2022/08/21 - 2022/08/21
10255位(同エリア13695件中)
ミズ旅撮る人さん
- ミズ旅撮る人さんTOP
- 旅行記695冊
- クチコミ161件
- Q&A回答23件
- 1,037,879アクセス
- フォロワー48人
子供の頃は既に蒸気機関車はすべて廃車となり、電車の時代でした。
ところが、ある時から無くなった筈の蒸気機関車を見掛けるようになりました。
D51498。生まれて初めて動いているのを見たのが、この車体でした。
1988年に静態保存されていたものが、復活運転されるようになりました。
以来、私の中で蒸気機関車=D51498となったのは言うまでもありません。
蒸気機関車が再び走るようになり、いつか乗ってみたいと思っているうちに、
2008年ボイラーの空焚きにより大規模な修理が必要となり、
もうだめなのかと心配したものの、見事復活。現在も元気に営業運転をしています。
日本国中、あちこちのSLを動態・静態保存問わず、見に行っているのに、
何故か縁がなかったD51498。
不定期運行で、チャンスを逃しがちだったのを、今回、なんとか引き寄せました。
高崎駅9:56発、新前橋・渋川・沼田・後閑に停車した後、12:03 水上駅に到着する「快速SLぐんまみなかみ」に乗車して来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- JRローカル 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
JR高崎駅の周辺には、D51498とC6120のラッピングが
いっぱいです。 -
改札内は、これでもかと言う程、SL三昧です。
「EL&SL奥利根号」の時代から、ずっとSLが走って来た高崎駅。
「SLぐんまみなかみ」という名称になったのは2018年からです。 -
「切符の芯配布中」構内にこんなものがありました。
どんなものか、咄嗟にはわからなかったので覗いて見ました。 -
ガムテープの芯に似たものが入っていました。
なるほど~「切符の芯」かあ。
「のこぎりでないと切れません」と書いてあります。
そこまで硬い必要があるんだ?
実際に切符を巻いている時の写真などがあれば、もっと
おもしろかったのになあ。切れていない状態の切符とかも、見てみたい。 -
さて、SLの来る2番線へ向かいます。
おや?ハリーポッターのように2/3番線になっています。
隣は4番線。つまり1つのホームで2番線と3番線が共用しているのね。
実際には、3番線の八高線が4番線のホームの先から発車していました。
4/3という表記の方が合っていそうだけどな。 -
ホームには、予想以上に多くの人がいました。
乗客は、ほぼ満席なのでたくさんいるのは当たり前ですが、
SLを見に来た人も多かったです。
そしてJR関係者の多さにも驚きました。 -
単に、SLに乗りに来ただけなのですが、
ここまで「撮り鉄」が殺到しようとは予想していませんでした。
D51498は、検査などでしばらく第一線から離れていて、
営業運転が昨年7月以来およそ一年ぶりなのです。
「SLぐんまみなかみ・よこかわ」はGWや夏に運転する不定期運行で、
2022年の最後は10/14~16日に行われる
「SL/DL/EL鉄道開業150年号」です。
10/28・29には「DL/EL群馬県民の日」・「EL/DL横川
ナイトパーク」がありますが、SLでの運行ではありません。 -
あれ?SLの先頭に係員が二人も立っています。
これはちょっとパフォーマンス?無線機でのやり取りをしているけどね。 -
カメラでこのシーンを撮るのは難しい。
でも停まっている写真より臨場感があると思う。 -
おお、石炭が山盛り!
D51498は、8tの石炭を積んでいて、
「SLみなかみ」の場合は往復で約2t使うそうです。
では、何故必要な量の4倍も積んでいるんでしょう?
こんなに山盛りのSLもあまり見ない気がします。 -
運転室の屋根の上に、蒸気が勢いよく噴き出しています。
こんな向きで蒸気を噴き出している機関車は見たことがありません。
なんだか運転士に危険な気がするし、
ただでさえ暑いのに、より一層暑くなりそう。 -
東武鉄道のSL大樹です。
一般的には、このように蒸気は上に放出されます。
どうして498は、噴出方向が変わっているのでしょう? -
機関車の先頭を目指します。
デフレクターに「撮り鉄」たちが写っています。
このデフは、2008年に修理された際に一旦は「門鉄デフ」に
されたのですが、また戻ったようですね。 -
おお、「D51498」の刻印が!
意外と全部の部品がツルツルピカピカではないのね。 -
停車中なので、車のギアに当たる逆転機は、
前進でも後進でもない中間の位置に入っています。 -
長い補修期間を経て来たのなら、連結棒などをピカピカにしてくれても
良さそうだけど・・・
足回りにうるさい私は、ちょっと不満。 -
シリンダー近くの部品です。
大抵は青く塗られた箇所に個体番号が刻まれていますが、
その左側の楕円形の穴の上に刻まれています。珍しいなあ。 -
SLが入線して来るまで乗客が楽しめるように、
お向かいのホームにはSLの写真が掲示されています。 -
ヘッドマークは、赤城山と鷲かな?
さすがに観光列車らしいデザインになっています。 -
2015年下半期以降は、夜間営業に対応できるように
副灯のLP405形を前照灯の隣に補填しています。
「快速 SL YOGISHA みなかみ」「夜汽車鉄道百五十年号」などの
「夜汽車」が運行されています。 -
そして、スノープラウも1998年以降常備されるようになりました。
水上は、関東北部の雪の多い地方です。
積雪のため、転車台が使えなくなったことがあるそうです。
高崎駅側の転車台は、JR東日本高崎車両センターの奥にあります。 -
運転室は、人気の撮影スポットです。それを十分に意識して、
ちゃんと窓際に機関士がポーズを付けて座っています。
せっかくなので1枚撮らせてもらいましたが、
やらせは好きじゃないです。 -
これなら、少しは自然に見えるかな?(手前の腕が邪魔ですが)
-
明るく光るコックを撮ったのですが、その後ろの電源スイッチに
いろいろ書いてありました。「減光」「前灯」「後灯」。
「↓入り」「↑入り」があるのがおもしろい。 -
本来、運転席は左側なので、彼らは写真撮影のためのパフォーマーです。
いつものことなので、すっかり慣れているのか、
肩に力の入っていない立ち姿がいいです。格好つけてるね。 -
D51498。やはり憧れのSLです。
-
ホームには、SLに関するディスプレーが並んでいます。
③と④の間に、小さな文字で興味深い説明が書かれています。
「乾燥管を通って来る蒸気は飽和蒸気や生蒸気と言われ、
若干の水分を含んでいます。古いタイプや一部の小型のSLは
この飽和蒸気をそのまま使っており、
飽和式蒸気機関車と呼ばれています。
一方、SLぐんまで活躍するD51498やC6120は
過熱式蒸気機関車と呼ばれ、過熱管という部品が付いています。
飽和蒸気が過熱管を通ることで、さらに高温な乾いた過熱蒸気となり、
エネルギー効率が良くなるのです。」
右下でC6120が「僕たちSLは奥が深いのです。
底なし沼です。」と言っているのがいいですね。 -
D51498とC6120の説明です。
D51498の一番下に「時には弟であるD51499号機風に
仮装?したり」とあります。
何かのイベントで変装でもしたのかな? -
D51499です。三重県津市の津偕楽公園に保存されています。
門鉄デフで、一灯式。これに化けたの???
かつてのD51498の姿にそっくりではあるか。 -
「快速SLぐんまみなかみ」は、高崎駅を9:56に発車。新前橋・
渋川・沼田・後閑に停車した後、12:03に水上駅に到着します。
次発が上野東京ラインで、熱海行きです。進行方向が全く逆だなあ。
因みに熱海到着は14:11。長旅です。 -
さて発車迄の間、客車を見て行きます。SL側は5号車です。
5号車はスハフ12162、4号車がオハ12366、
3号車がオハ12367、2号車はオハ12369。 -
1号車がスハフ12161。
これらは12系客車です。HPには
「1970年以降の旅客増大に対応するために作られた急行形座席客車。
高崎支社に所属している車両は1978年に製造されたものです。
ブルーの車体が印象的。
冷暖房装置搭載や自動ドアの客車初採用など、
その後の国鉄客車のモデルとなりました。」
と紹介されています。車内でも案内放送されていました。 -
女性乗務員がアナウンス中。
-
12系客車は、ブルートレインとよく似たカラーリングなので、
とても親近感が湧きます。 -
さすが長年SLが発着しているホームです。行先表示板がカッコいい!
-
このポスターをこのホームで販売したら、即完売だと思うなあ。
「SL銀河」は、旅客車(キハ 141 系)の老朽化に伴い、
2023年春に運行を終了します。
C58239は岩手県営運動公園で保存されていたものを復活させて、
2014年に営業運転しています。
公式には春までとなっていますが、1・2月は運行は無く、
12/4が目下の最終運転日です。SL自体の老朽化や故障が
原因ではないので、路線を変えてまた運行して欲しいものです。 -
「SLぐんまみなかみ」の発車時刻です。
ああ、青い客車でSLに乗れるなんていいなあ。日によっては、
1938~1955年に製造された旧型客車が牽引されることもあります。
2020年に木目調を基本とした内装にリニューアルして投入されました。 -
SLの発車を見送る駅員一同。
この後、ホームの先端まで、こんなにいるの?とびっくりするくらいの
駅員さんたちや、SLファンたちに見送られて、高崎を後にしました。 -
最初の停車駅は新前橋です。
こちらは上越線と両毛線が乗り入れます。この先で両者が分かれ、
両毛線だけが利根川を渡って前橋駅に行きます。
上越線が計画された時、危うく前橋が素通りされるところだったのを前橋市内である利根川の西側に新前橋駅を設置したという曰く付きの駅です。
だから、ややこしい駅名なんですね。
鉄道の歴史というのは本当におもしろいです。
2021年に開業100周年を迎えました。 -
高崎からすぐの停車駅だったので、気にしていなかったのですが、
窓の外にこれが見えました。
停車時間が15分と長いので、客車から降りて見に行ってみました。
このマスコットは、前橋市公認マスコット「ころとん」です。
この子に感謝です。
新前橋駅では、思ってもみなかった熱烈歓迎が目白押しでした。
車内放送は聞いていなかったので、案内があったとは思いますが・・・
(それでも停車時間が長い事だけは聞いていたハハハ、そこは大事) -
「昔なつかしの行先標」
サボです。JR北海道では、ミニチュアを作って販売していました。
長さ12㎝の金属製で、1,000円くらいしたけれど、
北海道に行く度に買ってたなあ。 -
機関車の横では、何やらセレモニーが行われていました。
-
「鉄道開業150年 SLぐんまみなかみ出発式」
何故、始発の高崎ではなく、ここで出発式が行われるんでしょう?
D51498は、2022年8月5日から運行を再開しました。
7月まではC6120が12系客車を引っ張っていました。 -
ひときわ目立つ白い制服のおじさまが二人、
カメラの集中砲火を浴びています。 -
いや~誂(あつら)えた記念写真。
例の運転室の窓辺に当初は誰もいなかったのですが、
急遽呼び出されて座りました。だから高崎駅の人とは違いますね。
白い制服の胸には「前橋市長 山本」とあります。 -
「ようこそ新前橋へ」シンプルな横断幕が効いています。
でも、それC6120? -
新前橋駅では、駅員さんがこのうちわを配っていました。
ああ、客車から降りて来て良かった!!! -
次の渋川駅には10:35到着で、20分停車します。
ホームが反対側なので、機関車の反対側を見ることが出来ます。
機関車の真横に赤いテープで区切られたスペースがあります。
「盛りだくさん!駅の業務をみんなで体験! 「渋川駅 SL 出発合図&
業務体験」という有料のイベントです。
駅の様々な業務体験に SL 出発合図体験が付属しています。
一日1組(最大4名)限定で、36,800円です。
セットがしてあるという事は、応募者がいたのでしょう。
何でも有料化されていますが、「撮り鉄」たちが入場料しか払わない
以上、存続が難しくなってしまいます。
鉄道を愛するなら、乗車してグッズを買って、
営業が成り立つようにしなければなりません。
それが理解されていないので、何でも有料化されてしまいます。 -
2駅目なので、乗客たちも慣れて来てホームに随分降りています。
-
それは、私のように、これが目当てだったかもしれません。
車内放送で「スイーツの詰め合わせ」と「おぎのやの特製釜めし」の
販売があると案内がありました。(これだけは聞き逃しませんでした)
一番美味しかったのは、左端の「ひとくちサイズのチョコチップ
スコーン」です。包装にブルーリボンが付いているように
「食のプロのお墨付き」だそうで、さすがに食感がとても良く、
甘過ぎず、お腹が空いていたら1袋ペロッと食べそうです。
これは、これからも探して買いたいなあ。
製造者は株式会社平和堂、新潟県妙高市の住所です。群馬じゃないのね。
1袋4種類入りで500円でした。
釜めしの方は、D51498をあしらった特別なもので、
「石炭に見立てたイカスミご飯とビーツライスの上に
上州牛のローストビーフをのせた彩り豊かな商品」ということです。
1,800円です。釜の縁の色が黒になっています。
この釜は「峠のうなめし弁当」でも使用されています。
高崎駅のニューデイズでも販売していました。 -
私は、既に高崎駅で、これを買っていました。
本当はC6120ではない方が良かったのですが、完売していました。
高崎の駅弁では「だるま弁当」が有名ですね。
真っ赤なだるまの容れ物は目立ちますが、
なかなか美味しいので、群馬では結構食べます。 -
おや?出発式の他にもイベントがあるようです。
-
あらら、また記念撮影なんだ。
渋川駅は、石段街で有名な伊香保温泉の最寄り駅です。
大正10年7月に開業し、2021年7月に開業100周年を迎えました。
渋川駅のメインイベントは「渋川市長のSL出発式」だそうで、
この人がそうなのかな?違った・・・市長はどこ? -
ホームの喧騒をよそに静かに出発を待つD51498。
-
客車の横では、「渋川市民のフラダンス・タヒチダンスでお出迎え」が
行われています。 -
「日替わりシークレットキャラによるSLお見送り」には、
伊香保温泉の「いしだんくん」が来ていました。 -
「SLに乗車&アンケートに回答された方に、切符台紙プレゼント」
ポスターのQRコードを読み取り、その場でアンケートに回答をして
最終画面と指定席券を駅員に見せると台紙がもらえます。
限定100枚なので、この日は途中で「在庫終了」となりました。 -
これが台紙と、一緒に配っていたカードです。
-
台紙の表。
-
12系客車の座席です。窓は2枚のガラスを上下させる構造です。
昔はバスも電車もこれが当たり前でしたが、
今では開け方を知らない人もいるんですね。
コロナ対策で、上窓が開いているのですが、
なんとそこから石炭の燃えカス、煤が入って来ます。
窓枠に肘をついていると、腕の上に降り積もります。
膝や荷物の上にも細かい黒い粒がパラパラ乗っています。
なんと頭の上にも降り積もっています。トンネルに入る時には
窓を閉めてくださいとアナウンスがありますが、
常時こんな状態なので、トンネルに入っても窓を開けていたら
どうなるのかしら?窓辺に小さなテーブルがあり、
そこに駅弁や飲み物を置いておきたいのですが、
どうなるかは、置く前によ~く確認しましょうね。 -
11:26沼田到着。
駅名看板の足に「海抜332.63m」と書かれています。
意外と低いなあ。沼田駅 駅
-
ホームの待合室は、昔の客車を模しています。
どうせなら、3等室ではなくせめて2等がいいな。 -
もちろん、ホームに降りて機関車を目指します。
大きな赤い顔のマスコットがいます。
沼田商工会議所のマスコット「てんぐちゃん」です。 -
あともう少しで水上です。係員の点検は続きます。
-
あれ?高崎駅では見えなかったシリンダーの数値が見えます。
「11.0」と「10.7」。
小数点以下が5・0以外なのは初めて見ました。
これは、修復を受けた後に書き込まれたのでしょうね。
昔なら10.5か11.0になっていたことでしょう。
沼田のホームはちょっと低いんですね。
そう言えば、客車から乗り降りする時に、ステップとホームの高さが
合っていなくて、段差に注意が必要だったりします。 -
子供にこれを持たせて記念撮影をしていましたが、
ちょっと写りにくい気がします。
しかもなんでC6120なの?プンプン!
沼田の後に後閑(ごかん)に停車しますが、
こちらは特にイベントは無く、停車時間もわずかでした。
この駅は、D51498にとっては第二の故郷のようなものです。
一旦、廃車になった後、この後閑に静態保存されていました。 -
12:03、終点の水上駅に到着しました。
駅員さんたちのお出迎えです。水上駅 駅
-
本来なら、これで折り返しの便まで休憩なのでしょうが、
水上駅はここからが見せ場です。
係員たちも、忙しく立ち働いています。 -
やっぱり、記念撮影のポーズじゃなくて、仕事している姿がいいね。
-
いや~、すごい人気。嬉しいなあ。跨線橋にもたくさんいます。
彼らはこれから駅の外れにある転車台に行くために、
機関車の走って行く姿をホームで見ている訳には行かないのです。 -
程なくして、客車から切り離されたD51498は、
足取り軽く離れて行きました。 -
ああ、行っちゃった。
炭水車に積まれている石炭は、あんまり減っていないように見えるなあ。
行きと同じような山盛り。水上は高崎から来ると上り坂だから、
燃料を喰うと思うんだけど。 -
D51の左側の建物の陰に、別のSLが見えます。D51745です。
その奥に転車台があり、D51498はそこに向かっています。 -
D51498が線路の先端まで行き着きました。
そこから後進して転車台へと向かいます。
ホームから転車台までは、かなり距離があるので、回る様子を
見たければ、機関車が走り出す前にホームを後にしなければなりません。
転車台で回る姿より、構内を移動する機関車を見ていたい人は
ホームに残っています。 -
跨線橋を渡って、改札口に来ました。
機関車に置いて行かれた客車が残っています。 -
跨線橋の上には伏兵がいます。
女性駅員がQRコードを持って立っていました。
またまたアンケートです。A6サイズのクリアファイルをくれました。 -
D51498は転車台で向きを変えたら、今度は手前を走って行って、
この客車の1号車の前に付くことでしょう。
行きは5号車が先頭ですが、帰りは1号車が先頭です。
高崎行きは、15:15発、17:14到着です。
帰りの方がちょっとだけ早いです。 -
夏の水上駅では、風鈴が乗客を迎えてくれます。
-
駅を出て、転車台のある広場に向かいます。D51745がいました。
前回会ったのは、真冬でした。
広場に向かう通路には、D51498とC6120が描かれていて、
その時からD51498に会いに来ようと思っていました。
(冬季の営業はありません) -
この広場は、有料ゾーンです。以下はHPより抜粋。
「SLぐんま みなかみ」の運転日にあわせ、水上駅転車台広場に
「エキトマチケット購入者エリア」をご用意します。「エキトマチケット
購入者エリア」では、SLの転車を間近でご覧いただけます。
水上駅転車台広場 11時40分~15時00分
・当日のSL指定席券を提示
・エキトマチケットのご購入 1 名につき、エキトマチケット 1 枚
(500 円)が必要です。
水上駅高所作業車&SL入換撮影(転車台)各日1組(最大2名)
1 組 19,800 円(税込) -
転車台で向きを変えて、こちらを向いている機関車は一旦後進して
ポイントを切り換えたら、今度は前進でお立ち台にやって来ます。
転車台は人気の高いイベントなので、必要な半周だけではなく、
1周半回ります。 -
やって来ましたD51498。ここは、燃料補給の様子を公開する
「お立ち台」です。左の塀の上にも観客がたくさんいます。
あそこは敷地の外なので無料です。 -
機関車の足元がコンクリートに代わります。
ここが使用済みの燃料を廃棄し、新たに補給する場所です。
営業運転をしている機関車は、一旦機関庫などに移動して補給を受け、
準備万端整ってから乗客の前に現れます。
しかし、水上駅では一連の作業も目の前で公開されます。 -
レールの下に穴が現れました。ここに使用済みの燃料を廃棄します。
扇形機関庫にも同様の穴がすべての車輛の下にあります。 -
ここが停車位置です。機関士が降りて来ました。
-
手前の板は、停止位置を示しているのかと思ったら、
一応「橋」なんですね。 -
さあ、総出で点検と補給作業が始まります。
手前の人は手に長い柄の付いた金槌を持っていて、ボルトを叩いて
開けています。カンカン、コンコンと心地よい音が響きます。
最初は打音検査なのかと思いました。 -
金槌は運転席の真下のこの場所に、斜めに取り付けられた管の中に
納められています。 -
こちら側のシリンダーの数値は「8.6」と「9.5」。
右側とは随分違います。
「機関車は1輌1輌のクセが違う」と言いますが、
こうした数値の違いが性能に影響して、違いが出るのでしょう。 -
クロスヘッド周辺です。何故か青紫色に塗られた箇所があります。
あれは何だろう?
ここを塗っている車体は見た事が無いので、高崎オリジナルでしょう。
C6120にもあるのかしら? -
彼は一身にギャラリーの注目を痛い程に浴びながら、油を差しています。
-
先月見た、埼玉の日本工業大学で動態保存しているイギリスのダブス社製のSLでは、車体が小さい分、必要な油の量も少ないからか、
やかんで挿入していました。
やかんだと寒い時期にはそのまま温められるのが便利なのだそうです。
水上では、冬季のSLの営業運転はないので、大丈夫なのかな。 -
油壷は、主連棒などの動きが活発な部品に付いています。
左手に持ったスパナで、蓋を開け、横に置いて穴の中に油を注入します。
穴の中には綿が入っていて、時折それを持ち上げて見ています。 -
隣では盛大に蒸気が排出され、胴体からは蒸気を作るために
熱せられたお湯が落ちて行きます。 -
炭水車の上では、石炭を均(なら)しています。
D51498では、どこの石炭を使っているんだろう?
かつて蒸気機関車は、石炭輸送のために発展したので、
もちろん自前の燃料で走っていました。
資源エネルギー庁が2020年6月付で発表したエネルギー白書によると、
日本は中国・インドに次ぐ世界第3位の石炭輸入量となっています。
石炭の埋蔵量は多いものの、採掘費用が割に合わないため、
99.5%を輸入に頼っています。
輸入先はオーストラリアがダントツで、次いでインドネシア・
ロシアとなっています。
先日、オーストラリアのLNGの輸出制限が発表されました。
石炭にも影響が出るのかな?
2002年以降に国内で操業している坑内堀り炭鉱は
北海道の釧路炭鉱一箇所となりました。
1920(大正9)年に太平洋炭礦株式会社が創業、
2002(平成14)年の閉山に伴い、地元企業出資の新会社
「釧路コールマイン株式会社」に引き継がれています。
現在は海底下から石炭を採掘しています。
山で採掘しているのではないのですね。
2020年には釧路火力発電所を建設・営業を始め地産地消となっています。 -
チューブの先から油を注入しています。そんなところにも入れるんだ。
-
注入が終わると蓋を閉めます。
反対側でも同じ作業をしているので、顔が見えます。 -
胴体からは、今度は石炭の燃えカスが大量に落下し始めました。
火室の底辺は網目状になっていて、そこから燃えカスが下の灰箱に
溜まります。それをこうして落とすのです。
それにしても、あんなに蒸気の傍にいて大丈夫なのかしら? -
火掻き棒はかなり長いです。
-
大多数の燃えカスが落ちました。動輪の内側にこんもり山に
なっています。元々の穴の深さから考えると、すごい量です。 -
火室の下の外部には小窓があり、そこから中の様子が見られます。
火の着いているのがここからでも見えます。 -
小窓に短めの火掻き棒を押し入れて、落ち損ねたカスを押し込みます。
-
油壷は色々な場所に、色々な形であります。
-
こんな油壷もありました。
-
主連棒や連結棒に油を注ぐと、彼は主連棒などの接続部分に
手を当てます。まるで温度を測るように。
後で年配の人が彼に語っているのを聞きかじったところ、
金属同士の摩擦で熱を生じるのを抑えるために油が必要なので、
金属の熱を触って感知して油の量を調整するようです。
まさに潤滑油ですね。 -
さあ、あと一息!運転室に上る腕に力が入ります。
-
運転室では投炭作業が行われていました。
機関助士の専売特許です。これが出来て一人前。ただ石炭を投げ入れる
のではなく、火室に満遍なく均等に散らすのが腕の見せ所。
これにより、不完全燃焼が少なければ、煙突の煙は黒くならないのだ
そうです。煙の色で投炭の技量がわかるなんて、本当におもしろい。 -
最終チェックが入ります。
-
営業運転中の機関車らしく、運行表があります。
出区8:25、高崎駅発9:56.30、新前橋着10:10.15。
秒数迄指定されています。この辺は現代のものですね。
蒸気機関車の時代はアナログですから。最高速度60㎞/h。
2つの金色に光る圧力計の上に、懐中時計があります。 -
さて、そろそろ帰りの列車の時間です。
D51498は、水上を15:15に出発。高崎到着は17:14です。
その時間までは待てないので、普通列車で帰ります。 -
今回使用した切符を改札でもらって来ました。
それぞれに、趣向を凝らしたスタンプが押されました。
改札機に通さずに、是非とも押してもらってください。 -
最後に珍しい信号機を見掛けたので、載せておきます。
歩行者信号が横型なんです。雪国などで横型の信号機が縦型になることはよくありますが、何故、歩行者信号がわざわざ横型なんでしょう。
旅は、様々な発見があっておもしろいですね。今回はここまでです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
112