急行夜空号と関東鉄道乗り鉄旅

2022/03/19 - 2022/03/20

初回は受付開始30秒で完売した関東鉄道常総線の夜行列車『急行夜空号』。
大人気のイベントの一つで、当選しないだろうなと思いつつダメ元で応募してみたら奇跡的に当選通知が届きました。
コロナ禍で密を避けるため参加できるのは36名限定。
あわせて、この機会に常総線と竜ヶ崎線の乗りつぶしも楽しんできました。

エリア 筑西・下館(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

3/19（土）時刻は22:30過ぎです。
関東鉄道常総線の取手駅に来ました。

急行夜空号の出発駅である守谷駅まで乗車します。
急行夜空号に乗車する人は1回に限り無料で守谷まで乗車できるので、その恩恵を有難く使わせてもらいました。
（注：自分は定期券が東京駅まで使えるので、取手回りだと多少時間がかかりますがつくばエクスプレスよりIC運賃で248円安くなります）

取手駅 駅

ホームに下りると乗車する列車は既に停車中で発車を待っていました。
連休初日、しかも土曜日の夜ということで車内も空席が多く、急行夜空号に乗るであろう参加者の姿もありました。

22:42発水海道行（列車番号：147、キハ2100形2109-2110編成）

取手駅 駅

守谷駅改札内に設けられた受付で検温とマスク着用を確認してもらい、参加費用の13,000円を支払って資料を受け取りました。
受付が済むと入線まではしばし待機です。

守谷駅 駅

急行夜空号の行程と使用編成、裏面にはイベントの内容や物販の案内が書かれていました。

入線10分ほど前に1番線ホームへ。
守谷駅の駅名票。

守谷駅 駅

電光掲示板には普段表示されることのない「急行」の表示が出ています。
入線するホームには先行する下妻発取手行が発車待ちをしています。

守谷駅 駅

23:23発取手行（列車番号：146、キハ2400形2405号）

茨城県を地盤とするラジオ局「LuckyFM」のラッピング車両でした。

守谷駅 駅

向かい側の3番線ホームには水海道乗換下妻行（列車番号：149、キハ2100形2101-2102編成）が到着しました。
北水海道駅から下妻駅までの終電になります。
この後にまだ2本列車がやって来ますが、2本とも水海道止まりで到着後はいずれも水海道車両基地に入庫します。

守谷駅 駅

23:30過ぎ、今宵の宿となる急行夜空号が水海道車両基地から守谷駅1番線ホームに到着しました。
キハ310形の316号を先頭に3両編成で入線です。

守谷駅 駅

最後尾はキハ0形の003号でした。

この車両は3年ほど前に関東鉄道の気動車体験運転に参加した時にお世話になりました。
（注：関東鉄道の公式Twitterによると、ダイヤ改正でキハ0形003-004編成は運用に入ることが少なくなっているようです）

守谷駅 駅

指定された席は3号車でした。
あのキハ0形003号に乗ることになります。

守谷駅 駅

車両番号と特製サボ。

守谷駅 駅

ドア上には歓迎の文字。

守谷駅 駅

各車両1ヶ所のドアが非常ドアコックで開けられ、関東鉄道さんの職員さんに指定券を見せて挨拶をして乗り込むと、各座席には冊子と番号札、

守谷駅 駅

特製まくら（座席と同じ生地で作られたもの、持ち帰り可）、LEDライト、常総線クイズと夜食引換券が置いてありました。

守谷駅 駅

車内はこんな感じです。
寝台と言っても寝床はロングシートです。
（注：今回は鉄道会社認可の合法行為です）
1車両の車端部に長さ1.6ｍのD寝台が2ヶ所あり、それ以外は長さ2ｍのC寝台の2タイプに分かれています。幅は共に45cm。寝返りはほぼ無理です。
昔数多く走っていたブルートレインのA寝台やB寝台に比べてグレードは落ちます(笑)

守谷駅 駅

先頭車両には「急行」の種別板と、
（注：普段ここには「ワンマン」と書かれています）

守谷駅 駅

専用のステーに取り付けられたヘッドマークが付いています。
（注：今まではヘッドマークを貫通扉に貼る型式だったそうですが、この日の日中に行われたライブイベントの送迎列車からこのステーを使い始めたそうです）

守谷駅 駅

関東鉄道には3両固定編成が存在しません。
今回の夜空号は、キハ0形003-004の2両にキハ310形316号を連結して3両編成を組成しているので、このようなエモい連結部分が拝めます(^▽^)/

守谷駅 駅

23:40に守谷駅を発車し、途中駅全てで運転停車しながら0:00に取手駅に到着しました。
（注：急行夜空号は快速列車扱いのため、現行の快速列車と同様に取手～守谷間は通過禁止の決まりがあります）

取手駅 駅

取手駅からは下館方面に進行方向が変わるので、自分が乗車している003号が先頭に立ちます。

取手駅 駅

取手発の終電は23:54発の水海道行で既に発車済みです。そのため、発車案内には「臨時 下館」の表示だけが出ています。
（注：急行夜空号が0:06に発車して2分後の0:08に取手止まりの終電が到着すると1日の営業が終わりを迎えます）

取手駅 駅

8番線ホームには営業を終えたキハ2300形2305-2306編成が留置されていました。
車内の明かりも消え、明日の初電に備えてしばしの休息に入っています。

取手駅 駅

終電の1本前の常磐線快速松戸行（E231系）と共に。
（注：この時間だと上りは松戸までしか行けません。下りは0:22発の終電で土浦まで行くことが出来ます）

取手駅 駅

信号現示が青に変わり、間もなく発車です。

※昨年10月に運転された急行夜空号は、取手駅で最終列車の入れ替え作業の見学が出来たのですが、去る3/12（土）にダイヤ改正が行われ前述のように8番線ホームに夜間留置車両が止まっているため入れ替え作業の見学が無くなってしまいました。

取手駅 駅

先ほどと同様に守谷駅までは各駅に運転停車をしながら、守谷駅を通過後快速運転を開始。
0:37に関東鉄道常総線の重要な運行拠点である水海道駅に到着しました。
駅名票が渋いです。

水海道駅 駅

既に営業列車の運転は終了していて本線上を走っているのは急行夜空号だけです。
構内踏切から下館方面を撮影。
（注：普段ならあり得ませんが、これも急行夜空号の醍醐味です）

水海道駅 駅

取手駅での入れ替え作業見学が無くなった代わりに、夜行列車で初めて水海道車両基地に入庫するとのことで、その前にトイレ休憩が設けられました。
乗務員さんが何やら操作を始めると、

水海道駅 駅

方向幕が回り始め、「新守谷」の表示で停止。
この先の停車駅でも乗務員さんの計らいで様々な行先を出してくれました。
（注：かつては平日朝ラッシュ時間帯に1往復だけ新守谷行がありましたが、現在のダイヤで新守谷行はありません。新守谷駅は2面3線構造のため、3番線で折り返していたそうです）

水海道駅 駅

水海道駅 駅

水海道駅 駅

キハ310形316号からも撮影。
この後乗客を乗せたまま水海道車両基地に入庫するため、再び316号が先頭に立ちます。

水海道駅 駅

今度は方向幕が「守谷」に変わりました。

水海道駅 駅

水海道駅 駅

水海道車両基地に入庫して夜の車庫内を車内から見学し、再出庫して水海道駅に戻ってきました。

水海道駅 駅

2度目の水海道駅では夜食の提供がありました。
筑西市にある「風寶」さんのもつ煮です。
夜になって冷え込んできていたのでアツアツのもつ煮込みは絶品でした(^▽^)/

風寶さん
http://kazami1186.co.jp/

水海道駅 駅

改札口のシャッターは下ろされ、

水海道駅 駅

駅前には人が全くいません。

水海道駅 駅

2度目の水海道駅は30分間の停車時間があります。
方向幕が「下館」に代わりました。
（注：キハ0形が水海道以北に乗り入れるのは今回のようなイベント時のみです）

水海道駅 駅

水海道駅 駅

次は「水海道」の表示になりました。

水海道駅 駅

水海道駅 駅

さらに「快速 下館」の表示に変わりました。
（注：快速下館行は存在しますが、キハ0形での運用はありません）

水海道駅 駅

水海道駅 駅

水海道駅 駅

水海道駅 駅

再び「下館」の表示に戻り、

水海道駅 駅

水海道駅 駅

水海道駅 駅

最後は「下妻」の表示になりました。
キハ0形では見ることのない行先です。

水海道駅 駅

水海道駅を発車後少ししてアナウンスが入り、車内が消灯になりました。
最近の車両なら減灯といった機能もありますが、昭和生まれのこの車両に減灯という概念はなく、一気に真っ暗になります。
走行中は線路際に立つ明かり、踏切の赤い光が車内に差し込みます。

ちなみに関東鉄道常総線は普通列車の最高速度が80km/h、快速列車が90km/hですが、急行夜空号は50km/h以下に速度を落としてゆっくりと走行します。

心地よい揺れに身をまかせながら、2:12に下妻駅に到着しました。
14分間の停車です。
下妻はあの「下妻物語」の舞台となった地域でもあります。

下妻駅 駅

車内で寝ている人もいましたが、自分のように停車駅ごとに外に出て撮影したり夜の雰囲気を楽しむ人も多くいました。
消灯中の停車駅でホームに下りる場合は、各車両真ん中のドア1ヶ所だけが非常ドアコックが使われて手で開閉出来るようになっています。

下妻駅 駅

営業時間外なので駅舎内は閉鎖されています。

下妻駅 駅

東口に繋がる階段は明かりがついていましたが、改札は閉鎖中でトイレはホームにあるので階段を上がることはできません。

下妻駅 駅

キハ310形316号と夜間留置車両。

下妻駅 駅

写り込んでいた夜間留置車両はキハ2400形2402号、昭和40～60年代の旧塗装に塗り替えられたリバイバル編成でした。
（注：キハ2400形2401号も同じ塗装を纏っています）

下妻駅 駅

関鉄パープルバス下妻本社営業所のバスが留置されていました。下妻駅に隣接し車庫と案内所、運転手の詰所があります。

下妻駅 駅

下妻駅 駅

2:50に急行夜空号は関東鉄道常総線の終点、下館駅に到着しました。

下館駅 駅

乗客は列車を降りると右手の精算所を通り抜け、奥の階段を上がっていきます。
営業時間外なので、駅にいるのは急行夜空号の関係者だけです。

下館駅 駅

下館駅 駅

下館駅 駅

改札口のカーテンが閉ざされ、人はいません。

下館駅 駅

関東鉄道の自動券売機とJR、真岡鉄道の自動券売機が並んで設置されています。
自動券売機が2台というのも大都市圏ではあり得ない光景です。

下館駅 駅

改札を抜けるとすぐに分かれ道があり、真っすぐ階段を下りると常総線ホームへ、右手に進むとJR水戸線と真岡鉄道のホームに繋がっています。

下館駅 駅

営業時間外のため、奥はシャッターが下ろされていて先に進むことはできません。

下館駅 駅

下館駅を出発前、窓を開けて夜間留置されているJR東日本E531系を撮影。

下館駅 駅

下館駅を出発して再び取手方面に戻ります。
3:32に黒子駅に到着し、ここで18分間の停車です。
黒子駅は常総線唯一の優等種別である快速は通過します。

黒子駅 駅

信号機の赤色で行先が見にくいです(^^;)

黒子駅 駅

その2(^^;)

黒子駅 駅

その3(^^;)

黒子駅 駅

黒子駅 駅

黒子駅 駅

黒子駅の駅舎。
暗いなので分かりにくいですが、この駅は桜の時期になると桜の名所として有名らしいです。
肝心の桜の木は写していませんでした(^^;)

黒子駅 駅

黒子駅 駅

再び「快速 下館」の表示に。

黒子駅 駅

最後は「水海道のりかえ 下館」に変わりました。
（注：関東鉄道常総線では途中駅の水海道駅で運行系統が分断されていて、水海道以北に直通する一部の列車を除いて水海道駅で乗換が必要になります。その場合は実際には直通しないが行先が表記されていますが、水海道駅で隣のホームの列車に乗換が可能になっています）

黒子駅 駅

黒子駅 駅

黒子駅を出て数分後、3:54に騰波ノ江駅に到着しました。
ここで20分間の停車になります。

騰波ノ江駅 駅

騰波ノ江駅 駅

騰波ノ江駅は関東の駅百選に選ばれていて、2007年10月に現在の新駅舎となるまでは1926年開業当時からの駅舎が使われていました。
旧駅舎のデザインを踏襲した新駅舎には解体された資材が一部再利用されています。
（注：Wikipediaより）

なお、騰波ノ江駅も黒子駅と同様に快速列車は通過します。

騰波ノ江駅 駅

騰波ノ江駅 駅

騰波ノ江駅 駅

騰波ノ江駅 駅

騰波ノ江駅 駅

駅舎には「関東の駅百選認定駅」のプレートがあります。

騰波ノ江駅 駅

暗いと全体像が分かりませんが、非常に味のある駅舎です。

騰波ノ江駅 駅

騰波ノ江駅 駅

騰波ノ江駅での撮影を楽しみ、車内のロングシートに寝転がって上を見上げてみました。
普段ならロングシートに寝転がることはNGですが、何だか不思議な感じがしました。
扇風機にはJNRのロゴも残っています。

騰波ノ江駅 駅

2度目の下妻駅に4:22に到着しました。
ここで18分間の停車です。

下妻駅 駅

キハ5010形5011号。

下妻駅 駅

キハ2200形2203号。

下妻駅 駅

キハ2400形2406号。

下妻駅 駅

キハ2400形2402号。

普段から下妻駅には夜間留置の車両がいますが、急行夜空号のためにわざわざ車両運用を変更して留置してくれたそうです。
下妻駅ではこれら4編成の営業開始準備を見学することができました。

下妻駅 駅

方向幕が「取手」に変わりました。

下妻駅 駅

下妻駅 駅

出発前に「新守谷」の表示に変わりました。

下妻駅 駅

5:12に最後の停車駅、水海道駅に到着しました。

左：急行夜空号
右：下館行(列車番号：3、キハ5000形5004号）

水海道駅 駅

約4時間前に来た時は真っ黒だった発車案内にも明かりが入っています。

1番線ホームの下館行は本日最初の北水海道～宗道間の各駅の初電になります。

水海道駅 駅

キハ5000形5004号は鉄道むすめのラッピング編成になっています。

前半分（黄色）が関東鉄道の鉄道むすめ「寺原ゆめみ」、後半分（赤色）がつくばエクスプレスの鉄道むすめ「秋葉みらい」がそれぞれラッピングされています。

水海道駅 駅

下館方面もだいぶ明るくなってきました。

水海道駅 駅

3線ある線路に車両が勢揃いしました。
水海道車両基地から出庫してくる車両が多い早朝だから見れる光景です。

左：5:21発取手行（列車番号：4、キハ2100形2105-2106編成）
中：急行夜空号守谷行
右：5:17発下館行（列車番号：3、キハ5000形5004号）

水海道駅 駅

左：取手行
右：急行夜空号守谷行

水海道駅 駅

水海道駅 駅

空には月が浮かんでいました。

水海道駅 駅

その2(^▽^)/

水海道駅 駅

5:40、急行夜空号は定刻通り守谷駅の4番線ホームに到着しました。
イベントも多く大変楽しい6時間の旅でした。

守谷駅 駅

守谷駅到着後は6時まで車内で休むことも出来ます。
自分は次に行く所があったため5:58発の下館方面行の列車で守谷駅を後にしました。

守谷駅 駅

お世話になったキハ0形003号。

守谷駅 駅

特製サボ。

守谷駅 駅

守谷駅到着前、今ではあまり見ることが少なくなった車内補充券がプレゼントされました。
使用できないように無効印が押されています。

座席に置かれていた番号札。
関鉄スズコのイラストが描かれています。
（注：関鉄スズオというマスコットもいます）

オリジナルの指定券。

指定券の裏は記念乗車証になっています。

急行夜空号で実際に使用されたスタフと缶バッジのセットが売られていたので、迷わず購入しました。
関東鉄道の運転指令室の職員さん達が手作りした一品です。
こういう物は形に残ります。

スタフ裏面

一足先に定期運用を離脱したキハ0形005-006編成の記念乗車券も一緒に購入しました。
昨年大晦日から今年の元日にかけて運行された「急行開運号」はこのキハ0形005-006編成が使われました。

急行夜空号のあとは、関東鉄道常総線の乗りつぶしをします。
受付時に3/20（日）有効の一日フリーきっぷを貰えたので、このきっぷをフル活用したいと思います。

守谷駅から2駅先の小絹駅でお世話になった急行夜空号が水海道車両基地に回送されるところを撮影するために下車しました。

小絹駅 駅

乗ってきた水海道のりかえ下館行（列車番号：11、キハ2100形2101-2102編成）を見送ります。

小絹駅 駅

6:09、守谷駅を6:04に発車した急行夜空号の回送が小絹駅を通過していきました。

小絹駅 駅

小絹駅からは後続の列車で下館までやって来ました。

急行夜空号の時に撮影し忘れた駅名票を撮影。
この駅名票は急行夜空号運行当日のお昼に下館駅で除幕式が行われた新しいものになります。
下館駅、大田郷駅、黒子駅が新しい駅名票になりました。

下館駅 駅

キハ2400形2406号。
下妻駅に夜間留置されていた車両です。

下館駅 駅

下館駅近くのコンビニで朝食を調達した後、次の目的地へ向かいます。

水海道乗換取手行（列車番号：3、キハ5010形5011号）
この車両も下妻駅で夜間留置されていました。

下館駅 駅

大宝駅で途中下車してとある場所に向かいます。

大宝駅 駅

大宝駅は列車の交換設備がある駅です。
交換相手はこちらも下妻駅で夜間留置されていたキハ2400形2402号でした。
屋根から立ち上る煙が良い感じです。

大宝駅 駅

大宝駅から徒歩数分のところにある大宝八幡宮にやってきました。
ここは関東最初の八幡様で、常総線のパワースポットの一つでもあります。
急行開運号では初詣の時間が設けられて初詣も楽しめたそうです。

大宝八幡宮本殿 寺・神社・教会

300円の初穂料を収めて、御朱印を頂きました。

大宝八幡宮本殿 寺・神社・教会

急行夜空号の時は夜だったため撮影できませんでしたが、大宝駅の駅舎もかなり年季の入ったものになっています。

大宝駅 駅

無人駅ですが、駅舎内は清潔に保たれています。

大宝駅 駅

向かい側のホームの待合室で列車の到着を待つことにしました。

大宝駅 駅

隣の騰波ノ江駅にやって来ました。
乗車してきた車両は下館行（列車番号：27、キハ2400形2405号）、昨夜守谷駅で見かけた「LuckyFM」のラッピング車両でした。

騰波ノ江駅 駅

乗ってきた列車が遠ざかっていきます。
早朝は霧がかかっていましたが、天候も回復してきました。

騰波ノ江駅 駅

構内踏切を渡り、駅舎に向かって歩いていくと駅舎から人が出てきて中に招かれました。
ここ騰波ノ江駅には「とばのえステーションギャラリー」というスペースがあり、関鉄レールファンCLUBの方々が製作したNゲージなどが展示されています。

騰波ノ江駅 駅

懐かしい硬券の入場券を買うとNゲージを10分間運転することが出来ます。
朝9時のオープン一番乗りだったこともあり、スタッフの方以外他に人は誰もおらずNゲージを思いっきり満喫しました。
硬券の入場券は来た日をダッチングマシーンで印字も出来ますが、22.-2.22のゾロ目にしてもらいました。

騰波ノ江駅 駅

Nゲージの運転台。
左がマスコン、右がブレーキです。

騰波ノ江駅 駅

キハ5020形5021-5022編成。

たっぷり満喫して次の目的地に向かうべく騰波ノ江駅を後にしましたが、関鉄レールファンCLUBのスタッフさんにホームでお見送りしていただき恐縮でした。。
ありがとうございました。また来ます。

騰波ノ江駅 駅

下妻駅で下車し、この旅初めてのバスに乗車します。

下妻駅 駅

次に乗るバスが車庫内で切り返してバス停にやってきました。
下妻市コミュニティバス「シモンちゃんバス」でひとっ風呂行こうと思います。

シモンちゃんバス
https://www.city.shimotsuma.lg.jp/page/page001742.html

下妻駅 駅

着いた先は「ビアスパークしもつま」という施設です。
宿泊施設やレストラン、日帰り温泉が備わっている施設です。
10時のオープン直後でしたが、日曜日ということもあり賑わっていました。

風呂の写真はありませんが、広くてゆったりできました。
風呂上がりは畳敷きの大広間で昼寝タイムを満喫しました(^^;)

しもつま温泉 ビアスパークしもつま 宿・ホテル

約1時間半ぐらいの滞在で下妻駅に戻り、関東鉄道常総線の乗りつぶしを再開します。

しもつま温泉 ビアスパークしもつま 宿・ホテル

下妻駅から少し離れた場所にあるせいか、車で来る人が多いです。
そのためバスの本数は少ないのでバスの時間を調べてから来ることをおすすめします。

しもつま温泉 ビアスパークしもつま 宿・ホテル

帰りは行きに乗った「シモンちゃんバス」ではなく、一般の路線バスで戻ります。
筑西・下妻広域連携バスの下妻駅行です。
先客が2人いましたが、ここのバス停で降りてしまい下妻駅まで自分一人の貸切状態でした。

しもつま温泉 ビアスパークしもつま 宿・ホテル

下妻駅から一気にワープしてここは関東鉄道竜ヶ崎線の佐貫駅です。

関東鉄道には同じ茨城県内にもう一路線あり、それが佐貫駅から竜ヶ崎駅を結ぶ竜ヶ崎線です。
常総線の乗りつぶしのついでに竜ヶ崎線の乗りつぶしもしてしまいます。

龍ケ崎市駅 駅

関東鉄道竜ヶ崎線を走る車両はわずか3編成しか在籍していません。
この日はキハ2000形2002号「まいりゅう号」が運用に就いていました。

14:50発竜ヶ崎行（列車番号：41）

龍ケ崎市駅 駅

車内のつり革には竜ヶ崎名物のコロッケがくっついています。

龍ケ崎市駅 駅

竜ヶ崎駅に到着しました。
これで竜ヶ崎線も乗りつぶし完了です。

竜ケ崎駅 駅

駅の外から「まいりゅう号」を撮影。
「まいりゅう」は龍ケ崎市のマスコットキャラクターです。

竜ケ崎駅 駅

駅のすぐ近くにキハ2000形2101号が留置されていました。
しばらくするとドアが全開になり、車内で職員の方が作業されていました。

竜ケ崎駅 駅

竜ヶ崎線の最古参車両、キハ532形です。
土曜日の日中はこの車両が担当し、途中でキハ2000形とバトンタッチして入庫する運用だそうです。
この日は日曜日だったため運用には就いていませんでした。
（注：関東鉄道ホームページにキハ532形は当面の間不定期での運用と発表されています）

この後、再びに竜ヶ崎線に乗って佐貫駅に戻り、JR常磐線に乗って自宅に帰りました。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございましたm(__)m

竜ケ崎駅 駅