磨崖仏と滝畑ダム

2022/03/12 - 2022/03/12

先日NHK関西ローカルの番組で滝畑ダムが取り上げられていました。

磨崖仏に心惹かれて訪れることに・・。

自家用車でのお出かけもあと何年？

崖中腹部(地上約20m)の岩肌に地蔵菩薩像の彫り物(磨崖仏)があります。

大正末期から六年あまりをかけて、河内長野市在住の故夏目庄吉氏が、ただ一人で彫り上げたものです。

エリア 河内長野(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

カーナビを滝畑ダム管理事務所に設定しました。

駐車場は20台分くらい。ここを起点に登山する人もいました。
サイクリングの男性も複数見ました。

駐車場の前に建設の碑がありました。

ここでベンチに座ってお弁当を食べました。

そこから見えたダム湖の風景です。

ズームインした風景。

お弁当の場所から先に進みましょう。

40数年前にできたダムなんですね。

おや、先客がいます。

このあたりにお目当ての磨崖仏が・・

ズームインしてもなかなか見つからない。

助っ人を発見。

助かります！

磨崖仏と観音菩薩。

磨崖仏は見つけやすかったです。

でも観音菩薩は？

少し赤い岩が見つけるポイントです。

教えてもらわないと分からない、双眼鏡が必要です。

せっかくだから湖畔を歩きましょう。

少し進んで振り返るとダムの管理棟（駐車場のあるところ）と・・

ダムらしい風景が見えました。

さらに進むと神社もありました。

龍口明神。

縁起碑。

今回唯一見られた花ですが、桜が咲くのももうすぐでしょう。

そのときは駐車スペース確保が困難になるかも。

大正時代、高野山へと通じていた付近の山道は非常に険しく、たくさんの方が命を落とされたのだとか。

その悲劇に心を痛めたのが、当時の郵便局長であった夏目庄吉氏。

道中の安全と亡くなられた方の鎮魂のため、6年の歳月を経てこの磨崖仏を作り上げたのです。

足場を組んで製作に取り組むモノクロ写真を番組で見ました。