6回目の温泉二人旅 ～ （筑紫野）二日市温泉

2021/03/27 - 2021/03/28

※薄れゆく記憶を頼りに2022.7 記※

季節は桜満開の頃。
暖かくなってきたし、近場でいいからどこかに出かけたいよー・・ということで、太宰府天満宮からの二日市温泉で今回もプチトリップです。
2度目の緊急事態宣言も解除となり、コロナ禍以前ほどではないものの、天満宮は春の陽気と桜の開花に誘われて参拝に来ている人たちでちょっとだけ賑わっていました。

エリア 太宰府(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

博多バスターミナルから『旅人』というライナーバスに乗ってやって来ました太宰府天満宮。
学問の神様、菅原道真公が祀られている神社ですね。
参道には太宰府名物の梅ヶ枝餅のお店がいくつも並んでます。

梅ヶ枝餅は薄皮の生地の中にたっぷりのあんこが詰まった焼き餅で、私も大好きです。
お店それぞれに少しずつ味わいも違うようで、やっぱりどのお店の梅ヶ枝餅が美味しいかとかランキングもあるみたいだけど、ひと通り眺めて参道の一番奥にある『寺田屋』さんのお餅をおひとつテイクアウト。
美味しい～♪

人物撮りメインであまりにも画像が無いので寺田屋さんのサイトから取らせて頂きました^ ^;
お庭を眺められる店内でこのようなお抹茶セットを戴くこともできるみたい。

「食べ比べだー♪」と意気込んで、もう一件違うお店でお持ち帰り分を購入したけど、私にはどちらも美味しく感じたな。
でも、やっぱり焼きたてが一番ですね。というか、熱々だと味もよく分からないから、人肌くらいに程よく冷めてきた頃合いが最高かな。

天満宮は桜が綺麗に咲いていて、御本殿を折返しとした天満宮のお散歩はとても気持ちの良いものでした。

けど、桜の写真もこれくらいしか無い～(^_^;)

天満宮散策を楽しんだ後は西鉄電車で二日市へ、そこから西鉄バスに乗り二日市温泉まで移動。
移動時間は乗車の待ち時間含め、だいたい1時間くらいです。

宿泊する宿は『 大観荘 』さん。
こちらも桜が綺麗でした。もう少し散ってますね。

昭和の時代に流行ったような割と大型の温泉旅館。立派な庭園があり、古さに懐かしさを感じつつも、この庭を眺めるとちょっと優雅な気持ちになります(*^ ^*)
大型の宿はお風呂も人が多くて落ち着かないだろうし、せっかくの温泉も循環湯の場合が多いという理由であまり選択肢に入らないのだけれど、大観荘さんは掛け流しの温泉の口コミ評価も良かったので予約してみました。

目の前に高速道路が通っていて、バス停もすぐ近くにあるのでアクセスも良いところです。

客室は
本館（トイレ付）
本館（バス・トイレ付）
新館（バス・トイレ付）
の3ランクに分かれているようですが、お風呂は温泉が出たとしてもユニットバスなら部屋では使わないだろうと思い一番お手頃な本館トイレ付で予約を入れてたところ、コロナで利用者が少ないからか無料で本館のバストイレ付の部屋にアップグレードして下さってました☆

バス付きでもかなり古いつくりでやっぱり部屋でお風呂を利用することはなかったけど、お部屋自体はきれいに清掃されていて、この1人掛けソファが座り心地良しでした。

二日市温泉は住宅地にあるので眺望はこんなかんじ。
でも、周りに遮るものは無く、気持ち的にもゆったりできました。

チェックインが夕方だったので、夕食前に急ぎめにひと風呂頂きます。
数名のお客さんが居たのでお風呂は翌朝誰も居ない時に撮影。
リフォームされてるようで、脱衣所は割と新しく、入口には自由に使えるタオルが山積みされていたのが有り難かったな。

お風呂は3階と地下、それと有料で家族風呂と岩盤浴があるようです。
この日はこちらの3階展望浴場で大満足だったので他は利用していません。
掛け流しのお湯が惜しげもなくオーバーフローしている光景にウキウキ ♪

洗い場は広々。
内風呂でも開放感あり、また、シャワーからも温泉が出ていて◎！
シャンプー類は業務用のものだったので持参のものを使いました。

眺めも悪くない^ ^
なんと言ってもお湯が綺麗でたまご臭もとろみもしっかりあり、二日市温泉の素晴らしさをあらためて感じました。

近場でこんなに良い温泉があるなんて嬉しい～♨︎

夕食は18時半にお願いしていました。
全室部屋食で、気兼ねなく馬鹿話ができますw

春会席のお料理は季節の食材が少しずつ盛り込まれて楽しめました。

翌朝の朝食は1階の会場で戴きました。
土曜の宿泊でしたが、コロナ禍だからでしょうか、会場のお客さんは4～5組だったかな？

前日の大浴場で小学生低学年らしき女の子がひとりで入浴してて、でも自分でしっかり頭や身体を洗い、ちゃんとお湯にも浸かり、湯上がり後もてきぱきと身支度をして出て行き、小さくて心細いだろうけどしっかりしてるなーと見ていたのですが・・。
この会場でその子がお父さんと弟らしき家族と朝食をとっていて、そこでも姉弟で騒ぐわけでもなくおとなしく、でもパクパクとしっかり食べ終え、どういう理由でお母さん不在なのかは分からないけど、ギャーギャー騒ぎ立てる我が子を更に上回るようなドスのきいた声と不快な口調で叱る（というか脅す）親・・という場面に出くわし辟易することが多い中、感心させられました。
父親らしき方も特別厳しそうなかんじの人には見えなかったんだけどな。会場食での朝食も気持ち良く過ごせた記憶があります。

朝食内容はオーソドックスな和定食。
同県民の私には口に合う味付けで、鍋で熱々を戴ける湯豆腐がとてもまろやかで美味しかった！
ジュースやコーヒーなどのちょっとしたドリンクバー有り。
マスクの保管袋が福岡名物の博多にわかだ～ ww
あと、こちらの会場の女性スタッフさんの制服が昭和感たっぷりでツボりました！昔デパートの屋上レストランでウエイトレスさんが着てたようなヤツ。おそらく旅館の創業時からこの制服は変わっていないんじゃないかな笑

チェックアウトは有料で延長可能とのことで、11時まで延ばして頂きました。
なので、朝食後も入浴でき、おまけに誰も居なくてゆっくりできました ♪

前日の晴天とはうって変わり、朝から結構な雨が降っていました。
止みそうもなく困っていたのですが、フロントで傘を下さり非常に助かりました( ；∀；)

これは旅館前の県道31号線を渡ったところにある高速バス乗り場へ向かう階段から撮ったもので、ほんとにバス停はすぐ近くです。

外観は県道を通るたびにいつも目にしていて、青光りしている建物がなんだか古臭いなーと思っていたんだけど、泊まってみると意外に落ち着き、また、快適に過ごせる旅館でした。
なんといっても温泉が良かった！
再訪もありだな、と思いました☆

結局雨は止みそうで止まず。
帰りは高速バスで博多まで戻り、今回のプチトリップは終了。
雨で散る前に桜を楽しむことができてよかったー(o^^o)