2022/03/19 - 2022/03/21
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willyさん
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この下書きを書き始めてすぐに、また実家に急行することになった。
その後いろいろと事情ができてアップする暇がないまま放置だったのですが、せっかく作ったのでとりあえず
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毎年この時期、法事のため帰省となる…今年は3回忌。
無事執り行ったあとは自由時間で鳥見。
九州北岸玄界灘に面した唐津に生まれ育って半世紀超(といっても暮らしたのは17歳までだけど)、有明海方面は文化圏も違い、行く必要もなかった。一昨年父親の米寿祝いで初めてちらっとカニを食べに行ったのみ。
ところが昨年暮れに、バーダー垂涎の「世界に誇る探鳥地・東よか干潟」があると知る。
なんてこった!
こりゃーいかずばなるまいて。
写真はプチウユニな鹿島干潟
- 旅行の満足度
- 5.0
-
毎年母親の誕生日に贈っていた50本のチューリップは、亡くなってからは法事にあわせて送るようになった。
三回忌が終われば次は七回忌だそうだが、その間に父親が入るのだろう。
(これが実はこの1週間後にそうなってしまいました・・・) -
無事法事を済ませた翌日は弟と鹿島方面にいく。
干潟での鳥見は初の為、様子がわからず今一つ。
次は弟に付き合って「肥前浜宿酒蔵通り」を見に行く。
https://saga-kashima-kankou.com/spot/1114
素朴な観光地といったたたずまいで、手垢のつかない静かな雰囲気にエニシダが咲いていた。 -
鹿島は多良岳の清水と佐賀平野の米で、酒造りが盛んなのだそうだ。意外。
体験酒造もあって、日本酒・焼酎・ジンなどが試飲できる。
最近凝っているジンを購入。 -
江戸から明治くらいの建物が保存状態良く残っている。
そもそも長崎街道の宿場町だったようだ。 -
ここが継場。案内所になっていて、お歳を召した方がお話ししてくださった。
コロナで人が来なくて寂しいとおっしゃっていた。 -
二階には珍しい舟形天井の部屋があって、華やかなお雛様が飾ってあった。
舟形天井はモロッコのバイア宮で初めて見た。
建築学的には部屋を広く見せる効果を狙うんだそうだ。 -
時がとまっているような。でも悪くない。
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ところどころ若い人が始めたようなこじゃれたポイントも。
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明治期の郵便局あとの綺麗な空色の洋館。現在は公民館だそうだ。
近くには祐徳神社や鹿島道の駅があり、道の駅では干潟体験ができるし、
牡蠣焼き、季節には竹崎カニが食べられます。
ぜひお出かけください。 -
家ではミモザが花盛り、この日ソメイヨシノも一凛ほころびた
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鹿島干潟では初めてで様子がわからず、鳥はいまひとつ。
イタチと、心地よい春の海を堪能した -
そして翌日。今度はいよいよ、虎視眈々狙っていた東よか干潟へ一人で。
1時間半ほどで到着。転げるように海岸までいく。
サギでさえ田んぼや川で見慣れているよりもきれいに感じるのは心理的効果なのか -
まずは11羽いるというアボセットを発見(フレームには全部はいらない)。
みたかったんだ~ -
美しい。想像していたよりこぶり。
関東では1羽でも人が集まる。 -
しかも飛ぶ!
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こんな光景が見られるなんて夢みたいだった
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とにかくすさまじい数のシギチ類。アボセットがかくれる
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ダイシャクシギも腐るほどいるのだ。なんという贅沢。
そもそも見るのも初めてなのに。
チュウシャクシギのほうが珍しいらしく、ボードにわざわざ「チュウシャクシギ1」と書いてあった。さがしてみたがもう、鳥が多すぎてどこにいるかわからない。「ウォーリーを探せ!」より難しい。 -
ヘラサギとクロツラヘラサギ
夏羽になって、しかも近い! -
飛ぶし
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満潮でもこの程度の水深で、採餌も可能のようだ。
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こちらはヘラサギ。かわいい目をしている。
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飾り羽が風にあおられていい瞬間
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クロツラヘラサギと並んで、有明海干潟のシンボル、ツクシガモ。
これまたここにきたら絶対見たいと思っていた -
浮かんでいるより飛んでいるほうがきれい
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常にどこかで大きな群れが飛んでいる
楽園という言葉そのものだ -
箸休めにオオジュリンなんて贅沢すぎてめまいがする
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ココロ躍るV字飛行の主はだれ???
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なんと~~ホウロクシギ
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うつくしい~~~~
感動( ;∀;) -
なんどもなんども目の前を行ったり来たり
なんという贅沢な時間だろう -
飛ぶと夢中で撮る
翼下面が白いのはダイシャクシギ -
ダイゼンもまじる
見られたのはアオアシシギ、アカアシシギ、オオソリハシシギ、ハマシギ、オオセグロカモメ、ユリカモメ、ズグロカモメ、オナガガモ、トウネン、その他見分けられないシギチの数々・・・
駆け出しバーダー単独ではとても識別できなかった。 -
アオアシシギ
これも見つけられるかなとおもっていたけどよかった -
首の赤いのはオオソリハシシギ夏羽と思われる
-
何かに驚いて飛ぶ
原因はトビだった -
満潮から引き始めた昼下がり、鳥たちはお昼寝に入って動かなくなった
この日満潮が11:08。カメラマンやバードウォッチャーがみんな引き上げていなくなる1時すぎ。最後の最後まで粘り切った。 -
干潟には、これも名物のシチメンソウが萌え始めていた
絶滅危惧Ⅱ種の海生植物。真っ赤になる秋に来てみたい。 -
とにかくすさまじい鳥の数に呆然と圧倒されてしまった
ふるさと県の誇りに触れて大感激の一日だった
またいかねば
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この旅行記へのコメント (6)
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- ちちぼーさん 2022/06/25 01:21:12
- 健脚だけじゃなかったんですね
- willyさん、たびたびこんにちは。
ご不幸があったということお悔やみ申し上げます。
100キロウォークでwillyさんの事を知ったので、娘と同世代の健脚お姉さんかと思ったのですが、
一昨年お父様が米寿だったということはむしろ私に近い世代?
そして、この鳥たちの写真を拝見して、その素晴らしさにまた驚いています。
ちちぼー
- willyさん からの返信 2022/06/26 08:07:08
- Re: 健脚だけじゃなかったんですね
- ちちぼーさん
こんにちはー。お悔やみありがとうございました。
3年前の母と3日違いの日に父も逝きました。2人ともいなくなることがこんなに大きな喪失感を生むとは想像もしておらず、結構なダメージを感じました。
そして私の方は近い世代を想像しながら拝見していましたが、ご想像通り高度成長期に子供時代を過ごした年代です。いや、端的にいうと現在61でございます。体力バカなのであれこれきついのやってますが、医者にそろそろ身の程をわきまえて、とたしなめられております。
ちちぼーさんの歩きはすごいですね。
仕上がったイメージ(目標)を持って活動されているのが素敵です。
お絵描きウォークなんてなんとクリエイティヴな。最初目にして、どういうことかしらー、と引き込まれ、なるほどー!と感心ました。
これからもどうぞよろしくお願いします♪
willy
-
- mistralさん 2022/05/27 22:11:44
- 干潟にて。
- willyさん
こんばんは。
先日はたくさんのご投票をいただきありがとうございました。
御礼が遅くなってしまいました。
ご不幸がおありだったようで、お悔やみを申し上げます。
素晴らしいお写真の数々ですね。
(野)鳥の愛好家、写真家をバーダーと称されるんですか。
ご趣味を沢山お持ちなんですね。
沢山の種類の鳥たちの種類を瞬時に見分け、ベストショットをカメラに
おさめられるなんて素晴らしい技ですね。
鳥さんの種類も私には馴染みのないものばかりですが、
どれもクチバシに特徴があるようにおもいましたが、飛ぶさまには
すっかり見惚れてしまいました。
干潟には入り込んで撮影されたのでしょうか。
楽しませていただきました。
mistral
- willyさん からの返信 2022/05/30 10:21:55
- RE: 干潟にて。
- mistralさん
こんにちは。また山に入っていたのでご返信が遅れて申し訳ありません。
まだ拝見したい旅行記が盛りだくさんですが、いろいろとり散らかっている毎日で継続的に拝見できないでおります。今後もぼちぼちお邪魔させてください。
もともと動植物全般好きなのですが、鳥はこのサイトで知った先達の旅行記を読んで本格的に始めました。写真の中でも鳥は難しい対象というので四苦八苦していますが、見たかった鳥に会えた時の喜びは格別です。
この干潟は世界的に貴重な環境ということですが、干潟の際までいけます。柵で仕切られていますが、柵ギリギリは長靴が必要です。
干潟の泥にまみれることもできる、鹿島干潟というのもあります
http://michinoekikashima.jp/main/13.html
見るだけでも面白いです
それからお悔みありがとうございました。
両親いなくなるとぐっと寂しくなりました。
willy
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- picotabiさん 2022/04/19 13:07:00
- 全部がみたことない
- willyさん こんにちは。えええーー! でございます。
まずこちらで見る鳥とは全然違う。全体的に白い。なんか外国の鳥のよう。
鳥コレを定期的にやってみても、毎回同じような鳥ばかりになりそうだから1回で終わりそうなんですけども笑 九州! ちょっと狙ってしまおうかしら。
ところで3回忌で帰省されてお父様が。。まじですか…お母様によばれましたかね。
心よりお悔やみ申し上げます。バタバタしてそうなので返信はしなくて大丈夫ですよー
- willyさん からの返信 2022/04/19 14:51:22
- RE: 全部がみたことない
- picotabiさん
メッセージありがとうございます。
すぐアップしようと思ったら突然の出来事で。年度末月末も重なってちょっと大変でしたがもう落ち着きました。今週末は少し早めの四十九日でまた帰ります。
「全部みたことない」⇒関東ではほぼ見られないものも多いです。
それが腐るほどいてほんとに贅沢です。この時、春の渡りが始まったときだったのでよりいっそうです。ヘラサギたちの夏羽もここまで黄色いのはなかなか見られないそうです。
シギ・チドリは奥深く難しいのでわたしも遠巻きにしていましたが、面白いです。4トラの人はツアーは苦手かと思いますが、動物に関しては素人が一人でいくのはどうしても効率が悪くなりますね。わたしは自由を取りましたが、本当はもっと知識と技術があれば、その価値を十二分に堪能できたはずですが・・・
初めての時の遠征はツアーも検討の余地あると思いますのでご参考まで。初心者にはいろいろと貴重な情報も得られるようです。
遠出のときは軽いの一番でこの日はオリンパス300F4に1.4のテレコンです。もしいかれるときは満潮の1時間前からです。必ず潮を確認して長靴必須です♪
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