スペイサイドとハイランドを巡る鉄道旅(③：グラスゴー・Avanti West Coast)

2022/02/26 - 2022/02/27

年休消化のために3泊4日で行ってみたかったスペイサイドの地へ。寝台車であるカレドニアンスリーパーで行き、特急列車で帰るプランを選択。
フォートウィリアムを経由し、2度目のグレンコー渓谷の絶景を楽しんだ後はグラスゴーへ。気になるレストランでのディナーを楽しんだ翌日は、Avantiの特急列車でロンドンに帰還。

エリア グラスゴー(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アーカート城から車で1時間半ほどで3年前にも来たフォートウィリアムに到着。
ちょうどランチタイムだったので、3年前は行きそびれていたNevis Bakeryへ。

小さい店だがショートブレッドが人気で、ロンドンの有名デパートSelfridgesでも扱われている。
という事で、土産にショートブレッド等を物色。

Nevis Bakeryではパイも色々売られていたのでステーキパイをランチ用に購入。
雨模様だったので車内で頂く。運良く焼き立てにありつけたのでアツアツ＆具の牛肉もゴロゴロで大変美味。

ランチ後はドライブ再開。フォートウィリアムからグラスゴーに向かうグレンコー渓谷は3年前も通った道だが、冬の風景も見たいなという事で再訪。

グレンコー 山・渓谷

途中停車しては、雪が被った山々が織りなす絶景を撮影しながらグラスゴーへ。

グレンコー 山・渓谷

フォートウィリアムから3時間ほどでグラスゴーに到着。レンタカーを返却してホテルにチェックイン。
泊まったホテルはBabbity Bowster。ホテルと言うかパブの上層階をホテルに改装した感じの宿。最後は利便性とコスパだけを重視。

ディナーはUbiquitous Chipという、グラスゴーでは有名な店。
週末は混雑するだろうという事で、予約を入れたうえで訪問。

アビクイトゥウス・チップ 地元の料理

地上階のレストランの方は予約の時点で一杯だったので、Upstairs Brasserieという上階にある方を予約。階上からは綺麗な装飾の店内を見渡せる。

アビクイトゥウス・チップ 地元の料理

ルバーブのカクテルと一緒にスターターで牡蠣の天ぷらを頂く。
3つ頼んだが、旨すぎてあっという間に完食。もっと頼んでおけば良かった。。。

アビクイトゥウス・チップ 地元の料理

メインにはこの店名物のハギスを。比較しちゃ悪いが寝台車のハギスよりも大変美味。たっぷり頂いてほろ酔い気味で地下鉄乗ってホテルへ帰って就寝。。。

アビクイトゥウス・チップ 地元の料理

翌朝はBabbity Bowsterのパブで軽めの朝食を頂く。フルーツジュースにペイストリーやヨーグルトとコーヒー位だが充分満足。

朝食後は出発までの間、街歩きなど。
まずはホテルの近くにあるグラスゴー大聖堂。

グラスゴー大聖堂 寺院・教会

なかなか厳かな佇まい。中は日曜のミサの最中だったので撮影は自重。

グラスゴー大聖堂 寺院・教会

また街歩き再開。至る所にストリートアートがあるが、どれもクオリティが高い。

こちらはグラスゴー現代美術館。中は時間も無く外観のみ。

その前にある銅像はウェリントン公爵像。カラーコーン被らされているのはイタズラで始まったらしい。

ただ、そのイタズラも40年ほど続いて、今ではグラスゴーのシンボル的な扱いになり、こんな感じで広告でも使われている。

1,2時間ほどで街歩きを切り上げてホテルに戻ってチェックアウトし、特急列車の乗車待ち。帰りも1等車予約したのでラウンジ利用可能の筈だが、クローズしてたのでベンチで待つ事に。

グラスゴー セントラル駅 駅

乗車する列車はAVANTI WEST COAST。以前はVirgin Trainsが運行していた路線だが、トレニタリアの資本が入ったこの会社に2019年に切り替わったらしい。

グラスゴー セントラル駅 駅

1等車は2+1席の配置になっている。日曜日の今日は乗客も大量だったので、ゆったりとした一人席を選択。

出発して間もなくドリンクサービスが。そして、本日のメニューを置いてくれた。
なんと飲み物はおろか、様々な食事もチケット代に含まれている。

という事で遠慮なくアフタヌーンティーをランチ代わりにオーダー。
旅行中見れてなかったテレビ番組消化しながら、美味しく頂く。

車窓からはイングランドの大地が。200km/hほどの速度で南下してロンドン・ユーストン駅まで4時間半ほどで到着。
一度乗ってみたかったカレドニアンスリーパーを体験し、スペイサイドの蒸留所も見る事が出来、大満足の旅となった。
そろそろUKを脱出して、他の国にも行きたいなぁ。。。