金沢と能登半島の観光列車に乗る「おひとりさま限定」の1泊2日ツアーに初参加

2022/08/13 - 2022/08/14

ひとり旅したことなかったので、手始めにひとり旅のツアー(添乗員さん付き)に参加してみました。
みんなおひとり様なので気が楽かなーと。
もちろんツアーなので集合時間やホテルや列車の座席、食事の場所などは指定されるままです。でも、台風で予定していた観光列車が運休になってしまった際に、観光バスの手配などしてもらえてとても助かりました。
ひとり旅だけど心強い。
楽しくお酒を飲んできました！

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

ツアーの集合場所は東京駅。
前日に添乗員さんから集合時間の確認や提出物、当日新幹線で食べる昼ごはんの準備などの電話連絡がありました。

当日朝、すぐ近くにスタバがあったので、早めに行って、金沢の棒ほうじ茶フラペチーノ飲みながら待機。
指定時間の30分前くらいからチラホラ参加者が添乗員さんの元へ集まり始めたので、私も15分前に向かいました。

東京駅 駅

集合場所で地図やガイド資料、バッチなどを受け取り、新幹線の座席番号を教えてもらいます。
行きの新幹線は窓際でした。

台風が来ていたので外は雨模様です。

天気予報では、台風は太平洋側へ抜けると言っていたので、なんとかなるかな。
グランスタで購入した唐揚げと、アボカドと沖縄豆腐をつまみながら、車内販売でビールも購入。

青空が見え始めました。

日本海が見える！

金沢駅に着きました。初金沢です。
これから和倉温泉まで観光列車「花嫁のれん号」で移動予定。
ホームへの階段にはのれんがかかっています。

金沢駅 駅

ホームにものれんが！

花嫁のれん 乗り物

列車に入るといきなり金ピカ！

凄いゴージャスな扉を開けると……

飛び石みたいな絨毯。
お部屋みたいな座席。

新幹線の中で、この列車と次の列車の座席の場所を教えてもらいました。
まずは、この観光列車でスイーツとお茶(お土産付き)を楽しむわけです。

しかし、発車15分前に目的地方面でとんでもない雨が降ったようで運休のアナウンスがかかりました。
本来なら、この「花嫁のれん号」で和倉温泉駅へ行き、そこから「里山里海号」に乗りかえて、景色を楽しみながら穴水駅まで行く予定だったのですが、どちらも運休。
残念ですが仕方ありません。
列車の中を堪能できただけでもラッキー！

金沢駅改札外の涼しい場所へ添乗員さんが案内してくれて、私たちはとりあえず待機。
その間、あちこちに電話をかけまくり、穴水駅で乗る予定だったバスを金沢駅まで呼んでくださったようです。

ツアーって、こういう時のリカバリーがありがたいですね。

観光案内所が近くにあったので、パンフレットを見ている間にバスが到着しました。添乗員さんが見えるすぐ近くのカフェでお茶をしてる人もいました。

さてバスに乗りこみます。
おひとり様ツアーは、バスの座席がひとり2席利用なので、とてもゆったり快適な移動です。

急遽な展開でしたが、行程にない兼六園へ行くことになり、添乗員さんの説明を聴きながらしばし見学。
そして自由行動。

兼六園 公園・植物園

ひとりなので気楽にお散歩しつつ、ちょっとお酒でも引っ掛けようかなーと思っていたら、すんごくゴージャスなパフェを見つけてしまってオーダーしちゃいました。
お抹茶つきで2800円したけどせっかくの金沢ですから！

兼六園茶屋 見城亭 グルメ・レストラン

雨で運休になってしまって予定は狂ったけど、傘も開くことなく金沢を見学して、バスで氷見へ移動しました。
今日のお宿は温泉の大浴場付きのビジホです。

ルートイングランティア氷見 和蔵の宿 宿・ホテル

窓からの景色は、広大な駐車場。
ヤマダ電機、しまむら、地元のスーパー(大阪屋ショッププラファ店)が目の前です。
写ってませんが左側にはセブンがあります。

私はホテルに着くなり、スーパーでお土産用の小瓶の日本酒や、お部屋用のビール、ご当地でしか買えないお菓子や調味料などを購入しました。

エレベーターは1機。割と混んでる感じだったので、4階だったけど目の前の階段を使うのが便利でした。

お部屋には空気清浄機もあり、使い捨てスリッパも完備。
テレビは地上波の他、BSとWOWOWが見れました。
電気ポットと紅茶パックもありましたが、フロント前にコーヒーサービス(お部屋持ち込み可)があったので使用しませんでした。
冷蔵庫は自分でスイッチ入れるタイプでしたが、めちゃくちゃ冷えてくれて、すごくありがたかったです。

クローゼットの中には非常灯やリセッシュ。
上の段には作務衣。

作務衣はセパレートタイプでお食事処や大浴場へも出入り可能。
お風呂の人数制限とセキュリティに関しては、フロントでカードキーと大浴場の解錠が出来るカードキーを交換する方式(女性限定)でした。
お風呂は黄色がかった濁った温泉で、樹木系オイルの香り？
ぬるめの露天もあってかなり気持ちよかったです。

スーパーでお買い物をして、風呂って、部屋でビール飲んだあと、ツアーについている夕食です。
こちらはホテルのお食事処でいただいた「きときとお刺身定食」です。
私は酒飲みなので、ご飯は辞退。この後、デザートも出てきました。

おひとり様のツアーですが、4人座りのテーブルはツアー参加者の相席でした。みんなで今日の観光列車の運休を残念がリつつ、添乗員さんの対応に感謝したり、お酒のお話したり楽しい夕食でした。

日本酒は氷見の「曙」をチョイスしました、
辛口で飲みやすいお酒です。

スーパーでも氷見のお酒だ！ってことでちゃんと購入していました。

部屋に戻り、台風のニュースを見たり、友達や家族とLINEしながらさらに晩酌。

ただ、明日は早起き！
本当は10時チェックアウトの予定だったのですが、乗れなかった「里山里海号」と同じ線路を走るのと鉄道の普通列車に乗れるよう、添乗員さんが頑張ってくれたようで、7時半チェックアウトになったんです。
そのため、朝食は6時半くらいに食べました。(普通のバイキングでした)

氷見のホテルから七尾駅へは迎えに来てくれた観光バスで移動です。
伝統工芸が施された観光列車「里山里海号」はお盆シーズンだから団体客分の座席はもう押さえられなかったと添乗員さん謝ってましたが、全然OK。
本当に色んな手配、大変だったと思います。

のと鉄道七尾線の列車が来ました。

七尾から穴水へ向かう時は進行方向の右側に座ると海が見えると教えてもらいました。(左側に座りましたが)

西岸駅です。(停車時間は1分もないので動く車内からなんとか撮影しました)
この日のためにこの駅が出てくるアニメ「花咲くいろは」を見てきました。
アニメでこの駅が「ゆのさぎ駅」として出てくるんです。聖地！
西岸駅なのに、ちゃんと「ゆのさぎ駅」の表示がされてるの凄い。
ファンは嬉しいですよね。
ありがたい。

車内にもイラストとサインが保存されていました。

終点の穴水駅に着いたら「花咲くいろは」のラッピング列車が停まっていました！！

2人がかりでゴシゴシ洗車中。

添乗員さんが、のと鉄道の基地の見学の手配をしてくれていました。

奥に見えるのは8年に1度の点検中の列車です。

32トンの列車を4つのジャッキで上げています。

エンジンを取ったあとの車両です。
エンジンは別のところで点検中。

車輪は1つ300キロ。
他にも、トイレのタンクとか、クレーンや大小様々な工具も見せてもらえました。

穴水駅、いい思い出になりました。
さぁ、この駅に観光バスがお迎えに来ています。
バスで氷見駅へ戻り2日目のコースの「ベルモンタ号」に乗ります。

穴水駅 駅

ベルモンタ、こちらも1両編成。

ベル モンターニュ エ メール (べるもんた) 乗り物

カウンターの席は海が見える方。

ツアーチームは反対側のテーブル付きボックス席でした。

天井には扇風機があり、頼んだら回してくれました。

景色のいいところでは列車を止めて撮影タイムもあります。

ベルモンタは寿司職人が乗っている観光列車なので、お寿司も楽しめますが、私は日本酒飲み比べをオーダーしました。

自分でも銘柄を選べるのですが、おまかせでお願いしました。
お酒を飲みながら味わいについて読むのも楽しいです。
辛口と甘口、バランスのいいおまかせだったと思います。

新高岡駅まで車窓を楽しんだら、またそこに観光バスが待機してくれています。
ほんとうに楽ちん！

金沢へ向かいました。次は近江町市場です。

観光バスって、荷物を置いて観光できるし、運転手さんに気を使わないでお酒が気軽に飲めるし、お昼寝も可能。駐車場の心配もいらないし、素晴らしい！

近江町市場 名所・史跡

近江町市場の人気の寿司屋はバスからでも分かっちゃうくらい長蛇の列。外まではみ出てました。
中にあるお店も大抵列ができてて凄いことに。

私はサク飲みしたいし、立ち食いです。
1500円の岩牡蠣、1000円のバフンウニ、800円のボタンエビを生ビールと手早く楽しんだ後、お向かいのエムザへ向かいました。

こちらでは職場へのお土産をチョイス。個別パッケージの可愛い落雁を購入。
駅と違ってそんなにごった返してないのでゆっくりお買い物出来ました。

近江町市場でのお昼時間が終わる辺りで雨が降ってきてしまい、この旅行初の傘の出番となりました。
傘をさしながら待機しているバスの駐車場へ戻り、今度の乗車は10分くらい。

次はひがし茶屋街で下車です。
雨も降っているので、お店巡りやはめて、日本酒飲み比べが出来る福光屋さんへ直行しました。
季節限定の三種飲み比べ(1500円)をチョイス。

中央の「夏休み」というお酒は発泡してて度数も低め。夏の昼間に飲むのにオススメとか。
他も生酒やしぼりたてなど、暑い日にピッタリなお酒でした。

ここで「夏限定3本セット」が冷蔵でも送料込だったので酒飲みの友達に送っちゃいました。良い買い物をした！

SAKE SHOP 福光屋 金沢本店 グルメ・レストラン

お店を出たら雨があがってました。よかった！
各お店にトウモロコシがぶら下がっていて興味深かったです。

ひがし茶屋街から駅までバスで移動し、運転手さんとお別れです。
イレギュラーなコースの対応ありがとうございました。

あぁ、最後の金沢駅です。
ドラクエウォークのお土産をもらったり、ド定番な写真を撮影したり。

金沢駅 駅

下から見上げたりして名残を惜しみました。

最後のお土産購入タイムです。
駅ビルの2階のスーパー(Aガイヤ)で新幹線の中で食べる晩御飯を購入。
次いでにお土産屋さんがごった返してたので、こちらで冷えた日本酒やホタルイカの沖漬けなども購入。

1階のアントでも、金沢金箔のモケケ、みかん大福、和紅茶の落雁を購入しました。荷物、重い。

旅行初日、金沢に着くなり予定していた観光列車3つのうち2つも運休となってしまう事態になりましたが、リカバリーが良くて助かりました。
暑い中、汗を拭きながら電話かけまくってくれた添乗員さん、感謝してます。
これから運休になった列車の払い戻しや返金対応などがあるそうです。めんどい手続き、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

今回のおひとり様ツアーの参加者は10人ちょい。顔見知りになる程度で、観光地ですれ違ったりする時に会釈したり、たまに雑談したりもする適度な距離感がありとても良かったです。

1人でふと思い立った時、自分で予約取りづらいスポットだったり、移動が面倒な場所に行く時、こういうツアー凄くいいですね。
機会があったらまた参加したいと思いました。

おしまい