2022/06/17 - 2022/06/17
92位(同エリア258件中)
さるおさん
私には珍しく6月の金曜日に一日休みを取って旅行に行く事にした。梅雨の最中に物好きね、何でまた?
理由は二つ。
①7月からインバウンドが復活。直ぐにはコロナ前のようにはならないとしても、観光客が少なく落ち着いて旅行が出来る現状を今の内に楽しんでおこうという魂胆。
②勤務先が健康ブームの流行りに乗って"ウォーキングプロジェクト"なるものを開催。一日8000歩のノルマを課してきた。平日はフツーに生活していたら8000歩はこなせるのだが、土・日がねー。外出しなければ、狭い家の中で、どうやって8000歩も歩く? そこで 旅行にでも行って歩数を稼ぐ計画を画策。
次は行先。
①一泊二日で行ける場所
②温泉は外せない。
③歩かなきゃならんので観光も外せない。
④梅雨の時期なので山や海などの自然は却下。
⑤今まで行った事の無い場所かいい。
上記の条件を踏まえて最終的に「佐賀」に決定。②は「武雄温泉」③は「吉野ヶ里遺跡」に行く事でクリア。これで8000歩はクリアできるのか?
行程:「吉野ヶ里遺跡」→「武雄温泉」(楼門、武雄温泉新館、武雄温泉元湯) お宿「春慶屋」
- 旅行の満足度
- 4.5
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旅は駅弁から始まった。新幹線、特急を乗り継いで佐賀へ。佐賀駅には11時半頃着予定。本来であれば駅前でランチにすればいいのだけど、旅の行程から12時のバスに乗らないといけないので列車内でお弁当ランチ・・・この文章、前回の"福井の旅"の出だしと同じ。偶然にも同じ状況。
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佐賀バスターミナルからバスに乗車。例によって佐賀駅からバスターミナルまでの道を間違える。路線バスの案内をしていたオジサンに道を聞く。親切には教えてくれたが、私が去った後の同僚との会話が聞こえて来た。"もっと若い女の人なら良かったのになぁ"。あらまぁ失礼ね。でもねぇ、この年で女一人で旅していると、もうこんな事慣れっこなのよ。腹も立たないわ・・・。
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「吉野ヶ里遺跡」のバス停で降車。右に行くのか左に行くのか全く判らないので、グーグル先生に聞く。グーグル先生は無言で行先を示してくれた。やっぱり男はこうでなくっちゃ。エッ、グーグル先生って男なの? さぁ知らんけど・・・(笑)。
「吉野ヶ里遺跡」の入口は思った以上に立派だった。まるでどっかのドームの入口みたい。 -
園内は思った以上に広い。「南内郭」に向かって歩いていく。途中で見掛けた「逆茂木」。自分達の集落を守るためのバリケードのようなもの。
<吉野ヶ里遺跡概要>
佐賀県神埼郡の旧神埼町・旧三田川町・旧東脊振村の3つの町村にまたがった我が国最大の遺跡。弥生時代における「クニ」の中心的な集落の全貌や、弥生時代700年間の移り変わりを知ることができ、日本の古代の歴史を解き明かす上で極めて貴重な資料や情報が集まっている。 -
「南内郭」に到着。
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物見櫓や王たちの家など、王たちの居住空間を復元。
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物見櫓からの風景。梅雨の季節なので一週間前から毎日天気予報をチェック。"今日は晴れてくれぇ~"と祈っていたら素晴らしくピーカンの天気。この日陰の無い場所、ソレはソレでキツかった(笑)。
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この時代の建物は半地下式。弥生版「半地下の家族」。オイ、"パラサイト"じゃねえか(笑)。
解説に「大人の家」て書いてあったので、弥生時代は大人と子供が別々の住居に住んでいたのかと思ったら、"大人"って言うのは今で言う"役人"みたいな身分の人の事だった。 -
中に居た"大人"たち。
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こっちは、娘の髪を梳くお母さん。弥生の世も今も変わらない人の営み。
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弥生時代の包丁など。
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「王のすまい」
鳥居の様な門・・・と思ったら、門の上に鳥の飾り。弥生時代の穀霊信仰の現れらしい。 -
"裏の家の○○さん、あの人、決められた場所の貝塚にゴミ捨てないのよォ"って奥さんの愚痴が聞こえてきそう(笑)。
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台所。
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「北内郭」
会議や祭祀が執り行われた場所。 -
「主祭殿」は何重もの環壕に取り囲まれ・・・。
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「主祭殿」にはポランティアガイドさんが居た。主だった場所にはガイドさんが居る様子。この日は平日でお客さんも少なかったからか、場所場所でガイドさんに捕まっ・・・イヤ、基、説明してもらった。ホントは入口でオーデイオガイドを借りようと思っていて、すっかり忘れてしまって借りずに入場したのだが、結局必要なかった。ガイドさん達は皆さん、アレやコレやと親切に説明してくださいました。
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「主祭殿」は3Fまで上がれます。これは2Fの様子。只今、会議中。
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3Fでは、祖先の霊のお告げを聞くお祈り中。この結果が2Fに知らされ重要な議題が決まっていくシステム。
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「北墳丘墓」
歴代の王の墓。「北内郭」のガイドさん、お勧めの場所。"ココだけは絶対見て帰ってください"とのこと。 -
「北墳丘墓」は展示施設となっており、発掘された状態での本物の遺構および甕棺を見学することが出来る。
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本物なので見応えもあるけど、室内なので何より涼しい。しばらくココで涼ませてもらう。
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こんな形で埋葬されていたのね。古代のお話だけど、近未来的というかSFチックに感じるのは展示方法のせいかしら。
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「祀堂」
お供えをする場所。
綺麗な雲と青空でしょ。弥生時代の人もこの空を見たのかなぁ。 -
私が一番見たかったやつ。「甕棺墓列」。
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約600mに渡って広がる甕棺。所々に見える小さいのは子供用と思われる。
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焼物ですけど"繭"みたく見えるのですが・・・。"コクーン"ていうSF映画を思い出しちゃった。宇宙人が住んでた繭の話。
古代人の生活って星とか太陽とか天文学と深く関係あるでしょ。そのせいか、この風景、何だか凄く"宇宙"を感じたのよねぇ。 -
「倉と市」
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この建物には市を知らせる太鼓が置いてあった。
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「大賀ハス」
丁度ハスの花が見頃という事でハス池まで行ってみた。広大な緑の野ッ原の中にチョコッとしたハス池があった。こクソ暑い中、陽を遮るものが何も無い野ッ原を、あの池まで歩くのか。エ~イ、ウォーキングプロジェクト開催中じゃ! 歩けぇ~! お陰で綺麗なハスの写真が撮れました。 -
コッチは蕾。なんだか家にあるお盆の蓮華灯みたい。イヤ、アッチがマネたんだけど。
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「南のムラ」
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一般の人々が暮らしていたエリア。ここで一通り見学を終了。出口に向かおうとして道に迷う(笑)。
最寄の駅まではコミユニティバスで。バス停で待ってたらワゴン車がやって来た。乗客は私一人。使用する人が少ないのか、運転手さんに"どこまで乗るんですか"と不安そうに聞かれた。駅に到着。駅のホームは2F。判っていながら、気が付けば1Fの市民センターみたいな所の受付に居た。何で?
電車の時間がギリギリだったので"イコカ"を使って乗車。そしたら地元の駅に帰るまで精算が出来なかった。"イコカ"の使用は気を付けるべし。 -
「武雄温泉」
本日のお宿「春慶屋」さん。武雄の駅から歩いて行った。判り易い道で今回は迷わず。只、汗だくのオバサンの登場にフロントの人が慌てたみたい。"電話もらったら迎えにいったのに・・・"と申し訳なさそうに言ってくれた。"明日は送りますね"と向こうから申し出てくれてチャッチャと出発時間を決めてくれた。気が利くうえに仕事が早い。 -
こちらがお部屋。10畳は有る。最近の一人旅でお世話になった旅館の中では一番大きくて綺麗(設備が新しいという意味で)な部屋だった。
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お宿のすぐ横が武雄温泉のシンボル「楼門」。東京駅と同じ辰野金吾氏による設計。ここで楼門トリビア。この楼門の天井の干支の彫絵は4つの干支しかありません。残りの8つは東京駅の天井にあるのです。辰野金吾氏の軽い遊び心だったのだろうが、"東京駅と武雄温泉をつなぐ12の干支"・・・ってなんかミステリー小説のキャッチぽくない? このネタで"ダビィンチコード"みたいな小説書けないかな、私にはそんなセンスはカケラも無いので無論書けませんけど。
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「武雄温泉新館」
こちらも辰野金吾氏設計。現在は資料館。入場料無料。 -
当時の浴場。コレは高い料金のお風呂。昔のデザインだけどタイルが一周回ってお洒落。今でも通用するデザイン。
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タイルだけ写すとトルコの宮殿みたいね。
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女性用の浴場。奥にある温泉マークは当時使用されていた電飾。それを知った時、一瞬当時の風景が頭をよぎった(・・・と言っても私の妄想だけど)。脱衣場や浴槽で談笑しあう老若男女の皆さん。当時は娯楽が少なかったから、皆、温泉に来るのが楽しみだったんだろうな。着物で来てた人もまだまだ居たろうな。温泉マークの輝くネオンと共に皆さんの笑顔が浮かびます。
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武雄温泉の元湯は後で入るとして、料金だけチェックして一旦宿へと戻る。料金は450円。頭にインプット。
まずはお風呂。誰も居なかったので写真を一枚。ホントに今日一日汗をよくかいた。私は汗っかきなので、着ていた黄色いワンピースが水でもかぶったみたいに色が変わっていた。お恥ずかしい体質。 -
露天風呂。展望風呂になっているが、女性用はカバーがかかっていて外は見えない。
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お風呂の後の夕食。日本酒にしようかと思ったが、風呂上りなのでココはビールで。グイっと飲み干すこの瞬間、幸せ!
今時珍しく部屋食なので、ゆっくり頂きました。 -
「春慶屋」さんは【佐賀牛取扱指定店】に認定を受けた宿でもあります。このコースのメインも「牛すき鍋」になるのかな。私が食したコースはリーズナブルなコース故か"特選牛"との記載があり"佐賀牛"とは書いてありませんでした(笑)。
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夕食もすませ再度楼門へ。ライトアップされて美しい。
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「武雄温泉大衆浴場」の入口には温泉の温度が出ています。今日は"ぬる湯"が42度ぐらい。
お風呂は貸切風呂の他、現代的な「蓬莱湯」、明治9年建築の「元湯」など何種類か。私は現役の温泉浴場としては最も古いと言われる「元湯」に入ることに決めていた。
「元湯」の料金はチェック済み。手荷物は何も持たずに500円玉とスマホだけを握りしめてやって来た。入口のロッカーは貴重品用。無料で使える。ココにスマホを保管。受付で450円を支払い元湯へ。そして知った驚愕の事実。なんと脱衣場のロッカーは有料、100円が必要だったんです! -
ここで算数の問題。
さるおさんは500円握りしめて温泉に行きました。受付で450円を支払ったあと、100円のロッカーを使用することになりました。さるおさんの所持金はいくらになったでしょう?
50円足りないな! 小学校二年生でもわかる問題。旅館は隣だし、財布を取りに行こうかと思ったけど面倒なので止めました。そのまま鍵を閉めずにロッカーを使用。「元湯」の「ぬる湯」にザブーン。でも、温泉に入りながらも気が気じゃない。ババァのパンツなんて誰も盗まないだろうけど、自分がルールを守っていないということが気になって・・・。カラスの行水で出てきました(笑)。
「元湯」は結構お客さんが多かったので、どっちみっちユックリできる雰囲気ではなかったのですけどね。気分直しに宿のお風呂に行ったら一時間ぐらい貸切でした。こっちでイイわ(若干、負け惜しみが入る)。 -
「春慶屋」さんは至る所に生花が飾ってありました。いいお宿です。
これにて一日目終了。本日の歩数15590歩、目標達成。
To be continued。
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