2022/10/01 - 2022/10/01
105位(同エリア144件中)
こんさん
今から20年近く前、図書館の旅行本コーナーでたまたま見つけた、”毎日運航でない航路”
岡山県の真鍋島と、香川県の佐柳島、すぐ隣の島で、それぞれ本州、四国本土から船が出ているのに、その2島間だけ週3便(たしか火・木・土)しかなくて、ここが動き日だけ本州から四国まで行けるというのがえらく特異に映ったのを覚えています。
それから時は流れ、いつの間にか土曜日のみ運航に。
土曜日のみって、休みに行きやすそうで案外行けない…ってのがずっと続いていましたが、急に土日+前日金曜日夜も予定なし、という休みが降って沸いたので、ずっと気になっていたあの島々に一念発起、行ってみることに!
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前日夜に横浜からバスに乗り、早朝に岡山着
もう体力的に夜行バスは…と言ってる割にまた最近乗る機会が増えてます
やはり朝イチで目的地に着けるのは魅力的です
本州側の笠岡から渡る場合、真鍋島発が14:30発、笠岡~真鍋島は便数もあるので、朝東京を新幹線で出てきても十分間に合うけど、やっぱり少しでも早い船に乗って島を歩きたい! -
岡山駅7:57発の電車で航路の出発地最寄り、笠岡駅へ向かいます
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笠岡駅のコンビニで水など調達して、案内表示に従って港に向かいます
笠岡といえばカブトガニということで… -
駅前の看板で港までの道順確認
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地下道を抜けるのが近道
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結局、5分かそこらでフェリー乗り場まで着きました!
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笠岡諸島の航路は、もちろん生活航路でもありますが、観光客もまあまあいる(と思われる)ので看板とかの案内は結構親切な印象です
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さて本日の笠岡~多度津航路ですが、笠岡から真鍋島までは1日8便、その途中の白石島、北木島までは別会社の便もあります。
そして、佐柳島までは真鍋島14:30発の1便のみ、しかも土曜日のみ運航です。
佐柳島から多度津まではまた別の会社になります。 -
笠岡の待合室は結構きれいで、ここでのんびり船待つのも悪くなさそうです。
あいにく今日はそこまでの時間はないですが -
出航も近いのでそそくさと乗り込みます
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9:10発の真鍋島行き旅客船 「ニューかさおか」
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白石島までは、途中高島に寄港する便などがありますが、この便は高速船で白石島までノンストップ
途中で、同じく白石島を目指すフェリーを追い抜き
意外と至近距離を通過したように見えたのは気のせいか -
高速船なら笠岡~白石島は22分
早くも白石島に到着します!! -
ここは途中寄港地なので、下船が済むとすぐ次の北木島に向かって出ていきました
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桟橋のすぐそば「名勝 白石島」
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次の真鍋島行きまで持ち時間は約2時間20分
とりあえず島の北西側に向かって歩いてみることに -
海水浴場に来ました
さすがに10月ともなれば泳ぐ人はいませんが、民宿なんかが何軒かあり、先ほどの船で来て、さっそくチェックインしている様子の人もちらほらと。 -
島に着いてから知ったのだけど、今日は島の花火大会だそうで、砂浜では絶賛設営中
私も最初はどうやら花火目当てだと思われてたみたい -
まだこの時間じゃイベントの1つも始まらないけど、とりあえず海を眺めて過ごしてみる…
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と、このまま海岸の道を行くと行き止まりになっちゃうので、内陸の路地に入ってみます
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花火大会のチラシが貼ってありました
打ち上げは19:00ってことで、その頃私はもう四国ですね… -
島の中ほどにある開龍寺へ
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奥の仏舎利塔はあまり日本っぽくない様式ですね(タイなどにあるやつでしょうか)
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本堂へ
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本堂の先、奥の院です
屋根に乗っかるような石が特徴的 -
奥の院のさらに奥にトレッキングコースが伸びているので行ってみます
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距離は短いものの結構な登り
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尾根上の道に出ました
展望台や巨石がいくつかあるので行ってみます! -
開龍寺からの登りは完全な森の中でしたが、尾根上は開けていて見通しが良いです
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巨石の島の名に違わず、いたるところに眺めの良い岩場があります
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引き続き尾根上の見晴らしの良い道を上ったり下りたり
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ところどころ展望台みたいな場所あり
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石の上に登るといい写真が撮れそうですが、向こうは断崖だったりするので結構怖いです…
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まあ登らなくても眺めは十分良いのでヨシ!
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開龍寺の裏から登ったのち、北に来ています
このまま尾根上の道を進んでいくと、先ほどの海水浴場の近くに下りれそうなのでこのまま行ってみます -
ここは「はと岩」
観光協会のHPなどでも見どころとして紹介されていて、登るのに足をかけるところもありますが… -
これがなかなか難しい…
穴が浅いからしっかりとは踏み込めないし、手で掴むものもないからなかなか体が持ち上がらず、早々に断念…
つま先に相当力ないと無理では…? -
はと岩からさらに下ってきたら、「白石島国際交流ヴィラ」の前で街(?)に出ました
標識はあるけど、こっちからだとなかなか入っていくのに勇気のいる感じ -
港に戻ってきました
「多度津方面」の文字もありますが、ここからの直行便は無し、しかも土曜日のみです -
待合所は最近できたようなきれいな建物でした
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時間まであと数分、少し離れた桟橋にフェリーが着いて、あれー?? と念のため見に来ましたが、これは白石島止まりの別の船だった模様
花火大会の関係者が結構乗ってました -
ほどなく、私の乗る真鍋島行き「ニューおおとり」も入港
先ほどの「高速船」に対して「普通船」ってなってたので、てっきりいわゆるフェリーだと思ってて一瞬???でしたが、無事乗船!! -
旅客船ですが、外の甲板に出ることもできます(狭いけど)
(これ甲板って言っていいのかな?) -
途中、北木島に寄港
今日は素通りしちゃいますけど、ここも歩いてみたい島
千鳥の大悟が北木島の出身でしたね -
船は間もなく真鍋島
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この便は真鍋島では岩坪、本浦と2つの港に寄りますが、佐柳島行きが出るのは本浦港
ただ、どうせ時間あるし、島内歩きたいので先に着く岩坪で降りることにします -
岩坪港桟橋
今日は天気が良いので桟橋の赤が映えますね! -
船はこの後本浦港へ
乗ってれば5分で着きますけど、1kmちょっとなので歩いても20分くらいです -
本浦に行く前に、岩坪港周辺をちょっと散歩
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港に建つこんぴらさん
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年季の入った観光看板
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集落の外れ、本浦に行く途中にある八幡神社へ
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本殿前は長い屋根とたくさんの写真(島のお祭りとか)が特徴的
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岩坪側は
裏参道だったようで、本浦側にもっと広い階段がありました -
鳥居越しの海、これぞ島です!
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本土のほうへ船が出ていきました
さっき乗ってきたやつかな? -
ほどなく本浦の集落に入ります
やはり近いです -
本浦の港
1隻が待機中
発券所もあるけどこの時間帯(?)は開いていない様子 -
そのほか、小型船が多く係留中
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本浦の集落を歩いてみます
昔は真鍋水軍が本拠とし、多くの人が暮らしたこの島も、今は人口200人ほど、やはり空き家かな、という建物も目立ちます -
真鍋島小・中学校
なかなか粋ですが、後で調べたら、小学校はこの年の春で2人が卒業して休校中、中学校は全校生徒4名だそうです
良い悪いの話ではなく、単純に全校生徒がそれだけっていうのが実感として想像できないです… -
圓福寺にお邪魔します
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高台からは集落を一望
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狭い路地
好みです♪ -
狭い路地裏に建つ、真鍋家住宅
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庭には立派な木が生えますが、いかにも手狭ですって印象
島の狭い土地にたくさんの人が住んでいた名残でしょうか -
さて、そろそろ佐柳島行きの船が出るので港へ
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さっきから泊ってたこの船が佐柳島行きになるようで
出港時間迫っても、桟橋とか発券所に誰も現れないな…と思って船に行ってみたら、乗務員はすでに乗り込んでいて、発券も船内でやっていたようで、危ない…
すでに先客が数名いて、こんな航路、生活航路になっていないのは明らかだし、物好きな観光客しか来ないだろうと思ってましたが、逆に物好きな観光客は一定数いるんですね(お前が言うな) -
14:30になり、真鍋島本浦港を後にします
ここから県境を越えて佐柳島まで、約20分です
佐柳島~多度津編へ続きます!!
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