コロナ禍のヨーロッパ旅行　準備編 と　日本出国まで

2022/05/21 - 2022/05/21

5月21日から7月初旬まで、ヨーロッパ旅行に出かけることにしました。

やりたかったのは、スペイン巡礼路を歩く、いわゆるカミーノ（擬き、ですが）と、イタリアのドロミテに滞在してハイキング。

カミーノは、フランス側から入り、ピレネーを超える予定なので、訪問国は、フランス、スペイン、イタリア、となります。

カミーノは、行けるところまで歩いて、後は、バスか列車で、目的地のサンチェゴデコンポステーラに行くつもりです。

出来れば、追加でポルトガル観光もしたい。

この4か国を旅するにあたって、コロナ渦で特に準備しなければいけないことに加えて、一般的な旅の準備をまとめてみます。

エリア スペイン

今回の旅行でよく使用したアプリの一覧です。

まず、海外安全アプリ。

旅レジ登録は、このコロナ禍の旅においては必須です。

訪れる予定の国と期間を登録しておくと、その国の状況が変化するに応じて、その都度、外務省からメールで情報が届きます。

ポルトガルは、スペイン巡礼の最終地点、サンティアゴデコンポステーラから近いので、出来たら行きたいなと思っていましたが、観光目的の入国は不可でした。

しかし、旅レジ登録していましたので、4/23より、観光による入国可能との情報が入りました。

また、５月１日以降、あらゆる外国からのイタリア入国に際しては、従来必要とされていたEU digital Passenger Locator Form (dPLF）の提示は不要との通知も届きました。

コロナによる入国制限は、刻々と変わり、徐々に緩くなっているようです。

上記は、2022年5月21日時点での情報です。

次は、接種証明書。

3回めのワクチンを国内で打っていれば、フランス、スペイン、イタリアは特に問題ありません。
日本のワクチン証明書をインストールし、事前にマイナンバーカードから情報を読み込ませておきます。

この3つの国に関しては、海外用の接種証明書をみせれば大丈夫です。

ポルトガルは、日本の接種証明書が承認されていないので、入国するにはＰCR検査、又は、抗原検査を受けて陰性証明をしなければならないようです。

陸路も同様とのことですので、詳細は、スペインからポルトガルに入る際に使うバス会社に現地で聞こうと思っています。

EUdPLFとは、EU間の接触追跡アプリ

イタリア入国には不要となりましたが、フランス入国には必要ということで、スマホに入力して用意していましたが、入国時に提示は求められませんでした。

変更があったのかもしれません。

次は、帰国時のPCR 検査について。

日本入国には、出発国において、事前にPCR 検査が必要とあります。

その上、厚生労働省が用意したフォーマットに記入してもらうこととあります。

なんて面倒くさい。

在仏日本領事館に、シャルルドゴール空港内に、PCR検査機関があるか問い合わせたら、サイトを送ってくれました。

但し、ここで、厚生労働省所定のフォーマットを入手出来なかったという例も報告を受けているので、直接問い合わせてほしいとのこと。

厚生労働省のサイトによると、可能ならばという書き方をしているので、内容が合致していれば問題ないのではないか、と再度問い合わせました。

すると、厚生労働省のフォーマットでなければ、搭乗拒否をする航空会社もある、という。

何と面倒くさい、日本。

結局、飛行機の到着時に出迎えにきているJALの現地社員に、空港内の検査機関について尋ねたら、ちゃんと厚生労働省のフォーマットを出してくれるとのことでした。

帰る日が近づいたら、忘れずに予約しなければ。

ここからは、一般的な旅の準備。

殆どの宿は、このサイトで予約しました。

キャンセルも簡単に出来るし、お薦め。

アルベルゲ（巡礼宿）も　公営や教会経営のもの以外は、殆ど、ここでとれます。

ヨーロッパ内の電車、飛行機は、全て、このアプリで予約しました。

スペイン巡礼するなら、必須のアプリ。

Buen Camino というのは、巡礼者同士かける合言葉。
よいカミーノ（巡礼）を、という意味。

巡礼路で道に迷いそうになった時、グーグルマップより断然頼りになります。

海外版ライン。

電話番号だけ交換すればつながれる。

もの凄く頼りになる天気予報のアプリ。

シニアになったので、今回、初めて、45日間の海外旅行保険にはいりました。

もし、帰りのPCR検査で陽性になったら、陰性になるまで、パリに滞在しなければいけないことになります。
パリは、ホテル代が高いので、どれだけ追加費用がかさむのだろう、と心配していましたが、問い合わせたら、保険会社が、その場合のホテル代もカバーしてくれるそうです。

本当に面倒くさい日本。

持病のある方は、ネットでは取れませんので、ご注意を。

友達からもらったホタテ貝の刺繍がしてあるお守り袋。

日の丸のアップリケも付けてみました。

75リットルのスーツケース。
海外旅行でも、荷物はいつもミニマムに抑えていましたので、大きなスーツケースは持っていませんでした。
今回、バックパックが入るスーツケースを新しく購入しました。

しかし、こんなに大きなスーツケースを引いて海外を旅出来るのか、かなり不安。

荷物チェックインの前にコロナ関係の検査。
係員が一人しかいないので、長い列ができました。

列の先頭に並んでいたので、さほど待たず手荷物預りへ。

手荷物預かりで測ったらスーツケースの重さは13.8キロ。

ここで、スマホに入っているコロナのワクチン証明をみせました。

以前は、海外に行く時、いつもギリギリに空港に行っていました。

今は、リタイア人生。
時間はたっぷりとあります。

コロナ関係の特別な手続きもあることだろうし、と思い、2時間半前に空港に行くことにしました。

着いたのは、朝6時前。
ちょっと、早すぎたかな。

6:20 出発口へ
保安検査場はすんなり通過。
パスポートコントロールも誰もいない感じ。

あと、搭乗まで、1時間半もあるので、楽天カードに付いていたプライオリティカードを使って、6:40 ANA ラウンジで朝ごはん。

うどん少なめのうどんとお稲荷さんひとつ。
それだけでは寂しいのて、卵とソーセージとサラダをつける。

これから、45日間外食。
ビタミン不足には注意しよう。

最後にコーヒー。

いってきます。

この旅行記へのコメント （2）

• yoshiboさん 2022/07/13 12:00:29

  PCR検査

  初めまして、
  10月にフランスへいく予定でPCR検査を何処で受けようかと思案中です。市内で受検された方の情報も頂きました。市内の場合は、場所によっては土日休みの所もあるようです。家内と二人でトールーズからシャルルドゴールへ戻るので空港で受けたらと考えてます。金曜日パリ着ですので市内より空港がベターかと思います。空港では予約なしでも受検できそうですね？。
  先月は友人達と英国を旅してきました。エミレーツ航空でしたが、エミレーツ航空の割引クーポンで通常より少し安く受ける事が出来ました。ヒースロー空港の検査機関は無くなり、空港の近くのホテルの駐車場にテント張りの検査場でした。私たちの宿泊したibisから徒歩圏内でした。空港から公共バスで無料で行ける範囲で便利でした。24時間コースを選択しましたが、6:00pmに予約してましたが、結果は夜中の２時頃にスマホに入りました。ホテルでプリントアウトをお願いしました。友人の一人はMySOSをインストールしてなくて空港で2時間程かけてインストールしましたが、彼はワクチン接種を二回しかしておらず、MySOSは３回してないと動きません。ただチェクインカウンターではMySOSの結果でなくQRコードの画面を見せるだけでなんとか帰国できました。
  
  さて、リュックに日の丸とは懐かしいです。今から50年程前にリュックだけ担いで2ヶ月ほどヨーロッパを回りましたが、その時に日の丸をつけておりました。ロンドンでYHの何処も満員でウロウロしている時に日の丸を見た日本人女性に泊まる場所を紹介して頂きました。２泊食事付き無料で過ごしました。
  長々と書きましたが、旅の途中の旅行記を期待してます。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  

  とらさん からの返信 2022/07/13 14:54:17

  Re: PCR検査

  yoshibo さん
  
  コメントありがとうございます。
  
  これから、徐々に旅行記本編をアップデートする予定ですので、宜しくお願いします。
  
  とら