2022/05/09 - 2022/05/09
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東京から日帰りで全都道府県めぐり、沖縄県は2回目です。
今回は宮古島をチョイス。
絶景を見に行きたい・・・と思っていましたが、直前に梅雨に入ってしまいました・・・。
そして今回はレンタカーではなく路線バスで回ってみるという難易度の高い実験的旅程。
果たして観光できるのでしょうか・・・。
- 旅行の満足度
- 3.0
PR
-
まずは羽田空港から宮古空港へひとっ飛び!
クラスJは満席、普通席も9割以上埋まっていて、国民全体の精神的コロナ禍の終焉を実感。
JL931
7:12 (6:55) 羽田空港→9:58(9:50)宮古空港
B737-8Q3 (JA07RK MSN61485)
以降かっこ書きは時刻表の時間です。
ちなみにこの機体は2018年に約4ヶ月amuro jetでした。
あの時は一度も乗れませんでしたが、まさか今更乗ることになるとは。
現在は普通のなんでもない機体です。
気づいた方はいらっしゃらないと思いますが、実はアイコンに使っている飛行機の写真はこの機体ですw -
さて、今回は路線バスで宮古島を回ります。
空港からのバスは残念ながら飛行機に合わせているわけではないので、9:53とか9:58とかという全く不親切な時間の設定になっています。
もし9:45くらいに到着していれば乗れるのですが、むしろ遅れてしまい10:28まで待ちぼうけ。
ちなみに下地島空港からエアポートライナーが宮古空港にも寄りますが、宮古空港から乗ってしまうと下地島空港以外では降りられないので非常に不便です。反対方面のシギラ行きは宮古空港からはそもそも乗車できません。 -
タクシーはそれなりにスタンバイしていました。
バスの時間が不便なのはタクシーに配慮しているような感じもします。 -
10:37
バスはおよそ10分遅れで到着。
比較的遅れて運行していたので、タイトな乗継にしないほうが無難だと思いました。
ちなみにバスは全社現金のみでした。車内で両替できます。
協栄2番バス
10:37(10:28)宮古空港→10:55(10:45)市場通り
\240 -
まずは宮古島の中心地へやってきました。
次のバスまで1時間近く空いているので、早めランチすることに。
近くの交差点にある宮古島公設市場です。
外ではおばあが農作物を売っていました。 -
建物内に入ってみると、思ったより小さい室内にお土産屋や小さな飲食店がありました。
なんかカレーのいい香り!
写真撮ってる後ろにカレー屋さんがあったのでした。 -
沖縄限定のボンカレーを発見!
-
11:13
食事は2階のお店にしてみました。
宮古近海で取れた魚のフライの定食。
フライが4個、盛りだくさんの白米にパスタまであって、完全にガテン系。
見ての通りの味で、おいしくいただきました。
魚のフライ定食@眞茶屋
\990 -
ついでに宮古ぜんざいにもチャレンジ。
見た目は普通の小豆っぽいですが、押し麦、緑豆など4種類の雑穀が入った黒糖ベースのもので、タイムスリップしたかのような味わいです。
宮古ぜんざい
\330(定食セット価格) -
おなかが非常にいっぱいになったところでバス停へ。
途中で見かけた「宮古島まもる君」。
宮古島に20体あり、全員が兄弟という少子化社会と相いれないファンタジー。
この方は「みつお君」と言うらしいです・・・。 -
すぐ隣には巨大な廃墟が。
旧宮古島市役所です。
現在は空港の近くに移転しており、建物だけが放置されています。 -
次のバスがやってきました。
海中公園まで向かいます。
八千代バス
12:09(12:07)北小前→12:39 海中公園への分岐
\360 -
バスは野田バス停以北はフリー乗降区間になっているので、運転手さんに「海中公園に行きたい」と言ったら分かれ道のところで下ろしてくれました。ありがとうございます!
帰りはバス停が中学校前にあるからそこから乗ってねとのこと。
ここから海中公園まで800mだそうですが、雨が降ってきてしまいました・・・。 -
「もうすぐだよ」という看板を信じて進みます。
基本的には海に向かって下り坂で、ほぼ一直線なので迷うことはありません。
突き当ったら左側に進むと駐車場が見えるので、そのあたりが海中公園の入り口になります。 -
12:52
バスを降りて13分、海中公園に到着です! -
チケット売り場のある建物を抜けて、こちらの入口から海の中へ入ります。
-
階段で下っていくと・・・
-
水中の部屋に到着。
部屋はこれがすべてで、ちょっと小さめ。 -
海の中にダイレクトに作られた窓から海中の様子を見ることができるようになっています。さながら海の水族館!
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手前に見えるのはオヤビッチャかな?
他にもいっぱい! -
窓枠の何かを食べている魚たち。
ここまで近くに見えると見ごたえあります。 -
いろいろな種類の魚がいるようです。
-
ただ、ピントを合わせるのが難しいです。
-
カラフルな魚も泳いでいました。
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小さな室内ながら展示もそこそこあります。
さっきのカラフルなのはイラブチャーかな。
島のおばあ「くさいさかなほどおいしいさー。」は本当に言ってそうw -
さかなクンのイラストも飾ってありました。
-
あんな小さい部屋じゃ5分で飽きるかなと思っていましたが、魚がたくさんいたのと、なかなかうまく撮影できないこともあって、意外にも30分くらい見ていたようです。
階段を上って戻りますが、魚の名前で50音が書いてありました。
「ん」まであって、執念を感じますw -
広場に2階に上がれる展望台のようなものがあったのでのぼってみました。
伊良部島が見えています。 -
伊良部大橋も見えますが、天気・・・w
-
曇っていても海がきれいに見えますね。
晴れたらどんなによかったことか・・・。 -
雨が上がったこともあり、対岸に見えているあそこに行ってみることにしました。
-
到着。絶景を見ながら休憩もできそう。
晴れていればw -
海中公園の建物の方面。曇っていてもいい眺め!
-
西平安名崎の方面。
風車のあるあたりが島の端っこで、その奥は池間島が見えています。
宮古島からは池間島も橋でつながっているので車でいつでも行けて便利ですね。 -
バス停へ戻ります。
途中にあったフラワー迷路。半分くらい草迷路になっています・・・。 -
フラワー迷路から徒歩16分、バス停まで歩いてきました。
途中とんでもない雨と風でしたが、着いた頃にはちょっとあがってきました。
八千代バス
14:32(14:30)中学校前→15:04(15:01) 北小前
\360 -
バスは途中、島尻地区を通ります。
建物の看板は島尻購買店となっていますが、案内板には「島尻パーントゥ購買店」とミドルネームのようなものが入っていましたw
パーントゥは宮古島のお祭りで、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
悪臭漂う泥だらけの神様が3柱やってきて、人々や家、車などに泥を塗りたくっていくというお祭り。一度参加してみたい! -
バスは北小前に到着。
ここから次のバスまで約1時間。ちょっと乗継時間がうまくないです・・・。 -
仕方がないので(?)、宮古島の中心地平良地区をぶらぶら。
バス停のすぐ近くにあったこちらは15世紀ごろの集落があった住屋遺跡というそうですが、草ボーボーで草 -
こちらはドイツ皇帝博愛記念碑なる石碑。
19世紀、宮古島沖で座礁したドイツ商船を助け、1ヶ月看護の上船を与えてドイツに帰国させたそうです。
それを記念したもので、表面はドイツ語で、裏面は中国語繁体字で書かれています。
当時はぎりぎりまだ琉球王国でした。 -
はりみず食楽市場はフードコートかな?
-
15:23
平良港に着きました。
モンブランはクルーズ船で、ビュッフェなどのほか、海の中を見られる場所もあるそうです。
船に山(Mont)と名付けるのはなかなか。
公式によると船内はイギリスの伝統的客船を思わせる内装だそうで、フランスでもないという不思議な船のようです。 -
などとどうでもいいコメントをしていたら、ここでどこからか「地震です」の速報!!
え!今海際にいますが!!
自分のスマホから大音量が流れていたのでした・・・。
台湾と与那国島の間でM6.6の地震があり、八重山と宮古島に緊急地震速報がでたようです。
NHKで宮古島の中継画面がでたようで、隣接するホテルアトールエメラルド宮古島から南西方向を撮っていたようです。
あやうく映り込むところでした・・・。
与那国では震度3でしたが宮古島では震度1だったようで、結局体感できる揺れはありませんでした。
被害もなさそうでとりあえずよかったです。 -
余震も考慮し、念のため海岸沿いを歩くのをやめて再び中心地に戻ることにしました。
宮古島の中心部へは結構な勾配があり、旧市役所のあるあたりは標高15m程度になります。
中心部はスナックやらクラブやらが多いんですね。 -
繁華街と言っても非常に昭和的というか、よくいえばタイムスリップしたかのような雰囲気。
-
PCR検査センターもいくつか見かけました。
-
ようやく次のバスの時間です。
ほぼ時間通りにやってきました。
協栄5番バス
16:08(16:05)北小前→16:41(16:37)うえのドイツ村
\430 -
途中、新宮古島市役所を通過。
バスは基本的に各地から市役所に向かうように路線の設定がされているようなので、乗換にも便利かもしれません。
横に広くなって、駐車場も広いし、前のよりいいのかもしれません。 -
ドン・キホーテの前などを通過しつつ、目的地のうえのドイツ村に到着。
ここは先ほどのドイツの船を助けたというエピソードに基づき、バブル期に構想に着手し、1996年にオープンしたテーマパークです。
うえのドイツ村
園内散策自由 -
こいのぼり!
-
園内には大きく3つの建物があり、うち2つは入場できます。
まずはこのキンダー・ハウス。
キンダー・ハウス
入場無料 -
狭い室内に、なんとベルリンの壁が置いてあります!
-
鑑定証明書もあり、ちゃんと本物のようです。
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ちなみに東ベルリン側は落書きがありませんでした。
R35という文字の右下に、周りが黒くて中心が白くなっている傷がありますが、銃痕だそうです。 -
九州・沖縄サミットに出席した、当時のシュレーダー首相のメッセージが書かれた石碑がありました。
-
貴重なメッセージ。
直筆の文字は解読が大変です・・・。名前すら読めません。 -
続いて後ろに見えていたお城に向かいます。
ライン川沿いにあるマルクスブルク城を模したものということです。
入場は17時までで、17:30閉館。
16:55ごろ入場したのですが、係員よりあと30分しかなくて見回り切れないと思う(から今から入るのはやめといたら)と忠告。
確かに急いでみないといけないわけですが、入場時間より前に入っているのにまるで今から入るなよと言われる筋合いはないように思います。
沖縄の係員あるあるですが。早く帰りたいのかな。
博愛記念館
\750 -
まずは最上階の展望室へ!
手前右に見えているのはパレス館で、現在は老朽化により内部見学はできません。 -
北西方向。
宮国地区の集落が遠くに見えるからか、園内のドイツ風の建物とあまり違和感がないような気がします。 -
東方向。
ホテルが立ち並ぶリゾートエリアが見えています。
ドイツかといわれると違う気もしますが、建物が調和していてきれいな眺めです。
意外にも(!?)展望室は満足。 -
続いて3階と2階にある展示室へ。
確かに展示数はそれなりにあり、さらっと見るだけでも10分くらいかかります。
説明パネルを読んだり、見入ったりすると30分近くかかるかも。 -
ドイツの食文化など、お城以外にもドイツのことを紹介しています。
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この食堂は、テーブルの並びや壁のレイアウトが違うものの、柱や天井の木組みなど本物そっくりに造ってあります。
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建物の外にあった記念碑の署名に使った用紙やら筆記具やらも展示されていました。
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マルクスブルク城周辺のライン川流域のジオラマもありました。
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そういえば宮古島にいたんでしたw
展示のおかげですっかり頭がドイツになっています。
海辺には干潮時にしか現れないという「ハート岩」なるものが。
タイミングよくみられました。 -
バスまでまだ時間があるので、少し周辺をお散歩。
リゾートホテルが立ち並んでいます。
その向かいにアイランドマーケットなるものがあったので少し覗いてみました。 -
お土産屋さんとかフードコートなどでした。
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うえのドイツ村から空港まで続く道は「シュレーダー通り」というそうです。
まさかの当時の首相の名前! -
こちらは「アナ井(ガー)」という井戸だそうです・・・。
-
そうこうしているうちにバスがやっときました。
協栄5番バス
18:37(18:28)北小前→18:52(18:43)うえのドイツ村
\300 -
東京に向けて帰ります!
さくらジンベエ!
JL936
20:03 (19:45) 羽田空港→22:19(22:25)宮古空港
B737-8Q3 (JA06RK MSN61480) -
ちなみにジンベエジェットでは紙コップもジンベエ仕様!
かわいいー! -
さくらジンベエの絵柄もあります。
癒されつつ、東京から日帰り 路線バスでめぐる宮古島、おしまい!
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