天津コロナ集中隔離　ホテル編

2022/05/22 - 2022/05/29

夜中の2時半過ぎドアを叩かれ、白の保護服を着た係員２名に「すぐに荷物をまとめるように」と言われて、夢なのか現実なのか、ボーッとしていたら40分後に連れて行かれました。海外に長く住んでいると色んな事が起きますね。いつか振り返った時に笑って話せるように文字で残して置きたいと思います（＾∇＾）

エリア 天津(中国)

赤色が、ホテルに隔離される住民棟です。1人しか陽性がいないのに、大型バス8台でホテルへ移動です。ありえん！と日本の家族が言ってますが。ここは中国、なんでもありです(≧∀≦)

真っ暗な中下に降りていくと、えーいつの間に柵が（怖）

え、皆んなスーツケースでしっかり準備。なんか旅行いくみたいな。

4時半まだ薄暗いです。皆んな不安そう...

東から日が登ります。どこへ連れて行かれるんだろうと不安と眠いのと、ボーッとしてます。

フラミンゴ?

バスから降りました。周りはビニールハウスがあり市内から大分離れた所です。白い防護服を着た係り員の指示通りに動きます。

私の住む南開区はとても良心的で、犬やネコもバスに乗って移動してました。また隔離中も家族と一緒です。良かったね。この写真の犬はよくエレベーターでご挨拶してた犬ちゃん。

市内から40分南下した、普段こんなとこまで来ないなぁ～
地下鉄もない…

隔離ホテル

え、綺麗でなんか良い感じ、さっきまでちょっと鬱だったのが、嘘みたい(笑)

シャンプー忘れた。まぁ中国製で我慢、でもリンスがない。

10時頃、隔離第一回目の配給(朝)
「红烧牛肉」、ソーセージ、茹で玉子　

13時昼ご飯、全く手をつけず

18時夕飯　お腹空いた。　水煮魚、これ美味しい。それにご飯が甘くて炊き加減が日本人好み。手前のきゅうり以外は完食（＾∇＾）

２日目の朝　烧饼(中国パン)の下には鶏の揚げ物。天津人が朝普通に食べているもの。美味しすぎるやん、マジ太る！

13時昼ご飯　なぜ昼まっから海老が。うわー　太る絶対太る、どうしよう。

夜ご飯　魚の天ぷら

窓の外　

３日目の朝　手前は中国で食べる「油条」ホテルで作ってるのか、いつも市場で買うのと大違い。少し冷えても美味しい。2本食べたかったが太るので我慢我慢。でも美味しいわ。

昼ご飯

4日目の朝

昼ご飯　「猪头肉」うわー　昼まっからこれ？　でも美味しい。ビールほしいよね。ご飯おかわりー

夜ご飯

最後７日目の朝ご飯　

隔離グループチャット　子供用のパンが美味しいらしく、どこで作ってるんだと、お母さん方が。

天津健康コード、天津では地下鉄、空港、お店に入る時、これを提示します。開くと緑から赤へ、初めての赤、ちょっと怖い。

毎日５回の検温、この水銀の体温計の使い方が難しく、報告の検温は毎回でたらめ(笑)

窓の外　田舎なので市内のようにクラクションを聴く事は皆無、朝とても静かで小鳥の声が。気持ちいい～

隔離日数については、政府側は教えてくれません。基本14＋7日、途中から皆さん諦めモード。それが昨夜なんか周りがソワソワしてきました。私たち帰れるの？　翌朝空のバスが待機してます。え、誰が帰れるの？　

朝PCRの担当者が、本日帰れる人の名簿を入手したと、グループチャットで流れる。誰が帰れるの？　1号門、2号門。1号門。やったーー　帰れるかも。

廊下で放送が入ります。何か言ってる「２２日朝ホテルに来た人は荷物をまとめて、、、」　やったぁ～　帰れる！

係員がドアをノック、隔離証明書を渡され、本日帰れると。想定外で嬉しいやら残念やら（笑）

荷物を片づける。もともと持ってきたものが少なく、帰りの準備も早い。

無事出所します。平日はリモートで仕事，それ以外は食べて寝るだけ。特に大変な事もなく、あっという間に終了。

外国人は一人だけだったので、名前を覚えてくれてました。大変よくして頂きました。お世話になりました。

天津タワーが見えてきます。市内に戻ってきまた。

家の近くまで戻ってきました。

あと5分

アパートに到着です。皆んなが優しく出迎えてくれます。谢谢

カーネーション（泣）

自宅隔離中は外出できず、近くの果物屋がこのアパートを担当します。果物屋は朝からオーダーに追われ、嬉しい悲鳴

グループチャットで、「準備できたから配達行くよー」連絡があります。

果物屋のおじさん、アパートまで歩いて10分

試しに注文　スイカとバナナ(5本）誰が5本もバナナ食べるの？　

麒麟スイカです。ここでは人気の銘柄で、普通より高めです。

美味しそー

めちゃくちゃ美味しいよー　結構大きくてこれで55元(1000円)

天津健康コード緑色　一安心。5／22の夜中突然拉致されホテルに隔離されました。5／30は2年ぶりに日本へ一時帰国の予定でしたが、泣く泣く延期しました。いつ帰れるのか... しかしこれって宝くじに当たるより難しいですよ。それに当たってしまうという強運(笑）なかなか経験出来ない事を楽しく体験できました。また、周りの中国人の方ありがとうございました。今回は隔離体験ツアーを最後までお付き合い下さいまして誠にありがとうございました。引き継ぎ宜しくお願い致しますm(_ _)m

この旅行記へのコメント （2）

• スイカさん 2022/05/29 20:46:41

  こんにちは

  長沙/湖南省に住むスイカと申します。
  
  大変でしたねえ、深夜でも突然来るんですね。
  私の家では誰かがドアをドンドン叩いても基本的にドアを開けることはありません。
  （知己の来客がゼロなのと、マンション管理関係なら再度連絡Wechatあるはずだし....と）
  とも吉さんも、多少の想定はしていたのかもしれませんが、もしも開けなかったら（或いは眠っていて気付かなかったら）どうなっていたんでしょう....まさか破壊...
  
  私はマンションのドアを破壊されたことがあるんです。
  中国お馴染みでドアの外に鉄格子ドアがあるんですが、それを電気ドリルでガガガ―っと。
  昼間ですけど.....（夜なら心臓止まりますよね）
  何事か！　と思ってドアを開けると、業者が「あれ？」って顔で。
  なんと同階別部屋の前住民がカギを大家に渡さず出て行ったため、大家に頼まれた業者が強制破壊....で部屋を間違えたわけです（すぐに修理/鍵部分交換してくれた）。
  
  ...と話が逸れてしまいましたが、お聞きしたいことがあるのです。
  
  強制隔離時のホテル・食事の費用は請求されたでしょうか。
  （今年長沙から一時帰国された方に聞くと入国時の隔離ホテル・食事は有料でした。この方の健康码で私も初めて赤色コードを見せてもらいました（移動時に陽性者がいて濃厚接触扱い））。
  
  情報ありがとうございました。
  
  １日も早く世界中のコロナが終息しますように。
  
  スイカ
  

  とも吉さん からの返信 2022/05/29 21:04:33

  Re: こんにちは

  こんにちは！　スイカさんのおっしゃる通りで、昼間は警戒してすぐドアを開けないのに。天津では最近コロナのでPCRで朝6時に起こされたりしてますので、またかと思って開けたんでしょうね。夜中起こされてアパートのグループチャットを見たら、前日夜10時過ぎからアパート側が隔離になるので準備する様に連絡があってました。私は既に寝てました（笑）隔離ホテルは政府負担でした。天津は感染者は正直多くないです。が今までになく街を封鎖し、ほぼ毎日PCRです。もうすぐ端午節ですので、１日も早く終息するといいですね。