そこらへんの草天丼を食べに行く in 春日部

2022/04/13 - 2022/04/13

映画「翔んで 埼玉」の中で「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ ! 」というセリフで一躍有名になった"そこらへんの草"。

「そこらへんの草天丼」を売っているお店があると聞いて、バイクに乗って春日部に行ってきました。

日光街道の宿場町として発展してきた埼玉県春日部市。「粕壁宿」ともいうそうです。春日部駅の周辺には「粕壁」という地名もあります。

春日部も粕壁も大昔からの名前で、粕壁という地域に住んでいた武将が春日部氏を名乗っていたということらしいです。



撮影日：4月2日・4月13日

エリア 春日部(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 バイク

春日部といえば、クレヨンしんちゃん。
東武線と相互乗り入れしている東京メトロ半蔵門線にもしんちゃんたちが描かれています。

春日部駅東口。
さすがに町中しんちゃんだらけ。
駅の看板にも、その後ろのビルの屋上にもしんちゃんがいる。

春日部駅東口を背にして左側一帯が「粕壁」という町名の地域です。
昔は、草加宿・越谷宿・粕壁宿・杉戸宿と続く日光街道の宿場でした。
そして、東武線の線路と並行に走るこの道が日光街道だそうです。

街角で見かけた蔵のような石造りの古い建物。
私の学生時代、この辺にはこのような蔵が一杯ありました。
大きな蔵を利用した喫茶店があって、若い女性には人気のある街でした。
駅前はあちこちが空き地になっていて、あの頃の方が賑わいがあったような印象があります。

駅から少し歩いたところに観光案内所「プラット春日部」がありました。
いろいろのパンフレット類が置いてあります。
レンタサイクルもあります。3時間まで300円、一日乗っても500円です。（但し、夕方4時まで。）

街の中心部を流れる古利根川。
街のあちこちに銅像がありました。

1985年にロサンゼルスの「ロビンソン百貨店」が春日部にオープンしたそうです。
その後、流通業界の再編等もあり、2013年に「西武百貨店」に変わり、2016年に現在の「匠大塚」になりました。

しんちゃんは、ロビンソン百貨店の時代には既に生まれていたと思うけど、しんちゃんの漫画に出てくる百貨店は西口のここ。

いやあ、マークの下の文字が写らないようにするのに苦労しました。

しんちゃんがよく出かけていた百貨店です。



撮影日：平成30年11月11日。at さいたま市

衣料品やレストランまであって、かなり充実しています。

電車に乗って、「そこらへんの草天丼」を買いに行きました。　
春日部駅から2つ目の「南桜井駅」です。

かなり綺麗に整備された駅でした。春日部駅より立派な駅に見えます。

駅前通り。閑静な住宅街です。

季節のせいか、きれいな花があちこちに咲いています。

近くに寄って撮影してみました。「ホトケノザ」という花だそうです。
日頃テレワークでパソコンの画面ばかりをみていると、やけに美しく感じます。

ここが、目的地。
「みどりスーパー」です。
結構、混んでいました。

私以外にも若い女性が2人で写真を撮ったりして、弁当を買って行きました。
新聞に載ったりしているので、結構人気があるのかもしれない。

その2人が去って行くのを待って、私も写真をパシャッ。

クッキーもありました。

さて、どこで食べようか、と浮かんだのが「藤の牛島駅」近くの「藤花園」。
国の特別天然記念物だそうです。
今年は、まだ開園したばかりで、花はまだまだの時期でしたが、広い園内には藤棚も数カ所あり、とても大きく立派な庭園でした。

もともとは「蓮花院」という寺院の庭だったそうです。
その後、いつの時代にか廃寺となったものの、庭園はそのまま残り、今に至ったようです。

東屋がありました。

なかなかの風景です。

「そこらへんの草天丼」310円(=サ･イ･タマ)です。

新聞情報では、「そこらへんの草」は春の七草の「ハコベ」と書いてありました。
でも、季節によって色々の草を使っているらしいです。

食べてみると、かなり美味しい。
長ねぎやエリンギ・椎茸などいろいろのものが入っていました。
しかも結構、量がありました。

藤の木の幹。
樹齢約千年だそうです。
とても大きくて見応えがありました。

ここは、歩いてもいいところ。
でも、これだけ立派に苔が育っていると、足を踏み入れる気にはなれません。

この庭園は4月11日～5月11日の開園だそうです。

まだ開園したばかりというけれど、それでもかなり立派な藤の花でした。

帰りの風景です。
自宅の庭に藤棚を育てている家もあちこちにありました。

こちらの家の庭にも藤棚。

春日部駅西口。
駅前広場の中央にかなり大きな藤棚がありました。

もう少し時間が経つと、かなり見応えのある風景になるだろうと思います。