簡易車椅子を押して、御殿場

2022/03/14 - 2022/03/16

コロナ第６波がピークを過ぎ感染者数が減少傾向となった３月中旬、ワクチンの３回目接種も１ヶ月前に終わった母（元叔母）と私で、また御殿場プレミアムアウトレット（以後GPO）に行って来ました。

今回のホテルはヒルサイドの更に上に２年前建った【HOTEL CLAD】（ホテルクラッド）です。
家からタクシーで１０００円ちょっとで行ける駅前から、小田急バスで直接ホテルクラッドに行く便があるとの広告をバス内で見たことが決め手だったのですが、後々調べたところ残念なことに土日のみであることが判明。

でも、コンパクトな部屋しか無いと思っていたホテルクラッドに広めの部屋があることを知り既に予約していたので、新宿バスタからGPO直通の高速バスで往復しました。

HILL SIDE、EAST ZONE、WEST ZONEの３エリアを制覇し、興味のないブランドの店以外、簡易車椅子を押してほぼ見て周り、４軒のレストランで昼夜食べ、【木の花の湯】も堪能した２泊３日です。

エリア 神奈川

新宿バスタを１０時４５分発で、御殿場プレミアムアウトレット着が１２時２０分。小田急ハイウエイバスで一人往復３３００円です。
ホテルクラッドにはこのバスターミナルから無料のシャトルバスがありますが、３０分に１本なのと、お腹が空いていたためGPOに入ります。

ハワイでは行かなかった（←２００９年に母と言ったハワイ旅行記は書いていません）エッグスンシングスがあると知り、カフクで食べたガーリックシュリンプが食べたくて一番奥まったヒルサイドへ。
もっとたくさんの行列で待つかと思ったけれど、私たちの前には８人ほど。
待ち時間１０分ほどで店内に案内されました。

席に着くと「こちらのシステムは・・・・・・」と説明が始まりました。
テーブルに置かれたQRコードをスキャンし、サイトでメニューを見てオーダーし、クレジットカードでの支払いが推奨らしい。
現金払いや直接オーダーする場合は「あちらのコーナーに」と指し示されたけど、頑張ってスマホでやってみた私。
お腹空いてるから直接にすればよかったな（苦笑）。

で、以前にネットで見たメニューではガーリックシュリンプとライスのセットプレートと、ガーリックシュリンプの単品があったので、その２品をオーダーをしようと思ったのに「単品はありません」とのこと。
仕方なく、量の少ない物を探してアサイーボールを選択。
温かい飲み物のメニューが少なく、２人ともチャイティーにし、計４０００円程でした。

ヒルサイドの左手方向から裏側に回り、バスターミナルの右手方向奥にホテルクラッドはありました。
左側の駐車場のエレベーターで６Fに上がります。

エレベーターを降りると橋があるので渡ります。

ホテルのロビーから真正面に富士山。
これはテンション上がりますね。

お部屋は【富士ビューデラックス】。
部屋に入ったとたん、「うわぁ！富士山が凄～い」と歓声を上げる母。
６階の部屋からは遮るものなく富士のすそ野まで見渡せます。

楽天トラベルで朝食付き２泊２名、７３０００円ほど。
母と私はスープの冷めない距離に住んでいますが、どちらも広いとはお世辞にも言えない家なので、非日常であるホテルは広さが大切なのです（苦笑）。

セミダブルベッド２台、ベッドの左手はお風呂ですが、今回も入らず。

ミニ冷蔵庫と電気ポット、ミネラルウォーターは５００ｍｌが一人１本＠１日。
セキュリティーボックスは一番下。

館内着は男女兼用でグレーのトップスに紺のパンツの作務衣タイプ。
もうちょっと素敵なのだったらいいのにな。

６階・７階・８階にはこの広めの富士ビューデラックスがワンフロアに２部屋ずつあるみたいです。

ヒルサイドのお店を見て周り、夕飯は【魚がし鮨】へ。
以前にも食べて母が気に入ったお店です。
１８時を過ぎていたので並ぶことなく席に通されました。
最も量の少ない富士山握りを二人ともオーダー。

母が一口では食べられないほどネタが大きい。
でもご飯は小ぶりなので、母が苦手なサーモンを一つだけ私が引き受け、二人とも完食。
美味しゅうございました！

その後部屋に戻って一休みしてから【木の花の湯】へ。
露天風呂で温まり、ぬるい炭酸泉でのんびりして、ぐっすり就寝。

明け方目が覚めて窓の外を見ると雨なのか、富士山の影も見えず。

朝起きたら、霧か雨か、真っ白で幻想的な光景が。
これは建物などがだいぶ見えてきた頃です。

木の花の湯にある【ダイニング花衣】で朝食バイキング。

品数は少ないけど、少食２人組には「あれもこれも食べた～い」と目移りして食べ過ぎることが無くちょうど良かった。
この日は和食で。

そろそろ出かけようかという時間になったらきれいに晴れました。
私、自他ともに認める晴れ女なんです（笑）。
前の週の天気予報では、旅行１日目と２日目は雨の予想だったのに。

物欲があまりない私はナイキショップでスポーツクラブ用のトップスを買ったくらいで、ほぼウインドウショッピング。
良い天気の中、見て歩くだけでただただ楽しい。

ランチは「中華がいい」と言う母の言葉で検索したところ、EAST ZONEには【紅虎厨房】があると知り向かいました。

汁なし担々麵と海老チリをシェア。
このくらいの量だと太田胃散を飲まずに済みます。
エビチリ好きの母と担々麵好きな私なので満足！

その後部屋に戻って母はお昼寝。
私は気になっていた商品があってGPOに戻りお買い物。

夕飯を食べにまたGPOへ。
蔓延防止措置で多くの店が１９時閉店だから、ほとんど客はいません。
以前に食べた【ファンファン飲茶】もこんな状態。
間隔を空けるための大きなパンダのぬいぐるみが「あ～疲れた」とでも言ってるよう。

結局、２０時までやっているヒルサイドの【ITADAKI TERRAS】というフードコートへ。

【本気の薪焼きステーキ】でディナーとなりました。

１２０ｇのステーキ単品１０８０円と１２０ｇのステーキにライススープセット２２０円をつけてオーダーし、ご飯とスープをシェア。計２５００円弱。
母のお肉一切れは私がまたもや引き受けて、双方お腹いっぱい。
リーズナブルでまあまあだけど、鉄板が全然熱くなかったのが残念。

Webマップはこちら。

食後は少し休んで、また木の花の湯です。
ホテル宿泊者は外に出ることなく温泉に行けるので、館内着で大丈夫。
ちなみに木の花の湯に入れるのは、宿泊者は１５時～２３時と朝６時から９時、日帰りは１０時半から２２時受付終了です。

２周年ということで、アイスキャンディーの無料サービスがありました。
小ぶりなのが私たちにはちょうどいい。

お風呂から上がって母が頼んだマッサージに。
木の花の湯の２階で、終了後に木の花の湯の日帰り温泉チケット（３ヶ月以内に使用）をもらっちゃいました。

深夜、窓の外を見たら月明かりに富士山のシルエットが・・・・・・。

朝起きるなり「あ～あ、もう帰る日だわ～」と母の嘆きの声。
生き甲斐というか生きる希望が旅行の９１歳なので、次の５月の箱根ももう決まっています。

３日間とも暖かく上々のお天気でした。

花衣での２日目朝食は洋食にしました。
この量でお腹いっぱいになるのが悔しい。

この日は１６時半発、新宿１８時１５分着の小田急ハイウエイバスを予約してあり、たっぷり時間があるので、またヒルサイドを散策。

お昼は評判の良い【さわやか】にしようと思ったら、１２時半で『６時間待ち』という衝撃人気。
１３時半ごろ前を通ったら、本日の受付終了、とのこと。ひえ～！

【さわやか】はまたの機会にと諦め、隣の【ファンファン飲茶】へ。

カジュアルな感じの中華にしてはちょっとお高めな価格設定だからか、待つことなく座れました。

焼き豚チャーハンセット１７４０円とピリ辛毛沢東スパイス唐揚げ９８０円にジャスミンティー５３０円で計３２５０円。
チャーハンは美味しかったけど、唐揚げのネーミングが謎。
そして一見するととても辛そうな見た目なのに私には全然辛くなかった。

各テーブルにパンダがいるシュールな光景ｗ

歩き疲れたので、日帰りの木の花の湯へ。
マッサージでもらった入館チケットのおかげで、一人１６００円の入館料が只になりました。
館内着は３００円で追加。

これはホテルか旅行会社からお借りした女湯の画像。
露天風呂の下の段だとパネルで富士山が見えないけど、上の段からは富士山がど～んと見えます。
上には立ち湯があり、身長がまた縮んで１４０ｃｍほどになった母は沈んじゃう１３０cmの深さでした。

湯上りにリラックスルーム上段でお昼寝の母。
本や漫画や雑誌があって、隠れ家っぽく一人二人ずつ休めるような造りになっているのが嬉しい。

１６時ちょうどの無料シャトルバスでウエストゾーンのバスターミナルへ。
トイレに行ったり自販機で飲み物を調達し、１６時半に発車のバスで帰りました。

今回の旅行で良かったのは、ちょうど良い量の食事が出来たことで、二人とも一度も太田胃散を飲まずに済んだこと。
コース料理のディナーやメニューの多いビュッフェだと無理して食べ過ぎてしまうから、帰宅後に胃の調子が悪くなるんだけど、今回は大丈夫でした。
母が元気でいる限り、春はホテルクラッドとGPOにまた来るつもりです。