2022/05/22 - 2022/05/22
187位(同エリア920件中)
愛吉さん
栃木県の石の里大谷を訪ねました、建築資材オオヤ石の産地です。
加工しやすい石材として江戸時代から広く使われ、露天掘りから地下へ、そして広く深くなり、その跡地が現在観光施設として公開されています。
私は現在仲間達と日光街道歩きの最中で道程が宇都宮市から日光市へ入った処、大谷(オオヤ)は宇都宮市内、5月催行日の前日、カミサンを誘って大谷を訪ねます、その後私だけ宇都宮で宿泊、翌日の街道歩きに備えます。
これはその宇都宮の旅行記です。
表紙は大谷資料館、大谷石採掘跡の地下空間。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宇都宮駅前からバスに乗り30分、大谷観音前にて下車。
バス停の前に大谷元観音、初めは発祥の場所かと勘違いします。
でもよく見ると寺の名前が違います、正式名称は大谷寺の筈。
辺りを見回すと。 -
ありました、崖に矢印が記されています。
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こちらが大谷寺、通称大谷観音です。
西暦810年頃、弘法大師により開基されたと伝わります。 -
山門を潜り境内に入ると、正面に本尊千手観音の摩崖仏を納めた本堂。
崖に嵌め込まれたように造られています。 -
正面をアップで。
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本尊の千手観音、高さ4米の摩崖仏、弘法大師の作と伝わります。
国の重文です。(パンフを複写) -
制作当初はこの様に彩色されていました。
(パンフを複写) -
脇侍
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境内の崖の窪みには新旧多くの石仏が並びます。
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又境内の池には赤い橋が架かり弁天堂が。
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堂内に鎮座する弁天様。
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弁天様に仕える白蛇。
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大谷観音を出、石の切通しを抜けて、平和観音公園に回ります。
太平洋戦争戦没者の供養と世界平和を願って昭和31年開眼した高さ27米の観音像です。 -
正面から見直します。
昔は石切り場、現在は観音様を祀る宇都宮市立の公園です。 -
公園内には石のモニュメントが。
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両断石。
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親子かえる。
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天狗の投げ石、落ちそうで落ちない石、でも落ちたら大変、針金で補強です。
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公園を過ぎると石のお土産屋。
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採石場の間を抜けて大谷資料館を目指します。
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前方に切込みの入った岩が。
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近付くと大谷石採石の跡、今は広場になっていますが、昔は大谷石の山が有った筈、山が消えたのです。
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広場の反対側も写してみました、その幅は優に150米はあります。
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広場の奥に大谷資料館。
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入場料を払い入坑すると先ず資料室。
大谷の地質、大谷石利用の歴史,手掘時代の採掘、機械化後の採掘、運搬方法の変遷等が展示されています。
ノミやツルハシ、大八車や当時の作業衣等もありました。 -
では坑内に入ります。
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壁に沿って階段が続き、一方には石を切出した大きな空洞が広がります。
広さは2万平方米、高さは平均30米、一番高い処は60米あるそうです。
戦時中は中島飛行機の地下工場となって戦闘機を造り、戦後は政府貯蔵米の保管庫にもなりました。
ちなみに坑内の平均気温は、年間を通じ摂氏8度位だそうです。 -
手掘りの跡、機械掘りの跡の説明です。
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中央の空洞を幹として左右に枝の空間が広がります。
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枝の空洞には、各種のオブジェが。
これは羅漢像。 -
假屋崎省吾の作品。
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教会、結婚式会場に貸し出します。
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どんどん深くなります。
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切羽
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手掘りの人形もいます。
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ここが最奥、では地上に戻りましょう。
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帰りのバスを二荒山神社前で下車。
下野国の一宮。(日光の神社とは別法人)
立派な神社、宇都宮はこの神社の門前町がスタートです。 -
正面の長い階段を登ります。
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拝殿。
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社務所前では、宇都宮らしく”ぎょうざおみくじ”なる物を販売。
どこがどうなのでしょうか。 -
城址公園にも立寄りますが、白壁の補修中で風情が損なわれます。
宇都宮の観光はこれで終了、カミサンを駅迄送ります。
私は明日の街道歩きに備え宇都宮に一泊、夕食に名物の餃子を食しホテルに向いました。
終
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