世界一周航空券の旅　秋の部 2　フランス、アンボワーズ

2022/09/28 - 2022/09/28

フランス旅行の春の部で、あまりに長々とディジョンの町に滞在したので、日帰りで、電車で近くの町を訪れて観光する、という新機軸を開拓しました。

トゥールには、１週間もいるので、近くにあるロワール渓谷沿のお城のある町などを訪れようと計画してました。
ところが、三日も連続で、飛行機のスケジュールに欠航や変更が出て、夜は1-2時間かけて、ANAとの調整があり、疲れてしまいました。

結果的に、一度だけ、トゥールから、もっともアクセスのいい、アンボワーズの町に出かけました。

トゥール滞在中に、もう一つ難儀したことは、雨の日が多く、たくさんは降りませんでしたが、太陽が出た日はほとんどなく、それゆえ、この遠征の日は、天気予報が一貫して「快晴」を示していた日にしました。
その他の日の天気予報は外れまくって、雨の降らないタイミングにでかけてるのに雨に降られたり、苦労しました。

もともと、ざっくりとした年間の天候リストを見て、今回の旅では、最初のトゥールの緯度がもっとも高く、季節は夏から秋へと進むのですが、私の旅の中では、おそらく最初のトゥールで、もっとも寒い思いをするだろうな、と想像してました。

そして、異常なまでの長々と続く低気圧と、低温で、トゥールの人もびっくりするほどの寒さでした。
私は、持参した衣類のすべてを重ね着して、ユニクロのライト・ダウンのベストを駆使して、なんとか寒さに対抗していたのでした。

ただ、幸いなことに、アンボワーズに遠征した日は、とても天気が良く、真っ青な空のもと、日帰り観光を楽しみました。
ただし、電車の本数はあまりなく、一つ逃すと2時間後みたいな状況だったので、ランチすることもなく、お城を見ただけで、そそくさとトゥールに戻ったのでした。

エリア アンボワーズ(フランス)

快晴を期待できたのですが、アンボワーズに向かう電車から見えた景色は、川霧が発生して、窓の外は真っ白けでした。
アンボワーズに到着した頃、少しずつ霧が晴れてきました。

霧の景色、逆光に映すと、とても神秘的になりました。

蜘蛛の巣も、光の加減で、アーティスティックに見えました。

アンボワーズ駅。
たしか、いつものパターンでトイレがなかった記憶です。
春の部で身につけたテク、「トイレは車内で済ます」で乗り切りました。

拡張現実というのでしょうか。
タブレットを持って、まわるのですが、それをかざすと、そこの昔の光景が、イメージでタブレットに浮かび上がります。
ここで、昔は、こんなインテリアで、こんな風景が繰り広げられたのだ、という楽しみ方ができます。

青空の下、どこにカメラを向けても、素敵な写真が撮れました。

城の塔を上るのは、階段ではなく、馬でも登れるようにとの、幅広いスロープになってます。ここでもタブレットが、図解で説明してくれてました。ここには映ってませんが、馬が登っていく様など、映像に写してました。

城の上の方から、町を見下ろしての風景です。

アンボワーズ城の全貌の写真は、残念ながら逆光で、影になってしまい、イマイチの写真でした。
こちらから見ると、複雑な建物と、かなりの高さの城が、インパクトのある姿になってます。

この旅行記へのコメント （2）

• 言語現象研究者さん 2022/11/09 18:35:42

  ロワール川の霧 美しいですね。

  アンボワーズ城の佇まい、ロワール川の流れ...美しいですね。どの写真も素晴らしいです。こんな美しい城で宗教戦争があったとは...。ぜひ訪れたいです。
  

  まりあさん からの返信 2022/11/09 19:36:20

  RE: ロワール川の霧 美しいですね。

  コメントをありがとうございます。いつもお読みいただき、ありがとうございます。
  
  トゥールでは、ずっと小雨や曇りの日が続き、すごく寒くて困りましたが、スペインに入ると、もう雨は降らなくなりました。
  
  この日は、天気予報がずっと晴れを宣言していたので、この日に焦点を合わせてアンポワーズに行きましたけど、景色はバッチリでした。
  霧も、着いた頃には少しずつ晴れてきたので、なかなか見れない景色を見せてくれて印象深かったです。
  晴れが続いたなら、他のお城にも行きたかったのですが、トゥールを拠点に、バスツアーやハイヤー観光の会社もいろいろありますし、レンタカーでも可能だし、ぜひ、ロワール渓谷の旅に出向かれてください。
  
  
  まりあ