎日、飯を奢ってもらえていることだろう。 -
レダン島に到着した。
立派なリゾートホテルもあるが私には泊まれない金額だった。 -
真っ白なビーチが続くがシーズンオフのせいか海の透明度は低い。
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やることが無いので食事することにしたが物価が高すぎて眼球が地面に落ちそうになった。食器は欠けていてヒビも入っていたがリゾート価格でインスタントラーメン6RM 、ジュース6RM。
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リゾート地の写真って綺麗なビーチとかホテルが多いと思うので違った一面を載せてみた。リゾートホテルの裏には舗装された道路があり何故か高架になっている。
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ホテルの表向きは綺麗でも裏は杜撰。
猿やオオトカゲがゴミを漁っている。 -
今回宿泊の95RMのロッジ。メゾネットルームになっていて5人部屋。便器と便座は地中から発掘したような色に染まっていて激しく汚すぎて発狂しそうだった。
実はフェリー乗り場のお姉さんが宿もおさえてくれたんだけど一泊8500円くらいで高かった。チェックインしようとしたら現金しか使えず、現金が足りなかったため宿泊できず、オンラインで他の安い宿を予約してクレジットカード決済した。スマホがインターネットに繋がる環境で助かった。なんて便利な世の中なんだ。
私が滞在したレダン島のエリアには両替所もATMも無かった。 -
宿泊した宿だが外観はリゾートホテルっぽい感じに仕上がっているが建物は穴だらけで古かった。
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前倒しで13時にチェックインさせてもらえたので着替えてシュノーケルを楽しんだ。
14時からのシュノーケルツアーも申し込めたのだがライフジャケット必須のため面白くないのでやめた。 -
亀と出会うことができたので20分くらい亀と一緒に泳いで時間を潰した。小さくて透き通っているイカも見ることができた。ツアーだとこういう遊び方は絶対にできないので我が道を選んで正解だった。
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多分、サンゴ礁を見られるのはこの一箇所だけだと思う。いつもは陸上からサンゴ礁が有りそうなところを探すのだが、今回はgoogle mapの衛星写真で探した。
やることが無くてどうしようもないので3時間以上も泳ぎ続けていた。 -
夜はリゾートのビーチっていう雰囲気になっているけれど人が少なくて静かだった。レストランが本土の3倍くらいの料金になっている。
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6日目
12RMとリゾート価格にしては良心的な朝食セットを食べた。卵の黄身が生だったので食中りの不安があったがセーフだった。 -
もうやることが何もないので部屋から出ずにずっとインターネットやって時間を潰した。
船の時間になったので港に向かった。ボートに船会社の名前はなく全て同じ形なので全く区別がつかないが、港にいた方がこれに乗れと教えてくれたので助かった。11時発の船は10時半には出発してメランに戻った。
メランの港に戻ると昨日のチケット売り場之お姉さんが出迎えてくれて挨拶してくれた。 -
クアラトレンガヌに戻りMerangからのバスを降りてMarang行きのバスに乗り換えてMarangに行った。バスターミナルと船着き場は離れていて5分くらい歩く。今回の旅で3つめの港だが一番リゾート地っぽく仕上がっていて客は居なくても多くのチケット売り場は営業していて活気があった。
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カフェオーレみたいな色の海とカラフルな建物を望むことが出きるフェリーターミナル。
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この島は間引き運航せずチケット購入者がいれば運航してくれるようだ。
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時間になっても船が来なくて10分程度遅れた。単純にサボっていて遅刻したようだ。
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カパス島に到着した。
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海の透明度は低くシュノーケルは期待できない。
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ここに2時間残るのはしんどいと判断した。
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折返しの船まで5分も無かったが船に飛び乗った。船のお兄さんが1分しか居なかったじゃないかと苦笑いしていた。
いまのシーズンは閑散期で船もあてにならないし大した島も無さそうなので西海岸に移動することにした。マランのバスターミナルからクアラルンプール行きのチケットを買おうとしたら、マレーシアの休日のため全て満席だと言われ足止めになりクアラトレンガヌまで行くのが精一杯だった。 -
クアラトレンガヌのバスターミナルで聞いてみてもバスは満席で取れず、仕方なくクアラトレンガヌに一泊することにした。予定がないので行程に影響しないといっても大きなロスであることには変わり無い。
宿の前に着いてから予約ボタンを押して取った宿は106RMで部屋も広く朝食も付いているので妥当な感じだった。翌朝の出発が早かったため朝食は食べなかったがビュッフェ形式だった。 -
7日目
今日の深夜までバスの空きが無くて唯一の脱出手段は空路のみなのでクアラルンプールまでのチケットを急遽購入した。エアアジアで8000円程度で済んだのは救いだった。全部、陸路で移動したかったがやむを得ない。搭乗条件にマレーシアのコロナアプリが必要と出ていたので夜中に必死に登録作業したが使われることは無かった。
クアラルンプールから先もマレーシア休日の影響でこの後の旅程が全く思うように進まないことは、この時は想定していなかった。
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