2022 慶良間の旅 1日目

2022/08/19 - 2022/08/22

毎年行ってた沖縄・八重山おやぢ独り旅。
去年はコロナ禍で行けませんでした。
今年も相変わらずコロナが猛威を振るい、特に沖縄県は病床逼迫率が厳しいことになっているため、今年も行くかどうか迷いました。

でも、在宅リモートワークで地元以外、外出しない日々が長く続くと、あの蒼い海と空を見たくてたまらくなってきました。
色々な考え方やご意見あると思いますが、今年は行こうと決めました。
沖縄へ旅行する者の義務として、ワクチン３回接種、直前のPCR検査で陰性を確認し、旅立ちました。

エリア 慶良間諸島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

6:15の便で羽田発。搭乗した飛行機は「鬼滅の刃」ジェットだった。

羽田空港(東京国際空港) 空港

天気良く、フライト中は伊豆七島や奄美の島々を眺めながらボーっとしてた。

約２時間半の飛行で那覇に到着。急いで空港抜け出し、タクシーでとまりんへ向かう。
予約していた10時発のフェリー座間味に乗り込む。

とまりん 乗り物

約2時間の船旅。蒼い空と海をずっと眺めてた。
海ではトビウオが飛びまくってた。
途中、阿嘉島へ寄港し、15分後くらいに座間味の港と集落が見えてきた。
2年ぶりの座間味。久しく感じたことのなかった期待感というか、ワクワク感がこみあがってきた。

座間味港 乗り物

港に着き、島に上陸。メインストリートの、南国の村らしい素朴な雰囲気は変わっていない。宿にチェックインし、荷物を置いて港に取って返す。

座間味島 自然・景勝地

初日は離島渡し船で安室島へ渡りたかった。しかし、一人客では離島渡し船は予約できない。安全上の理由で。同行する他のお客さんが必要。
タイミング良く、安慶名敷島へ行くお客さんが現れたため、同行させてもらう。
安室島じゃないけど、初日から離島に渡れるだけありがたい。
渡し船に乗り込んで、ピーカンの空の下、白い航跡引いて安慶名敷島へ向かう。

座間味出てから10分ほどで安慶名敷島へ着いた。この島の沖合70～80mくらいの所には見事な枝サンゴの森がある。また、デバスズメダイとナンヨウハギが群れるキレイなサンゴ根もある。
ただ、この島の海はいささか潮流が速い。今日は若干風が強く、ただでさえ速い潮がいっそう速くなっているように思えた。一抹の不安がよぎる・・・

安慶名敷島 ビーチ

島に上陸して早速フィン付けて、沖合の枝サンゴの森を見に行く。
2年ぶり。キレイなサンゴと凄いスズメダイの魚群・・

安慶名敷島 ビーチ

逆光になってしまったけど、見事なサンゴとデバスズメダイの群れ。

安慶名敷島 ビーチ

これも逆光だけど、まぁまぁキレイに撮れてる・・つもり。

安慶名敷島 ビーチ

植生されたサンゴに群れるクロスズメダイとナンヨウハギ

安慶名敷島 ビーチ

何て言う魚かわからないけど、カワハギっぽい、初めて見るヤツ。
実は、この日まともな海中写真を撮れたのはこれだけ。

どこか、2年ぶりの慶良間の海でウキウキして調子に乗っていたのと、海には慣れている、という慢心があったのだろう。
知らず知らずのうちに、強い潮流で沖に流されてた。

「やばい！」と思って必死に岸に向かうが、強い潮流に押し戻され、シュノーケルには海水が入り込んで息が出来ない。
本気でこのまま溺れ死ぬんじゃないか？と思った。

なりふり構わず、全力でクロールする。海水をかなり飲み込みつつ、ゼーゼー言いながら何とか岸に辿り着いた。
岸に辿りついたとたん、失神しそうになり、岸辺に居た人が駆け寄り、「大丈夫ですか？」と心配される始末・・・
しばらく、ぐったりしていた。そして、帰りの船が来るまでこの後は一切海に入らなかった。

安慶名敷島 ビーチ

15:30頃、迎えの船が来た。死ぬような思いをしたが、無事に座間味に帰り着いた。恐ろしかった。安堵した。
海を舐めていた、海の恐ろしさを再認識した一日だった。
この日以降、この旅で安慶名敷島には行くことは無かった。
(注：安慶名敷島が危険というより、自分の不注意・無謀さが原因なのは言うまでもありません。ですが、安慶名敷島へ行く場合、速い潮流に十分注意した方が良いと思います。)

座間味島 自然・景勝地

この旅行記へのコメント （2）

• andさん 2022/09/29 08:17:14

  無事で良かった～

  昌蔵さん
  
  こんにちは！やっぱり慶良間はキレイですね～ダイビングもいいですが、シュノーケルの方がサンゴもあって明るいので私は好きです。
  
  にしても、最後ヒヤッでしたね…
  私なら溺れてしまいます( ；∀；)
  無事で本当に良かったです。
  慶良間の旅行記続きも参考にさせてください！
  ド素人なので魚も詳しくないので…
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　and

  昌蔵さん からの返信 2022/09/29 23:15:28

  Re: 無事で良かった～

  コメントありがとうございます。
  自分もダイビングライセンスは持っているのですが、気ままに自由に出来るシュノーケリングの方が好きです。
  
  １日目の安慶名敷島では、本当にここで死ぬのか？と思いました。恐怖でした。
  後から考えてみると、潮流に逆らってクロールしたのはかなり危険で無謀な行為でした。
  つたない旅行記ですが、何かご参考になれば幸いです。