2019/10/17 - 2019/10/28
5位(同エリア6件中)
Hickさん
旅のルート
関空発 ⇒ 上海空港 ⇒ バルセロナ空港 ⇒ ダカール空港(車、フェリー) ⇒ ガンビア(車、フェリー) ⇒ セネガル⇒ 帰国
2019年10月中旬、コロナが発生する前、念願だったアフリカ大陸の赤い大地にやっと足を踏み入れることが出来た!
旅は順調に始まるはず....だったが。。。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
乗り継ぎ先のバルセロナ空港に到着したとき、空港スタッフより、私のバックパックが中国に置き去りになっていると知らされるΣ(゚д゚lll)ガーン
バルセロナ空港のスタッフが中国のAir Chinaに連絡をし、直接ダカール空港へ私のバックパック送るように依頼をしてくれた。
翌日手ぶらでダカールに到着!私のバッグはまだない。ダカール空港のスタッフがエアチャイナに問い合わせると、『送る!』と言っているらしいので、空港で一日中待つ(-"-)zz
届かない….また問い合わせる。そこで言われたのが、『ダカール行きの便がないので、2~3日かかる。』
何日もダカール空港に留まる訳にはいかないので、パスポート、財布、携帯電話、常備薬、数枚のハンドタオル、はみがきセット、コンタクトレンズと眼鏡だけを入れた小さなショルダーバックだけを持って私のアフリカの旅が始まった。。。 -
Air Chinaのせいで、大切な1日を無駄にした上に、着替えも、洗面用具、日焼け止めすらないままで、ガンビアへの移動のために乗り合いの車を探しに出発!
乗り合いのバンは、人数が集まらないと出発しないということで、そこに居合わせたガンビアに戻る3人と私で、タクシー相乗りでバッラのフェリー乗り場まで向かうことにした。
セネガルからガンビアへ入国
国境でVISA申請のために並んでいるとき、同じ見た目の東アジア人はゼロ、肌が黒くない外国人は数人しかいなかった。スムーズにVISAが貰えると思っていたが。。
税関の人「ガイドは?」 私「いません」
税関の人「友達と一緒?」 私「いいえ」
税関の人「あなた1人?」 私「はい」
税関の人「ちょっと向こうの入り口から中に入ってきて!」
私。。。えっ??これってなんかヤバイ感じ?賄賂とか請求される?なんで事務所の中に入らないといけないの?絶対ヤバイやつだ・・・
私「あっ!友達と一緒です!」 税関の人「あなたは、いないと言ったでしょ」
私「ここにはいないけど、車で待っているという意味です」 税関の人「連れてきて」
私「はい・・」 私。。。どうしよう・・そうだ!乗合いの人を連れて行こう!
事情を話し、一緒にタクシーに相乗りした人の中で一番優しそうな人を税関の前に連れて行った。彼が税関の人と現地の言葉で何か話した後、何事もなかったかのようにスムーズにVISAが発行された。
その後、この彼をガンビアでの私のガイド兼ボディーガードとして雇うことになる。1日数時間でも、朝から晩まででも関係なく、1日10ユーロ+一緒にいるときの食事、交通費モロモロこちら負担で交渉成立! -
セネガルからバッラまでまでは、セネガルのタクシーのためCFAフランで支払うのだが、ドルとユーロしかないと言うと、相乗りの今回雇うことにしたガイドさんが自分が払うから!とCFAフランで払ってくれた(*'▽')
もちろん後で返したが。
金額は、たぶん全部で¥5,000以下だったと思う。 -
セレクンダの宿へ向かう道中
セネガル空港(タクシー)⇒ 国境 ⇒ バッラ(フェリー)⇒ バンジュール(タクシー)⇒ セレクンダの宿 -
Airbnbで見つけた宿のオーナーレディーとパシャ!
荷物が何もない私を気の毒に思い、服屋に連れて行ってくれましたが、
着れそうな服がないので、下着を1組みだけ買いました。よってこの服で10日間、しかもノーメイク、日焼け止めクリームすら塗らない状態で過ごすことになります・・Σ(゚д゚lll)ガーン -
道を歩いているだけで、子供たちが寄ってくる。
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たまたまお話をした陽気なお兄さんたち。
「ちょっとお茶飲んで行きな!」と敷地内へ入れてもらい、お茶を頂いていたら、そのままランチまでご馳走になってしまった。
ガンビアの庶民は、一つの敷地(コンパウンド)に5~10軒の家族、親戚、友達などが一緒に暮らしている。基本的に、食事は女性たちが共同で作り、男性チーム、女性チームが分かれて食べるらしい。何故か年配の女性は男性チームに混ざる。子供はどちらへ行ってもOK?!
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木陰で休憩をしているポリスマン
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今回雇うことになったガイドさんに薦められてワニ園に行く。
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ガイドさんのコンパウンド(複合住居)で食事をご馳走になる。私は、客ということで、男性と年配の女性たちと一緒に食事をする(*'▽')
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若い女性陣のお皿にはおかずがない・・
なんて不公平な・・ -
赤い服の男性が、今回のガイドさん。
本当に誠実で、私がボッタくりされないように、常に現地価格で交渉してくれていたので、タクシーに乗っても1回2人で100円以下、食事をしても常に2人で200~300円。 -
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ガイドさんのコンパウンドの中に住んでいる仲良くなった女の子。
彼女から着替え用のTシャツと短パンを借りて、夜はそれを着てその間に汗がついているこの1着しかない服を洗って干していました(;'∀') -
アフリカに来て一番したかったこと!それは、部族に会いに行くこと!
そこで、アメリカの黒人奴隷時代の黒い歴史が描かれている映画「Roots」の基になったマンディンカ族の村へ行くことにした。
何時間もかけてBingtangという村へ行ってみた。
到着すると、村の女性陣が斧を持ってやってきた!!! そして、何故かその斧を渡され、身振り手振りで、「ここの草を刈れ」と言われた・・たぶん。
皆さん長ーい足をピーンと伸ばしたまま草を刈る。私は足が短いのに伸ばしたまま草を刈ることが出来ない。立ったまま草を刈るように何度も指導されるが出来なかった(;'∀') -
あんた白いねーと手を触られる。マンディンカの言葉なので全くわからないけど、「white!white!」と英語で言ってきた。
ちなみに、Gambiaの言葉はウォロフ語。 -
日陰で休憩しているマンディンカ族の村人たち !
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草刈りの後、皆でご飯作り。何もできない私を仲間に入れてくれた.
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もちろん料理の後は一緒にお食事タイム(*'▽')
大皿から一緒に手食べ。 -
村人の長老に言われた言葉が忘れられない。ガイドさんの通訳によると、
「この村に外国人がくることは滅多にない。たまに来ても写真を撮るだけで、我々と交わろうとしない。あんたは、我々と同じ皿で一緒に食事をした初めての白い人だよ」と。 -
食事の後は、この木の木陰で村の会議が開かれた。
何故か会議に参加する私!
村長に「君の名前は村の名簿に記載された。必ず戻って来い!」と言われる。 -
仲間に入れてくれた村人にお礼がしたい♬と思ってもお土産を入れてきたカバンは中国に置き去りなっている・・どうしよう・・ あるのはお金だけ・・
そこで、村の若者数人を連れて、村に1軒しかないお店に行き米を50㎏購入し、村人へプレゼントした。 -
首都バンジュールにて!
またまた現地の方のコンパウンドにお邪魔してしまった。旦那さんが政府の機関で働いているらしい。奥様は4人目を妊娠中だった。
日本に帰ってから、アフリカ料理を作れるようにと、目の前で解説付きで料理を作ってくれた。
皆で食べるご飯は本当に美味しい♪ -
突然やって来た外国人を抵抗なく受け入れてくれる子供たち
-
ガンビアにいる間、セネガル空港か、経由先のバルセロナ空港か、上海空港に電話をして置き去りされたカバンがどうなっているか毎日確認をしていた。上海を去って1週間、ガンビア滞在中に上海のエアチャイナのスタッフと話したときに言われたこと!
「帰るとき、また上海来ますよね?カバンその時に取りに来てください」
はぁ?あなたバカですか?3週間の旅行をパスポートと財布だけで過ごせと??
中国人と話していてもダメだ!と思い、日本のエアアジアの電話番号を調べて電話してこの事情を話した。 もちろん平謝りで、「すぐにこちらから中国に連絡をして、早急にカバンを送らせます」と言われた。
その2日後、セネガルの空港から荷物が届いたと連絡が入った
初めから日本に連絡をしたら良かったと後悔。。。
ガンビアでの夜の過ごし方!
シャンプー1本と歯磨き粉を購入。シャンプーで頭からつま先まで全身を洗う。トリートメントなし、洗顔フォームなし(使うのが怖かった)。ヨーグルトを買ってきて、髪と日焼けで火照った顔にぬってトリートメントとクリームの代用にする。同じシャンプーで、毎晩1着しかない服と下着を洗う。暑いので3~4時間くらいで乾く。
オーナーレディーがほぼ毎晩やってきて一緒にYOGAをする。
夜暗くなってから外出するのは避けていたため、晩御飯が食べれなかった昼間に買っていたマンゴーなどを食べて過ごす。
アフリカに着いて10日後、やっと荷物が届いたので、セネガルへ向けて出発!
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この旅行記へのコメント (6)
-
- マリオットさん 2022/12/07 08:37:20
- パワフルな旅
- こんにちは、マリオットです。今日のお題がガンビアなので、旅行記を読みました。
インド、ネパール辺りは行ったのですが、アフリカはまだ未訪の地で、体力無いと行けないような感じです。村人との交流が素敵ですね。こんな旅行をしてみたいと思いました。
ロストバゲージはアメリカで体験しましたが、一時間も待つと次の便で届きました。Air Chinaは使ったことがありませんが、話を聞いてしまうとこれからも使わないでしょう。
- Hickさん からの返信 2022/12/08 16:43:19
- RE: パワフルな旅
- > こんにちは、マリオットです。今日のお題がガンビアなので、旅行記を読みました。
>
> インド、ネパール辺りは行ったのですが、アフリカはまだ未訪の地で、体力無いと行けないような感じです。村人との交流が素敵ですね。こんな旅行をしてみたいと思いました。
>
> ロストバゲージはアメリカで体験しましたが、一時間も待つと次の便で届きました。Air Chinaは使ったことがありませんが、話を聞いてしまうとこれからも使わないでしょう。
- Hickさん からの返信 2022/12/08 16:44:05
- RE: RE: パワフルな旅
- > > こんにちは、マリオットです。今日のお題がガンビアなので、旅行記を読みました。
> >
> > インド、ネパール辺りは行ったのですが、アフリカはまだ未訪の地で、体力無いと行けないような感じです。村人との交流が素敵ですね。こんな旅行をしてみたいと思いました。
> >
> > ロストバゲージはアメリカで体験しましたが、一時間も待つと次の便で届きました。Air Chinaは使ったことがありませんが、話を聞いてしまうとこれからも使わないでしょう。
- Hickさん からの返信 2022/12/08 17:00:23
- RE: パワフルな旅
- メッセージありがとうございます。このサイトの初心者で、返信のやり方もわからなかったので、メッセージをそのまま返信してしまいました・・・Σ(゚д゚lll)ガーン
ガーナ、トーゴ、ベナンに行くか、セネガル、ガンビアに行くか迷った結果、セネガルはビザなしで行けて、ガンビアは国境でビザが取れるということでこちらにしました。
セネガル人と、ガンビア人は、見た目は同じでも性格というか、性質というか、全く違いました。セネガル人は、子供から大人まで、直ぐにお金を要求してきました。
ガンビアでは、一回も、誰からもお金を請求させれませんでした。心からのおもてなしを受けました。みんな、めちゃくちゃ貧乏だったんですけどね。。
1日€10という日本人にとったら安い金額で、安全を買うことが出来ました。
ガイドを職業としていない人を雇ったので、ぼったくりのお店に連れていかれることもないし、行きたいところ、したいこと、何でも聞いてくれました。
ただ・・約束の時間だけは守りませんでしたが・・朝10時に迎えに来てと言ったのに、昼12時過ぎに来たり・・
治安のいいアフリカの国はお勧めですよ!ぜひ機会があればチャレンジしてみて下さい!(^^)!
- マリオットさん からの返信 2023/07/13 19:29:12
- Re: パワフルな旅
- 本日二度目で、またマリオットです。
こちらのガンビア旅行記を読んで、コメントを書いていたのですね。すっかり忘れていました。再び読んでいて、荷物の届かない話はどこかで読んだと気がつきました。旅行記を書いた人の名前は覚えてい無かったようです。
この出会いから、二度目の訪問になったのでしょうか。現地の人に会うのが目的と言う旅をしたことがないのですが、遠いアフリカでの再会ともなると、とりわけ思い出深いでしょうね。
- Hickさん からの返信 2023/07/14 15:23:00
- Re: パワフルな旅
- 現地の人たちが本当にいい人たちで、コンパウンドに住んでいる家族が、私を家族のように受け入れてくれました。
3年前に仲良くなった女の子が、結婚してセネガルに移住していたのですが、私が来るのに合わせてガンビアに戻ってきてくれていました。
お別れの日には、皆に「いつ戻ってる?このままここに住まない?」と何度も聞かれました、、(涙)
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