JALのどこかにマイルで札幌　登別カルルス温泉でミニ湯治

2022/06/03 - 2022/06/05

【計画編】
　JALのどこかにマイルのガチャを回して北海道、青森あたりの梅雨の影響が少ないであろう方面を狙う。結果は札幌。
　どこかにマイルは1泊2日が原則だったのだが、旅行は3月下旬の宮崎以来なので2泊3日とした。なので、今回はミニ湯治で同じ場所に2泊することにした。同じ場所に2泊するのは、国内では沖縄以外ではやったことが無い。たぶん。
　選んだのは「登別カルルス温泉」。日本の名湯です（バスクリンに刷り込まれている）。”ババンババンバンバン”の登別温泉も近所だし、暇つぶしもできるだろう。

1日目
　登別までは千歳空港から高速バスがあるのだが、出発時刻は飛行機到着の17分後。2月の熊本では到着遅れでバスを逃した経験があるし、微妙。さらに完全予約制なのでこれはf断念して、JRまたは路線バスとする。登別温泉からカルルス温泉まではバスが少なく、最終の18:50のバスまでは登別温泉で観光と夕食
2日目
　カルルス温泉滞在か登別温泉観光
3日目
　1日1本の高速バスで千歳空港へ。気が向いたら千歳まで行って昼食

エリア 北海道

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

　飛行機は遅れることなく到着して、13:15の高速バスに十分間に合う時間だったが、予約してないので見過ごしてJRへ。南千歳で乗り換えて苫小牧。せっかくの景色なのですが、窓はスリガラス状態で良く見えない。九州や北海道はJRの経営が厳しくて、掃除する余裕はないんだろうなあ。味があって良いとも言える。
　社台といえば競走馬のふるさと。レンタカーにすれば良かったと少し後悔しながら日本酒「国稀」を飲みながら安田記念の予想。空港のコンビニで買った国稀は苫小牧に着くまでに飲み干したので、苫小牧駅前の異様にでかいドンキで四合瓶を追加購入。
　登別駅でバス待ち30分以上。何もない。港まで歩いて、googleにでてる
アイヌ伝承の洞窟に行くが、途中で工事していて立ち入り禁止。

　16時半ごろ登別温泉に到着し、終点の「足湯入口」バス停で降りる。せっかくなので天然足湯に直行。白濁した火山性の温泉が流れる小川がそのまま足湯になっていて、丸太で組んだ床にマットを置いて座われるようになっている。湯温はぬるめ。寒いのでもっと熱くていいんだけど。
　ここから登っていくと大湯にでるらしいのだけど、人通りはすくなく、一人なのでどうも熊が怖い。北海道では旭川や大雪山で「クマ注意」の張り紙をさんざん見てきたので、熊恐怖症になっている。時間も遅いし、少し登ってから温泉街に引き返す。

　熊はいなかったけど、鹿はいたよ。３頭がお食事中。

　観光案内所のお隣に鬼。登別には鬼がいっぱい。

　ミニ湯治先は登別カルルス温泉「鈴木旅館」明治の創業。登別温泉からカルルスまでのバスの乗客は私一人。翌日の登別往復、翌々日の登別行きと計４回バスに乗りましたが。私以外の乗客は一人だけでした。
　温泉は無色透明の含芒硝単純泉。バスクリンは白濁してたと思うのだけど、どういうこと？　浴槽は３つあり、源泉１００％の高温、源泉に５％～２０％の湧水を加えた中温、１０％～３０％の湧水を加えた低温の浴槽です。
　お風呂の写真が無いのは、入り口ドアに「スマートホンの持ち込みは厳禁」と書いてあったためです。ほぼ独り占めでのんびり温泉を楽しめましたよ。

　鈴木旅館の玄関では猫がお出迎え。

　二日目は登別地獄めぐり。箱根の地獄谷よりも近くまで行ける。

　間欠泉だった「鉄泉池」。最近、噴き出さなくなってしまったらしい。

　鉄泉池からは山を登っていきます。また一人っきりなので熊が怖い。大雪山で買った熊鈴の出番。びくびくしながら盛大に熊鈴を鳴らしながら歩く。途中、トレイルランの兄さんとすれ違った。
　大湯沼を見渡す展望台に到着。あちこちでかなり盛大に噴煙や湯が湧き出ている様子がわかります。

　下まで降りると駐車場があります。人がいて安心・・・

ここから流れ出た温泉が、１００メートルほど下流の天然足湯になってます。

　昨日も来た足湯。カルルスに帰るバスが１５時前なので小一時間足湯につかって翌日の安田記念の馬券検討。

　登別温泉の温泉公園まで戻ってくると、湯気がもうもうと立ち登っているので行ってみたら間欠泉が噴いてました。なるほど、この音が鬼を連想させるのね。

　うっかり写真を削除してしまったので、これでおしまい・・・
たらふくご飯を食べて温泉三昧のミニ湯治でした。
なお、カルルス温泉付近には何もありません。朝の散歩も熊の恐怖との戦いです・・・自然以外、なにもない。　熊、いるのかな？