江戸ワンダーランド・日光江戸村

2022/05/22 - 2022/05/22

鬼怒川温泉にある日光江戸村。
江戸時代の街並みを復元したテーマパークです。
またかつては、「キリヤマ隊長」の中山昭二さん、「仮面の忍者・赤影」の坂口祐三郎さんも晩年は日光江戸村で役者人生を全うしたことが知られています。
そんな日光江戸村に行ってみました。

エリア 鬼怒川温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

駐車場にクルマを停めて、日光江戸村へ。
入場口は江戸時代の関所のイメージです。

EDOWONDERLAND日光江戸村 テーマパーク

関所の取り調べ所。
日光江戸村はテーマパークではありますが、同時に「江戸時代博物館」の側面もあります。
ちょうど観光バスが１０台ほど駐車していて、高校生の団体も来ていました。
歴史の勉強にも参考になるのでしょう。

関所の出口のところでチケットを渡して、江戸村に入って行きます。

関所を通り抜けると、まずは宿場町ゾーン。
江戸時代の宿場町を復元したような街並みです。

宿場町と言えば、旅籠（はたご）。
現在の旅館になります。
旅人はこのような旅籠に宿泊して旅をしたのです。

旅籠の入口も復元されています。
ただ、残念なことに２階の宿泊部屋の部分は開放されていませんでした。
部屋に食事なども展示してくれるとよかったんですが。

問屋場には駅馬も飼われています。
女の子たちが「かわいい！」って大喜びで記念撮影していました。
馬ってかわいい？

宿場町ゾーンにある火消し資料館。
「火事と喧嘩は江戸の華」と呼ばれるほど江戸はたびたび火事が起きました。
その火事と戦う火消したちは江戸っ子のスターたちでした。
ホンモノの纏（まとい）も展示されています。

宿場町ゾーンの次は忍者ゾーン。
「ニンジャ」大好きの外国人が大喜びしそうなゾーンです。
コロナ前はさぞかし外国人観光客でにぎわっていたことでしょう。

「忍者仕掛迷路」
これは苦戦しました。
結局、途中でギブアップ。
降参出口で脱出。

こちらは忍者屋敷。
床も傾いていて、結構歩くのは大変。

この建物では忍者ショーが行われています。
このショーは撮影禁止。
アクション、殺陣ともなかなか見ごたえのあるショーでした。

忍者ゾーンから「両国橋」を渡ると、町人町ゾーンに入ります

町人町ゾーンには火の見櫓や商家が再現されています。

掘割には屋形船も運行されていました。

今度は「日本橋」を渡ります。
時代劇のロケなどにも使われている場所です。

「日本橋」を渡ると武家屋敷ゾーンに入ります。

名奉行・大岡越前守や「遠山の金さん」で有名な南町奉行所。
なかなかしっかりした建物を復元しています。

ここでは大岡越前守のコメディ劇をやっていました。
右に座っているベテランの役者さんの演技はなかなか上手。
「キリヤマ隊長」こと故中山昭二さんもこの劇を演じていたり、指導していたのでしょう。

こちらは大名屋敷。
これもなかなかお金をかけているようで、見ごたえのある屋敷になっていました。

この大名屋敷は江戸生活文化伝承館という資料館になっています。
江戸時代から始まった花火、刀剣、江戸切子、浮世絵などの文化についての展示がされていました。

こちらは江戸時代から製作の始まったうちわ。
美しいうちわが多く展示されていました。

さて、昼食は町人町に戻ります。

江戸と言えばそば。
名物のかき揚げと一緒に。
１７００円とちょっと高め。

日本そば藪 グルメ・レストラン

町人町にある「水芸座」
ここでは水芸のショーがありますが、今日は機械が故障したとかで中止。
水芸は結構楽しみにしていたので、残念。

町人町ではおいらん道中が始まりました。
江戸時代の「ファッションモデル」と言えば吉原の花魁。
独特の歩き方で街中を歩いていきます。

おいらんがショーを見せてくれるのが、吉原の遊郭、若松屋。
なんとも派手な色彩です。

ここでは歴代の勇名な花魁たちが紹介されていました。
吉野太夫、夕霧太夫、高尾太夫と言ったいわば歴代のスターたちです。

観客の１人も参加して「お大尽遊び」のショー。
一般庶民にはできない遊びだったそうです。

花魁の華やかな舞など、なかなか楽しめるショーでした。