アメリカグランドサークル4泊6日

2009/02/12 - 2009/02/17

2009年2月。JTBのツアーに参加。
初日はラスベガス泊。2日目はアンテロープキャニオンを見てモニュメントバレーへ。モニュメントバレーの入り口に建つグルーディングズ ロッジに宿泊した。3日目。早朝からモニュメントバレーをドライブ。まるで猿の惑星か何かのような異次元の世界。アメリカの大地に圧倒された。午後にはグランドキャニオンに向けて250km。4日目。グランドキャニオンの朝日を鑑賞後、ルート66を通ってラスベガスへ。ラスベガスの夜を楽しみ、翌日ロサンゼルス経由で帰途に着いた。

エリア モニュメントバレー周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: JAL ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

成田17時20分発JAL。ロサンゼルスでユナイテッドに乗り換え。
ユナイテッドは小型機で、年配の女性客室乗務員と中年の男性客室乗務員がピーナッツの小袋を配っていた。
日本ではCAといえば若い女性 と相場が決まっていたので新鮮！
夕方にラスベガスに着いた。
ホテルはcircus circus(サーカス サーカス)。ストリップ通りの奥の方にある格安ホテルだ。
ホテル入り口のピエロが目印。

サーカス サーカス ホテルカジノ & テーマ パーク ホテル

ホテル名の通り、このホテルでは無料のサーカスが観られるが、それは観ずにラスベガスの街へ出だ。

サーカス サーカス ホテルカジノ & テーマ パーク ホテル

ベラージオにシルクドソレイユの「O」を観に行った。
時差ボケとフライトで疲れた身体は暗闇の中で睡魔と闘い、負けた。私だけでなく、夫も共に。

ベラージオの向かいのエッフェル塔に昇った。

パリス エッフェル塔 自然･景勝地

ベラージオの噴水ショーを見下ろす。

パリス エッフェル塔 自然･景勝地

眠らない街、ラスベガス。

パリス エッフェル塔 自然･景勝地

2日目。
アンテロープへ向かう途中、カナーブのDenny's Wigwam & Curio(デニーズ ウィグワム & キュリオ=土産物屋)で休憩。鹿の角だろうか、こんなオブジェが。

こちらも衝撃的。小屋の屋根正面にあるのは牛の頭蓋骨か？

バスの中からコロラド川が見えた。

ラスベガスからアンテロープまで450kmを走破。
バスからこの車に乗り換え。
アンテロープキャニオンはナバホ族の居留地内にある峡谷。
鉄砲水と風が長い年月をかけて砂岩を削り形成したのだとか。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

ナバホ族のガイドさん。(アンテロープキャニオンツアーズ　antelopecanyon.com)
ナバホの居留地なのでガイドさん同行は必須だそうだ。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

ここがアッパーアンテロープキャニオンの入り口。峡谷内は昇り降りすることなく観て回れる。風食や鉄砲水によって砂岩が螺旋状に削られた峡谷の内部を観て周る。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

左上の窪みから涙が流れているように見えることからキャニオンズ アイと呼ばれているそうだ。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

長い年月をかけて削り取られた流線が美しい。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

高い天井から光が差し込んでいる。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

ガイドさんは親切でビューポイントで写真を撮ってくれた。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

これもガイドさんが撮ってくれた写真。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

アンテロープから250km。今日１日でラスベガスからモニュメントバレーまでを長距離移動。これは東京から青森までとほぼ同じ、700kmになる。

モニュメントバレーの真っ只中に建つ今日の宿泊施設、グールディングスロッジに到着した。
ロッジの後ろにはビュート(フランス語で小さな丘を意味する)が聳えている。

グールディングス ロッジ ホテル

1928年に白人のゴールディング夫婦によって建設された物々交換所。それがロッジの起源。
ジョンフォードが映画「駅馬車」の撮影場所を探していることを知ったゴールディングはモニュメントバレーの風景をジョンフォードに売り込んだ。それがきっかけになって、幾つもの映画がモニュメントバレーで撮影されたのだそうだ。
世界恐慌後の生活苦に喘ぐナバホ族を救うことにもなった。

グールディングス ロッジ ホテル

3日目。屋外で朝日が出るのを待つ。寒いので出てこない人たちも多かった。でも、これは絶対に見るべき。神々しささえ感じる美しさだった。

グールディングス ロッジ ホテル

ナバホ族の伝統的住居のホーガンが見える。

グールディングス ロッジ ホテル

赤丸で囲った所。

グールディングス ロッジ ホテル

午前中はバレードライブ。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

真ん中少し左に車が走っているが、砂漠の中の未舗装の道を走る。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

レフトミトンの前で記念撮影。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

スリーシスターズ(3人の修道女)

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

アップでもう1枚。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

天気予報は雪だったけど、快晴に恵まれた。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

エレファントビュート。
象？大きいから？
左側が鼻かしら？
猪とか豚のようにも見えるけど。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

こちらはライトミトンとメリックビュート。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

砂漠の中にビュートが点在している。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

ザ・サム(親指)。人の顔に見えるなー。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

ほら、やっぱり。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

仰向けに寝る巨人。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

ジョンフォードが好んだ風景、ジョンフォードポイント。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

土産物屋。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

モニュメントバレーに別れを告げ、グランドキャニオンへ。
グランドキャニオンの東端が見えてきた。

シーダーマウンテン。

デザートビュー展望タワー(ウォッチタワー)に到着。外観の写真は撮り忘れた。
螺旋の通路を昇って展望台へ。

デザートビュー ウオッチタワー 自然･景勝地

タワー内部。

デザートビュー ウオッチタワー 自然･景勝地

窓の前に望遠鏡があるが、裸眼でも良く見える。

デザートビュー ウオッチタワー 自然･景勝地

壁画。

デザートビュー ウオッチタワー 自然･景勝地

この塔は先住民の遺跡を復元したらしい。

デザートビュー ウオッチタワー 自然･景勝地

マーサーポイント。

グランドキャニオン国立公園 国立公園

グランドキャニオン国立公園 国立公園

クオリティ イン&スイーツ キャニオン プラザ ホテルに到着。今はグランド キャニオン プラザ ホテルという名前に変わったようだ。グランドキャニオン国立公園の入り口まで車で5分。朝日鑑賞には便利なホテルだった。
夜散歩に行って迷子になった。まだスマホでGoogle mapという時代ではなかったなぁ。
人通りの無い大通りを渡っている時に大きなトラックが20mも手前で止まってくれたので驚いた。
後で知ったが、横断している人が渡り終わるまで停止していなければ罰金が課されるのだそうだ。

グランド キャニオン プラザ ホテル ホテル

4日目。
グランドキャニオンで朝日鑑賞。

グランドキャニオン国立公園 国立公園

グランドキャニオン国立公園 国立公園

今は土産物屋として残っているエンジェルさんの理髪店。

シカゴからサンタモニカを結ぶ全長3,755kmにも及ぶ旧国道、ルート66。1926年に国道に指定され、大陸を横断する道路として重要な役割を担っていた。しかし、州間高速道路の発達により1985年に廃線になった。寂れゆく街。
そんな中で旧国道の保存に尽力したのが、アリゾナ州セグリマンで理髪店を経営していたエンジェル・デルガディーロさん。
多くの観光客がアメリカの古き良き時代に想いを馳せてルート66を走るようになった。
私たちのツアーも往きは州間高速道路のルート15、帰りはルート66を経由してから高速道路のルート40を利用した。

エンジェルズ バーバーショップ (ルート66 ギフトショップ) 専門店

多くの観光客が立ち寄る。

エンジェルズ バーバーショップ (ルート66 ギフトショップ) 専門店

店内。

エンジェルズ バーバーショップ (ルート66 ギフトショップ) 専門店

理髪店時代の椅子が今でも残されている。

エンジェルズ バーバーショップ (ルート66 ギフトショップ) 専門店

初日にも宿泊したサーカス サーカス ホテルに到着。
アメリカのホテルは安くても部屋もベッドも広い。

サーカス サーカス ホテルカジノ & テーマ パーク ホテル

トレジャーアイランドホテルの前で行われていた無料のアトラクション、海賊船ショーを観た。火薬を使ったショーは迫力があって楽しかった。
今はショーは無くなってしまって、船だけが置かれている。

トレジャーアイランドラスベガス - TIホテル＆カジノ、ラディソンホテル ホテル

ミラージュホテルでシルクドソレイユのミスティを楽しんだ。
夫と席が離れてしまったが、親切な外国人が席を変わってくれた。
5泊7日のアメリカ西部旅行。アメリカは広大だった。

ザ ミラージュ ホテル ホテル