2021/05/05 - 2021/05/07
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pipicoさん
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この旅行記のスケジュール
2021/05/05
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バスでの移動
高速バス (博多→九重インター)
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徒歩での移動
(九重インター→豊後中村駅)
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バスでの移動
九重コミュニティバス (豊後中村駅→筌の口)
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この旅行記スケジュールを元に
✴︎薄れゆく記憶を頼りに2022.8 記✴︎
GWの合間に2泊で温泉に連れて行ってもらえることに\( ˆoˆ )/!!
行き先と行程にかなり迷いましたが、以前から行ってみたかった大分県の九重方面へ。
九重は「くじゅう」だったり「ここのえ」だったり、読み方がややこしいんですよね。
九重連山 : 山を指す場合は「くじゅう」
九重町 : 地名として読む場合は「ここのえ」
ざっくり言うとこんな使い分けみたいです。
温泉県大分には魅力的な温泉地が点在していて行ってみたいところが盛り沢山。
でもやっぱり公共交通機関を使うとなるとちょっと不便な場所が多くて・・。
今回の九重地方もそんな理由で二の足踏んでたエリアだけど、2泊できるならばと調べてみると、以前から気になっていた秘湯的な宿も町のコミュニティバスを使えば意外と難なく行けることがわかったりと思わぬ発見が。
風薫る5月、少しは途中で移動手段に徒歩を入れても楽しいんじゃないか?とも思い、私としてはなかなか良い行程が組めた!・・はずでしたが。
まあ想像通り・予定通りにいかないこともありまして、ヘロヘロになったりバタバタしたりとなかなかの珍道中で、でも、選んだ日が良かったのか、温泉では贅沢な思いをさせてもらうこともできたりと、とても思い出深い2泊旅となりました。
また同じ行程で行きたいかもww
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高速バスに乗って博多を出発~。
バスの窓ガラス越しだから空は曇って見えますが、快晴に恵まれました!
GWといってもコロナ禍だし中途半端な日にちでもあったので、乗車客もあいかわらず少ないです。 -
いつもより早めの出発だったので、車内でこっそり軽い昼食をとります。
コンちゃんがおにぎりをつくってくれた!
うまうま(^ u ^) -
飲まずにはいられないようで・・^_^;
周りに迷惑かけないようにおとなしくグビグビ。。 -
新緑の景色が気持ち良い高速道で由布院方面へ向かいます。
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途中下車したのは『九重インター』。
周りはお店も皆無の長閑なところ。
バス停には屋根付きの待合席とトイレ・自動販売機はありました。 -
さて、ここから九重町のコミュニティバスに乗り換えるのですが・・
乗り継ぎ時間がいい具合に連携されておらず、この無人バス停で1時間以上は待つ必要がありました。
それならばコミバスの2つ先の停留所でもあるJR駅『豊後中村駅』まで散歩がてらに移動すれば退屈せずにバスを待つことができるかな?と考え、いざハイキング٩( ᐛ )و
う~ん・・どっちに歩けばいいんだろ??
案内板に書かれているように、九重エリアだけでもこんなにたくさんの温泉地が!
思わず矢印に従って真っ直ぐ進みそうになったけど、Googleマップで調べたら反対方向だったw -
こんなところ車しか通らないだろうなーという山景色の道をてくてく進みますが・・
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辺りを見渡した瞬間、徒歩移動せずにおとなしく九重インターでコミバスを待ってた方がよかったかも・・と若干の後悔。
目指す豊後中村駅ははるか遠くなんじゃないか⁈と思うほど美しい山々しか見えない(汗)
幸いにも山道はずっと下り坂だったけど、陽に照らされて結構疲れたー。 -
と言っても20分程で豊後中村駅に到着しました。良い運動だったかな。
茅葺き屋根の、情緒ある駅舎。 -
はしゃぐおじちゃんw
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コミュニティバスは路肩の崩壊で県道が寸断された関係で迂回ルート利用となっていたため、事前に何度か九重役場(だったっけ?)に問い合わせも入れました。
小さな町の情報って、ネットで調べてもよく分からないことが多くて問題無く目的地へ行けるのか不安だったけど、とても親切に教えて頂き助かりました。 -
しばらくするとやって来ました、九重コミュニティバス!
たしかどこで降りても1人500円という非常に大ざっぱな料金設定だった記憶が・・。 -
こちらも乗客はほんのわずか。
酔いそうな勢いで山道をグネグネと進み、揺られること約30分。 -
途中下車したのは『筌(うけ)の口』。
今回の宿泊先です ♪
調べたところ、宿は歩いて数分みたい。 -
ゆるーい坂道を少し下ったところに目的地はありました。
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九重町を流れる鳴子川。
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その横に静かに佇む旅館。
『 新清館 』さんです。
九州八十八湯の対象施設で、秘湯感たっぷりの露天風呂がずっと気になっていました。
まさか車無くても来ることができるなんて・・嬉しーい o(≧▽≦)o !! -
宿は3棟から成っているようで、向かって真ん中がフロント、右側は食事処と経営者自宅(家族で切り盛りされてる模様)と内湯、左側のコンクリート造りの建物が宿泊部屋でした。
フロント棟にも部屋はありそうだったけど、音が気になりづらいコンクリ棟が宿泊部屋としてはメインになってるのかな?
駐車場には先客の車が2台。
実は、予約サイトから申し込む際に、この日だけは他に予約者が居なさそうだったこともあって宿泊日を決めたという経緯もあり、「ワンチャン露天風呂貸切りか⁈」と期待してたんだけどな。
GWの合間とはいえ、そううまくもいかないかーと気持ち切り替えつつチェックイン。 -
手の消毒済ませてこんにちはーと声掛けると、奥から宿のご主人登場。
口コミで見てはいたけど、愛想は・・あまり無い笑
だからといって特段嫌な感じも無いんだけど、笑顔と口数は少ない^_^;
「あっさりしてるなーw」という感想を抱きつつ、部屋に案内して頂きます! -
ただ、このご主人から朗報が。
当日の宿泊者は私たちだけとのこと!
宿泊者と思っていた駐車場の車は温泉のみ利用のお客さんのようで、「今日はこれからの時間は立寄りの受付はしません」というお言葉。
読みが当たったー☆
あ、画像は、フロント横にある休憩所ですね。
ここから露天風呂へ出ます。 -
客室は結構コンパクト。
夏でも涼しいのか、エアコンは無し。たしかに、朝晩はちょっと肌寒いくらいだったな。
温風ヒーターはありました。
事前情報ではドライヤー無しとのことでしたが、ちゃんと用意されていました。 -
内装はリフォームされている箇所もあるようでしたが、設備自体は古く、洗面台の水の出が悪く、トイレは和式かつ排水がダメダメだった~( T_T )
それだけが残念だったけど、清掃はよくなされていました。 -
1階にある共同トイレは洋式のものがありました。
そこの手洗い蛇口は常に水がちょろちょろ流れっぱなし!
止めてしまうと凍結してしまうのだそう。
冬はめちゃくちゃ寒いんだろうな・・。 -
冷蔵庫は部屋には無く、廊下に共用のものが。
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さて、そろそろ立寄り湯のお客さんもいなくなったようなので待望の露天風呂へ ♨︎
瓶コーラの自販機が味わい深い。 -
母屋を出て、木々が生い茂る小道の先に、
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二ヶ所の露天風呂があります。
一つは女性専用。
そしてもう一つは、男性専用・・ではなく混浴露天。
小道から露天風呂の様子はバッチリ見えます。
こんな野趣あふれるお風呂は覗きの心配もあってちょっと入るのも勇気が要るかもしれないけど、逆を言えば混浴風呂内で何があるかもわからないから別の意味での犯罪防止にはなりますね。
まあどっちにしろそんなあれこれが気になるような歳ではないんだけど、他人が居るとかなり気が引ける混浴風呂。今回は貸切り状態なので躊躇なく直行~。 -
温泉情報を仕入れるツールのひとつとしてよくGoogleマップを閲覧しますが、そこにたくさんアップされている新清館の非常に情緒ある景観の写真たちを眺めてはよだれを垂らす思いの日々でした。
実際に目の前にできて大興奮!
黒川温泉で見られるような雰囲気の露天風呂だけど、湯の色が違い、見事な黄土色のにごり湯であることによって、より秘湯感が醸し出されています。 -
天気や陽の差し具合などによって色を変え、ひすいのような色に見えたり、キラキラと黄金色に見えたり・・。
なんとも風光明媚。うっとりします☆ -
天気にも恵まれ、こんな素敵な光景を見ることができてほんとに感激でした。
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温泉成分による変色と析出物のアートを数枚・・。
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なかなかのコッテリ具合。
洗面器の変色は汚れに見えちゃうのでちょっとなぁ・・。 -
完全にコーティングされてる~。
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湯口からはドバドバの新鮮湯!
鉄臭が強く、ちょっとキシみを感じるパワフルなお湯でした。炭酸泉でもあるらしいです。
温度も丁度良く、浴感最高☆ -
湯口単体で写すとドバドバ加減が分かりづらいけど、このくらいの勢いで流れてきます。
勢いはときに少し落ち着いたり、いきなりゴボゴボっと出てきたり。 -
大量に湧いてくるお湯は浴槽内の拝湯口からも流れていくようになっていました。
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最高の森林浴 ♨︎
今回、宿泊客数を気にしていた理由はここにありました。
この素敵な露天風呂を誰にも気兼ねなく思う存分楽しみたい!
そして、せっかくの混浴風呂ならコンちゃんと一緒に楽しみたいなー。
でも貸切湯ではない(涙)
となると、誰も予約を入れない日に宿泊することができれば・・。
お客0組を祈るなんてお宿には申し訳ないことだし、また、お客1組ならそれはそれでお宿としては「いっそ0組なら丸一日休めると思ったのにー」と、なんか残念な思いをするのかもとかも考えてしまうけど、それでもやっぱり好きなものを独占したいというのは偽らざる人情・・。
かすかな希望を抱きつつ組んだ日程が当たり、もう本当にラッキーでした。
夕食の時間まで目一杯この自然の恵みを堪能させて頂きました。 -
宿には内湯もあります。
こちらは男性用。 -
で、女性用。
この殺風景で古めかしい感じがまた、非常に湯治の趣きもあり、浴槽も小さいから温泉の濃度もより濃そうで、入ってみたかったー。
今回は露天風呂が素敵すぎてそちら一点集中となり、内風呂まで入る時間が無かったw
次回のお楽しみにとっておくことに。
宿の隣にはこれまた風情ある共同浴場もあるのですが、そちらも次回に・・。 -
夕食の時間。
宿泊者が私達だけだったからか、個室に用意して下さってました。
隣りに大広間があったので、通常はそちらで戴くことになるのだろうと思われます。
食事のお世話は女将さんの担当のよう。
ご主人のような素っ気なさは無かったので記念写真もお願いしやすかった(^ . ^;) -
予約したのはお料理少なめプランでしたが、2人とも充分満足のいく内容で、とても美味しかった!
心安らぐ里山料理。鍋のお肉はキジでした。 -
夜の露天風呂。
日差しの代わりに今度は優しい灯りが水面を照らし、これもまた雰囲気が良く。 -
静けさの中、掛け流されるお湯の音だけをBGMに、とても贅沢な一日が過ぎていきました♨︎♨︎♨︎
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