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福岡市から西鉄電車に乗って、柳川に行ってきました。<br /><br />今回の目的は、<br />かつて柳川城の藩主の別邸があった場所で、<br />藩主末裔が営む料亭旅館「御花」に泊まること。<br /><br />海外旅行客の入国再開の前に、<br />静かな柳川で、一人のんびり過ごしてきました。<br />

藩主末裔が営む料亭旅館へ : 柳川藩主立花邸 御花(芍薬の間)

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2022/05/24 - 2022/05/25

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らるたん

らるたんさん

福岡市から西鉄電車に乗って、柳川に行ってきました。

今回の目的は、
かつて柳川城の藩主の別邸があった場所で、
藩主末裔が営む料亭旅館「御花」に泊まること。

海外旅行客の入国再開の前に、
静かな柳川で、一人のんびり過ごしてきました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
旅行の手配内容
個別手配

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  • 福岡市の中心街の天神から<br />西鉄電車に乗ります。<br />

    福岡市の中心街の天神から
    西鉄電車に乗ります。

  • 急行で1時間弱、<br />柳川駅に到着しました。<br /><br />まずは<br />荷物をコインロッカーに入れ、

    急行で1時間弱、
    柳川駅に到着しました。

    まずは
    荷物をコインロッカーに入れ、

  • 駅から徒歩10分ほどのところにある<br />「三柱神社」に行きます。<br /><br />今日のお宿に縁のある神社なのです。

    駅から徒歩10分ほどのところにある
    「三柱神社」に行きます。

    今日のお宿に縁のある神社なのです。

  • 欄干の擬宝珠は、<br />元々柳川城の橋にあったものだそうです。<br /><br />戦時中に没取され、<br />四隅のみが残ったとのこと。

    欄干の擬宝珠は、
    元々柳川城の橋にあったものだそうです。

    戦時中に没取され、
    四隅のみが残ったとのこと。

  • 橋の下には、<br />柳川名物川下りの乗り場があります。

    橋の下には、
    柳川名物川下りの乗り場があります。

  • こちらの鳥居も銅製で、<br />戦時中に没収されたため、<br />戦後再建されたそうです。

    こちらの鳥居も銅製で、
    戦時中に没収されたため、
    戦後再建されたそうです。

  • ふ~、長い参道です。<br />300mあるそうで、<br />春には、流鏑馬も行われるようです。

    ふ~、長い参道です。
    300mあるそうで、
    春には、流鏑馬も行われるようです。

  • 拝殿に到着しました。<br />2005年に、放火で消失し、<br />2008年に再建されたそうです。

    拝殿に到着しました。
    2005年に、放火で消失し、
    2008年に再建されたそうです。

  • 拝殿には、<br />こちらの神社で祀られている三柱の<br />肖像画が掲げられています。<br /><br />柳川藩主「立花宗茂」<br />宗茂の妻「誾千代」<br />誾千代の父「戸次道雪」です。

    拝殿には、
    こちらの神社で祀られている三柱の
    肖像画が掲げられています。

    柳川藩主「立花宗茂」
    宗茂の妻「誾千代」
    誾千代の父「戸次道雪」です。

  • 奥の御本殿は<br />創建当初からの建物だそうです。

    奥の御本殿は
    創建当初からの建物だそうです。

  • 三柱神社は、<br />柳川藩主所縁の3人を祀っていますが、<br />現在の宮司さんもその末裔とのこと。<br />今回宿泊する「御花」の末裔さんとは<br />従兄弟同士だそうです。

    三柱神社は、
    柳川藩主所縁の3人を祀っていますが、
    現在の宮司さんもその末裔とのこと。
    今回宿泊する「御花」の末裔さんとは
    従兄弟同士だそうです。

  • 駅からタクシーで10分弱、<br />「御花」に到着しました。

    駅からタクシーで10分弱、
    「御花」に到着しました。

  • こちらは<br />明治になって伯爵となった立花氏が<br />迎賓館として建てた「西洋館」です。

    こちらは
    明治になって伯爵となった立花氏が
    迎賓館として建てた「西洋館」です。

  • 当時の風情が感じられるエントランス。

    当時の風情が感じられるエントランス。

  • 1階は食堂だったそうで、<br />暖炉は、今も現役とのこと。<br /><br />奥の壁にある

    1階は食堂だったそうで、
    暖炉は、今も現役とのこと。

    奥の壁にある

  • こちらの窓口から<br />食事が出されていたそうです。

    こちらの窓口から
    食事が出されていたそうです。

  • 2階に上がってみます。

    2階に上がってみます。

  • 客間として使われていた大広間です。

    客間として使われていた大広間です。

  • 洋館の横に<br />和風の「本館」が建てられています。<br /><br />こちらは「家政局」があって<br />金庫が置かれていたそうですが、

    洋館の横に
    和風の「本館」が建てられています。

    こちらは「家政局」があって
    金庫が置かれていたそうですが、

  • 現在は、お雛様と<br />柳川名物のさげもんが飾られています。

    現在は、お雛様と
    柳川名物のさげもんが飾られています。

  • 柳川では、女の子が生まれると、<br />父方の実家が雛壇を<br />母方の実家がさげもんを準備する風習があるそうです。

    柳川では、女の子が生まれると、
    父方の実家が雛壇を
    母方の実家がさげもんを準備する風習があるそうです。

  • 建物を奥に進むと<br />100畳の「大広間」があります。<br /><br />畳を剥がすと、能の舞台になるそうです。<br />

    建物を奥に進むと
    100畳の「大広間」があります。

    畳を剥がすと、能の舞台になるそうです。

  • こちらの大広間は、<br />観賞用庭園の「松濤園」に面しています。

    こちらの大広間は、
    観賞用庭園の「松濤園」に面しています。

  • 夜には、<br />宿泊者のために大広間を開放し、

    夜には、
    宿泊者のために大広間を開放し、

  • 飲み物なども準備してくださり、

    飲み物なども準備してくださり、

  • ライトアップされた松濤園を眺めることができます。<br />(虫が入ってきますが・・・笑)<br />

    ライトアップされた松濤園を眺めることができます。
    (虫が入ってきますが・・・笑)

  • 大広間の鴨居の上には、<br />立花宗茂が隊の全員に着用させた<br />金甲が飾られています。<br /><br />「西洋館」と「本館」は、<br />宿泊者以外も見学することができます。<br /><br />

    大広間の鴨居の上には、
    立花宗茂が隊の全員に着用させた
    金甲が飾られています。

    「西洋館」と「本館」は、
    宿泊者以外も見学することができます。

  • スタッフさんに<br />館内を案内していただいた後、<br />宿泊棟の「松濤館」に入ります。

    スタッフさんに
    館内を案内していただいた後、
    宿泊棟の「松濤館」に入ります。

  • 松濤館は<br />戦後に建てられた建物です。

    松濤館は
    戦後に建てられた建物です。

  • 立花氏が営む農園で採れた<br />おみかんのジュースをいただきながら<br />チェックインをします。

    立花氏が営む農園で採れた
    おみかんのジュースをいただきながら
    チェックインをします。

  • 今回予約したのは、<br />お部屋からの景色が一番良さそうな<br />コーナーのお部屋「芍薬の間」です。

    今回予約したのは、
    お部屋からの景色が一番良さそうな
    コーナーのお部屋「芍薬の間」です。

  • 古い建物ですが、<br />室内はリノベーションされています。

    古い建物ですが、
    室内はリノベーションされています。

  • 和室は掘りごたつになっています。

    和室は掘りごたつになっています。

  • テーブルの上には<br />地元のお菓子が<br />準備されていました。

    テーブルの上には
    地元のお菓子が
    準備されていました。

  • 窓際には<br />カウチソフアというか<br />デイベッドというか・・・<br />とっても居心地が良かったです。<br /><br />そして<br />ここに寝そべると、<br />

    窓際には
    カウチソフアというか
    デイベッドというか・・・
    とっても居心地が良かったです。

    そして
    ここに寝そべると、

  • 松濤園が一望できるのです。

    松濤園が一望できるのです。

  • コーナーのお部屋の<br />反対側の窓からは、<br />東庭園の景色が眺められます。

    コーナーのお部屋の
    反対側の窓からは、
    東庭園の景色が眺められます。

  • こちらは<br />「出会い橋」というそうで、<br />この下を<br />時折、川下りの船が通っていきます。

    こちらは
    「出会い橋」というそうで、
    この下を
    時折、川下りの船が通っていきます。

  • こちらは床の間。<br /><br />柳川は、(かつて)い草の栽培が盛んで、<br />最近は、い草の需要が減っているからか、<br />このようない草スティックも販売しています。<br /><br />

    こちらは床の間。

    柳川は、(かつて)い草の栽培が盛んで、
    最近は、い草の需要が減っているからか、
    このようない草スティックも販売しています。

  • 床の間の上段には<br />大広間にあった金甲の飾りが<br />飾られています。

    床の間の上段には
    大広間にあった金甲の飾りが
    飾られています。

  • こちらにも<br />色違いのい草スティックが<br />飾られていました。<br /><br />インテリアとしても素敵ですが、<br />い草には、空気の浄化作用もあるそうですので、<br />一石二鳥ですね。

    こちらにも
    色違いのい草スティックが
    飾られていました。

    インテリアとしても素敵ですが、
    い草には、空気の浄化作用もあるそうですので、
    一石二鳥ですね。

  • 奥が和ベッドの寝室になっています。

    奥が和ベッドの寝室になっています。

  • 残念ながら<br />バスルームはユニットタイプ。

    残念ながら
    バスルームはユニットタイプ。

  • でも、「芍薬の間」と「黒椿の間」は、<br />3階にある貸切風呂が使えますし、<br /><br />宿泊客は全員、<br />送迎バスで送ってもらって、<br />近くの「かんぽの宿」の温泉施設が<br />利用できます。

    でも、「芍薬の間」と「黒椿の間」は、
    3階にある貸切風呂が使えますし、

    宿泊客は全員、
    送迎バスで送ってもらって、
    近くの「かんぽの宿」の温泉施設が
    利用できます。

  • 部屋には<br />ミキモトのアメニティが<br />準備されていました。

    部屋には
    ミキモトのアメニティが
    準備されていました。

  • 夕食までに<br />もう少し館内をブラブラします。<br /><br />こちらは資料館。

    夕食までに
    もう少し館内をブラブラします。

    こちらは資料館。

  • 甲冑や神輿など、<br />立花家に伝わる品々が展示されていました。

    甲冑や神輿など、
    立花家に伝わる品々が展示されていました。

  • 中でも目を引いたのが、<br />小さなお雛様。

    中でも目を引いたのが、
    小さなお雛様。

  • お道具が素晴らしく、<br />ミニチュアファンにはたまらないと思います。

    お道具が素晴らしく、
    ミニチュアファンにはたまらないと思います。

  • 売店もあり、

    売店もあり、

  • 柳川といえば鰻のせいろ蒸しです。<br /><br />国産鰻のカリカリがあったので、<br />ちょっと多めに購入しました。

    柳川といえば鰻のせいろ蒸しです。

    国産鰻のカリカリがあったので、
    ちょっと多めに購入しました。

  • そろそろ夕食の時間です。<br /><br />かつて「御居間」と言われて<br />家人が使っていた場所が<br />

    そろそろ夕食の時間です。

    かつて「御居間」と言われて
    家人が使っていた場所が

  • 料亭の個室として使われています。<br />

    料亭の個室として使われています。

  • 外の景色を<br />もう少し見たいと思って襖を開けると

    外の景色を
    もう少し見たいと思って襖を開けると

  • 即、お庭で、<br />ガラス戸がありませんでした。<br />昔のお屋敷ならではの造りですね。<br />

    即、お庭で、
    ガラス戸がありませんでした。
    昔のお屋敷ならではの造りですね。

  • 先付けの南瓜の豆乳寄せ。

    先付けの南瓜の豆乳寄せ。

  • 前菜。

    前菜。

  • お造りは<br />タイ、イサキ、ヤリイカ。

    お造りは
    タイ、イサキ、ヤリイカ。

  • ホタルイカの飯蒸しの薄葛仕立て。

    ホタルイカの飯蒸しの薄葛仕立て。

  • 蓮根饅頭のズワイ蟹あんかけ。<br />

    蓮根饅頭のズワイ蟹あんかけ。

  • 甘鯛のソテー。

    甘鯛のソテー。

  • 柳川牛ロースの鉄板焼きは<br />自分で焼きます。

    柳川牛ロースの鉄板焼きは
    自分で焼きます。

  • 有明海に面した柳川らしく<br />エツの南蛮漬け。

    有明海に面した柳川らしく
    エツの南蛮漬け。

  • そして柳川名物の<br />鰻のせいろ蒸しと肝吸。<br />

    そして柳川名物の
    鰻のせいろ蒸しと肝吸。

  • ちょっと食べてしまいましたが、<br />デザートは果物。

    ちょっと食べてしまいましたが、
    デザートは果物。

  • 夕食後に<br />宿泊者に開放している「対月館」から<br />松濤園の景色を楽しみました。

    夕食後に
    宿泊者に開放している「対月館」から
    松濤園の景色を楽しみました。

  • 柳川城の天守閣の模型が<br />展示されていました。

    柳川城の天守閣の模型が
    展示されていました。

  • この写真が<br />唯一残っている天守閣の写真だそうです。

    この写真が
    唯一残っている天守閣の写真だそうです。

  • 朝で~す。<br />目覚めると、松濤園の景色。<br />贅沢ですね。

    朝で~す。
    目覚めると、松濤園の景色。
    贅沢ですね。

  • 朝食は<br />1階の「集景亭」のレストランでいただきます。

    朝食は
    1階の「集景亭」のレストランでいただきます。

  • 衝立で仕切られたテーブルに<br />食事がセットされています。

    衝立で仕切られたテーブルに
    食事がセットされています。

  • 着席すると、<br />温かいものを持ってきてくださり、

    着席すると、
    温かいものを持ってきてくださり、

  • 湯豆腐に<br />火を入れてくださいます。

    湯豆腐に
    火を入れてくださいます。

  • 有明のりは<br />1枚がそのまま出されます。

    有明のりは
    1枚がそのまま出されます。

  • 食後は、<br />ロビー横のカフェに<br />飲み物をセットしてくださっていますので、

    食後は、
    ロビー横のカフェに
    飲み物をセットしてくださっていますので、

  • セルフで自由にいただけ、<br />お部屋に持って帰ることもできます。<br /><br />柳川藩主の末裔が経営する料亭旅館という<br />ちょっと変わったお宿を満喫して、<br />再び西鉄電車で帰路につきました。<br />

    セルフで自由にいただけ、
    お部屋に持って帰ることもできます。

    柳川藩主の末裔が経営する料亭旅館という
    ちょっと変わったお宿を満喫して、
    再び西鉄電車で帰路につきました。

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