2022/04/11 - 2022/04/11
11位(同エリア339件中)
World TraveRunnerさん
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マラガはコスタ・デル・ソル(太陽海岸)の中心的存在です。だから街ではいつも音楽で賑わう楽しい街です。その旧市街のメインストリートはマリーナ広場(Plaza de la Marina)とコンスティトゥシオン広場(Plaza de la Constitución)を全長約300メートルで結ぶ「マルケス・デ・ラリオス通り(Calle Marqués de Larios) 」です。
華やかなファッションアパレルからジュエリー、お土産のお店。レストランやアイスクリーム店、路地裏のバル(ビストロ)とすべてが揃っています。そして、その通りを中心としてマラガの人気観光地が広がります。
そして、マラガを象徴する偉人と言えば、パブロ・ピカソですね。
鮮烈な個性で人々に衝撃を与え続けてきた「20世紀最高の画家」。 現代美術に通じる新たな様式を生み出したピカソは生涯で14万点を超える作品を残しました。時代ごとに変化する作風は、新しい表現への貪欲さ、そして自身の心情が大きく影響しています。そのピカソが生まれ、育ったのがマラガです。
(※COVIT-19で海外渡航ができないので、この旅行記は振り返りレポートです。2018年9月の旅ですが、現地情報は2022年4月時点で更新してあります)
私のブログ『World TraveRunner★世界一周★』でも紹介しています。
https://world-traverunner.com/archives/5935
インスタグラム: @worldtraverunner
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旧市街のメインストリートはマリーナ広場(Plaza de la Marina)とコンスティトゥシオン広場(Plaza de la Constitución)を全長約300メートルで結ぶ「マルケス・デ・ラリオス通り(Calle Marqués de Larios) 」です。
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メインストリートでは、街灯の花飾りを常に植え替えていて華やかな街を彩っています。
華やかなファッションアパレルからジュエリー、お土産のお店。レストランやアイスクリーム店、路地裏のバル(ビストロ)とすべてが揃っています。そして、その通りを中心としてマラガの人気観光地が広がります。 -
観光客用かな…馬車が町中を巡っています。
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まずはマラガのシンボル的建物、マラガ大聖堂(Cathedral of Málaga)です。
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その建築様式にはまさしくマラガの歴史を映しています。
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この大聖堂は16世紀の初めにカトリック両王(アラゴン王フェルナンド2世とカスティーリャ女王イサベル1世)の命により、造り始められたのですが、 南側の塔と正面ファサードはまだ未完成のまま残されています。 この未完成ながらも美しいフォルムのおかげで、大聖堂はLA MANQUITA(片腕の貴婦人)とも呼ばれています。
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また、長年に渡った建築のおかげで… ルネサンス様式を基盤に造られているのですが、その後のゴシック様式やバロック様式など、他時代の様式も取り入れられているのが面白い特徴です。
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大聖堂はマラガでも大人気の歴史的建築物です。
月~金曜日:10時~19時
土曜日:10時~19時
日曜日:14時~18時
入館料:6ユーロ、展望デッキを含むと10ユーロ -
入場すると薄暗いですが、それがかえってステンドグラスから射し込むカラフルな光を幻想的に映しています。ドームの繊細な美しさとそれを支える大理石の柱の力強さが対照的で見ごたえがあります。 一連の礼拝堂も興味深く、なかには教会の名前の由来となったキリストの受肉(=エンカルナシオン)をテーマにしたものもあります。 彫像も素晴らしいものがたくさんありますが、中でも注目すべきは、中央の主祭壇内陣の聖歌隊席の彫刻と、涙を流す聖母マリア像です。この作品は、17世紀のスペインの有名彫刻家ペドロ・デ・メナ(Pedro de Mena)による傑作です。
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マラガ大聖堂(Cathedral of Málaga) では展望台へ昇るとマラガの街が一望できますよ。
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中央に位置する主祭壇内陣の聖歌隊席の彫刻と聖母マリア像は、17世紀のスペインの有名彫刻家ペドロ・デ・メナによる傑作です。
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聖歌隊席の上、両側にはスペインのバロック様式で最高傑作と評されるパイプオルガンが2機設置されています。Julián de la Ordenの作品ですが、見上げるほどの全高22メートルの3つの本体に沿った約4,500本のパイプで構成されていて、この巨体を設置するために、身廊の屋根裏部分を嵩上げしたほどです。
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Capella de la Encarnacion(化身の祭壇)
聖堂の正面、主祭壇の裏に神秘的に構えるこの礼拝堂は、当初はFray Bernardo Manrique de Lara司教(1500~1564年)の霊廟として設置されました。大理石の祭壇の中央には受胎告知の彫刻があり、両側には街の守護聖人であるサンチリアコとサンタポーラの像があります。 -
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掲示されている歴史年表を見ると、歴史に翻弄され特徴的なマラガの文化事情がよく分かります。
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Decapitacion del apostol San Pablo(聖パウロの斬首)
Capilla Virgen de los Reyes(モナークの聖母の礼拝堂)に飾られるこの絵画は、キリスト教最大の伝道者といわれた聖パウロが、最後は当時の皇帝ネロによって処刑された場面を描いています。
バレンシア出身のスペイン著名画家エンリケ・シモネ・イ・ロンバルド Enrique Simonet(1866?1927)の作品です。 -
La capilla de la Virgen del Rosario(聖母ロザリオ)
マラガ大聖堂の主役ともいうべきこの作品は、スペインのバロック絵画の重鎮アロンソ・カーノ Alonso Cano (1601-1667)によるものです。
グラナダ出身のカーノはフィリップ4世(1605-1665)の最初の王室建築家兼画家になり、グラナダ大聖堂のファサードの建築家でした。宰相付きの画家になったカーノはマドリード、バレンシアで活躍しましたが、修道士(mayordomo)となり、晩年には修道院、教会の装飾画を描いたそうです。 -
聖心礼拝堂(Capilla del Sagrado Corazón)にあるスペインの彫刻家フランシスコデパルマによる"イエスの聖心像"。
聖ペラヨの生涯と殉教を表すバロック様式の祭壇画があります。 18世紀の金色の木製の祭壇画は、内戦後に設置され、ベセミルデカンポスのサンペラヨ教会から来ました。 ここには、聖ペラヨとサンタアゲダなどの他の人々の両方に捧げられた16世紀の絵画が11点あります。 -
Estatua del Sagrado Corazón de Jesús
中央が聖心礼拝堂(Capilla del Sagrado Corazón)にあるスペインの彫刻家フランシスコデパルマによる"イエスの聖心像"。 -
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スーベニアショップにはオリジナルのお土産もたくさんありましたよ。
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コスタデルソルの青空を背景に”A MANQUITA(片腕の貴婦人)”の敬称通りの美しいフォルムですね。
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実は私が泊まったホテル「 Molina Lario Hotel」からは目の前にマラガ大聖堂が見えました。
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同じように「 Molina Lario Hotel」屋上からの夜の眺めです。
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マラガを象徴する偉人と言えば、パブロ・ピカソですね。現在ピカソの生家は「ピカソ生家博物館」となっているので行ってきました。
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「ピカソ生家博物館」Museo Casa Natal de Picasso
©Photo by Quino Al on Unsplash -
メルセー広場の目の前に建つピカソの生家 、現在は「ピカソ生家博物館」。
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鮮烈な個性で人々に衝撃を与え続けてきた「20世紀最高の画家」。 現代美術に通じる新たな様式を生み出したピカソは生涯で14万点を超える作品を残しました。時代ごとに変化する作風は、新しい表現への貪欲さ、そして自身の心情が大きく影響しています。そのピカソが生まれ、育ったのがマラガです。
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ピカソの生家はメルセー広場の目の前です。現在は「ピカソ生家博物館」になっています。中には、ピカソの歴史がギッチリ詰まってますよ。画家だった父親がピカソの絵が上手すぎて、描くのを辞めてしまったエピソードが紹介されていたり、ピカソ好きにはたまらない博物館です。
また、子供の頃遊んでいたというメルセー広場のベンチには、ピカソの銅像が柔和な顔でマラガの休日を楽しんでいるようです。 -
是非立ち寄って欲しいのは、グラナダ通りにある「ピカソ美術館」。この美術館はブエナビスタ宮殿を改装して作られたもので、佇まいからして素敵です。
©公式 Museo Picasso Malaga -
ピカソの相続人である息子の妻クリスティンと孫のベルナルド・ルイス・ピカソから寄贈された233点の作品が展示されています。この美術館の凄さは、ピカソの作品でもこれまで売りに出されなかったプライベートコレクションが展示されていいる意味で大変貴重なのです。
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やっぱり大人気です。並ぶのが嫌なら、午前中の早い時間帯に。
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案内パンフ ©公式 Museo Picasso Malaga
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案内パンフ ©公式 Museo Picasso Malaga
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オーディオガイドには「日本語版」がちゃんと用意されています。
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ピカソ美術館は、16 世紀に建てられたブエナビスタ宮殿と呼ばれた伯爵邸を改築したものです。©公式
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©公式 Museo Picasso Malaga
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ピカソの進展を時代毎に初期のスケッチから有名な立体派の最高傑作までを目近で見ることができます。 ©公式
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©公式 Museo Picasso Malaga
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©公式 Museo Picasso Malaga
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©公式 Museo Picasso Malaga
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©公式 Museo Picasso Malaga
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©公式 Museo Picasso Malaga
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マラガ一番の人気観光遺跡のアルカサバ城塞下にある「マラガ古代ローマ劇場」は1951年に発掘されるまで、何世紀にもわたって土の中で眠っていました。 紀元1世紀、アウグストゥス皇帝によって建設され、 3世紀まで使用されていたようです。 後に劇場の柱頭、柱の胴部分は、アラブ人たちによりアルカサバの出入り口に見られる馬蹄型アーチの部材へと姿を変えられていますが、 その大きさは半径31メートル、高さ16メートル、オーケストラは15メートルを有します。 劇場の観客席は三つに分かれ、それぞれに入口(ヴォミトリウム)が設けられています。
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マラガの古代ローマ劇場はローマ帝国時代のヒスパニアを鮮烈に象徴する場所のひとつです
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ステージにあたるプロセニアム、楽団席、元老院席、「カヴェア」と呼ばれた階段席等が解説された見取り図。
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観覧席へアクセスするための「ヴォミトリウム」と呼ばれた入口が見えます。
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ガラスのピラミッドの下には ヴォミトリウム の構造物が手に取るように見えます。
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夜景は雰囲気があり、もっと素敵です。次の”マラガの夜”で詳しく紹介します。
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