宿ログ｜MONADNOCK（2022年）

2022/05/03 - 2022/05/04

泊まりました。

＜宿泊代＞
2名素泊まり　1泊82,500円（予約手段：STAYCATION）

エリア 知念・玉城・八重瀬(沖縄)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

「百名伽藍」からタクシーに乗って、

本日の宿「MONADNOCK」に到着。

こちらは2021年3月17日に開業した一棟貸しのバケーションレンタルです。

設計は城戸崎博孝氏。

まるで美術館のような佇まいです。

今回STAYCATIONという貸別荘予約サイトから予約しました。

こちらのサイトで予約した際、利用規約に「許可なくブログ等に写真投稿することを禁ずる」と書かれていたので事前に了解を頂きました。

ちなみに今では一休でも予約出来るようになっています。

事前連絡してもらった暗証番号で鍵を開けていざ入室。

おお、これはこれは。

あまりの絶景ぶりに、来る時タクシーで遠回りしてニライ橋・カナイ橋（写真1枚目）を通ってもらったのがもったいなく思えたほど。

このビューは過去1かも。

ちなみにこちらはプールではなく水盤なので入れません。

その代わりいろんな鳥が水を飲みにやって来るので楽しい。

テレビのスタンドは家のテレビと同じanataIRO。

コンパクトでスタイリッシュなのでいろんなお洒落バケレンで採用されてます。

ソファの中央にある立派なガラステーブル

見たことのないテーブルだけど特注品かな。

隣の「くるくまショップ」で買ったブルーシールのアイスキャンデーを置くと美味しそうに見えていい感じ。

ところでこの宿、部屋の広さは114.45㎡ということですが

フルハイト窓が多用されパノラマビューになっているおかげで相当広く感じました。

それにしてもこの日の午後だけ奇跡的に晴れてくれて本当に良かったです。

台所の小窓から遠くに見えるのは半年前に出来た「くるくまキャンプサイト」。

グランピングブームで今や日本中テントだらけになりましたね。

コーヒーと紅茶

水やお酒等は部屋に用意されてないので別途調達が必要です。

一方で調理器具は一通り揃ってます。

あと食器類も揃ってますが、ステムの付いたワイングラス等はなくさらにどの食器もチープでこの宿唯一の残念ポイント。

こちらは大容量の冷蔵庫。

洗濯乾燥機はCubleシリーズ。

これも家のと同じで、テレビスタンド同様お洒落宿でよく使われています。

寝室

夜寝るだけではもったいないぐらいのオーシャンビューです。

こんなに浮遊感のある寝室は初めて見ました。

ベッドからのビュー

洗面台はシングルシンク。

アメニティ

相方曰く上質なものとのこと。

ドライヤー

お風呂

ブラインドを上げるとビューバスになります。

大きなバスタブ

余程の巨人でない限り全身伸ばして浸かることが可能です。

お風呂はテレビ付き。

テレビは各部屋に備え付けられていて何と全部で4つ有りました。

クローゼット

建物内部が広いだけあってスイッチ類もこんなに沢山。

こちらの額に入っているのは何かというと、

建築家の方が書いたメモです。

間取り図

改めて宿外観を見てみると本当に凄いデザインですね。

ここは建物だけでなく敷地の広さも相当なもの。

守衛室のような建物が有り隣には巨大な宅配ボックスも完備。

庭側から見た建物

どこから見ても絵になります。

庭の小高いところから見た「カフェくるくま／くるくまショップ」の庭

こちらはテラスからの景色。

ではそろそろ

夕食食べにくるくまに行きましょう。

いいですねこの近さ。

塀が低いのでくるくまからがっつり見えてますが庭や部屋の中は見えないのでご安心を。

くるくまショップに飾られている隕石。

こちらには恐竜の骨も。

社長の趣味なのか貴重なコレクションがカジュアルに展示されてます。

カフェはあいにく4組待ちだったので名前を書いて庭で時間つぶししました。

さて順番が来ました。

映える外席はカフェ専用スペースらしく食事利用の我々は内席にて。

ではオリオンの生を頂きましょう。

初日の食堂には瓶しかなかったので今旅初オリオンです。

ちなみにこちらはタイセレクト認定店のタイ料理屋。

キッチンスタッフさんも全てタイ人なので本格的なタイ料理が頂けます。

宿周辺の何もない僻地にこんな美味しい店があることが奇跡。

食後宿に戻ろうとしたところ、くるくま客のおっちゃんが宿を背景に笑顔で何枚も写真撮影をしていたので近くを散歩することにしました。

やって来たのは宿から坂を下ってすぐのところにある知念城跡。

わざわざ訪れる人は少ないのか、我々が入った時は誰もいませんでした。

観光地と言うにはちょっと寂しい感じもするけど、雑草生え放題な環境がラピュタ感を醸し出していて良い感じです。

さらに奥に進むと知念大川（ちねんうっかー）へ続く道もあり最初行こうかと思いましたが

道が悪い上にサンダルだったので諦めました。

ということで戻ります。

念のため記念撮影のおっちゃんがいなくなったのを確認して、帰宿。

さてこちらの宿のテレビですが、ネトフリとアマゾンが見れるようになってます。

ネトフリは家で加入してないので一瞬見ようかと思いましたが、テレビを点けると日常に戻ってしまいそうなので結局見るのはやめました。

その代わり日が暮れてから各種ライティングを試して楽しみました。

では昨日に続き「LIQUID THE STORE」で買ったワインを頂きます。

部屋のグラスがつくづく残念だけど、ワインは美味しい。

その後はぷらっと外に出て

生き物がいないかパトロールしてみたものの特に何もおらず。

翌朝

この日は残念ながら予報通りの天気に。

「TESIO2×」で買ったソーセージを朝食に頂いてから、11時のチェックアウト時間に宿を出ました。

帰りは事前に手配していた定額タクシーに乗って空港に到着。

乗る飛行機は夜便なので、街歩きのためにコインロッカーにスーツケースを入れるのが目的です。

そしてゆいレールに乗っておもろまち駅へ。

もともと首里城に行く予定だったのを雨で変更したプランBです。

まずは昼食を食べに沖縄そば屋の「けんぱーのすばやー」に入ります。

正直自分は沖縄そばの店による味の違いはよく分かりませんが、隣に座ってた家族連れお父さんの「ふぁ～むは！こりゃ～たまらんフガﾌｶﾞ！」という絶賛ぶりからすると相当美味しかったのでしょう。

実際食べた感想としてはじゅーしーは美味しかったけど沖縄そば自体は普通な感じ。

それより何より店内が汚くて窓際に積もったホコリが視界に入り食欲が失せてしまいました。

さて食後は新都心公園沿いを歩いて

沖縄県立博物館・美術館（おきみゅー）にやって来ました。

こちらがプランBの目的地です。

博物館と美術館は別料金なので博物館の方だけ入ることに。

「あどーも、いつもお世話になってます。」

軽石の絵本

そう言えば南部で軽石を見かけなかったけど何でだろう。

あさて、博物館を出た後は「サンエー 那覇メインプレイス」と「T ギャラリア 沖縄 by DFS」に立ち寄って

おもろまち駅から再びゆいレールに乗りました。

その後赤嶺駅でバスに乗り換えて瀬長島のイタリアン「POSILLIPO cucina meridionale」に到着。

去年来て相方が気に入って、約1年振りの再訪です。

天気予報を見た時点で覚悟はしてましたが、今回残念ながら快適な外席が雨で使えず内席になってしまいました。

瀬長島だけは晴れているかもという希望的観測もむなしくびっしょびしょです。

雨でテラスに人がいないので奥まで歩いてみたところ、「琉球温泉 瀬長島ホテル」のプールがすぐ目の前に見えました。

この天気なのでさすがに泳いでる人はいませんね。

では料理を頂きましょう。

まずは「県産カジキマグロの自家燻製カルパッチョ」。

続いて「釜揚げシラスとフレッシュレモンのブルスケッタ」。

「沖縄県産”王美凛茸”のフリット」

最初はボトルの泡を飲んでた自分でしたが、この日体調がイマイチだったのでここからHILDONの炭酸水に変更。

とりあえず食べ物だけは頂きます。

こちらは最近どこに行っても頼む「フレンチ・フライ」。

最後は「イカ墨のスパゲッティ 地中海マグロのボッタルガがけ」。

店は相変わらず良かったけど、残念ながら天気と体調のせいで今回はあまり楽しめませんでした。

次回またリベンジしたいと思います。

食後はバスに乗って空港に戻りました。

帰りのスカイマークは「ピカチュウジェット」のようです。

ちなみに飛行機は22:55羽田着なので遅れると地下鉄の終電に間に合わない訳ですが、今まで何だかんだでこの時間の便は遅れたことがないので今回も大丈夫でしょう。

遅延です。

結局15分遅れで羽田に到着し地下鉄の終電にギリギリ間に合わず、無駄に新宿からのタクシー代2,500円を払う羽目になりました。

さて保安検査場を通過してお土産屋でアイスを買うためにレジに並んでいると、乗る便の航空券が床に落ちているのが目に入りました。

客も店員も気付いてるはずなのに誰1人拾ってあげようとはしません。

仕方なく自分が拾い「すみません、レジの下に航空券が落ちてました。」と店員に渡そうとすると「航空会社のカウンターに持ってってもらえます？すみませーん♪」と。

何これ？ババ抜きなの？

今までコンビニとかでレジ近くに落ちてたお金を渡すとみんな笑顔で引き取ってくれたのに。

ちなみに（見れば分かると思うけど）写真と文章は全く関係ありません。

この旅行記へのコメント （6）

• totoさん 2022/05/28 20:58:45

  ホモ・サピエンス♪

  暴れナメクジさま。
  
  今月は色々と忙しくてコメントが遅くなりました。
  まずホモサピエンスなんか誰かに似ているような・・・
  そしてあまりのリアルさに写真に釘付けになってしまいました。
  特に下半身。足のすね毛なんて本物みたい？！！
  今に歩き出してこっちに向かってきそうですね
  
  それはさておき、「MONADNOCK」素晴らしいお宿ですね！！
  全く知りませんでした。
  お部屋からの景色が素晴らしい事！絶景ですね。
  まるで美術館のロビーみたい。
  外観ももはや美術館にしか見えません。
  そしてお天気で良かったです。もしも１００％晴れだったら
  大奮発して泊まってみたいけど、そうでなければ勇気がいります。
  ガラスのテーブルはとっても綺麗だけど置かれているコーヒーや紅茶
  ドライヤーもう少し頑張ってほしかった(^^ゞ
  そして食器は仰る通りの残念ポイント。
  あれだけ素晴らしいガラスのテーブルがあるのだから
  食器も琉球ガラスややちむんの焼き物があれば最高ですよね。
  あのテーブルには今村能章さんの個性的で無機質な焼き物がしっくりきそうです。
  沢山のスイッチ。エアコンのは字が大きいからまだいいけど
  照明のスイッチの字は小さくて薄暗かったら老眼の私には読めません。
  そして酔っぱらっていたら的確にスイッチを選ぶのは
  相当難儀な事だと思います。
  
  「カフェくるくま」相当前に行ったけど、何を食べたのかも記憶にありません。
  天気がどんよりしていたのと恐竜の骨だけは覚えております。
  本格的なタイ料理食べてみたかったな。
  
  最終日の4日目の行動も無駄のない動きで流石ですヾ(*´∀｀*)ﾉ
  あっ、でも最後の最後に無駄に動く羽目になってしまいお気の毒でした。
  2泊3日の沖縄本島南部旅行
  泊まられたお宿も行かれたショップもお食事されたレストランも
  素晴らしいチョイス。非日常の旅行記楽しまさせて頂きました♪
  
  toto
  
  

  暴れナメクジさん からの返信 2022/05/29 10:50:38

  RE: ホモ・サピエンス♪

  totoさま、おはようございます。
  
  そしてお忙しい中コメント頂き有難うござい
  ます【 ＾ω＾】
  
  ホモ・サピエンス…、一瞬びっくりする造形
  だけど、素晴らしく精巧に出来てます。
  奄美パークの名物じいちゃんばりにインパクトが
  あるので見た瞬間にブログ採用が決定しました。
  
  「MONADNOCK」はくるくま客に見られた時に
  恥ずかしいのと部屋の備品がｼｮﾎﾞｲこと以外は
  とても良かったです。
  残念ポイントについては宿にスタッフがいない
  こともあり、とある国の宿泊客あるある備品
  持ち帰り対策のためにあえて安物を置いている
  のかもしれません。
  もしくは人によっては利用しない備品で高い
  宿泊代にさらに上乗せしなくて済むようにして
  いるものと勝手にプラスの解釈をしています。
  もっとも、ただ単にオーナーさんが食器類に
  全くこだわりがないだけかもしれませんが。。
  
  「カフェくるくま」はtotoさんも以前利用された
  のですね。タイ料理を食べたいお客から映えたい
  お客まで多種多様なニーズに対応しているので
  辺鄙な場所にありながら常時賑わってました。
  
  今回、天気や飛行機に振り回されながらも気に
  なる宿や店に訪問出来ましたが、沖縄本島には
  まだまだ行きたい宿、場所があるので来年
  （相方は年2回同じ県に旅行しない主義・笑）
  また行けたらなと思います。
  
  暴れナメクジ

• arc-en-cielさん 2022/05/17 20:40:43

  水盤で水を飲む鳥が羨ましい＼(^o^)／

  暴れナメクジさま
  
  沖縄でのお宿を、OTTOと「ここかなぁ」「ここじゃない？」と勝手に予想していたのですが、2軒とも大ハズレ～でした（^^）。
  
  それにしても、今回もまた凄いお宿を見つけられましたね。さすが、暴れナメクジさま！
  外観の印象と、室内から見た印象のギャップがスゴイ！オーシャンビューの大きな窓に、目が釘付けになりました。また、この水盤の存在感の大きさ、お宿全体を引き立ててくれて、とても素敵です。
  今までに、私もいくつか水盤のあるお宿に泊まりましたが、最もお宿にマッチしているような気がします。
  
  そして、リビングや寝室からの眺めから、海が近いのかなぁと思っていたら、地図で見ると少し距離があるのですね。高台に立っているが故に、このインフィニティ感を味わえるのでしょうか。海をひとり占め！している気分は、言葉にはできませんね。水平線を眺められるお宿は、ただそこにいるだけでも、本当に癒されます。
  また、南の島に行きたくなりました。素敵なお宿と詳細な情報、ありがとうございました。
  
  arc-en-ciel

  暴れナメクジさん からの返信 2022/05/18 20:28:57

  RE: 水盤で水を飲む鳥が羨ましい?(^o^)／

  arc-en-cielさま、こんばんは。
  
  今回の宿2軒は予想して当てるにはかなりの難問
  だったと思います。
  逆に当たってたらビックリですが（笑）
  
  そんなマニアック宿ですが、2軒ともすごく
  良かったです。
  ビューフェチの相方はMONADNOCKがすっかり
  気に入り「次回はここに2泊する！」と。
  
  水盤は確かに存在感ありましたね。
  水が24時間循環していて掃除も綺麗にされている
  のでコケとか浮遊ゴミとかもなくずっと眺めて
  いられます。
  
  以前泊まったバリ島の「アリラ スーリ」もそう
  でしたが水盤とかプールって鳥達に大人気で、
  噂を聞き付けた鳥（？）が次々とやって来ます。
  
  宿の場所は海から割と離れていますが、おっしゃる
  通り高台で遮るものがないので見る角度によっては
  インフィニティ的なビューにもなりました。
  
  それにしても、高台の一軒宿って爽快感があって
  気持ちいいですね。
  お城の城主みたいに天下取った気分に浸れるし。
  まあ隣のくるくま客さえ見なければの話ですが。
  
  暴れナメクジ

• おみヴぉ333さん 2022/05/14 09:29:57

  ちねん

  暴れナメクジさん　おはようございます～。
  
  表紙のお写真拝見して「おっ！これはー！」と呟きましたが
  そうかぁー！水盤なのね～。ざんねん。
  まああそこまでやるならプールにしちゃえば？とも思いますが
  いろいろオカネがかかるので嫌がるオーナーもいますね。。
  
  それにしてもホントに美術館級の佇まいですね！
  素晴らしいデザイン。よくぞ見つけられましたね～。
  お天気も回復して、青い海も見られて本当に良かったです！
  ちなみに私は、ワイングラスだけは事前に電話してチェックし
  宿になければ、ステム付きのを持参しています。。
  
  知念城ってすごくスピリチュアル的な感じして
  自分はなかなか好みです。
  南部へはまだ行ったことがないので（離島もこれからですが）
  少しずつ足を延ばしてみようかな～と思っとるところです。
  
  それにしても、最後の券の件はなんだかなーですね。
  きちんとカウンターまで届けてあげる暴れナメクジさんは
  ホントにえらいです。私なら時間がないので無理ですって言って
  そのまま店員の目の前に放り投げちゃいますよｗ
  そのような良い行いは、神様がきっと見ていますので
  失った2,500円も周り回って必ず戻ってきますよ。
  信じる者は救われるー♪(^o^)
  
  おみヴぉ

  暴れナメクジさん からの返信 2022/05/14 10:55:51

  RE: ちねん

  おみヴぉさま、おはようございます。
  
  そうなんですよ、水盤なんですよ。
  自分的にはプールは入るのが面倒なので水盤でも
  問題ないけどおみヴぉさん的には必須条件ですよね。
  
  もし似たような雰囲気でプール付きバケレンを所望
  であれば暴れナメクジストックの中では古宇利島の
  「L'ETOILE」と今帰仁の「MAKINA NAKIJIN」です。
  
  最初は「L'ETOILE」を取ってましたがジーダブ価格の
  13万越えで徐々に胃が痛くなり始め諦めました。
  ちなみに「MAKINA NAKIJIN」は同じ日が20万円。。
  
  知念城はいかにも沖縄のパワスポって感じ独特な
  雰囲気でした。我々の後に両親と娘の家族3人連れが
  やって来てさらに奥まで進んでいったのですが、
  両親が神々に用意された料理に手をつけて豚の姿に
  変えられてないか心配です。
  
  券の件は、おばちゃん店員が自分にババを引かせて
  すっきりした顔してたのでイラっときて、さらに
  スカイマークのアナウンスで券を取りに来た人を
  遠目に見たらチャラい兄やんで追いイラでした（笑）
  
  暴れナメクジ