2022/05/05 - 2022/05/05
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binchanさん
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春日井に用事があるという夫について行ったら、素敵な神社に寄ってくれました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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最近は旅行記を書いていないだけでなく、本当に出歩いていなかったんですよね。なんだかめんどくさくなってしまって…。
旅行に何の興味もない夫が、哀れんだのか心配したのか、頼んでないのにここに連れて行ってくれました。内々神社庭園 公園・植物園
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ヤマトタケルノミコトがらみの由緒正しい神社だそうで、いかにも私の好きそうなところ。
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奉納された灯篭なんかも古そう。
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こちらは元号が文久(1861~1864)。
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これはわりと文字がしっかりしてるけど天保5年(1834年?)だって。もっと古いのもあったかもしれませんが、文字が読み取れるものは少なかった。
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すべらずの松。どれが松だよ、と思ったら…
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支えのある古そうな松。これですね。
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コロナ禍当初は神社の手水も封鎖されてたりしましたが、もう普通なんですね。
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まずはお参り。
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社殿裏にあるお庭がきれいだというのでそちらへ。
うわ~、本当にきれい! -
あいかわらず適当に写真を撮っているので出来が悪いですが、実際はこの数倍は美しい庭園です。
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池を回り込むように道があって、こんな角度からも池が眺められます。
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こんな感じの道を進みます。
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けっこう大きな樹木に囲まれています。
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池にそそぐ小川の上流。
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イノシシ除けの装置が至る所に設置されています。青い筒のようなものは何かが近づくとカタカタと音がして獣を脅かす装置。他に電気柵も設置されています。
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散策路の突き当りに大きな岩。
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岩の隙間にしめ縄。
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恵比須様?
奥の院があるそうなのですが、とっても遠いらしい。実は車で近くまで行けるらしいのですが、「行きたい」と言われるのを恐れた夫がそれを隠していました。そのため奥の院へは行けずじまい。 -
歩いて行くならこの先らしいです。グーグルマップには旧妙見宮奥之院(巌屋神社)と記載されています。
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池の反対側から見た社殿。
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きれいな花も咲いてるし、
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池に写る新緑の樹々も美しい。
いいところに連れてきてもらってテンションUP。 -
すでに歩き疲れた夫は車に戻り、私は「すみれ塚」へ向かいます。
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すみれ塚への道中には、塚の名のもととなった句碑の字を書いた俳人「横井也有」の句碑が並んでいます。
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読み取りやすいものもあれば、
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かなりかすれているものも。
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目に入ったものはとりあえず撮影しておきました。
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これは私にはほとんど読めない。
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これははっきり読めますね。
「名もにたり蔦の細道うつつ山」ですよね? -
それぞれの句の内容はこちら。
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こんな感じで句碑が並んでいました。
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山道の途中のちょっと平らになった部分が「すみれ塚」らしいです。
松尾芭蕉の「山路来て何やらゆかしすみれ草」は、京都から大津への逢坂山で読んだ句ですが、その逢坂山と内津峠の景観が似ていることから、ここにその句碑が建てられたそうです。それが「すみれ塚」の由来だそう。 -
こちらが案内看板。
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これは「すみれ塚碑」。
このほかに芭蕉の句碑もあったようですが発見できず。あたかも芭蕉がここで句を詠んだかのようですが、多分通ってもいないですよね。 -
これは案内看板の⑥の碑。
「文化七庚午仲冬」の文字があります。1810年ごろでしょうか、古いですね。 -
その先に展望台があるようなので向かってみたのですが、イノシシ除けのトラップだらけだし、
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かなり遠そうなので断念。
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境内にあった案内図は縮尺が適当すぎます。すみれ塚は思ったより近く、展望台はとんでもなく遠いです。
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神社のお隣には妙見寺というお寺。
こちらも魅力的なのですが時間がないので参拝できず。
内々神社に本来禅宗の寺に造られる回遊式の庭園があるのも、もとはこのお寺と神社が一体だったかららしいです。 -
ふと通りの向こうに目をやると何やら石碑が。
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「戦役紀念碑 希典書」と読めます。
この地域出身で、日露戦争で戦死した兵士の名前がどこかに刻んであるのでしょう。
内々神社の前の通りは、江戸時代は街道の宿場だったそうです。峠越えの前にここで一泊したんですね。そんな街道も今は車通りもまばら、静かでいいところでした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 迷宮ねずみ420号さん 2022/05/09 22:19:09
- とても綺麗ですね
- binchanさま
久しぶりにbinchanさんの旅行記を拝見出来て嬉しいです。
とても綺麗な神社ですね。
特に庭園、池を上から見た写真にとても心惹かれました。
ここへ連れ出してくれた旦那様、素敵な旦那様でいいですね~うらやましい!
と思いながら読み進めていくと「奥の院へ行きたいと言われるのを恐れた夫がそれを隠していました」・・・ほのぼのとしたお二人のやりとりで読んでるこちらも幸せになるような、そんな感じでした。
案内図は縮尺が適当すぎ-、
縮尺適当な地図にだまされて海外で延々歩いたことが何度かある私。
苦い想い出を思い出しました。
迷宮ねずみ420号
- binchanさん からの返信 2022/05/10 13:32:29
- RE: とても綺麗ですね
- 迷宮ねずみ420号さん、コメントありがとうございます。
うちの夫は私の好きなことを阻もうとはしませんが(むしろ協力してくれる)、自分は絶対に「捲き込まれない」主義なんです。捲き込まれるとひどい目にあうことがよくわかってるんですね〜。
案内図の縮尺のいい加減さをなんとなく察知できるくらいには旅慣れてきた気がします。それでも途中くらいまで行ってしまうんですよね。さらなる修業が必要でしょう。
知らない間に近所の田んぼは田植えも始まっているし、天気予報では梅雨の走りなんて言葉も…。コロナ禍のまま今年の夏も終わるんでしょうか。
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- へけけさん 2022/05/09 09:15:08
- 歴史探訪、いいですね。
- binchanさん こんにちは。ご無沙汰しております。
最近は旅行に行かれてないようで心配してましたよ。コロナでどこも行けなくて、2年間以上。興味がなくなっちゃいますね。自分も台湾に行きたいって気持ちが薄らいできましたよ。特にこの2年間で台湾の鉄道は激変。南回り線の電化で枋寮~台東に普悠瑪號が走って、ドアが手動の復興號も莒光號もなくなったとか。サトウキビ列車は走ってるらしいですが。
自分は歴史に全然興味なかったんですが、高輪築堤の発見でちょっと興味持ち始めました。まあ、今年が鉄道開通150年なのでって言うのもありますが。それまでは歩いて旅をしてたんですもんね。のんびりと旧東海道を歩いてみたいって思ってる今日この頃です へけけ
- binchanさん からの返信 2022/05/09 12:03:48
- 旅行ってエネルギー要りますから(笑
- へけけさん、こんにちは。
鉄道がらみなら歴史も興味ありってことですね!鉄道が作られたころからの歴史は資料の多いし遺構も残っている可能性が高いので、興味を持ち始めたら行きたいところだらけになっちゃいますね。必要もないのに移動したがるのは人間の性だそうなので、鉄道などの移動手段に興味を持つのも当然の反応なんでしょう。
先月親の介護のため4日の泊りがけで実家へ行ったんですが(日ごろは日帰りで通っている)、パソコンなんかも持っていこうと久しぶりにキャリーバッグに荷物詰めて、電車乗ったんですよね~。通いなれた道中でも結構てこずりました!荷物を持つ体力も落ちてるし、コロナが終わってもこんなことまた(外国で!)できるのか心配。
この旅行記は夫の運転でらくちんだし気楽だし、このまま堕落していきそうです(汗
台湾の鉄道状況もぜんぜん調べていないので、旅行の計画を立てるのも一苦労だろうな~。南迴線の電化は乗るの楽しみだなあ(風情はなくなっちゃったかもしれないけど…)。でもどうせ激変するなら阿里山鉄道全線開通みたいな変化が欲しいですよね。
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