2022/09/22 - 2022/09/22
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にゃんこ姫さん
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東京都文京区千駄木・・・というのが私の
生まれた場所の住所です。
「お前は、根津神社の境内に捨てられていたんだ。」
物心ついた時分に、周りの大人からは、そう言われていました。
幼い頃のことですから、ほとんど本気で信じていて、
かな~りビビったものですが・・・。
でもこれって、大人たちが子供相手にからかいの種にする
常套手段だったようですね。(笑)
その証拠?に、オットも同じネタでイジられたそうです。
(オットの場合は、彼の故郷の神社「呑竜様」だったとか。)
ほんとに大人ってしょーもない! ww
まあ、世の一般の大人の皆様は、このように大人げない真似は
なさらないでしょうが。
先の戦争で空襲を受けなかったせいで、昔ながらの街並みが
残っている、今では貴重な地域では、と思います。
そんな縁で、我が家の菩提寺もこの地にあって、
両親と祖父母が眠っています。
コロナのおかげで、この2年間お墓参りに行けなかったのですが、
この秋の彼岸に、思い切って出向く決心をしました。
またいつ行けなくなるかわからないし。
お寺に行く途中に根津神社が位置しているので、いつも必ず
参拝に立ち寄ります。
「谷根千」※とか呼ばれて、このあたりも知られてきましたが、
実際、お散歩には楽しいところで、時間があればもっと
気ままに歩き回りたい界隈です。
※「谷根千」:このあたりの地名「谷中・根津・千駄木」をまとめて
呼んだことば。
同名のタウン誌の発行者、森さんという女性が
名付け親です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここが「根津神社」の表参道の鳥居。
古くは、「権現(ごんげん)様」と呼びならわされて
いました。
1900年前に、日本武尊(やまとたけるのみこと)が
創祀したと伝えられます。
主祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)。
「東京十社」に数えられる重要文化財です。
こどもの頃の私にとっては、単なる遊び場でしたが。 (笑)根津神社 寺・神社・教会
-
神社境内の見取り図。
図の中の手前の鳥居から入って来ました。 -
緑色の欄干の『神橋』。
橋の向こうに見えているのが『楼門』(重要文化財)です。 -
『神橋』の左手は、『つつじが岡』と呼ばれる
つつじ苑です。
花の季節には、多くの観光客が訪れるつつじの
名所ですが、今は花がないので、こんな風景。 -
奥の鳥居が『乙女稲荷』に通じる『千本鳥居』
です。 -
『千本鳥居』は、京都の伏見稲荷が有名ですが、
東京では珍しいのでは? -
重要文化財に指定されている神社内の
建造物一覧。
宝永3年(1706)建立だそうです。 -
『楼門』をくぐると、右手に『神楽殿』。
普段は閉じています。 -
『楼門』の奥にもうひとつの門『唐門』が
あります。
これも重文。
手前左の『手水舎』で、手と口をすすぎます。
コロナ禍で閉鎖している神社が多い中で、
ここは機能していました。
ただし、手水鉢には覆いがされていて、ひしゃくは
なく、横から水が出ていました。
これはいい工夫ですね。 -
近くで見た『唐門』。
なかなか立派な造りです。
門の両脇にあるのが『透塀』で、これも重文なのです。 -
そのさらに奥の正面が『拝殿』。
コロナ禍の最中とはいえ、お彼岸の前日で天気もいいせいか、参拝の
人たちが並んでいました。
ここは、「ソーシャル・ディスタンシング」を守って、間隔をあけて
順番を待ちます。
本来なら、もっと賑やかなはずなのですが。 -
作法通りにお参りをして、お賽銭をあげて、
「いつも見守ってくださって、ありがとうございます。」
と、ご挨拶をしました。
神様や仏様には「願い事」をしないものなのだそうですね。
ついしたくなるのが人情だし、してもかまわないとは思いますが、
それを聞いてからは、なんとなく気が引けてしまって・・・。 (^^;) -
拝殿横の門から、『透塀』に沿った
道に出ました。 -
外側から見た『透塀』。
ここはよくTVの時代劇などの撮影に使われて
いるのですね。
「銭形平次」とか「鬼平犯科帳」とか・・・。
恋仲と見られる男女が寄り添っていたり、鬼平こと長谷川平蔵と、
その密偵が立ち話をしていたり。
さんざん見慣れた場所なので、すぐにそれと気づいて
しまいます。 -
『透塀』の向かい側の小高い場所に、
『乙女稲荷』があります。
先ほど『神橋』のところから見た『千本鳥居』は、
ここに続いているのです。 -
きれいなお社です。
いつもはめったに行かないのですが、きょうは
気が向いたので、参拝してきましょうか。 -
この『透塀』の向かい側に、『乙女稲荷』への
近道があります。
階段を上がると・・・。 -
『千本鳥居』の途中の道に出ることが
できます。 -
可愛らしい祠に、お稲荷様が鎮座して
おられます。
ここまで来て素通りでは失礼にあたるかと、
またお賽銭をあげて、お参りしました。
ここは「商売繁盛」の神様のようですから、
やはり皆さん、「お願い事」をするのでしょうね。
いかにもご利益がありそうな雰囲気です。 -
新しく立てられたのか、こんな説明板が
できていました。 -
その先にも鳥居が続いています。
こちらのほうが新しそうなので、あとから
奉納されたのかもしれませんね。 -
鳥居の両側には、お狐様の石像が並んでいます。
以前はもっとたくさんあった気がするのですが、
壊れたのか、古くなったのを撤去したのか、
数が減ったみたいです。
あら、逆光になってしまいました。 -
表情もいろいろですが、けっこう恐い顔が多い
ようです。
それでも、現在では神社内の建造物も鳥居も
美しくお化粧直しをされていて、インスタ映えが
しますが、
私のこどもの頃はといえば、本殿の塗装は剥げ落ちているし、
鳥居はあちこち折れてしまっていて、お世辞にも
きれいとはいいがたい惨状でした。
(いつの話!?)
特にこの『乙女稲荷』などは、うっそうとした裏山で、
昼でも薄暗く、鳥居は倒れているし、お狐様は首が
もげていたりして、『ゲゲゲの鬼太郎』ばりの
妖怪変化の世界!
怖くて怖くて、とても登ってみる勇気はなかったですね~。 -
境内には池があって、鯉や亀がゆったり
泳いでいます。
昔は柵もなくて、
「泥深くて危ないから、近寄らないように。」
と言われていました。 -
今は、池の近くに手ごろな石が置かれていて、
神社を訪れた人たちが足を休めたりスマホを
見たりしていました。
このあたりには、夏目漱石や森鴎外といった
文豪たちが住んでいて、作品の中にもよく
登場しています。
噂によると、漱石が腰を下ろしたという石が
あるそうですが、真偽のほどは不明です。
後世の作り話かと思いますが、なかったという
証拠もないわけで。
実際、なんとなくそれらしい石もあり、想像してみるのも
楽しいかも。
そのせいでもないでしょうが、境内に幾つもある石はみんな
先客あり、で、私が座る余地はありませんでした。 -
帰る前に今一度、入り口に掲げられていた
地図を見たら・・・あら、やだ!
『拝殿』の隣の『本殿』の写真を撮り忘れてる!
今さら、一番奥まで引き返す元気が残っていなくて、
やむなく諦め。
見た目は『拝殿』のほうが大きくて立派な
印象だものね、と、苦しい言い訳をすることに
あいなりました。
やれやれ。 -
神社を出たところで、鳥居の正面に、
初めて見るお店を発見。
ここは以前は、なんの店だったか?
これまで春と秋のお彼岸に来ていて、それでさえ
来るたびに町のようすが変わっているのに
驚いていましたが、2年もご無沙汰とあって、
まさに浦島さん状態になってしまいました。 -
「ねこや工業」ですか?
店の前にも店内にも、招き猫をはじめ、さまざまな
可愛い小物たちがずらっと並んでいて、楽しそう♪
興味をひかれたけれど、このところ「断捨離」とやらに
捉われていて、飾り物は極力増やさないようにと、
ツレから釘を刺されているので、ぐっとガマン。
う~ん、心残りですぅ。 -
変わりゆく街並みのなかでも、昔ながらの
建物も(少しは)残っていて、嬉しくなりました。
これは「染め物」のお店。
味わい深い色合いの藍染めの小布などが
手ごろな値段で店先に並んでいて、これも
欲しくなります。
こんな小さな布なら、買って帰ってコースターでも
作ればよかったなあ~、と、後で悔やんだ次第です。
「後悔、先に立たず」。 -
この建物も、見るからに古き良き時代の
香りが・・・。 -
「屏風」「表具」「襖」・・・。
ああ、建具屋さんのお店ですね。
おそらく、これらの建物は、私が生まれる
前からあったものなのでしょうね。
こどもの頃は、まったく目に入らなかった
けれど。
懐かしいというより、はるか昔の時代に
タイムスリップしたような不思議な感覚です。 -
あ、「金太郎あめ」!
これは、かすかに記憶があります。
つい最近、TV番組で紹介されていましたし。
建物は新しくなっていますが、この商品は
昔から変わっていないと思います。 -
店先のガラス・ケースに、数本の飴が入っていて、
「ガラスがはずれるので、片手で持たないでください。」
という注意書きが! (笑)
ケースも年代物なのね。
ちょっと迷ったけど、記念に1本だけ買うことにしました。
店の奥から出てきたのは、いかにも昔の手作り職人といった
イメージの、これも年代物の(失礼!)おじいさん。
愛想はないけど、1本の飴をちゃんと袋に入れてくれて、
「ありがとね。」
と言ってくれました。
一瞬、私が生まれて7歳ごろまで暮らした下町の
風情がよみがえった気がしました。 -
帰宅してから袋を開けてみたら、昔ながらの
金太郎の顔が!
これって、作るのが大変なのよね。
色付けした顔のパーツを、ずれないように重ねて、
始めは太い筒状の飴を、どんどん転がして直径1.5センチ
ほどまでに細く仕上げるのですが、そうとうな技術を
要すると想像されます。
均等に伸ばさなければ顔がゆがんでしまうし、どこを
切っても同じ顔が出てくるようにするのって、
並大抵な技ではありませんよね。
あのおじいさんが、ひとりで作っているのでしょうか。
1本170円で、引き合うのかな~?
すごく固くて、切るのがひと苦労でしたが、こんな顔が
出てきました。
おじいさん、ありがとう。
1本しか買ってあげられなくて、ごめんなさい。
店の中には「べっこう飴」もありましたね。
こんど行ったら、それも買わせてね。
いつまでもお元気で、伝統の品を作り続けて
くださいね。
-完ー
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