奥大井　駿河徳山＆家山　桜の季節に

2022/03/27 - 2022/03/27

全然世代ではないし、今更ではあるのですが、2000年リリースの花*花「さよなら大好きな人」のMVに出てきた、大井川鉄道の駿河徳山駅にどうしても行きたくて、桜の時期を狙って大井川上流へと向かいました（あとで気付きましたけど、MV自体は桜の時期じゃなかったですね（笑））

そして、同じ大井川鉄道沿線の桜の名所である家山にも立ち寄り

エリア 川根・井川(静岡)

• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

新幹線なら東京から日帰りでも十分なのだけど、あまり朝早いのも…ということで藤枝に前泊しました(18きっぷの消化もあるし)

せっかくなので藤枝も少し散策
時間的に藤枝宿の方までは行けないので、駅南口の前島神社へ

花手水になっています
朝日が差し込んで華やか

ちょっと寄ってみようくらいだったけど、和みますね

さて本題

今日は大井川鉄道の駿河徳山駅に行きたいので、藤枝から東海道線で、大井川鉄道の出る金谷駅に移動

JRの改札を出て、大井川鉄道の乗り場へ

最初の下車駅は決めてないけど、駿河徳山は必ず行くので、千頭まで行けるフリーきっぷ(3500円)を買うつもりで来たら、この日までゆるキャンのコラボキャンペーンで、特別価格2000円
（ちなみに、金谷～駿河徳山の通常運賃は1610円です）

ありがたいけど、決して経営楽ではないだろうし、割引率高すぎやしないかな…

そして、2000円のフリーきっぷ、イラストもゆるキャン仕様

私は今日しか使いませんけど、一応2日間有効なので、余裕があればどこかに泊まってみても良さそうですね

さて、今日乗るのは8:59の千頭行き
普通電車はだいたい2時間に1本くらい

ホームに出ました
まだ乗る電車は入線前

8:50過ぎに折り返しの電車が入線

古い電車ではあるけど、旅行で乗るのであれば快適
車内はそれなりに人が乗ってるけど、8割～9割は観光客と鉄道ファン(まあ春休みの日曜日なので)

金谷を出てしばらく走ると大井川沿いへ

それから、茶畑も目立ちます
さすが川根

桜トンネルで有名な家山に停車
駅の手前の桜トンネルはちょうど満開かなって感じできれいでした( ?▽? ) (結局あとで行くことに)

ここで降りた人も結構多かったかな

フリーきっぷだし、気が向いたらどこか適当に降りても良かったのだけど、結局駿河徳山まで直接来てしまいました

降ります

比較的主要駅かと思ってたけど、私以外には子連れのお客さんがもう一組降りただけ

電車は終点の千頭へ

電車も人もいなくなった駅のホーム
令和の時代にこの昭和の感じ、良きかな

構内踏切を渡って駅舎へ

駿河徳山駅 駅

駅舎はちゃんとありますが基本は無人のようです

待合室
３面窓なのでなんとなく開放感を感じます

「さよなら大好きな人」のMVでは『さよなら最中』ってのが出てきてましたけど、あれはオリジナルらしいので、前日に静岡駅でわざわざ箱の最中買ってみました

この田子の月(餅入りの最中)、静岡では定番のお菓子らしいですけど、季節限定の桜味、すごく美味しかった!

駅前に出てみました
小ぢんまりだけど趣あって可愛い駅舎だね！

この後どうするにせよ、しばらく次の電車は来ないので、適当に歩き始めました

のどかなところです

浅間神社に寄ってみました
一応ここも駿河国ですからね

8月には重要無形民俗文化財の「徳山の盆踊」が奉納されるそうですが、季節外れの今日は無人です

まだまだ歩きます

道端の枝垂れ桜
ちょうど良い咲き具合
すぐそばに茶畑ってのが土地ならではですね

桜が無くても、茶畑と普通の道路と民家だけで十分良い景色に見えますが

川根高校そばの桜並木に来てみました
きれいではあるけど、もしかしてちょっと早かったかも…という印象

場所により咲き具合がちょっと違うみたい
並木の奥のほうがよく咲いている様子

いずれにしても、一つ一つの花は美しいことに変わりはないですね

歩道も良いけれど、車道の方がトンネルのようで良さそう
ここはそこまで交通量は多くない道です

すぐそばの川沿いも桜並木です
満開ではないけど、今日はこっちのほうがきれいかもしれないな

早めに駅に戻って次の電車を待ちます
なんだろう、普段の都内の電車なら５分待つのも長く感じるのに、1時間くらい待ってても良いかなって気分(・∀・)

急行列車が来ました(この駅は通過ですけど)

ゆっくりと駅を通過して、走行音とお客さんの声などで一瞬賑やかになりますが、またすぐに静かな駅に戻りました

別に列車がいなくても、この風景眺めてるだけで楽しいです( ?▽? )

せっかくなので駅のそばの桜も

下車してから2時間、次の下り電車です

せっかくフリーきっぷもあるので、終点の千頭まで行ってみることにします

駿河徳山から千頭までは10分ちょっとで到着
折り返しの時間30分ほど、適当にブラブラします

というわけで駅前へ

駅から少し行ったところの橋で川眺めていたら、千頭から先、井川方面に行く列車が走っていきました

ここから上流の見どころも気になるところですが、帰るのがより大変になるなので今日はここまでです

千頭12:45発の列車で金谷方面に折り返します
帰りも車窓には川と茶畑

帰りはどこで降りようかと思ってたけど、行きに見た桜がきれいだったので実質家山一択になってました

13:27家山駅着
近くの桜トンネルに行ってみます

家山は急行も停まる主要駅ですけど、改札なんかは時代が止まっているよう

家山も昔ながらの木造駅舎

桜トンネルまでは1kmほど離れているので歩いて向かいます
家山川の両岸の桜もきれいですね

やっぱりちょうど良いタイミングだったみたい(・∀・)

ちょっと堤防の道も歩いてみます
河川敷でお休み中の方も多いみたい

線路沿いの並木もきれいです

撮影隊の皆さんがずっとカメラ構えて待機してて、私なんかは(どうせまだ来ないんだから普通に桜見てればいいのに)と思っちゃうんだけど、場所取りとか大変なんでしょうね

で、本命の桜トンネル
国道沿いに桜並木が続いて文字通りトンネルのように

桜まつりもやっていて、店（茶屋）も開いているので人も多いです

桜トンネル 花見

時間にもよると思うけど、国道の通行量はそれなりに多いので、人も車も写らない写真はなかなか難しそう
ちょっと粘ってみたけどこれくらいが限界かな

桜トンネル 花見

こうしてゆっくり観るのも良いけど、やっぱりトンネルだから、車で中を走り抜けるのが一番かもしれないですね

国道は上下線が分かれているので、より狭いトンネル感出ていて良いですね!!

反対車線も

家山駅に戻ると、ちょうど上りの急行がやって来ましたが、

私は急行には乗らずに、反対の千頭行きで2駅戻って川根温泉に行くことにします

川根温泉笹間渡駅で下車
「歓迎」の文字が踊りますが無人駅

温泉の玄関口感はまったくないですが、歩いて数分

数分歩いて、道の駅川根温泉併設の「川根温泉ふれあいの泉」へ
そばに大井川鉄道川根温泉ホテルもあるので、泊まることもできます

電車で来る人もそこそこいるようだけど(私も含め)、当たり前だけど、車で来る人のほうが圧倒的に多いわけですよね

線路の鉄橋が近いので、時間が合えば鉄橋を渡るSLが露天風呂から見えます
私がいた間は何も通りませんでしたけど

川根温泉笹間渡駅17:32発の電車で撤収します
もう1本後でも普通電車だけで東京まで帰れるけど、だいぶ暗くなってきたし(疲れたし)、これで丁度よいくらいかな