「春旅」～美肌の湯・嬉野温泉２～

2022/04/07 - 2022/04/09

新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの親子温泉旅になりました。
コロナ感染予防のため、今回はいつも利用している大型ホテルを避けて、客室数が少ない宿を選びました。

今回は、嬉野温泉での２日目滞在記と３日目帰路の旅行記です。
観光スポットへの立ち寄りを避けたので、薄味の旅行記になっていますが、ご覧いただけると幸いです。

メイン画像は、嬉野温泉からの帰路に立ち寄った高速道路のパーキングエリアで見つけた八重桜系の「オオムラザクラ」です。

エリア 嬉野温泉(佐賀)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

二日目の朝は7時に起床。
少し花曇りのようですが、雨は降らない予報なので特に問題ありません。
敷地内にＬ字型に建てられた建物の２階がレストランです。

庭園内に造られた石造りの滝にも、朝日が射し込んできました。

私たちの部屋からレストランまで続く廊下です。
手摺はありませんが、車イスでの移動には十分な幅があります。

大浴場で朝風呂に入ってから、朝食会場に向かいました。
三密を避けるために、食事の開始時間は前日に予約するシステムです。
私たちは「８時」にお願いしました。

レストランの案内された席は前夜の夕食と同じ窓側の席でした。
窓からは敷地内の緑地が見渡せますし、私たちの部屋も見えました。

用意された食事は「和朝食」です。
地元産の炊きたてご飯とシジミ味噌汁は、とっても美味しくておかわり！
中央の奥にある赤いお碗は「温泉豆腐」です。
のど越しも良かったので、こちらもおかわりをお願いしました。

ちなみに、３日目の朝食も「和朝食」でした。
メインの炊きたてご飯とシジミ味噌汁＆温泉豆腐は変わりませんが、その他の魚料理や小鉢料理は前日と変えてありました。

～朝食後は部屋に戻ってひと休み～
液晶テレビが置かれたテーブルの脇には「漆塗りの木箱」。

螺鈿細工が施された木蓋を開けると、宿の絵葉書と便箋が保管してました。

朝食後の休憩も終わった、朝11時頃に浴衣姿で宿を出かけしました。

嬉野温泉街からマイカーで20分ほど山間部に向かって走って、大正屋グループのひとつ「椎葉山荘」に到着。
こちらの露天風呂付き大浴場を無料で利用できるので、浴衣姿で来ました。

地元の木材をふんだんに使っってある温泉大浴場です。
椎葉山荘には館内に宿泊者専用の大浴場がありますが、こちらは敷地内に作られた離れになっていて、日帰り入浴もできるようになっています。

緑豊かな自然の中に、散り始めた山桜と新緑が映えていました。

自然いっぱいの渓谷に、新緑が映えていました。
秋の紅葉時期も来てみたいものです。

新緑が目立つ渓流の川底に見える、ゴツゴツとした自然石群を眺めていると、日常の生活を忘れさせてくれます。

椎葉山荘「しいばの湯」の玄関を入ると、受付のスタッフさんが私たちの浴衣姿を見て、タオルセットを渡してくれました。
浴衣が入浴券代わりになっているのです。

女湯は、男湯の入口からかなり歩くことになります。
勾配もあるので、高齢の母は手すりを頼りに頑張って歩いてくれました。

男湯の脱衣室からパチリ。
自然林の中に、満開を過ぎた山桜も見ることができました。

屋外露天の岩風呂からは、こんな景色が眺められます。
自然林の樹々は常緑樹のほかに、山桜やもみじなどの広葉樹も見ることができます。

渓谷沿いの露天風呂を楽しんで、「湯宿 清流」に戻ってきました。

玄関前のロータリーに掲示されている「今月の料理画像」を発見。
昨夜の夕食メニューを思い出しました。

～客室に戻ってきました～
宿泊している以外の温泉に入るのも楽しい体験でした。

敷地内の芝生を歩いてみたいけれど、誰も歩いていないので諦めました。

宿の道向かいに、大正屋「湯どうふ本舗」という土産屋さんがあります。

宿からは徒歩１分なので、浴衣姿で気軽に立ち寄ってお土産を選びました。
「とろける湯どうふ」は豆腐３個入りを３セット購入して、翌朝のチェックアウト後に受け取りました。

「とろける湯どうふセット」が入っていた画像を撮り忘れました（＞＜；
申し訳ありませんが、容器と画像をアップしました(苦笑)

２泊３日の短い初滞在でしたが、温泉も、食事も、客室の過ごしやすさにも満足しました。
本当にお世話になりました。

嬉野からの帰路には長崎自動車道を利用しました。
途中の「大村湾パーキングエリア」でトイレ休憩。

天気が良すぎて薄曇り状態です。
紅カナメモチの赤い植樹帯の向こうに、大村湾の青い海面を望むことができました。

パーキングエリアの敷地内に植えられたソメイヨシノは、満開を過ぎて、花びらが風に舞っていました。

緑地内には、咲き始めた八重桜系の桜の木がありました。

桜の木の足元に、「オオムラザクラ」の説明パネルが置かれてました。
八重桜を２つ重ねたように咲く、見栄えが良い珍しい花です。

かなり開花している樹もありました。
満開の時期に立ち寄ってみたいものです。

無事に実家のある長崎県島原市に戻ってきました。
両親を送り届けて、ひと休みしてから、福岡に戻ります。

島原から福岡に戻る途中で見つけた「鯉のぼり」の連続吹き流し。
桜の時期が終わると、五月の節句の準備が始まりますね～

無事に福岡のアパートに到着して、今回の旅行記も終わりです。

つたない旅行記を最後までご覧いただきましてありがとうございました。

今回出会った桜さん、今年も綺麗に咲いてくれてありがとうございます。
来年も会いましょう。