国立西洋美術館リニューアルオープン

2022/08/05 - 2022/08/05

　１年半の休館を経てリニューアルした国立西洋美術館に行って来ました。
リニューアルの目的は、建設当初のコルビュジェの設計をもとに、1959年に創建した当時の姿に近づける為です、なんと云っても世界遺産ですからね。
なるほど前庭が広くなり、屋外展示彫刻の配置が変わりました。
表紙では隅にロダンの”考える人”像が見えます。
　展示会はリニューアルオープン記念　”自然と人のダイアローグ”　フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで、です。
それでは入場しましょう。
　
　

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: JRローカル

　JR上野駅公園口を出て３分、国立西洋美術館に到着です。
大きな看板、尚ダイアローグとは対話の意味。

　門を入ると正面に美術館の建物、2016年指定の世界遺産です。
設計者コルビュジェの意図を明確にする為、建築当初の佇まいに戻しました。
前庭が広く、すっきりとしました。
　

　それでは世界遺産の建物を改めて見てみましょう。　
先ず向って左側から、非常階段でしょうか。

　今度は右側から、こちらにも階段があります。
建物の前方に突き出しアクセントになっています。
当初は出口を想定したようですが、使われていません。
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　前庭正面に、ロダン”カレーの市民”像。
奥に非常階段が見えます。

　奥に　”地獄の門”

入り口横に　ブールデル　”弓を引くヘラクレス”

　地獄の門の両脇に”アダムとイブ”像

　それでは館内に入ります。
先ず世界遺産の建物を見る為に常設展から。
入口ロビー、19世紀ホールと名付けられます

　柱とスロープが特徴。

　２階展示場には小さな階段が。
中3階バルコニーと呼ばれる小部屋で、会議室や小作品の展示室を目的に造られましたが、階段があまりに狭く危険な為、開館以来一度も使用していません。

　小さく区切られた部屋が続きます。

　柱があります。

　ここにも小さな階段が。

　階段の手すり越しに、上に明り取りの窓。

　エバレット　”アヒルの子”

　ルノワール　”アルジェリア風のパリの女”

ジャバンヌ　”貧しき漁夫”

　藤田嗣二　”座る女”

　リニューアルオープン記念　”自然と人のダイアローグ”の会場に移ります。
企画展示場は前庭の地下です。　

　会場入口。

ゴッホ　”刈入れ”

　モネ　”舟遊び”

　マネ　”ブラン氏の肖像”

　ルノワール　”風景の中の三人”

　モネ　”黄色いアイリス”

　西洋美術館より向かいの東京文化会館を眺めます。

　５分程歩いて東京都美術館へ、芸術×力　”ボストン美術館展”　を見る為です。
　里帰りした　”平治物語絵巻　三条殿夜討巻”　を見て感動。

　美術館前の球形のモニュメント、井上武吉　My　sky　hole 　光と影。
美術館を2軒梯子し疲れました、帰るとしましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終