伊東温泉街歩き~伊豆高原かえで庵に泊まる。②

2020/12/15 - 2020/12/16

今回の旅行の主な目的は伊豆高原のかえで庵というホテルに泊まることと、

伊東温泉の東海館を見学することで、両方とも大満足でしたが、

他にも伊東温泉の昭和レトロな商店街や、伊豆高原アンティークジュエリーミ

ュージアム、青い空の広がるオレンジビーチ、レトロフューチャーな昭和の建

物もあったりして、充実した２日間でした。

エリア 伊東温泉(静岡)

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

朝食は部屋まで持って来てくれます。

伊豆高原温泉　全室露天風呂付　英国調ホテル　かえで庵 宿・ホテル

コーヒーはポットサービス。

伊豆高原温泉　全室露天風呂付　英国調ホテル　かえで庵 宿・ホテル

朝日の中で、部屋でいただく朝食。至福のひと時です。

伊豆高原温泉　全室露天風呂付　英国調ホテル　かえで庵 宿・ホテル

チェックアウトの時、タクシーを呼びましょうかと言われましたが、ちょうど時間に合うバスがあったのでバスを利用することにしました。
でも、このあたりはバスの本数がとても少ないです。車利用の人が多いのでしょうね。今回はたまたま時間の合うバスがあったのでバスに乗りましたが、電車で来た場合はタクシーで移動するのが便利でしょうね。

伊豆高原温泉　全室露天風呂付　英国調ホテル　かえで庵 宿・ホテル

ホテルを後にして伊豆高原アンティークジュエリーミュージアムにやってきました。

別荘街の中にある１９世紀の宝飾の美術館です。

伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム 美術館・博物館

ティアラ。

伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム 美術館・博物館

カメオのネックレスとイヤリングのセット。

伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム 美術館・博物館

１９世紀のジュエリーがメインでした。
ビクトリア朝時代の華やかでかわいらしくジュエリーは大好きです。
宝飾技術もすごく進歩した時代ですね。

伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム 美術館・博物館

アイボリーの超細かい彫刻。

伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム 美術館・博物館

ジュエリーのほかに、昔の衣装の展示もありました。

バッスルスタイル（鹿鳴館スタイル）のドレス。

伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム 美術館・博物館

白いウェディングドレス。

伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム 美術館・博物館

日傘、鏡、スプーンなどの小物の展示も。

伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム 美術館・博物館

陶板画。

伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム 美術館・博物館

ミュージアム見学のあとは伊東温泉の商店街に戻って、昨日の七福神巡りの続きをしました。

湯の花通り キネマ通り 名所・史跡

最後は市川製茶前にある弁財天で、スタンプラリーコンプリート。
記念品のステッカーと御守をいただきました。

お湯かけ七福神 弁財天 名所・史跡

キネマ通りにある足湯ならぬ手湯です。

けっこう熱めでした。

福招きのお手湯 名所・史跡

さて、商店街を抜けていよいよ東海館にやってきました。

この彫刻からして、期待が高まりますね。

東海館 名所・史跡

東海館は昭和３年に建てられた温泉旅館で、材木商が建てたということもあって、銘木、変木がふんだんに使われ、また随所に職人技が見られる贅沢な空間になっています。

東海館 名所・史跡

中庭。

東海館 名所・史跡

１階ロビー。

早速、職人技が見れますが、これはまだほんの序の口。
硝子にも模様が。

東海館 名所・史跡

部屋は雁行型に並んでいます。

東海館 名所・史跡

部屋が雁行型に並んでいるため、部屋への入り口はこのようになっています。そして、入口の前には変木が。

東海館 名所・史跡

各部屋の廊下側にはこのように屋根のようものが取り付けられています。

東海館 名所・史跡

変わった床柱ですね。

そして付け書院は富士山と帆掛け船。

東海館 名所・史跡

館内はいたるところに曲がった木をそのまま使っている場所が多く、それが東海館のひとつの特徴になっています。

東海館 名所・史跡

「葵の間」は天井や床の間などからもVIP用の部屋だったことが伺われます。

付け書院の鳳凰と細かな細工、何の木かはわかりませんが、１枚板の床の間、床柱など見どころ満載。

東海館 名所・史跡

床の間の戸袋の上には飾り窓。

東海館 名所・史跡

こちらも格式が高い部屋みたいですね。
床柱はまっすぐなきれいな木。
変木は使われていません。

東海館 名所・史跡

網干のデザイン。

海に近いだけあって、海にちなんだ模様が多い。

東海館 名所・史跡

戸袋の上には窓のようなデザインに、網代天井。

東海館 名所・史跡

各部屋、書院造、天井など意匠や使われている木が違います。

東海館 名所・史跡

竹細工の入った飾り窓。

東海館 名所・史跡

飾り窓。

東海館 名所・史跡

飾り窓にもいろいろな形、デザインがあります。

東海館 名所・史跡

これまた斬新な変木の使い方。

東海館 名所・史跡

この部屋はずいぶんシンプルでモダンな感じのする書院ですね。

真ん中の穴は変形狆くぐり？

東海館 名所・史跡

部屋からは松川のきれいな流れを見ることができます。

東海館 名所・史跡

網代の天井の部屋もありました。

東海館 名所・史跡

床柱に曲がった変木。竹も多用した部屋。

東海館 名所・史跡

帆掛け船デザイン。

東海館 名所・史跡

欄間。

東海館 名所・史跡

素晴らしい欄間ですね。

竹に雀でしょうか？雀にしてはちょっと大きい？

東海館 名所・史跡

こちらは梅に鴬。

東海館 名所・史跡

竹のデザインの照明器具。

東海館 名所・史跡

階段。

東海館 名所・史跡

階段にもそれぞれ違ったデザインが施されています。

東海館 名所・史跡

内側はすべてガラス窓になっているので廊下が明るい。

東海館 名所・史跡

変木と竹が特徴の階段。

東海館 名所・史跡

平成９年までは温泉旅館として営業されていたそうです。その後市に寄贈され、現在は一般公開されて見学ができます。
入場料は２００円。外だけ見て帰るのはもったいないです。
ぜひ、中も見学してみてくださいね。

東海館 名所・史跡

３階にある大広間にやってきました。

東海館 名所・史跡

ここで大宴会が開かれたのでしょうね。

格天井、照明、床柱など、客室とはまた違った気合の入れようがわかります。

東海館 名所・史跡

そして、随所に細かい細工も。

東海館 名所・史跡

このぶつぶつのある床柱は何の木なのでしょう。

東海館 名所・史跡

書院のデザインはとてもモダンな超絶技巧。

東海館 名所・史跡

欄間。

東海館 名所・史跡

舞台の左右には彫刻が。

東海館 名所・史跡

左側の彫刻。１枚板に掘られた孔雀の彫刻です。

東海館 名所・史跡

右側の彫刻。こちらも孔雀です。

どちらも素晴らしいですね。

東海館 名所・史跡

最後に展望台にあがってみましょう。

東海館 名所・史跡

展望室です。

強度の関係で人数制限があるみたいですが、当日は人が少なかったので問題なし。

東海館 名所・史跡

展望台からの眺め。

東海館 名所・史跡

松川遊歩道からの眺め。

松川遊歩道 名所・史跡

東海館を後にして、海岸に向かいます。

その途中にあったのが、これ。何かと思ったらオリーブオイルの石臼のモニュメントです。伊東市と友好都市提携を結んでいるイタリアのリエティ市から寄贈されたものだそうです。オリーブの木もありました。

オリーブオイルの石臼 名所・史跡

昔の交番を利用した観光案内所です。

丸っこいところがかわいい。

伊東観光番 名所・史跡

海岸に出てきました。

伊東市観光会館は昭和のレトロフューチャーな建物です。

伊東市観光会館 名所・史跡

観光会館とありますが、貸しホール・貸し会議室などの施設のようです。

昭和４１年（１９６６年）建築の建物です。

伊東市観光会館 名所・史跡

こちらは別館になるみたいですが、本館ほど斬新ではないけど、昭和な感じがいいですね。

按針メモリアルパークにやってきました。

按針メモリアルパーク 公園・植物園

三浦按針と帆船の彫刻があります。
伊東で三浦按針が様式帆船を建造したことを記念したものです。

按針碑・按針像 名所・史跡

按針メモリアルパークのすぐ近くにあるのが海に面したなぎさ公園です。海に開けた気持ちの良い公園でした。地元の彫刻家・重岡健治氏の作品が並んでいます。

なぎさ公園 公園・植物園

風が強い日でしたが、ビーチを右手に見ながらずーっと歩きました。

冬なのでビーチにはほとんど人はいませんでしたが、青い海に青い空。

伊東オレンジビーチ ビーチ

歩いてやってきたのが道の駅伊東マリンタウンです。パステルカラーの建物が建ち並ぶ大きな道の駅です。
ここでお土産を買いこんで、バスで伊東駅へと帰りました。

道の駅 伊東マリンタウン 道の駅

電車の時間まで、伊東駅前の商店街にある喫茶店エリーゼで夕食を食べて休憩することにしました。
昭和な感じのする喫茶店です。

エリーゼ グルメ・レストラン

玉子サンドは焼き立て熱々の玉子焼きのサンドイッチでした。

エリーゼ グルメ・レストラン

夜の伊東駅。

とても楽しい２日間でした。

伊東駅 駅