大分温泉街を巡る気まま一人旅

2022/06/14 - 2022/06/16

最近は東北の方の温泉に行くばかりでしたが久々に行ったことない県にも行ってみようと思い、コロナで遠出を自粛してたこともあり、久々4年ぶりの空の旅。かねてから行きたかった初めての大分へ。

エリア 大分

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港から大分空港に到着。案の定、梅雨らしく雨日和です。

由布院までの直通高速バスが雨で迂回して時間がかかるみたいだったので別府を経由して由布院へ。

今回もはじめから予定通りには進まない。

雨で霞んだ由布岳を窓から眺めながらこれからの予定を考えます。

遠回りしたので空港から2時間ほどかかり、由布院に到着。金鱗湖まで歩いてみたが金鱗湖には雨で誰もおらず。

それでも湯の坪街道のお店は開いており、由布院散策。

可愛らしいミッフィーのパン屋とかスヌーピーのテーマのカフェとかあって街歩きも楽しそうです。

一時間程度由布院をぶらつき駅まで戻り電車で本日の宿のある湯平へ。


湯平までの電車は静かでのどかな森や田んぼの中を通っていくので快適です。

都会の電車は人が多すぎるな。

湯平駅につくと目の前のドアが開かず、まだついてないのかと思ったが別の車両のドアが開いていたのを確認し、慌てて下車。


駅で待っていた宿の主人に数年前の豪雨の状況を聞きながら送迎してもらい、10分程度今夜の宿、高尾荘に到着しました。

部屋からの眺めは雨のなかでも良し。

早速貸し切りひのき風呂で雨で濡れた体を温め、さっぱりとて、夕食の時間。

どうやら本日の宿泊は自分以外に一人客だけでぼーと窓の外を眺めながら静かな夕食を頂くことができました。



騒がしい酔っぱらいがいないのはやっぱり嬉しい。

一番美味しかったのは豊後牛の鉄板焼きだったかな。肉が柔らかく食べごたえがあった。

15時位に由布院でとり天とうどんを食べたていたのですぐにお腹いっぱいに。

部屋で胃を休ませた後は湯平の温泉街を散策に。小雨の中に灯る赤い提灯が並ぶ温泉街が幻想的で、昔見た千と千尋の神隠しを思い出しました。

湯平温泉 温泉

湯平はホタルも出るそう。雨なので期待はしてなかったのですが、一匹のホタルがさまよっていました。


残念ながらうまくとれなかったのですが温泉街を舞うホタルを見れたのはラッキーでした。



散策後は貸し切りの露天風呂に入り、就寝。
露天風呂は半露天風呂みたいな感じだったが風情と川が眺められ、とても気持ちよかった。

翌朝は最近寝不足だったのでゆっくり寝たいと思い、
朝食はつかないプランにしたのだが早く目が覚めてしまい、チェックアウトの時間まで少し宿周辺を散策。

宿泊した川沿いの清流とホタルの宿高尾荘。

また晴れた風景も見にきたいな。

清流とほたるの宿 高尾荘 宿・ホテル

接客よし、温泉よし、食事よしでお気に入りの宿の一つになった。

湯平駅まで送迎してもらい、由布院まで電車。そして、昨日も訪れた由布院の温泉街の近くのフローラルヴィレッジへ。イギリスのコッツウォルズのミニチュア版でした。

いろんなキャラクターを取り扱った店が並んでいます。

YUFUIN FLORAL VILLAGE テーマパーク

昼は大分名物のだんご汁定食。

金鱗湖付近のバス停から別府へバスに乗車。
山麓には2頭の牛もいてのどかな雰囲気。

まずは明礬温泉、爽やかハートピアのホテルでで立ち寄り湯。温泉は青みがかったお湯でした。案の定誰もおらず。

その後、明礬温泉の岡本屋売店へ。

岡本屋 売店 グルメ・レストラン

こちらの店は結構混んでいました。色々なブログで紹介されててプリンが美味しいと評判なので食べてみる。甘くなく、とても食べやすい。

混んではいるが席が外に向いているので窓の外を眺めながらゆったりと食べることができる。

大分名物のとり天も注文。だんご汁定食を食べたあとなのでお腹はあまり空いてなかったが柔らかくすぐにたいらげました。

次にみょうばん湯の里へ。

明礬 湯の里 温泉

湯小屋が立ち並んでいます。

ここも、平日だからか人はほとんどいなく閑散としていました。

次に明礬温泉からバスに乗り、今回の旅のメイン、地獄めぐりへ。まずは海地獄。
湯気ではっきり見えません。

海地獄 名所・史跡

上からのほうが青い地獄が見えやすい。もくもくと湯気がのぼっていきます。

海地獄を後にし、徒歩ですぐのかまど地獄へ。

かまど地獄は色々な地獄があり、赤や青やら水色の熱々のお湯がぼこぼこ湧き出ていました。

かまど地獄 温泉

この地獄が一番綺麗な色でした。

かまど地獄には足湯もありましたがカップルばかりだったので入らずにかまど地獄をあとにしようとしたら、売店のスタッフの方に足湯を強く勧められたので、足湯も入ることに。


かまど地獄はスタッフの方のみなさんが笑顔で優しかった。

最後に鬼山地獄へ。
緑がかった色でしたが湯気が出すぎて前が見えません。

鬼山地獄 名所・史跡

なぜかワニもいました。

バスの時間まで鉄輪温泉街を少し散策。

至るとこに湯気がでている。

3箇所の地獄めぐりを満喫し、バスで由布院へ戻ります。

やっと由布岳の上空に晴れ間が見えてきた。

由布岳は高原のようでニュージーランドの羊のいる山々みたいで好きです。

金鱗湖付近のバス停で降り、本日の宿、民宿つたやへ。


素泊まりだが、露天風呂の開放感があり、気持ちよかった。　


自分以外宿泊客はおらず。

由布院温泉　民宿　つたや 宿・ホテル

夕方の由布院散策へ。空が茜色に染まってきた。

由布院も夜になるにつれ、人通りが減り、とても静か。
川の水もきれいなのでこの日も暗くなってからホタルが飛んでいました。

夕暮れの空はなんとなく落ち着く。

本日の夕食に宿から10分くらいの店でカレーを食べ、就寝しました。

翌朝、最終日は空港へ戻る前に金鱗湖を散策。初日と打って変わって晴れた湖は朝の爽やかな空気に包まれています。

金鱗湖 自然・景勝地

澄んだ小川と新緑の木々が夏を感じさせてくれる。

名残惜しくも金鱗湖を後にし

フローラルビレッジへ。

最後にやぎとご挨拶。やぎはまだ眠そう。

由布院ではところどころ可愛らしい猫に遭遇します。

由布院のバスターミナルから空港へ。

空港では最後に大分名物ぶりのりゅうきゅうとやせうまを食べ、これにて大分旅行終了

のはずだったが、濃霧で3時間近く飛行機が遅延のもよう。
やっぱりいつも旅は思い通りにはいかない。
空港で待つのも暇すぎなので空港近辺を散策してみることに。

誰もいない、車も通らない木々が生い茂る道路をぬけて

空港から徒歩15分ほどで海沿いの砂浜らしき場所へ。

晴れてはいるのに海は霧で不思議な雰囲気を醸し出していました。

空港への帰り道、イタチみたいな生き物に遭遇。
自然のどかな、大分またきたいな。
本日中に無事、成田へ帰れることを祈って空港に戻ります。

なんとか3時間ほどの遅れで成田へと向かいました。

2泊3日の駆け足で巡る初の大分旅。

ゆったりもできて久しぶりの飛行機の旅で空から見る景色もやっぱり好きだな。