2022/07/16 - 2022/07/16
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雲のすけさん
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夏真っ盛りです。歩くことがメインになっている雲のすけ旅行記にはつらい季節になりました。そこで快適に街歩き(旅行記のネタ?)できる所はないかなと探してみました。どうやら三島は水辺がたくさんあり、涼みながら散策ができそうです。そこで今回は涼しさをテーマにたくさんの水辺を歩きます(結果として2日に分けて行ってきましたが…)。
今回はいつもよりも写真が多くなっています。最後まで読んで下さると嬉しいです。
過去に書いた三島の旅行記で取り上げた場所も出ています。フリーきっぷを使って水辺以外の観光地も紹介しています。よろしければそちらもご覧ください。
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JR三島駅南口から歩いて数分の楽寿園に着きました。今回はここからスタートします。なぜここからというと園内にある小浜池が、これから歩く源兵衛川の水源とされているからです。この日は暑くなることがわかっていたので早めに出発し、開園(9時)前に着きました。園内に入れば源兵衛川にショートカットできるのですが、ちょっと大回りします。
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伊豆国二ノ宮浅間神社
昔は三島や伊豆から富士登山する人は禊をするために立ち寄ったとされる神社です。今回の旅の安全「熱中症になりませんように」と祈願するために最初に来ました。 -
浅間神社から県道51号の横断歩道を渡って通り向かいにある白滝公園です。ここに水辺があるので立ち寄ります。
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前回来た時は渇水の時期だったようで公園内には水がなかったのですが、今回は水が満たされていました。
白滝公園 公園・植物園
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桜川
菰池や白滝公園を源流とする灌漑用水。白滝公園横を流れていて、川を流れに沿って歩くと三嶋大社に着きます。それでは今回の目的地「源兵衛川」に向かいます。桜川 自然・景勝地
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源兵衛川
楽寿園の小浜池から中郷温水地まで約1.5kmの灌漑用水路。三島市の南部に位置する中郷地区への農業用水のために作られました。ここが三島の水辺のメインスポットだと思います。源兵衛川水辺の道 公園・植物園
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では源兵衛川の終点の中郷温水地を目指して南下します。
源兵衛川 自然・景勝地
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遊歩道途中にはちょっとした広場があります。現在でも水を汲み上げることができる井戸(飲むことはできません)や、ベンチがあるので休憩もできます。
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先ほどの広場から一度道路に上がり川沿いを歩き遊歩道が再開します。
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蓮馨寺(れんけいじ)
歩いていると寺の境内を通ります。左下写真の太子堂(聖徳太子を祀っています)前を通り本堂そして参道を歩ます。そして三島大通りを横断歩道で渡り三石神社に行きます。蓮馨寺 寺・神社・教会
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せせらぎルート全体案内図です。今回のルートはこの図でいうと右から左に歩く感じです(北はこの地図だと右になります)。
楽寿園→浅間神社→白滝公園→源兵衛川→三石神社(今ここ)→源兵衛川→雷井戸→三島梅花藻の里→佐野美術館→水の苑緑地→源兵衛川→中郷温水地
実際に歩いたルートです。 -
三石神社
御祭神は豊受姫大神です。境内には江戸時代に時を告げていた「時の鐘」(右下の写真)があります。この神社横にはとても人気がある「うなぎ屋」があって、開店時は神社入口付近にはたくさんの人が順番待ちしています。三石神社 寺・神社・教会
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三石神社の右手から裏を通り伊豆箱根鉄道の鉄橋の下に着きました。この鉄橋下をくぐることができます。ちゃんとした足場ではなく、ほとんど水に沈んでいる不安定な普通の石でした(迂回路あります)。
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ここは撮影スポットの1つです。なかなかこのアングルから電車を見る機会がないので、釣られて写真を撮ります。
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鉄橋下を川に落ちないで無事に進めました。またすぐに橋があり、その下をくぐります。
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遊歩道は人1人通れるくらいの幅しかないので、このように人を避けるための置き石が所々にあります。
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さらに橋がありました。ここも頭上注意で、先ほどの橋よりも低いので屈みながら橋の下をくぐります。
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スマホを川面に近づけて撮ってみます。今ではとてもきれいな水なのですが、昭和の中頃には水質汚染がひどかったそうです。
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今度は橋の下をくぐれないようです。この辺りで川は二手に分かれていて、左の川に沿って遊歩道が続きますが少し源兵衛川から離れて他の水辺に行きます。
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雷井戸
かつてこの井戸は田町水道といわれ、このあたりの住民の飲み水として使われていました(現在は飲むことができません)。井戸周辺には三島梅花藻の生え、花が咲いていました。開花時期は5~9月だそうです。 -
三島梅花藻の里
県道51号沿いの佐野美術館の通り向いにあります。ここでも三島梅花藻を見ることができます。三島梅花藻は昭和5年に小浜池で発見されました。水中に沈んだ糸状の細い葉と梅のような花が特徴です。冷たく綺麗な水でしか育ちません。三島梅花藻の里 自然・景勝地
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佐野美術館
1966年(昭和41年)佐野隆一氏の寄付によって設立した私立美術館。主に美術工芸品が収蔵されていて、特に日本刀のコレクションが有名です。 -
美術館内に入るのは有料ですが、庭に入るだけなら無料です。庭園内には日本家屋「隆泉庵(登録有形文化財)」があります。室内は一般公開はされておりません。
佐野美術館 美術館・博物館
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回遊式庭園なので歩くことにより様々な景色をみることができます。
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先ほどの橋に戻り、源兵衛川沿いを再び歩くと水の苑緑地に着きます。
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水の苑緑地
約3200㎡のホタル観賞もできる自然溢れる親水公園です。水の苑緑地 公園・植物園
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ここにも綺麗な水辺がありました。
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公園を抜けると川沿いには桜が間近に植えてあって春には桜のトンネルを楽しむことができます。このまま行くと県道51号に出ます。
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県道51号の交差点を三島郵便局の方に行くと橋があります。その川が源兵衛川で川沿いを歩きます。その途中には中郷用水記念碑があります。
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中郷用水路では子供連れの家族が水中生物を採っていました。
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源兵衛川にかかる国道1号線の橋が見えます。
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三島玉川交差点
国道1号線を渡る時に使った横断歩道がある交差点です。この東にも陸橋があって渡れますが、用水路の出口がほぼ中間くらいにあるので階段を上らなくて済む、この交差点を使うことにしました。ここから西に向かう(沼津方面)と柿田川公園があります。 -
二つ上の画像の橋から中郷温水地に向けて撮った写真です。もう少しで終点に着きます。
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中郷温水地
富士山の湧水をそのまま使うと水温が低すぎるので、ここでいったん温めるために作られました。ここから中郷地区の各水田に水が配られます。
北の方角を向いて写真を撮りました。晴れた日ならば富士山が綺麗に見えるそうです。この日は少し頂が見える程度でした。中郷温水池 自然・景勝地
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鳥が休んでいました。それでは次の目的地の柿田川公園を目指し国道1号線を西に歩きます。
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柿田川公園につきました。温水地から歩いて15分くらいで着きました(スタート地点の楽寿園入口からは2時間くらい)。ここ駿東郡清水町で三島市にはありませんが、涼しさを求めるために来ました。
柿田川公園 公園・植物園
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噴水の裏側から公園入口に向けて撮ったものです。自動車が通っている道が国道1号線で、すぐ近くにこの公園があります。
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第一展望台からの風景。見にくいと思いますが左下に湧水ポイントがあります。
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第二展望台から取りました。いつ見てもきれいなブルーですね。これを見るためだけに行っているかもしれません。
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八橋は公園の散策路として整備されました。その途中では柿田川中流域の景色が見ることができます。
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柿田川公園は大小様々な湧き間を見ることができます。ここは船着場と呼ばれた場所でかつて製紙工場が使用していた井戸跡があり、そこから水が湧き出ています。
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柿田川(天然記念物)
交通量が多い国道1号線のすぐ近くに、このようなきれいな川が流れていると思うと不思議です。柿田川 自然・景勝地
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ここまで来ると散策路は終わりで駐車場まで近いです。
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駐車場につきました。その傍には無料の水汲み場があります。近くの売店には空のペットボトルが売っているので、入れて持ち帰るのもいいと思います。
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駐車場から公園を結ぶ道の途中にある古民家を利用した豆腐料理の店「食事処かわせみ本館」です。左側の建物売店で、そこには豆腐でできたアイスクリームが売っています。しっかりとした豆腐の味でさっぱりした味わいでした。
かわせみ本館 グルメ・レストラン
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開店時間が11時で始まったばかりで客がそれほどいなかったので食べてきました。松花堂弁当はメインの豆腐料理を冷奴と湯豆腐で選ぶことができます。暑いので冷たいものを選ぼうと考えたのですが、しっかり冷房が効いた部屋であたたかい物を食べるのもいいなと思い湯豆腐を選びました。さらに食後にはデザートが付きます(豆腐のアイスクリームを再び食べることに・・・)。
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国道1号線を渡り公園向かいのショッピングモールへ行きます。こちらのオアシス館3階に用があります。三島駅に向かうバスはここの敷地内にあります。
サントムーン柿田川 ショッピングモール
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こちらの幼魚水族館が目的でした。
2022年7月7日にオープンしたばかりの幼魚を主役とした水族館です。入場料は5つに分かれ成魚(大人)は1200円になります。 -
タレントで岸壁幼魚採集家の鈴木香里武氏が館長をしています。
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港と幼魚の擬態のイメージで作られた水槽のコーナーです。カエルアンコウが展示されていますがゴミの方が気になります。
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今度はビニールと一緒のクラゲの展示です。水槽近くには説明書きがあり館長の手書きだそうです。
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館長が選んだ幼魚のアイドルの1つのミナミハコフグです。
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こちらは幼魚と成魚の模様が違う魚で紹介されていたタテジマキンチャクダイです。
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赤い綺麗な魚は成長することにより性転換するサクラダイです。成長する過程で模様が変わります。
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幼魚水族館には海水魚だけではなく淡水魚も展示されて、メキシコサラマンダーがいました。かつてウーパールーパーとして流行った魚です。首の周りにある触覚ぽいのはエラだそうです。
30分くらいかけて一通り見終えました。小さな水族館ですが、展示の仕方がとても工夫されていて楽しかったです。またゴミも一緒に水槽に入っていることで環境問題を意識し考えさせられました。 -
旧東海道
慶長9年(1601年)に徳川家康は五街道の整備を命じます。東海道も整備され最終的には53の宿駅を設置しました。三島宿は11番目の宿駅になります。明治38年(1906年)には沼津から三島広小路まで路面電車が開通しました。昭和36年(1961年)の豪雨で橋が流され縮小され、昭和38年(1963年)に路面電車は全線廃線となります。現在の国道1号線ができた昭和37年以前は三島市や清水町の生活を支えた道です。 -
千貫樋
旧東海道を歩いていると左手に民家の間にわずかに見えるコンクリート製の建造物があります。これは蓮沼川を使い流れてきた水がこの樋で渡り、この先(現在の清水町の一部地域)に水を運んでいました。当初は木製の樋でしたが関東大震災で崩れコンクリート製になったそうです。その下には伊豆と駿河の国境の川「境川」が流れていて、今でも三島市と清水町の境に役割を果たしています。千貫樋 名所・史跡
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伊豆箱根鉄道駿豆線・三島広小路駅
江戸時代の三嶋宿はたびたび大火事が起きています。特に大規模となった火事は西(現在の清水町伏見付近)からの延焼のものでした。そこでこの場所に火災が宿の中心地に移らないようと空地と土手が作られたそうです。また現在コンビニがある場所には路面電車の三島側の起点がありました。 -
さいとうフルーツでマンゴーラッシーを注文しました。三島のマンゴー農家で生産されたものを使っています。
さいとうフルーツ グルメ・レストラン
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蓮沼川
約1kmの農業用水で、小松宮別邸があった小浜池を水源としていたので「宮さんの川」とも呼ばれています。旧東海道に沿って西に流れ境川に架けた(前述した)千貫樋を通り清水町まで流れます。蓮沼川 自然・景勝地
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昼食を挟み5時間くらいでスタート地点の楽寿園に戻ってきました。東側に位置する正門から300円払って入園します。
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新幹線も停まる三島駅から歩いて数分の場所に、これほど緑があるふれる場所があるのが驚きです。
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小浜池
源兵衛川と蓮沼川はこの池を水源としています。昔は現在とは違い富士山の伏流水で豊富な水量があったそうです。都市開発による環境の変化により、このように少なくなったとされています。楽寿園の公式HPには毎日の水位を発表されていて、それによるとこの日は21cmでした。向かいにある日本家屋が楽寿館で小松宮別邸でした。自由には入れませんが昼時以外の1時間置きにスタッフによる30分ほどの館内の案内があり、詳しく丁寧に説明してくれるのでオススメします。楽寿園 公園・植物園
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楽寿園南出口です。出るだけで入園はできませんが源兵衛川すぐそばに出るので、楽寿園を出たあとに源兵衛川へ向かうのならここを使うと時間が短縮されます。
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楽寿園内に一角にある「万葉の森」という場所で、たくさんの種類の植物が植えています。
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三嶋大祭りが3年ぶりに行われます。中日16日には頼朝公旗揚げ行列が行われ、毎年頼朝公は芸能人が扮します。今年は大河ドラマで頼朝役をした大泉洋氏がやり、家臣として実際に演じた役者が3人も来るそうです。今年はかなり盛り上がりそうですね。
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おまけ
後日、写真の撮り直しと追加のために再訪しました。今回のスタート地点は桜川です。川の奥の方にある水門が「ドンドン淵」と呼ばれる御殿川の起点です。ここから御殿川を散策します。桜川 自然・景勝地
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桜川沿いの道で水門を背にして撮りました。おそらく先に進めなさそうなので、付近に行けそうな道を探します。
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西に少し歩くと「搗屋(つきや)のみち」と呼ばれる道がありました。搗屋とは水車小屋のことで水路沿いには10軒ほどあったそうです。明治・大正期まで水車を使い製粉作業が行われていたそうです。
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しばらく搗屋のみちを歩いていると御殿川沿いを歩けるようになります。目の前の橋は赤橋と呼ばれています。
御殿川 自然・景勝地
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三島桜小路
桜小路は三島八小路の一つで、三島大社の西にある祓所神社から赤橋までの道です。旧東海道と並行していたため、様々な職種の人が住み生活道路として親しまれていました。赤橋の近くで問屋小路と接続しています。三島八小路は八小路をすべて言えることが三島宿住民の証とされていたこともあったそうです。 -
赤橋の交差点を右に曲がり、少し進むと細い道があります。そこを進むと再び川沿いに出ます。このまま御殿川は伊豆箱根鉄道駿豆線の三島田町駅の方へと流れるのですが、途中寄り道します。
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御殿神社
宇迦魂神を御祭神とした稲荷神社。この辺りに江戸幕府三代将軍徳川家光が京に上洛する時のために作られた御殿がありました。御殿川はその御殿の東を流れていたので名づけられたとされています。 -
三島田町駅に向かい、線路沿いを三島駅方面に歩くと御殿川に出ます。画面左側には人気の古民家イタリアンがあります。
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この場所も撮影スポットの1つです。伊豆箱根鉄道駿豆線の電車が御殿川にかかる鉄橋(上の写真と同じ橋のところにあります)を走っているときに撮りました。ここから佐野美術館方向に流れていきます。
三島の2つの川とそれに関連する場所を多く周りました。三島には今回行っていない水のスポットがまだまだあります。また別の機会にそれを紹介できたらいいなと思います。
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